-唯一無二-

-唯一無二-

「 」



「 」



その言葉に。
寒気と頭痛がした。
なんて事のない言葉だというのに、俺の心は傷付いたみたいに凍り付いた。

そして悟った。

俺は大人が嫌いだ。

連鎖反応の如く次々に浮かぶ衝動。言葉の羅列。

最後に残るものはただ痛みと無。
そして白濁していく意識。

もう、何も聞きたくない。
聞いたって俺を壊すだけだ。
聞いたって俺には響き過ぎて理解できないんだから。





















それでも、君の声が聞きたくて。


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