家曜日~うちようび~

家曜日~うちようび~

2019.08.18
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同県御前崎市のペンションでゆっくりしてきた。

ペンションで一泊した早朝のこと。

一人海岸線を散歩していると、奇妙な石を見つけました。



堤防にポツンと佇む石。

どの角度から見ても、人がビックリ驚いているような顔をしている。

まったく、奇妙奇天烈な石であるよなあ。

僕は、この石を 「びっくらこいた石」 と名付けた。



さて。

びっくらこいた、と言えば。

先日、いつも楽しく読んでいる「h+and」のすずひさんのブログを読んでいたら、下記のような記述がありました。

「母を嫌いな息子なんていませんよ。 いるもんか。」

楽天ブロガーさんの。 昨日、寝る前に読んだ、男性ブロガーさんの日記。温かい日記。 
まっすぐなこの言葉が強く胸に突き刺さり・・・心が震えて、昨夜は 眠れなくなりました。 

頑張って生きよう、と思った。

そして寝坊しちゃった!!   起きたら9時だった(笑)!!

(原文抜粋)


・・・僕じゃん。

僕のじゃん!

あら、びっくらこいた、おでれーた。

海の向こうから黒船がやって来てよお、デッカイ大砲をドッカーン!

オラぁ、小便ちびったあ。 こんれが噂の「すずひ砲」ぉぉぉ。

すずひさん、この度は 誠にありがとうございました。

よくぞまあ、私の駄ブログに目を留めて下さった、よくぞ目を通して下さった。

んで、ブロガー冥利に尽きる、ありがてえコメント。

くうー、まったく、あんたの活字が、目に沁みやがるぜ。

飛び上がるほど嬉しかったこの一件、実は、今回は静かに心の内にしまっておこうかと思ったのです。
「じいちゃんはな、すずひという超人気ブロガーを朝寝坊させたことがあるんじゃあ。」
と、いつか孫に自慢するぐらいで、留めておこうとも思ったのです。
だって僕が下手な反応をしたことで、すずひさんに思わぬご迷惑をお掛けしたらどうしよう、なんつってえ。
んが、しかーし!
おめーよー、嬉しい時きゃあ手放しで、アホ丸出しで喜ぶのが男っちゅうもんちゃうんかあ?
おめーの人生流儀に、反するんちゃうんかああ?
おめーの心に住む 「中二男子」 に、顔向け出来るんかああああああ?
・・・と、思い直し。
今回は、いっそ思いっきり「すずひさん」について書きまーす。(ナンかアレだったら、即削除します。)

二年前、僕がブログを書き始めた時、僕はブログの文章の書き方に、非常に戸惑いました。
それまで仕事で会議のレジメなどは作成していたので、活字の読み書きには慣れているつもりだったんすけどねえ。
レジメでもない、小説でもない、ポエムでもない、かといってエッセイやコラムとも、ちと違う。
「ブログ文」 やっべえ、書けねー。
んで、多くのブロガーさんの日記を拝読しながら、モデルとなる文体を探していたのです。
まあ、僕にとってブログとは「楽天ブログ」のみなので、ヒジョーに狭い世界なのですけど。ははは。
そんな時、すずひさんの「h+and」に出会い、成程この書き方だな、と思い、即学習っすわ。
すずひさんの日記をよく読むと、書きたいネタ、見せたい画像、伝えたい想い、挑戦したい表現法等々、
ひとつの日記に、だいたいテーマが三つぐらいあるんすよね。
んで、それらのテーマを、いったん切り絵のようにバラバラにする。
んで、切った部材をグシャグシャッとシャッフルした後、いい感じに貼り合わせていく。
んで、それを読者様を自宅に招いてお茶でも出して、一対一でおしゃべりしているような口語体で記す。
これ、僕、そっくりそのまま模倣してます。(まあ、僕の場合は、場末の居酒屋のカウンターっすけど)
ですから、剣の流派があるように、もしブログに流派があるならば、
僕は間違いなく 「すずひ流」 ってことになりますな。
これ、おべんちゃらではなくて、読む人が読めば、笑っちゃうほどすぐ分ることなので、はい。

んで、唯一マネ出来なかったのが、あの 「ノーガードな文章」 っすね。
まるで防御というものをしない、丸腰で相手に飛び込んで行くような文章。
まさに、あの文章こそが、すずひさんの人気の秘密なのだと思います。
ありゃ大変だよー、ブログ書いてる人なら分かると思う。
巷には、一読して、正直な文章・歯に物着せぬ文章は数あれど、
あの手の文章、よく読むと、ちゃっかり防御策を施してますからね。
僕なんか確信に迫るところはいつも「うんこ・しっこ」等、下品なワードで誤魔化す。
肝心なところは、野暮なギャグで、逃げ道をつくる。
本当に伝えたい事は、難解な表現法で、何故かボヤかす。わはは、クズっすわ。

僕はミニマリストではありませんし、
洋服など女子のオシャレがテーマの回などは、さっぱり解読出来ず、頭から煙がシューシュー出ますが、
それでも毎回欠かさずに読んでいるという、かなり健気な男性読者の一人です。
そんな僕が、「h+and」で、とても印象深い日記があるんすけどね。

とある日の食卓で、
なんだか家族がギスギスしていることを、おとーさんが知ってか知らずか、
「メゾンキツネ」というブランドのことを「何だっけあれ、タヌキ!タヌキ!」と間違ってみせて、
すずひさんが「やっだー、おとーさん」なんつって笑って、
おとーさんも、一緒に笑っていて、
それを見ていた息子さんが、ニコッと笑った。

という、

まあ、実に何でもない話なのですけど・・・

僕、この話が、すっごく好きなのです。

ここから浮かんでくる食卓の風景みたいなものが、

すずひさんの「h+and」の根底に流れるテーマのような気がします。



長く拝読していますと、

時に、僕のような弱小ブログには分らぬ、様々の事があるようにお見受けします。

でも、

どうか書き続けておくんなさいよ。

だって、すずひみたいな、いい女が、このブログ界からいなくなったら、

オイラ、さみしくて、死んじまうぜベイビー!




びっくらこいた石。

いったい誰が、こんなところに置いたのか?

それとも、大波に流され、奇跡的にこの堤防に乗ったのか?

はたまた、宇宙から降って来た、流れ星のカケラか?



てゆーか、ひょっとして、

こんな堤防や道路が出来る何億年も前から、

君は、ずっと、そんな顔して、

ここに存在していたんじゃないのか?


あら、びっくらこいた、おでれーた。


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最終更新日  2019.09.29 15:47:13


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