
単なるテニスの映画というわけではなく、ラブストーリーでもあり、人間関係も描かれています。ボビー・リッグスとその奥さん、ビリー・ジーンとその旦那さん、そして恋人などがそうですね。その他にも男女差別など多くの要素や多層的なテーマがあります。
この男女決戦が行われた時、私達はすでに生まれていましたが、この試合だけでは映画を作る気にはなりませんでした。私達にとって初めてのスポーツ映画になりましたが、そんな映画を撮ろうとは夢にも思っていなかったのです。私達の興味を引いたのは試合以外の話、特に結婚していたビリー・ジーンが目覚め、自分について知り、試合に至るプレッシャーの中で初めて女性と関係する話です。そうした試合以外の様々な興味深い話や観点が、私達を映画製作に駆りたてました。
実際のボビーも、全く憎めないんですよ。とても人を楽しませることに長けていて、調べれば調べるほどに魅力的に感じました。その人柄を最大限に捉えようと、演出では努力しましたね。(ヴァレリー・ファリス監督)
スポーツ映画の中にふたつのラブ・ストーリーとともに政治的な観点もあることが気に入っています。(ジョナサン・デイトン監督)
https://cinema.ne.jp/recommend/battleofthesexes2018070606/
https://www.theyoungfolks.com/film/109919/interview-valerie-faris-and-jonathan-dayton/
1970年代の映像に見せることに、監督の2人はこだわっていた。物語を支えるための工夫としては、1970年代以降のビンテージ分析を参考にしたよ。そして、女性は未来志向、男性は過去志向と決めて、登場人物の顔の向きでそれを表現した。女性は未来を示す右を向き、男性は左を向いている。(リヌス・サンドグレン撮影監督)
https://eiga.com/news/20180614/3/










「フリーソロ」(2018年) 2020年09月15日
「初恋のきた道」(1999年、中国) 2020年08月04日
「恋する惑星」(1994年、香港) 2020年04月05日
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