恩田陸/「光の帝国」

「光の帝国」恩田 陸


たまたま本屋さんで手にとったんですけど、面白い!
なんと言っても、魅力はその文体とテンポ。
すっと入ってくるような言葉、話の構成の面白さ。
映像のようにシーンが浮かんでくるんですよ。
『うーん、これは久々の当たりだ!!』と思わずうなってしまいました。
なんとなく、宮部みゆきを思い出すような、インパクトの強い、特有の異次元空間に迷い込んだようなあの浮遊感と後口(なんか食べ物みたいだな(笑))・・・。
そして、本当に、泣けます。
戦争に対するやるせなさ、怒り、悲しみ…。
それでもなお光を失わない、『光の帝国』。

本当に、シーンがフラッシュバックするような、そんな本が読みたいたい時にオススメです。






top羽緑
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