>原作とぜんぜん違って

そうなんですか。
「薔薇の名前」は中世の雰囲気だけとってもても十分見応えあって、しかも配役もとても良かったですね。
「ダ・ヴィンチ・コード」も別物としてあり~と思えたら少しは一般の映画評価も良くなるのかもしれませんね。
(2006.06.29 00:30:29)

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2006.06.27
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カテゴリ: アメリカ映画


ルーヴル美術館での殺人事件を発端に、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画に隠された暗号を解き明かし、事件の裏に秘められたキリスト教をめぐる人類史上最大の秘密に迫る、ダン・ブラウンの同名ベストセラーを映画化したミステリー大作。



  原作は未読でしたが、映画を観た人からの感想は色々聞いていました。
難しくて分からない部分もある~とのことでちょっと身構えていたのですが、意外にもすんなりと楽しめて安心しました。

ダ・ヴィンチの名画に隠された暗号とは・・ なんて言われると、それがいくら仮説であっても、興味が湧いて知りたくなってしまいます。
ポスターや本には『モナリザ』が使われていますが、秘密があるのは『最後の晩餐』だったのですね!

THE DA VINCI CODE


  ルーヴル美術館で館長のソニエールが殺害される。遺体は奇妙なポーズをとり、傍には暗号が残されていた。犯人だと誤認され、司法警察のファーシュ警部(ジャン・レノ)に追われる大学教授のラングドンは、彼を助けた暗号解読官ソフィー・ヌヴーの力を借りて、大きな陰謀と謎に挑んでいくのだった…。

THE DA VINCI CODE


  2時間半、サスペンスの勢いが止まらずに展開されるのは巧いと思います。
きっちりちゃんとしてるイメージのロン・ハワードらしい。
たいした中だるみもせず、次々と湧き上がる謎と解決とキリスト教の闇と、どれも無難に楽しむことができました。

単純なのでなんでも信じてしまう方だけど、イエスは神ではなく人間だって思っている以上、信じるのは簡単なのかもしれません。

秘密を守り続けてきた血塗られた歴史。
そのスケールの大きさは、宗教と共にある西洋史をも変えてきたという...
魔女狩りについては、本当に信じかけてしまいました。
というか事実なんじゃないだろうか。


映画がこれだけ楽しいなら、原作はどんなに良いんだろう。
是非読みたいと思える作品でした。
でも読んでからなら、こんなに楽しめなかったろう。
機会があれば買ってみようかな。

トム・ハンクスは流石に巧く、オドレイも大きな秘密と運命を抱えた女性を好演していたと思います。
世間の酷評がちょっと意外。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

監督  ロン・ハワード Ron Howard
製作  ブライアン・グレイザー 、ジョン・コーリー
原作  ダン・ブラウン 『ダ・ヴィンチ・コード』
脚本  アキヴァ・ゴールズマン 
撮影  サルヴァトーレ・トチノ 

出演  トム・ハンクス 、オドレイ・トトゥ 、イアン・マッケラン
     アルフレッド・モリナ 、ジャン・レノ 、ポール・ベタニー 
     ジャン=ピエール・マリエール 






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Last updated  2007.08.29 22:11:50
コメント(14) | コメントを書く


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Re:【 ダ・ヴィンチ・コード (THE DA VINCI CODE)】 2006年 アメリカ映画(06/27)  
予告編ですね(笑) (2006.06.27 22:36:10)

アネモネ99さん   
原作を読んだ方には「予告編」なんですってね!
わたしはなかなか楽しめたんですよ~
原作が読みたくなっちゃった。
こういう話が好きなのもあるんでしょうね。 (2006.06.27 22:41:03)

Re:【 ダ・ヴィンチ・コード (THE DA VINCI CODE)】 2006年 アメリカ映画(06/27)  
ヤスカイ  さん
こんばんは。

話題作ですね。
こういう作品はどうしても盛上がっている最中には見ようとしない癖があるんですね。きっと忘れたころに見るんだろうな。『タイタニック』とかもそうでした。

キリスト教そのものについては詳しくはないんですが、その成立過程の歴史については、ローマ史をやっていると必ず出てきますよね。キリスト教を認知させるために必要だった、初期キリスト者たちの策略というか、宣伝というか・・。歴史が降ると、ナチスのホロコーストにもつながる思想が、その成立初期に出来上がっていたようなんですね。
原作、面白そうですね。あ、でも『薔薇の名前』も面倒くさくてやめたんだった・・・。『悪魔の詩』(原作者サルマン・ラシュディは、イランのホメイニから死刑宣告を受けたことで話題になりました)は、あっさりと読めたんですけどね。あれがなぜ死刑なのか理解できませんでした。宗教者じゃないからなあ・・・。 (2006.06.27 23:32:38)

Re:【 ダ・ヴィンチ・コード (THE DA VINCI CODE)】 2006年 アメリカ映画(06/27)  
文途中、魔女狩りについては、いくつかの本を読んだことが有ります。
第二次世界大戦のホロコーストまで、連なっています。
希望して、ドイツ・ローテンブルクの、中世拷問博物館へ行ったことが有るのですが、案内したドイツ人は、随分と嫌がっていました。 (2006.06.27 23:58:57)

