7/20

テクモ、オンラインゲーム事業本格参入を発表! 第1弾タイトルは『BASTARD!! ONLINE』

2005年7月20日

代表取締役社長 中村純司氏

プロデューサー安田善己氏  テクモ株式会社は本日(7月20日)、都内にて「新機軸戦略発表会」を開催した。

 「新機軸戦略発表会」は、同社が販売・提供を予定しているPS2用ソフト『モンスターファーム5 サーカスキャラバン(以下MF5)』を中心とした新規事業展開「モンスターファーム プロジェクト」や、同社初のPC用MMORPG『BASTARD!! ONLINE(バスタード!! オンライン)』の詳細が発表された。

 発表会には、同社代表取締役社長 中村純司氏、常務取締役プロデューサー安田善己氏らが出席。中村氏は、「近年、日本のゲーム市場は元気が無い。今回発表するタイトルはすべて、新しい取り組みとして商品を模索した結果であり、市場全体の活性化につながることを期待している」とコメントし、今回発表するタイトルに対して自身をのぞかせた。続いて、安田氏より事業内容についての説明が行われた。

●モンスターファーム プロジェクト

 「モンスターファーム プロジェクト」は、今年発売が予定されている『MF5』を中心に展開されるプロジェクト。『MF』シリーズは、1997年に第1作目が登場し、音楽CDを使用してモンスターを誕生させるゲームシステムが高い評価を受けた育成シミュレーションゲーム。最新作となる『MF5』では、『どこでもいっしょ』のキャラクター「トロ」がゲーム内に登場するというコラボレーション企画が実現。また、9月にサービス開始が予定されているFOMA900i・901i向けコンテンツ『モンスターファームPOPバトルオンライン』との連動機能も搭載される。

 ほかにも、『MF』キャラクターのタイアップ企画として、東京地下鉄が発行する広報誌「ちかみち13」へのキャラクターデザイン提供や、7月~9月にかけて東京湾内をクルージングする納涼船「モンスターファーム号」の運航が予定されている。

会場には「トロ」のほかに、今後『MF5』のPR活動を行う 「モンスターファーム サーカス」も駆けつけ、会場を沸かせた

原作者 萩原一至氏 ●バスタード!! オンライン

 一方、『バスタード!! オンライン』は、1988年より週刊少年ジャンプで連載されていたコミック「バスタード!! -暗黒の破壊神-」が原作のMMORPG。世界観は、原作の設定やストーリー展開を忠実に再現したパラレルワールドとして描かれており、プレイヤーは原作に登場するキャラクターの指揮下に入って活動することとなる。

 発表会には、原作者 萩原一至氏も駆けつけた。仕事の合間にオンラインゲームをプレイしているという荻原氏は、「開発の方々には、愛でることのできる美麗なグラフィックと、MMORPGとして純粋に楽しめるゲームシステムを期待します」と、自身の作品のオンラインゲーム化について感想を語った。

 最後に課金システムについても説明があり、株式会社NTTカードソリューションが提供する電子マネー「NET CASH」での決済システムが採用されることが明らかとなった。  現在『バスタード!! オンライン』は、1年以内のβテスト開始を目標に開発が進められている。公式サイトでは、ゲームへの要望などのアンケートを募集するほか、随時新着情報も掲載される予定なので、サービス開始が待ちきれないユーザーは定期的にチェックしよう。

■『モンスターファーム5 サーカスキャラバン』公式サイト http://www.tecmo.co.jp/product/mf5/

■『バスタード!! オンライン』公式サイト http://www.bastard-online.jp/

■テクモ http://www.tecmo.co.jp/

(C)TECMO, LTD. 2005 (C)Kazushi Hagiwara/SHUEISHA (C)TECMO, LTD./SHAFT (C)2004 Sony Computer Entertainment Inc.


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: