PR
taguponjp
２００５年３月生まれの秋田犬ユキと、１９９５年生まれのへなちょこローラーフィギュアスケーターかきっちょの母のブログです。
Calendar
Category
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2025.06
2025.05
2025.04
Comments
２００７年５月１３日ダンナが脳出血で倒れました。
命は助かりましたが、重い後遺症が残り
左上肢、左下肢とも機能全廃の身体障害に加え、
高次脳機能障害というやっかいな障害も抱えて生きて行くことになりました。
リハビリの為に７ヵ月半を３か所の病院で過ごした後
２００７年の暮れになんとか退院し
（というか、もうこんなもんでしょうって感じで帰らされ）在宅復帰。
４か月の自宅療養のあと、
２００８年４月、身体障害者更生施設「自立生活訓練センター」に入所、
１年間生活全般について訓練を受けました。
その後２００９年４月、今度は兵庫県立障害者高等技術専門学院に入学。
敷地内の学生寮で１年間を過ごして２０１０年３月自宅に帰りました。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
このブログは、もともと私の宝物の娘と犬について
だらだらと書き綴るつもりで始めたものでしたが、
こんな事情でそれどころではなくなったために
タイトルとは全くそぐわないブログになってしまっています。
検索でたどり着いた方、ごめんなさい。
命は助かりましたが、重い後遺症が残り
左上肢、左下肢とも機能全廃の身体障害に加え、
高次脳機能障害というやっかいな障害も抱えて生きて行くことになりました。
リハビリの為に７ヵ月半を３か所の病院で過ごした後
２００７年の暮れになんとか退院し
（というか、もうこんなもんでしょうって感じで帰らされ）在宅復帰。
４か月の自宅療養のあと、
２００８年４月、身体障害者更生施設「自立生活訓練センター」に入所、
１年間生活全般について訓練を受けました。
その後２００９年４月、今度は兵庫県立障害者高等技術専門学院に入学。
敷地内の学生寮で１年間を過ごして２０１０年３月自宅に帰りました。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
このブログは、もともと私の宝物の娘と犬について
だらだらと書き綴るつもりで始めたものでしたが、
こんな事情でそれどころではなくなったために
タイトルとは全くそぐわないブログになってしまっています。
検索でたどり着いた方、ごめんなさい。
2012.09.16
テーマ： フィギュアスケート
カテゴリ： 日々のつぶやき
書くのを忘れていました。
ちょうど私が離婚したのとも同時期でした。
理由はいろいろありました。
まずは練習環境の悪さ。
ホームリンクは夜は営業していないので週末しか練習できず、
狭いリンクで一般客を避けながらの練習は限界が来ていたこと。
屋外リンクなので雨が降れば練習不可能。客が多くても練習不可能。
つまり月に5～6回もまともな練習できない状態で数年やっていたんですね。
そしてやはり大きかったのは経済的な面。
ダンナが倒れてからほんとにきつかったけど無理やり続けていました。
だって、ずっといろんなことを我慢させてやってきて
やっと国際大会に出られるようになったのに
「お金がないから国際大会はあきらめて」なんてかわいそうで言えないでしょ。
アジア大会に2回、世界選手権に1回行ったけど
とにかく節約節約でまさに貧乏旅行でした。
ドイツまで行って、ホテルの部屋でスーパーで買った即席パスタ食べてたもの。
国内の試合だって近くでは開催されないからしんどかった。
エントリーフィー、交通費、宿泊費、職場へのお土産代、衣装代…
外食なんてもってのほか。
今から思えば1回ぐらいホテルの朝食食べさせてやればよかったな。
離婚したことでダンナの障害年金がなくなってしまって
正直我が家の経済状態はさらに悪化しました。
そのことは多分娘も知っていたのだと思います。
娘の方から「スケートをやめたい」って言ってきました。
入学してみたら想像以上にハードだったこと。
宿題は半端ないし、教科書のレベルが異様に高い。
授業のスピードがめちゃめちゃ速いから予習しないとついていけない。
これでスケートを続けてもどっちつかずになるなと思いました。
それでも経済的に余裕があれば、つまり私があくせく働かなくても食べていけるのなら私が全力でサポートしてやることで乗り切れる部分もあったかもしれません。