ヤスカイさん   
わたしも『薔薇の名前』はすぐやめてしまいました。当時まだ幼かったのでしょうが、映画が素晴らしかったので手にとって...でも難解で。
こちらはきっともっと娯楽作ですよね。
謎解きが楽しいらしいので惹かれます。

話題作ですけど、今頃ーって感じでしょう!(笑)
公開が終わりそうで急いでみました。
ヤスカイさんはローマ史にお詳しいのできっと楽しめるんじゃないかなって思いました。
何も知らないわたしでも興味さえあれば観られました。
(2006.06.28 08:10:36)

なんぜんたろうさん へ  
上でヤスカイさんも仰っていましたね。
ここからホロコーストまで続いてるなんて…そうなんですか。驚きです。
魔女狩りについても色んな本が出ているんですね。
この映画の仮説はあってたんでしょうか。

>中世拷問博物館

怖そう..想像しただけで身震いします。 (2006.06.28 08:15:23)

Re:【 ダ・ヴィンチ・コード (THE DA VINCI CODE)】 2006年 アメリカ映画(06/27)  
tarashi  さん
まず一言、ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」はメタフィクションですので、この本だけでは味わえません。幅広い欧米の歴史・文学・映画の知識が必要です。一般の日本人には(あちらの一般はハイソです)無理です。ただ、「薔薇の名前 百科」みたいな注釈本が何冊か出ています。筋だけだと、記号学者エーコの書いた本の上っ面だけの理解になります。それから、ダ・ヴィンチ・コードには「レンヌ=ル=シャトーの謎―イエスの血脈と聖杯伝説」というトンドモ本が役に立ちます。これをトンデモ本と認めたうえで読むのが正しい読み方です。なぜ、館長の名前がソニエールなのかも、この本を読むとわかります。しっかし、すごいトンデモ本なのに、レンヌ・シャトーは観光客が大勢だそうです。古くは荒俣宏「レックス・ ムンディ 」というSFホラー小説もこのトンデモ本から触発されています。同じ本から「レックス・ムンディ」と「ダ・ヴィンチ・コード」というまったく異なる本ができたところが面白いです。 (2006.06.28 12:53:18)

tarashiさん へ  
「薔薇の名前」を初めて手に取ったのは中学が高校の頃ですけど、そういわれると今でも理解は無理っぽいですね。。
難しすぎて。
原作に比べて映画のできはどうだったんでしょうか。
わたしはこの映画大好きなんですけれど。

「ダ・ヴィンチ・コード」の原作は気が向いたら買って読もうと思います。
「レンヌ=ル=シャトーの謎―イエスの血脈と聖杯伝説」ですね~覚えておきます。 (2006.06.28 14:55:50)

薔薇の名前  
tarashi  さん
映画は映画として大好きです。後楽園で映画をかけていたことがあってそこで観ました。また、LDも持っていて、DVDがイギリスで出たらすぐ購入しました。原作とぜんぜん違って、推理と中世ゴシックとロマンがほどよく入っています。しかも、最後は勧善懲悪になっていて気分もよく、映画としてはあれでいいです。原作とはだいぶ違いますが、気にしてません。ダ・ヴィンチ・コードも映画は映画として観るというのでいいのでは。 (2006.06.28 19:35:43)

tarashiさん   

薔薇の名前  
皆、こちらで盛り上がっているような。
先輩から勧められ、観たいと思っていたのですが、ようやくDVDが手に入りそうで、配達される日をいまかいまかと楽しみにしております。 (2006.06.29 13:51:30)

なんぜんたろうさん   
評判もよく見応えあって、中世の雰囲気を堪能できました。
気に入って何度も観ましたよ。
早く届くと良いですね。
(2006.06.29 15:31:17)

薔薇の名前  
予告編と書いたのは、まだ日記に映画の内容がアップされる前でしたので…。
わたしは映画は観てなくて本で読みました。
本はわたし個人的には、最初のおもしろさに比べると、後半は失速気味なのが気になりました。

「薔薇の名前」は映画で観て、本は読んでません。
映画はクリスチャン・スレイターが好きなので観ました。
クリスチャン・スレイターと女性のからみがドキドキしました(笑)
(2006.06.29 22:58:43)

アネモネ99さん   
予告編はそういうことだったんですか~(笑)
でもほんとにそう言われてるそうですよ。

>映画はクリスチャン・スレイターが好きなので

なんと!
わたしはクリスを好きになるきっかけがこの「薔薇の名前」だったんです。
以来ほとんどの作品を観てます。
中学生のころから好きなので、かなり長いファンですよ~
なんでしょう、どうしようもない私生活など、分かってはいるけどたまらなくツボに入る映画があるんですよね。
アネモネさんもお好きって分かって嬉しいです!
(2006.06.29 23:27:45)

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