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茶色で長い線香がたなびく道教のお寺は赤、緑、黄色の原色がふんだんに使われている。仏様は布袋様のような感じで、極楽浄土、桃源郷を求める願いに溢れている。柱は一刀彫で継ぎ足しはない。故宮でも大理石や象牙の巧みな一刀彫を見たが、決して継ぎ足さないワザは見事としかいいようがない。
老先生の篆刻の石の装飾などもまた一刀彫。透かし彫りの壁や戸。彼らにとってお茶の子サイサイであろう。
地元の老人が杖をつきながら狭い回廊を上ってきた。願いがかなうといいね。
午前中だというのに日差しが燦々と輝き、ああここは南国なんだと改めて思う。
「そうですね、仏教40%、道教30%ですね」とガイド嬢。