PR
2022年1/26時点の積雪深は札幌と岩見沢でほぼ同じですが、累積降雪量は昨冬と比べ札幌で増加、岩見沢で激減。地域限定のシーソー現象となっています。直線距離でわずか40kmですが雪事情は興味深い違いがあります。
札幌 岩見沢
積雪 82cm 84cm 1/26
累積降雪量
260cm 379cm
昨冬 206cm 680cm ~1/31まで
昨冬比 126% 56%
平年値 280cm 680cm ~1/31まで
平年比 93% 83%
札幌は記録的な少なさだった昨冬(観測史上3番目の少雪)と比べると約1.3倍。一方、岩見沢はおよそ半分。平年との比較ではどちらも少雪傾向です。以上は冬の前半、折り返し現況。
●北西風
なお季節風との関係では札幌は12月末からドカ雪が度々ありましたが、今冬12月、1月の最多風向は北西でほぼ平年通りの季節風。この北西風が石狩平野に流れ込みました。石狩湾に発生する小低気圧とそれによってもたらされるタラコ雲が道央圏に流れ込むパターンが続き、札幌の大雪となりました。
昨冬1月、札幌の最多風向はなんと南南東で、タラコ雲が少なかったことが記録的な少雪になりました。
札幌 北西風➡大雪
石狩平野にそって北広島や千歳まで流れ込む。
●南南東
一方、岩見沢の卓越風は冬季11月~2月まで南南東です。平年も昨冬も今冬もだいたい南南東。
摩擦のない上空の雲はおおむね西~北の方から流れ込みます。衛星画像で見る雲はすべて上空の、摩擦のない雲の流れを見ています。ところが 地表付近では摩擦のため上陸後、 左 にそれます。また石狩平野の走向に沿うように内陸に入った雪雲は 夕張山地にブロック されて北上。 上層から流れ込んできた北西or西風と地表付近の南南東の風が再び遭遇し衝突すると北上組と南下組の気流の性質が異なるため、局地的に対流が活発になります。そのとき岩見沢で大雪!
北西風は江別、北広島方面へタラコ雲が流れますが、西よりの風のときは新篠津や岩見沢方面へ曲がって北上(地表風は南南東)。岩見沢で大雪となるメカニズムの概要です。
岩見沢 地表風 おおむね 南南東
←冬の季節風
札幌で北西風➡岩見沢は少雪
札幌で西風➡岩見沢は大雪
東京は連日雨雨雨・・・太陽が消えた!異… 2026年10月01日
10分間降水量の歴代1位は北海道のあの町 2026年09月30日
札幌で道路の冠水 原因は10分間で猛烈… 2026年09月29日