KUROうさぎの『コンサートを聴いて』

KUROうさぎの『コンサートを聴いて』

2006.09.17
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カテゴリ: オーケストラ
鑑賞日:2006年09月17日(日)15:00開演
入場料:A席 7000円 3F1列1番

主催:新日本フィルハーモニー交響楽団


新日本フィルハーモニー交響楽団
定期演奏会トリフォニー・シリーズ#405第1夜
≪誘惑の世界へようこそ≫
・ワーグナー/歌劇≪タンホイザー≫序曲
・オルフ/世俗の賛歌≪カルミナ・ブラーナ≫


指揮:クリスティアン・アルミンク
ソプラノ:松田奈緒美
テノール:永田峰雄
バリトン:クレメンス・ザンダー
合唱:栗友会合唱団、NHK東京児童合唱団
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

感想

今回の目的はとにかくカルミナ・ブラーナを客席で聴くこと。
昨年みなとみらいホールで市民合唱の一員として「カルミナ・ブラーナ」を歌ったが
これまで一度も観客席で聴いたことがなかったため。

トリフォニーホールは昨年に一度来ており2回目。錦糸町駅の側で、横浜近辺から行くには
横須賀総武線の1本で行けるのでアクセスは便利。今回も申し込みが遅く、座席はA席にも
係わらず3階1列1番で角になったが、オーケストラと合唱がバランス良く聴けた。

開演前に指揮者クリスティアン・アルミンク氏よりプレトークとしてタンホイザーの
曲紹介があったが、カルミナについては触れられず。

オケは100人(ピアノ2台、打楽器21台)、合唱は栗友会130人(女性70、
男声60人)、児童合唱60人で総勢200人の大人数、大迫力で大変素晴らしかった。

やはりこの曲は合唱が主役。一部乱れたような部分もあったが、22曲目から終曲までの
盛り上がりは良かった。さすが栗友会。
児童合唱も良く聞こえた(重なったソプラノソロは全く聞こえず)。

ソリストでは、バリトンのクレメンス・ザンダーが上出来。最初の4曲目は少し柔らか過ぎ
の声かなと思ったが、その後の強い曲では(がなり声でなく)心のある声で、高い声も旨く
処理されていて、良かった。まだ若そうでこれからが楽しみ。
日本人2人は(やたら高い音域なのだが)もう少し音量がほしい。

全体的に早めな曲が多く、淡々と進んでいった印象。2部「居酒屋にて」ではもう少し崩した
ようなところが有った方が良いか。
(テナーソリストが曲が始まっても現れず、登場時の演出を期待したが、第1部が終わると
 普通に舞台に現れただけで少々期待外れ)

End





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最終更新日  2006.09.18 22:59:34
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