おひさしぶりです~w

有名なのに、わたしはぜんぶ初めてでした。
この三作みたら「野性の証明」へいかなきゃですよね(笑)
おもしろそうなので、近くレンタルしてこようかと思ってます!
薬師丸ひろ子、いいですね~ (2011.04.14 05:43:26)

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2011.04.10
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カテゴリ: 日本映画

 しばらく日記を休んでいるあいだ、熱を出して、しぶしぶ臥せっておりました。
先月末から、来客が続いて疲れがたまっていたのでした。
仕事も春から新体制で、休むにやすめず。
熱をおして出歩いて、休息する暇をみつけられずに、だらだらと悪化させてしまったのだけれど、ようやく今日あたりから本調子です。

これから書こうと思っている3作品、ひさしぶりなので長くなってしまいますが、どうぞお付き合いくださいませ。


『探偵物語』  1983年

tanteimonogatari.jpg


警察とヤクザを敵に回し、危険な捜査を開始するのだが――。


いい 。
常識を超えた行動とワガママで、経験豊富な辻山を振り回していくところは好みなわけだけれど、まだ大学生の直美には立ち入れない、大人の世界もたしかにあって、そのあたりの切なさも見逃せない。
胸キュン (暫く休んでいたせいでいつもの自分取り戻せず、、、)

ともかく、辻山の元妻は、暴力団幹部の愛人で、いつも密会しているホテルでその男は何者かに殺害されていた。当然疑いは元妻に向くが、事件の真相は意外な展開をみせる。
80年代の邦画の濃さは、とても魅力的だと、わたしは思う。
昼下りのドラマ並みに濃い、人々の愛欲と愛憎の図は、ピュアな薬師丸ひろ子の不思議ちゃんな演技によって中和されていく。
童顔な薬師丸ひろ子が、それでいてなぜに現代の歳頃の女優さんにはないエロチックさを湛えているのか、、。
何作か観た後で、けしてガリではないぽっちゃりとした可愛らしさと、おちょぼな唇と、目の下の黒子かな、と結論づけてみた。そしてそれ以上に、エキセントリックな演技が、観る人をさらに魅了するのだろう。


絵に描いたようなラストシーンがまた胸キュンなのだった。
すべてが解決したあとで、父の待つアメリカへと旅立つ直美と、小娘だと思っていた直美にいつしか惹かれていた辻山の別れのシーン。勇気を振り絞って告白した直美を、がんばって突き放した辻山の切ない表情といったら、、!
そして、成田空港での絵になる切ないキスシーン。
(まだ取り戻せず、、、)
振り向きもせず気丈に旅立った直美の清々しさと、立ち去れずに佇む辻山を映し続けるエンドロールが秀逸だ。



監督  根岸吉太郎
製作  角川春樹
原作  赤川次郎
出演  薬師丸ひろ子  秋川リサ  岸田今日子  松田優作

(カラー/111min)




『セーラー服と機関銃』  1981年

sailor.jpg



」  名台詞ここにありき。

 死んだ父がヤクザだったため、父の代わりに組長にされてしまった女子高生・泉の、破天荒な活躍ぶりを描いた物語。
御相手役は渡瀬恒彦。いかにもヤクザでキザで、濃いぃ。

内容は、もうハチャメチャで、はっきりいってどうでもよかった。ヤクザもの映画が得手じゃないので、なおさらつらい2時間。
そんなわたしを救ってくれたのは、いまでは名優(いや、名バイプレイヤー)と呼ぶに相応しい大好きな役者さんたちの、若かりし日々の姿だ。
組員役の酒井敏也さんと、同級生役の光石研さんは、岩井俊二作品で好きになったお二方。こんなお若い姿を拝見したのは初めて。しかも酒井さんは本編がデビュー作なのらしい。
それから柄本明さんのギラギラした刑事役など、垂涎ものだと思う。

物語自体は、申し訳なくもほんとうに退屈で、観終えるのがやっとだったのだけれど、いいシーンだなというのを挙げるとすれば、マユミ役の風祭ゆきさんがブランコに乗ってる場面かもしれない。
マユミは、泉の父親の生前の恋人であり、組長の娘。犯罪歴ある擦れてくたびれた大人の女で、遺言に従って、すこしの間だけ泉と一緒に暮らしたりなんかする。
彼女がひとり、痩せた体でブランコを漕いでるシーンはなにやら哀愁漂い切なかった。

忘れてはいけない。いいシーンといえば、薬師丸ひろ子のスローモーションな名セリフ「か い かん」も重ねて書いておかなければならない、気がする。



監督  相米慎二
製作  角川春樹  多賀英典
原作  赤川次郎
出演  薬師丸ひろ子  渡瀬恒彦  風祭ゆき

(カラー/112min)





『Wの悲劇』  1984年

1.png

 これは名作だと思う。甘い酸っぱいを越えた、ひとりの女性の成長記であり、演劇界を舞台としたバックステージものとしても見応え十分。
胸の苦しくなるくらい爽やかな、切ないラブストーリーのお相手は、若かりし世良公則、ステキです。
本編をわたしにおすすめしてくれたのは、なにを隠そう 江頭2:50のエィガ本 なわけですが、「エガちゃん! ありがとう!」と素直に言ってみる。

