KUROうさぎの『コンサートを聴いて』

KUROうさぎの『コンサートを聴いて』

2013.05.04
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カテゴリ: コーラス



ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2013
【主催】東京国際フォーラム

 「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」の2日目は、昨年、一昨年と聴けなかったはコルボ&ローザンヌの演奏が3年ぶりに聴けるとのことで、春の陽気の中、山の神と有楽町の東京国際フォーラムへ向かった。


公演番号 242LFJ2013-2
「聖なるパリ」
日時:2013年5月4日 11:45~12:30
会場:東京国際フォーラム ホールC
入場料:S席¥3500(16列)

演奏:
ソプラノ:シルヴィ・ヴェルメイユ
バリトン:ジャン=リュック・ウォーブル
合唱:ローザンヌ声楽アンサンブル
管弦楽:シンフォニア・ヴァルソヴィア
指揮:ミシェル・コルボ

曲目:
デュリュフレ:グレゴリオ聖歌による4つのモテット op.10
フォーレ:レクイエム op.48(1893年版)


感想:
 ホールCにも関わらず、早々とSoldOutとなった注目公演。
 先に管弦楽のシンフォニア・ヴァルソヴィア登場の後、ローザンヌ声楽アンサンブルが登場。ソプラノ、アルト(カウンターテノール含む)各9人、テノール、バス各7人。
 指揮者登場で1曲目は昨日も違うコーラスで聞いた同じ曲。会場の反響の影響もあり、ハーモニーとしては人数が多い分、今日の方が安定して聞こえる演奏。管弦楽の方は座って待っており、曲間を開けたくない配慮か。

 合唱の中からバリトンソリストが前の椅子に座り、ホルンの安定した深い音と共にフォーレ「レクイエム」が始まる。
 テンポが全体的にゆっくりで、これ以上遅くなると曲が破綻する所まで引っ張る。指揮者が高齢になる程テンポが遅くなる傾向があると聞くが、崩れること無く音楽を維持出来るのは、演奏者皆さんの経験とレベルの高さでしょう。
 「Pie Jesu」は合唱中からソプラノソリストが前に出て、ビブラートのない美しい透き通った歌声で聴かせる。
 終曲「In paradisum」もソプラノが高音を乱れのないPPで歌い美しい。

 大満足の演奏を聞くことが出来た。
 明日は家族サービスのため箱根へ出かけるためLFJ鑑賞は今日で終了。

 次回10年目のテーマは? コルボ&ローザンヌの公演はあるのか? と色々期待しながら来年を待つことに。 


End






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最終更新日  2013.05.08 21:21:37
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