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2009.12.05
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カテゴリ: オーストリア映画


普段なにげなく口にしている食物が、どのような過程を経て食卓に届くのかを、淡々と見せるだけの作品。なのに、なんともいえない罪悪感とショックでいっぱいになってくる。
説明も、説教くさいナレーションも必要ない。

ただありのまま

それだけなのに。
事実はこうで、だから どうしたい のか、ちょっと考えてしまう作品だ。

inochi-tabekata.jpg


野菜・果物・食塩はともかく、鶏・豚・牛に限っては、少なからず意識して口にするようになると思う。
屠殺の現場は、簡単には記憶から消えないショックなもの。生き物が食べ物に変わる瞬間は、普通に生活していたんでは、一生見ることはなかったはずだ。

賛否両論あるかもしれない、屠殺場で働く人々に対しては、ここではまた別の話。



先日、岩井俊二の『FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA』のことをここに書いたけれど、ナツロウのお気に入りの台詞がある。

「食べて生きる、食べられて死ぬ―――」

真摯な潔い生き様を、一言で感じるこの台詞が好き。
わたしは、ライオンに食べられて死ぬのはイヤだけど(笑)せめて「いただきます」と感謝しながら、必要なぶんだけ食べ、無益な殺生はしないことを、一生守ろうと思う。
地元の新鮮な野菜と果物を、ちゃんと選んで、食べきれずに捨てることを止めよう。




●  ●  ●  ●




編集/ ウォルフガング・ヴィダーホーファー

(カラー/92分/オーストリア=ドイツ合作)







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Last updated  2009.12.08 14:45:23
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