けどそれはまったく無理な話でした。
結局はお金の問題だったってことです。
練習環境の問題だって、お金があれば留学させてやることもできたはずで。
でも実際は普段の練習の送り迎えさえ十分にしてやれず、
車でも片道30分かかる距離を自転車で通わせてしまっていたんです。
あんなに本人は頑張っていたのに、親のせいで続けさせてやれなかった。
申し訳ないし、悔しいです。
スケートを離れて1年半たつけど
いまだにあまり触れたくありません。
家でもスケートの話はほとんどしません。
ほんとはお世話になった方々にご挨拶をしに行かなければいけないのですが
やはりつらくて、試合会場になんか行ったら泣いてしまいそうで
いまだに行けていません。
私が仕事で土日の連休を取れなくなったという理由も、実はありますが…
スケートではいろんな経験させてもらって、
素晴らしい出会いもたくさんあったからあれはあれでよかったんだと思います。
が、納得できるまでやらせてやれなかったのはやっぱりつらいです。
娘は今高2です。
大学は奨学金を使わずに行かせてやりたい。
そのために3か月前、同じ会社ですがきつい職種に変わりました。
娘への償いのつもりで頑張ります。
ちょうど私が離婚したのとも同時期でした。
理由はいろいろありました。
まずは練習環境の悪さ。
ホームリンクは夜は営業していないので週末しか練習できず、
狭いリンクで一般客を避けながらの練習は限界が来ていたこと。
屋外リンクなので雨が降れば練習不可能。客が多くても練習不可能。
つまり月に5～6回もまともな練習できない状態で数年やっていたんですね。
そしてやはり大きかったのは経済的な面。
ダンナが倒れてからほんとにきつかったけど無理やり続けていました。
だって、ずっといろんなことを我慢させてやってきて
やっと国際大会に出られるようになったのに
「お金がないから国際大会はあきらめて」なんてかわいそうで言えないでしょ。
アジア大会に2回、世界選手権に1回行ったけど
とにかく節約節約でまさに貧乏旅行でした。
ドイツまで行って、ホテルの部屋でスーパーで買った即席パスタ食べてたもの。
国内の試合だって近くでは開催されないからしんどかった。
エントリーフィー、交通費、宿泊費、職場へのお土産代、衣装代…
外食なんてもってのほか。
今から思えば1回ぐらいホテルの朝食食べさせてやればよかったな。
離婚したことでダンナの障害年金がなくなってしまって
正直我が家の経済状態はさらに悪化しました。
そのことは多分娘も知っていたのだと思います。
娘の方から「スケートをやめたい」って言ってきました。
入学してみたら想像以上にハードだったこと。
宿題は半端ないし、教科書のレベルが異様に高い。
授業のスピードがめちゃめちゃ速いから予習しないとついていけない。
これでスケートを続けてもどっちつかずになるなと思いました。
それでも経済的に余裕があれば、つまり私があくせく働かなくても食べていけるのなら私が全力でサポートしてやることで乗り切れる部分もあったかもしれません。
けどそれはまったく無理な話でした。
結局はお金の問題だったってことです。
練習環境の問題だって、お金があれば留学させてやることもできたはずで。
でも実際は普段の練習の送り迎えさえ十分にしてやれず、
車でも片道30分かかる距離を自転車で通わせてしまっていたんです。
あんなに本人は頑張っていたのに、親のせいで続けさせてやれなかった。
申し訳ないし、悔しいです。
スケートを離れて1年半たつけど
いまだにあまり触れたくありません。
家でもスケートの話はほとんどしません。
ほんとはお世話になった方々にご挨拶をしに行かなければいけないのですが
やはりつらくて、試合会場になんか行ったら泣いてしまいそうで
いまだに行けていません。
私が仕事で土日の連休を取れなくなったという理由も、実はありますが…
スケートではいろんな経験させてもらって、
素晴らしい出会いもたくさんあったからあれはあれでよかったんだと思います。
が、納得できるまでやらせてやれなかったのはやっぱりつらいです。
娘は今高2です。
大学は奨学金を使わずに行かせてやりたい。
そのために3か月前、同じ会社ですがきつい職種に変わりました。
娘への償いのつもりで頑張ります。
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
© Rakuten Group, Inc.
