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2008.07.20
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カテゴリ: アメリカ映画

探偵に憧れる映写技師のキートンの奮闘を描く。



完成度はそれほど高くないけれど、現代の映画に引き継がれたのだと思うシーンの数々が、驚きの 「アハ!」 体験をさせてくれそうな作品だった。夢と幻想に溢れた物語は、時代を考えるとすごく斬新。編集をうまく使って、ちょっぴり不思議なシチュエーションを見せてくれる。
サイレント特有の音楽も、ひと際粗い画像も、味わい深くて。あと10年もすれば 100年 前の映画となるのだ!

銀幕の中に入るのは、ウディ・アレンが後に『カイロの紫のバラ』で使うことになるファクター。アレンの方は、銀幕のスターがスクリーンから飛び出して・・・という展開だったけれど。同じく不思議な雰囲気のあるまったりとした作品だった。『カイロ~』がやや古風だったのは、この作品に敬意を表していたからかもしれない。

ラストで目が覚めて、名探偵としての活躍がすべて夢だったと知り、がっくり肩を落とすキートン。そこへ娘が飛び込んできて、彼への誤解が解けたことを知る。
改めて求婚する彼の目には、映写機から流れるスクリーンのラブシーン。愛する人をどうやって抱きしめたらいいのか、銀幕からヒントをもらう不器用な能面ツラのキートンが微笑ましい。





製作  ジョセフ・M・シェンク
出演  バスター・キートン  キャサリン・マクガイア  ジョー・キートン

(モノクロ・44分)








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Last updated  2008.07.21 17:02:34
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