舞台女優を目指す静香は、劇団“海”の研究生。小さな役で臨んだ大阪公演の幕が開けたその夜、静香は劇団の看板女優・翔(三田佳子)の部屋で、彼女のパトロン・堂原が死んでいる現場を目撃してしまう・・・。

ああ、ここまで書いてきて、ひさしぶりで疲れてきた。。おもしろかった映画の感想なのでサイゴまで頑張って書きます。読んで下さっている方もお疲れでしょう。お付き合いくださってありがとう!  (あともう少しデス)

舞台女優の卵・静香は、誰もいない深夜の野外劇場で、不動産屋に勤める昭夫という青年と知り合った。昭夫の熱烈な誘いで、いつしか付き合うようになったふたりは、順調に愛を育んでいく。
しかし偶然、看板女優・翔の部屋で彼女のパトロンである堂原の死体を目撃した静香は、翔から、ヒロイン役の交代を餌に、堂原を自分の部屋で死んだことにするよう頼まれ、それを引き受けてしまうのだった・・・・。

堂原の愛人として、一躍有名人となった静香に、戸惑いを隠せない昭夫と、真実を話せない苦しい静香の思い。
それでも、世間に注目され、東京公演から『Wの悲劇』の主演女優に抜擢された静香は、少しずつ昭夫のことよりも、夢に見た主演女優としての喜びに浸っていく。

本編と並行して、観客の目を楽しませてくれた劇中劇『Wの悲劇』もさることながら、なによりもこの作品では薬師丸ひろ子が魅力的だ。真の舞台女優となった彼女がカーテン・コールをするシーンなど、鳥肌がたつような臨場感がある。
劇場を出た静香と、公演を観に来ていた昭夫の身に起こる悲劇もまた、Wの悲劇というべきか・・・。

いつかふたりで暮らそうと話した広いアパートで、再会した静香と昭夫。ふたりは、もう未来を決めている。
立派な女優となった静香を引き留めることなく、優しく見送る、なんとも清々しい世良公則が至極ステキなのだった。
夢を掴み、これから女優の道を歩み始める静香の可能性の大きさや、そのために諦めた愛の大きさを想う時、切ない涙が落ちてしまうのだった。



監督  澤井信一郎
製作  角川春樹
原作  夏樹静子
出演  薬師丸ひろ子  世良公則  三田佳子

(カラー/108min)






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Last updated  2011.04.10 20:41:11
コメント(9) | コメントを書く


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Re:薬師丸ひろ子 特集 【探偵物語】 【セーラー服と機関銃】 【Wの悲劇】(04/10)  
ベティ333  さん
どれも観てるはずなんだけど、当時子どもだったのと、年月がたち過ぎてるのとで思い出せませんw

野生の証明が今とても見直したい気がします。
これもさっぱり覚えてないのか、当時は理解できなかったような気します。 (2011.04.13 16:12:38)

ベティさんへ  
はる **  さん

Re:薬師丸ひろ子 特集 【探偵物語】 【セーラー服と機関銃】 【Wの悲劇】  
ヤスカイ さん
こんにちは(^O^)
携帯から失礼しますm(_ _)m
私が惚れた女は、やっぱりみんな「いい女」でしょ?(^_^)v
『野生の証明』は、客観的には、その荒唐無稽ぶりに笑えますが、なんだかわからない良さがあります。
エガちゃんは『野獣死すべし』はオススメしてませんでした?
こんどは松田優作特集を希望しますo(^-^)o
(2011.04.14 10:16:23)

ヤスカイさんへ  
はる **  さん
ケータイから! ありがとうございます^^


>『野生の証明』は、客観的には、その荒唐無稽ぶりに笑えますが、なんだかわからない良さがあります。

そうですか!
ますます楽しみ。笑えるくらい緩いとは。
『セーラー服と機関銃』もゆるゆるですけれどね(笑)


>エガちゃんは『野獣死すべし』はオススメしてませんでした?
>こんどは松田優作特集を希望しますo(^-^)o

してましたとも!!
こちらも是非観てみたいです。
松田優作はあらためて好きだなーと思いましたが、まだムリかな。
特集するほどは観てないもの。
『ブラック・レイン』とかも未見です。

(2011.04.15 21:00:39)

Re:薬師丸ひろ子 特集 【探偵物語】 【セーラー服と機関銃】 【Wの悲劇】  
ヤスカイ さん
またまた携帯から…
『野生の証明』はゆるくはないですよ
森村誠一だから、いたって真面目です。
設定がハリウッドみたいで、若いころは入り込めましたが、いま見たら可笑しいかもしれないと思うんです。
戦車を投入しなければ止められない兵士って…(^w^)
テーマ曲『戦士の休息』がいいですね(^_^)v
優作は、ドラマの『探偵物語』がいいんですけど、レンタルとかあるのかな…?
私、シリーズすべてビデオに録画して持ってます(^_^)v
『人間の証明』『野獣死すべし』『蘇る金狼』『陽炎座』『…遊戯』シリーズ
などなど
いろいろありますからね
もちろん『ブラック・レイン』も(^O^)
劇場で存命中に一度、亡くなってすぐに追悼として一度、テレビではなんども
長くなりそうなのでこのへんで…
あの時代の角川映画は良かったなぁ…
(2011.04.15 22:55:38)

