おいしい 千葉 ~ponの食べある記~

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2007.04.28
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カテゴリ: 千葉市


ホテルオークラ千葉のレストラン「セブンシーズ」で、期間限定のオーダーバイキングをやるという。ここでは、この2月に中華のオーダーブッフェ、3月に和食のほうを実施していた。それが今回は、和洋中すべてを揃えるという。(また食べホかい)やや自嘲気味な気分ではあったが、食欲の本心のほうはすでにクラウチングスタイル状態で、当日を迎えていた。

中華のときは130種、和食のときは120種。今回はそのときよりややプライスを下げていたので、メニュー的にはかなりスケールダウンすると予想して来たのだが。テーブルにつきメニューをながめてみると、みごとに粉砕された。

前菜22、スープ18、魚料理21、肉料理20、食事物28、甘味15、と総勢125種にもおよぶ。たしかに、トリュフ・フォアグラ・伊勢海老・とろ・うに等の食材は入っていないが、それでも北京ダックや鮑の料理などが華麗にメンバーに連なっている。

とりあえず、前菜・スープから頼む。小海老のカクテル仕立てに釜焼きチャーシューにふかひれスープ、まぐろの刺身をファーストオーダーする。

グラスに品よく盛られた小海老のカクテルは、クシ型レモンをふりかけ、ケチャップとからめていただく。酸味がほどよく、あっさりした軽やかな味わい。プリプリなのはいうまでもない。

焼豚は、脂身を混在させないクラシックタイプ。周縁を桃紅色に染めあげてある。味わいはいかにもオーセンティックで、繊維の細やかな通り具合を口の中で再確認させられるような塩梅。かみ切るのに、すこし歯の力を必要とする。

ふかひれスープは、蟹の卵が入っていた。その黄土系の色あいが、いやが上にも食欲をそそる。実際、適度なとろみがあって最高にクリーミー。脳髄の奥のほうにストレートに響くような、独特の濃密な味わいを実現していた。

それからは、コースの順番に沿いながら、和洋中混在で注文していく。だいたい1オーダーで、4品か5品というところ。肉・魚でかなり立ち止まる。

その中で、ビーフシチューは白眉中の白眉だった。ていねいなローストとそのあとの仕事ぶりが、その超濃厚ブラウンの表面を見ただけで、感知できる。肉塊の上部を、スプーンで少し押して遊ぶと、容易に横くずれして、繊維の縦筋が細密に表出してくる。

(濃)や(密)という文字が、どうしても頭に思い浮かんでしまう。濃厚で濃密で細密至極。どこにもスキがない。ゆるみがない。シチューという言葉では、もう追いつかない。より高純度に、より高濃度化された(肉野菜を最高度に駆使した)エキスそのものという感じがしてくる。

海老のさんが揚げ、あわびのオイスターソース、ミックスサラダ、穴子ざく、北京ダック、海老蒸し餃子、天ぷら盛り、刺身盛り、牛ロースステーキなどを頼む。

かに爪のフライは、今回のMIP候補筆頭かも知れなかった。このメニューも、今まで数多のレストランで食べてきているはずだが。こんなに肉づきがよい、こんもりした奴を見たのは初めてだ。

オーダーなので熱々なのは承知の上だが。食べてみると本当に熱かった。口にしながらもすぐに離して、また食らいつく。ハフハフしてしまう。それでもカニ身だけに、ホクホクしながら容易に噛みちぎれる。荷重があるので、箸の反対に左手指をチョンと添える。そのうち箸も置いて、双方とも指で支えて持つようになった。口の前の小さなゾーンだけだが、そこだけで、ぐるりグリルのように小回転させて食らいつく。

セブンシーズ カニ爪フライ
セブンシーズ デザート


これはもうカニ爪フライではなかった。格好だけはそのように整えているが、実際はスペアリブに他ならなかった。食べ方といい。透過性の軟骨から身がはがれるときの身離れ具合といい。それ以外の何物でもない。

食事系は、握り寿司と五目炒飯をいただいた。さすがにこういう場で、パンを注文する気にはなれない。パン食べ放題のレストランだと、あれほど有難がって食べるのだが。他の主食系があるときは、やはりパン以外の(色物)のほうに気持ちが流れてしまった。

デザートを、盛合せの形にして頼む。これも、メインの何品かをやめてもよかったかと思えるような出色の出来ばえだった。シチューのときと同じで、(濃)や(密)という文字が思い浮かんでしまう。

今回の成果としては、総計30品目、36品。ギャル曽根とは違って、大食いするためにここに来ているわけではないので、総計金額の項は省略しよう。対価の何倍かは食べたことだけは間違いない。最高に満喫した。

和洋中をメインダイニング1箇所で供出するというこの店ならではの今回の企画。品数豊富で制限時間も設けられてない。これは疑いもなく「キング・オブ・バイキング」。ブッフェもいよいよこういう段階まで来たかと、改めて感慨にふけてしまう一日だった。

レストラン「セブンシーズ」
住  所: 千葉市中央区中央港1-13-3
アクセス:千葉ポートタワー通り ホテルオークラ千葉1F P(多数)     
電話番号:043-248-1128
営業時間:9:00-22:00(LO21:30)
イベント:和洋中フリーオーダーバイキング(2007年4月28日~5月6日)
定  休:無休
客  席:約30卓(可変)
利用種別:個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/
メニュー:和洋中フリーオーダーバイキング(開催時間は17:00~21:30)
     大人5250/小学生2100/4、5歳1050/
     (全てサービス料別途)
評  価:☆☆☆☆☆
    (味5/量5/サービス4.5/雰囲気4.5/CP5/駐車場5)





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Last updated  2007.04.30 18:38:11
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