写真撮影



ツーリング時の走行写真撮影 マル秘テク


皆さんは ツーリングに行った時、友達の走行時の写真を撮った事が有りますか?

格好良い一枚が撮れましたか。

なかなか気に入った物が撮れないでしょう。

走りながらの撮影じゃ ファインダーやビュースクリーンを確認出来ませんもんね。

ハッキリ言って ブラインドシャッターしか無いんです。



ヒデ親爺は その昔 写真の学校を卒業しました。

そこで学んだ 極一部ですが テクニックを紹介します。



まず始めに 自分の使っているカメラのレンズの特性を しっかり認識して下さい。

ズームを一番広角にした時と 望遠にした時に いったいどの位の範囲が撮影されるのか。

これが解っていないと 何枚撮っても 全てフレームアウトばっかりに為ってしまいます。

フレームアウトしたくなければ 一番広角側で とりあえず撮った後 デジタルトリミングして

不要な部分をカットすれば "それらしい"一枚に仕上がります。

でも、拡大されるとバレバレですね!

画面がモザイクに成っているでしょう。

こう成らない為には?  トリミングをしなくても使える写真を常に撮る事!

出来ますか?


イキナリですが とっても難しいテクニックです。

皆さんが御持ちのカメラを 自分の目線の位置で水平に構えた時 地平線は画角の中の上下バランスで

どの位置に来ますか?

御勉強をした 私なら ファインダーも ビュースクリーンも見ずに カメラの底面の向きで "下場"

(画面内の地平線)の位置が解ります。

どんな形のカメラでも 三脚に据え付ける底面は 平らで レンズの軸に対して 必ず平行なんです。


この底面の向きが 地面と どの様に為っているかを"意識"するんです。 


これは、数多く撮影して体に叩き込むしか方法が無いんですけど カメラの底面という ヒントだけでも

理解頂ければ 格段の進歩になります。

下場が解れば 上場も解りますね。

その中に被写体が入る様にすれば それだけで格好良い一枚の出来上がり!


左右のバランスと映り込み迄 考えれば もう プロ級の腕前です。


ズームは広角側が簡単です。

広角にすると 被写界深度(ピントの合う深さ)が深く成り どこでもピントが合った写真が撮れます。

その代わりに 友達(被写体)には 出来るだけ近付いてもらいましょう。

離れていると 豆粒にしか写りません。

シャッタースピードがマニュアルで固定できるカメラなら なるべく速いシャッタースピードに設定して下さい。

ブレを抑える事が出来ます。

これだけで トッテオキの一枚の出来上がり。



更に その上を目指すなら ズームを望遠にしシャッタースピードを遅くして撮影にチャレンジして下さい。

ピントの合う位置の基本は ライダーの "目" です。

ここにバッチリ ピントが合い余分な景色が入らず 景色が流れる(速度感有る)様な一枚が撮れたら

雑誌にでも投稿して 大賞を貰える傑作に成るはずです。



基本のオサライ

ブラインドシャッターで構図を作る基本は "カメラの底面"

これしか無い!!

解ったかな~?



でも、デジカメって難しい!  いつ シャッターが切れるのか 解らない。

1000分の1秒でタイミングの訓練をした者には あのタイムラグが 我慢出来ない。

便利な機能が テクニックの邪魔をする。  格好良い事並べ過ぎたかな?



走りながらの撮影は ホント危険だよ!  カメラに気が行き過ぎて 前を忘れてしまう。

片手運転だしね。  

くれぐれも 言っとくけど 

友達の写真を撮りに行って 自分の葬式写真を用意するなんて事 絶対に無いようにね!!



後退









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