福内鬼外(月日が往く)

福内鬼外(月日が往く)

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【いざ、いささか伊坂会開催かい?】

【い】【さ】【か】でまとめてみた。苦しい。
昨年の12月に読んだ本たち。
もう1年以上前になるのか。

1106『重力ピエロ』 伊坂幸太郎
1107『ローマ人の物語4 ハンニバル戦記(下)』 塩野七生
1108『アヒルと鴨のコインロッカー』 伊坂幸太郎
1109『天帝妖狐』 乙一
1110『太陽の簒奪者』 野尻抱助
1111『チルドレン』 伊坂幸太郎
1112『私が幽霊だった時』 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
1113『グラスホッパー』 伊坂幸太郎

飽きっぽい私が一ヶ月に同じ作家の本を4冊も!
(昔はシリーズものを一気に読むのは普通だったけど)
【伊坂を読むぞ!】という目標を立てていたのだと思う。

『アヒル~』のほうが人気が高い気もするが、『重力ピエロ』が好きだ。
フニャフニャひん曲がっている私にとって、この真直ぐさにはしびれる。
単純に【前向き】【ポジティブ】ってだけではなくて、後ろを見たうえでの選択とい
うか、
最終的には、上を向いて自分の道を歩いていこうよ、という話が多いと思う。
だから読後感がいいのかな。

一作ごとに掘り下げて感想を書きたいけど、その為には再読したい。
今はそんな気力も時間もないのでやめる。

ちなみに好きな順に伊坂作品(全部で10作?短編除く)を挙げていくと、

ピエロ→ギャング→砂漠→チルドレン→死神  次点 アヒル 。

だけど、ラッシュもオーデュボンも魔王もグラスホッパーも好きだ。
今のところ、ハズレがない。

ちなみに『死神の精度』の【千葉】は、ワンピースの【カク】をイメージして読んで
た。


乙一『天帝妖狐』は、違うテイストの2話ともにいい。
『太陽の簒奪者』 はじめて読む作家&ハヤカワJコレ。
全く予期していない展開になったので(こういったジャンルを読んだことがなかっ
た)
面白かったが、この後に読んだ『空の中』のほうが好み。
印象が薄くなってしまった。もう少し長くても良かったかも。

『私が幽霊だった時』 
初ジョーンズ。思ったよりも読みにくかった。
かなり疲れていた頃に無理して読んでた覚えがある。
これでは最早感想ではないなー





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