柳原 望・とりかえ風花伝 他

柳原 望


絵が綺麗。
特にカラーはとっても美しい♪
それぞれ全く違った設定と作品群ですが、
共通しているのが、台詞の良さ。
心に残る、やさしく響いていく言の葉たち。
人を信じる事、優しさ、何か心の中できらめいているもの。
そういったものを大切に描いていると思います。




「とりかえ風花伝」 全3巻 
ちょっとファンタジー入り時代モノロマンス♪
本領発揮って感じですね。
題名の通りのお話です。
読めば意味が分かります。
「お伽話を語ろう」収録の「山の貴族」と、
「そうしてお伽話になる」収録の「2度目のゆびきりは永遠」
をちょっぴり思い出したりして。
イイです。好き~♪


「まるいち的風景」 1~4巻 
近未来的家庭型ロボットを軸にした話。
つながっているんですが、ちょっと短編仕立て。
一つ一つのお話が結構バラエティに富んでいてグッド。
ロボットを軸にしているはずなのに、何故か人間の心を揺さぶる。
『まるいち』も可愛い・可愛くない、なんとも言えないラブリーさです(笑)。


「一清&千沙シリーズ」
・お伽話を語ろう
・そうしてお伽話になる
・わがまま姫の反乱
・お日さまとお月さま
・1/10のないしょ話
・お伽話がきこえる 全3巻
で構成されています。

お伽話的・時代物ファンタジー。
結構泣けるけどテンポのいい、時代物。
言葉が結構胸に残る。台詞がいい。
個人的には「お日さまとお月さま」が好きかなー。
『好きな人が出来ると世界は自分のものじゃないことに気付くんだ』
この台詞を最近かみ締めてます。
すっごく絵が綺麗。


「時間旋律」
その名の示すもの。タイムパラドックス。
繰り返し繰り返し、振り子のように、さざ波のように、
寄せては返す想い。
かなりイイです。
絶妙というか。
まるで寄木細工のように、精緻に組み合わさった過去と現在。
一番初めに読むのにオススメの作品ですね。


「ネットワーク・ポプリ」
近未来のIT時代の話。
結構好きだったりするが、内容はわりとうすい。
けど、若いなーというか、かわいいなぁと思ってしまう作品です。


「コントラクト・キラー」
イギリスが舞台?
ちょっと今までと毛色が違います。
お人好しと極悪神父の暗殺コンビと、天使?のセラフィナを軸にしたお話。
でも、オチが結構好きかも(笑)。


「くだんからの伝言」
ローカルラジオ局を軸に展開していくんですが、
これまた毛色が違う作品。
なんか切ないというか、やるせない気持ちになります。
『くだん』というのは、牛の頭をした預言をする空想上の妖怪。
ラストがまた、かなり切ないです(泣)。


「さんさんさん」 全2巻
ほのぼの新婚さん奮闘記&大正ろまんす~(笑)。
パン屋さんをしようと頑張る、お呑気若夫婦を軸に展開。
それぞれが何かを背負って動くんだけど、なかなか努力が実らない。
お互いを思って、だけどすれ違って。
そんなすれ違いがちょっと切なかったりもするけれど、
それすらも無駄じゃないって思わせてくれる作品。
ちょっとほわっとした主人公が、なんとも言えずGood。


「お天気の巫女」
ちょっとファンタジーが入ったほのぼのもの。
大好き!です。
またいい台詞がでてるんですよ~。
「まるいち」が好きな人には一押しです。
雰囲気がにじみ出てます。
恋話よ~♪
ほのぼの☆ろまんすですな。
ラストのオチがまた (>▽<)b


「キッズトーク」
また洋モノです。
ちぐはぐラブコメ(笑)?
うーん、この人にはファンタジーかちょい時代物の方が合ってる気が…(^^;)
けど、流石と言いましょうが、結構いい台詞も、心に残る場面もあります。
ハッピーエンドがいいですね♪




top羽ピンク
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