PR
Freepage List
Free Space
Category
Calendar
Comments
「豹を抱くディオニュソス」 「ペプロスを着た女性(ペプロフォロス)」
そこで1500年間、壁のくぼみに飾られたままの姿で眠りについていたのが「ペプロスを着た女性(ペプロフォロス)」。
彫刻は人によって、フェチというか、見どころがあるような気がするのだけれど、どうだろう。
わたしのフェチは 襞
。ひだひだに見惚れてしまう。絵で描くのも難しい。それだからか見事な襞をみるとうっとりする。
それから手足、筋肉のつきよう。この頃になってやっと彫刻のすごさというものが、すこしずつ分ってきた。
こちらは1世紀に作られた首飾りや、ブッラ(右)など。ブッラは、子どもの厄除けのお守りのこと。
ほかにも、ガラスの骨壷や、竿秤、ランプ、サモワール(液体を温める器具)など、身の回の品々が興味深かった。
展示品にはタイトルがあるけれど、いちいち言葉がわからなくて、受け付けでもらった<主要用語解説>が、いまごろ有難い。サモワールをはじめ、角をかたどったリュトンとか、水を入れるシトゥラとか、オイノコエとか、、、帰ってきてから改めてふむふむと読んでいる。
ヴェスヴィオ火山の灰に埋もれていたポンペイの、西の街地区でみつかった、庭園の風景を描いた内壁。(フレスコ)幅3メートルほどの大きさで、実際に見ても色鮮やか。いかに古代ローマ人の心が豊かだったか、感じられるよう。
この壁に囲まれて、噴水などある美しい庭を眺めながら、寝そべって食事とは・・・・
すてき・・・・・。
悲劇の街ポンペイ
と題されていた、この展覧会。 最近、なにかのドキュメンタリー番組で見た、火山で被災した人間の石膏像が、この度、札幌に来ると思い違いしていたわたし。
噴火で灰のなかに埋まった人や動物は、長い年月かけて分解されて、地中内部に遺体の形の空洞ができる。そこに石膏を流し込んで再現させた像が、ポンペイにはある。
それが札幌にくるわけない、わね。
きっと、胸の痛くなるほどリアルなのだろう。いつか見てみたいなあ。
『アマールと夜の訪問者』 そして、イ… 2011.12.23
『バンフ・マウンテン・フィルム・フェス… 2011.11.13 コメント(2)
『PMFオーケストラ演奏会 ~ルイジ・コン… 2011.07.24