ヤスカイさんへ  
はる **  さん
こんにちは。


>設定がハリウッドみたい

あらすじを読むとそんな感じですね。ほかの方の感想をみても。
<戦車を投入>と聞くだけで、興味わいてきますけれど。


>『探偵物語』

これは、いつかテレビで再放送していたころ初めて観たのですが、カッコよかったし、おもしろかったですね!
いま放送されたら、ぜったい録画して毎回欠かさないと思いますよ。
二度目の奥さまとは、このドラマで知り合ったとは、最近知りました。

きのう、3年前くらいに放送された松田優作特集が再放送されていたの、ご覧になりましたか?
言葉に置き換えることのできない、そんな男。
もう二度と現れないだろう。稀有の俳優。
そんな締めくくりでした。歌も歌っていたんですね! (2011.04.17 17:35:57)

松田優作特集  
ヤスカイ  さん
こんばんは。
今日はPCつけてます・・・

ゴメンナサイ
その番組は見逃しました。
本放送も再放送も・・・。
同時代を経験しているので、きっとあえて特集を見ることもない・・・という意識があったのかもしれませんね・・・。
なにしろ私は、彼の目の前2mでビビッてたわけで、「ナマ優作」をしかと味わってますから(えへん! って、自慢することか!!)

彼はデニーロに影響されていたそうですね。
デニーロアプローチ的な役作りもしていました。
『野獣死すべし』では、表情を作り出すため、つまりそれまでのいかついハードボイルド顔とは違った印象を「伊達邦彦」に与えたくて、あえて奥歯を抜いて人相を変えたとか・・・・。
「伊達邦彦」・・・私のブログでときたま登場する「邦彦」なる人物は、このひとからいただいているのです。私も非常に影響されたひとりです。映画ももちろんですが、私は原作が先でした。

PCで見ると、そうだ! と思い出したのが、ひろ子ちゃんのボブカット♪
当時、私はそれまでの髪型が大好きだったので(『セーラー服と機関銃』のときが一番!!)、ボブカットにしたときは、すっかりガッカリだったんですよ・・・思い出した。
どうでもいいですが、つい先日、妻がボブにしてきまして・・・この映画ほどバックを短くしてはいませんでしたが・・・それってボブじゃない? でも後ろを丸く膨らんだ感じにしていたしなぁ・・・まあいいか

ごめんなさい長くなってしまったので続きます (2011.04.18 22:44:53)

続き・・・  
ヤスカイ  さん
また思い出した!
ひろ子ちゃんから直筆の手紙をいただいたんでした♪
ファンレターのお返事ですけど、印刷ではなく、手書きで、かつ彼女の筆跡に間違いなく・・・これは、ファンなら鑑定できますからね~~(思い込みかな・・?)
とはいえ・・あの葉書・・どこへいったやら・・・?

ああ・・・書き出すとまた長くなる・・・

そうそう!
このまえBSのどこかで『居酒屋兆治』をやってましたけど、ご覧になりました? 
あの映画の健さん・・渋いんだなぁ・・・・
原作は我が開高さんのお仲間、山口瞳さん。
エガちゃんはオススメ作品じゃなかったかな?

『野生の証明』はあまり期待しすぎないほうがよろしいかと・・・
『人間の証明』はいいですよ、うん♪

長々失礼しました。



(2011.04.18 22:50:15)

ヤスカイさんへ  
はる **  さん
>私のブログでときたま登場する「邦彦」なる人物は、このひとからいただいているのです。

そうだったんですか。
影響を受けた人は、それこそ、いっぱいいたでしょうね。

そもそも、いまの若い世代にまで影響を与えてるなんて
すごいと思うんです。

この番組で、桃井かおりさんがいってた言葉。
「誰よりも、変わろう、常に変わっていなくちゃいけない。そう思っていた優作が、夭折したことで永遠に変わらないイメージを持ってしまった・・・」と。
残念そうに。。

生きていたら、たしかに、どんな変化を遂げていたでしょう。
デ・ニーロのように、おじさん太りなんかして、案外いいおじさまになっているかもしれませんよね。


奥様、髪型を変えられたんですね。
春ですものね~(惚れなおしたかな?)

『居酒屋兆治』はずいぶん前におすすめしてもらったのに
録画しなかったなぁ、、。BSでしたか。
チェックしてるんだけど、見逃したかな。
エガちゃんはおすすめしてなかったけれど、ヤスカイさんのおすすめですから、ぜひ、いつか観ますよ!
健さん。
(2011.04.19 15:48:07)

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