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2009.10.17
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カテゴリ: イギリス映画

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 チェ・ゲバラこと、エルネスト・ゲバラ・デ・ラ・セルナは、1952年、親友アルベルトと共に、故郷ブエノスアイレスを後に南米大陸探検の旅に出た。
当時23歳の医学生だった彼が、いかに革命家への道に目覚めたかを、窺い知ることができる、良質な作品でした。
持病の喘息と闘いながら、正義感と冒険心を持って大自然を走り抜けた旅。
南米各国の様々な人々と出会い、人間として成長していく姿は、爽快であり感動的です。

「英雄」というイメージが強い、ゲバラ氏の功績は、じつはあまり知りません。でも、なんとなく好感持っているのはなぜだろう。
この映画がきっかけで、一冊くらい関連本を読んでみたくなりました。チェ・ゲバラのことを、もう少し知りたくなりました。

例えはおかしいけど、ガンジーの偉大さを知った時より、ずっと「すごい人だ」と思っている気がする。
まったく違う国で、違う生き方をしたのだから当然なんだけど、人柄が好きなのかも知れません。自分にとっても英雄のひとりになる予感がする。

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一緒に旅した、年上の友アルベルトとの関係は、かなり素敵です。たまにはぶつかり合っても、信頼し合い、ふざけ合い、共に過酷な旅を続けて、なにかを手にしたふたり。男の友情ってほんとうにいい! そう思わずにいれません。


物語後半、カラカス郊外の村のハンセン病院に、無事に辿りついた後は、そこの専門家とともに患者の治療に全力を注ぐのでしたが・・・。
この旅で手にした真理は、ゲバラをずっとそこに留まらせてはおかないのです。
新しい生き方を、欲する。旅立ちの日の感慨は、彼のその後の運命を知っているからこそ、深く感じ入ることができるのかもしれません。


この映画は、イギリスとアメリカの合作ですが、監督はブラジル出身のウォルター・サレス。ベルリン映画祭でグランプリを受賞した『セントラル・ステーション』が有名でしょうか。
言語は南米ゆえ、スペイン語。主演のガエル・ガルシア・ベルナルはメキシコ人。
製作総指揮にはロバート・レッドフォードもいる! なんとも、インターナショナルな作品なのでした。
友人アルベルト役を演じたロドリゴ・デ・ラ・セルナが、チェ・ゲバラの「はとこ」だというのも、驚きの事実。

先日観た『イントゥ・ザ・ワイルド』も、若くして旅立った青年のお話でしたが、温かい家庭や友の存在が、あるのとないのとじゃ、まったく違う結果となるのでしょう。
もし荒野を目指したクリストファー・マッカンドレスにも、温かい家庭や友があったら、結果はきっと違っていたろうな、、と思うとちょっと切ない気持ちになります。



●   ●   ●   ●



製作総指揮/ ロバート・レッドフォード  ポール・ウェブスター  レベッカ・イェルダム
原作  エルネスト・チェ・ゲバラ  アルベルト・グラナード『モーターサイクル南米旅行日記』
脚本/ ホセ・リベーラ
撮影/ エリック・ゴーティエ
音楽/ グスターボ・サンタオラヤ
出演/ ガエル・ガルシア・ベルナル  ロドリゴ・デ・ラ・セルナ  ミア・マエストロ

(カラー/127分/イギリス=アメリカ合作)






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Last updated  2009.10.18 12:33:11 コメントを書く


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