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上の図、蓄音機で春日八郎さんのお富さんが回っています。昭和29年発売の流行歌でしたね。その時代 ヒット曲は蜿蜒と 何年も巷では人々が唄い続けたのです。騒音を公害として、受け取らなかった時頃なので街のパチンコ屋さんなど スピーカーを外に向けお富さん からたち日記 などガンガン半径3キロ範囲に響き回る音量でかけていました。自店の PR と 集客 と 商売をしている自負のため でした。お富さん という曲は、軽快なリズムで皆で歌うと楽しくなるので、昭和中期の宴会ではよく歌われたのです。だから お富さんという人は破天荒で陽気な男性の事かと思っていたら、妾をしていた女性のことなんですね。歌舞伎の演目 与話情浮名横櫛 にお富さんは登場します。「久しぶりだね、お富さん」と言ったのは、お富に一目惚れして、お富の旦那の手下から めった斬りにされた与三郎だったのです。その与三郎と黒塀の前で再会したとき、お富は二度目の違う旦那の妾をしていたのです。江戸時代 妾業は人気職業だったのですね。武家など上流階級の子女以外、独身女性はかなり自由奔放な日常を送っていたのだそうです。東京大衆歌謡楽団 お富さん をよく演奏されます。街頭や社寺などでのコンサートがメインのようですがこの お富さん の演奏は異様にファンの方高揚して手拍子しながら聞き入っていられますね。
2021.08.26
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お天気の良い日は、あちこちでパンパン昭和の奥様たち 丹念に布団を叩きまくりました。昨今あまりその音耳にしなくなりました。布団を日なたで叩けば、埃りやダニが落ちすっきりすると思い込んでいた昭和。1. 布団を叩くと生きているダニはびっくりして布団の奥深くに隠れてしまう 2. 死骸やフンが砕かれて表面に出て眠っているとき吸いこんでしまう3. まず そして 近所迷惑であるということなど 正確に近い知識を得たので叩くのを差し控え、なでて取り込むようになったのです。ブラウン管のテレビ はんだ付け部分が振動で外れ接触不良を起こし、それを叩いて回復させる・・・良い方向の偶然がくり返し発生し叩けば直るものだと、昭和の男性はよく叩いたのです。結局は電器店へ・・・叩いて、言うことを聞かせるテレビを叩くのもそういう心理傾向だったのですね。昭和の小学校の先生、一校に1人~2人くらいげんこつを与える先生 存在しました。その先生方は、げんこつを衝与することを教育理念として、持っていたはずですね。げんこつの効能は、眼に見えて鮮明でした。げんこつ先生は不思議と生徒に嫌われていませんでした。いや、生徒はやはり怖くて 嫌う素振りをひた隠しにしていたのですねきっと。
2021.08.16
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私の生息する山間部では8月になっても、ウグイスが高々と誇るようにさえずっています。夏になっても啼いているいるウグイスはその時期、まだ子孫を残せていない雄ウグイスのようですね。だけれど ホーホケキョ は何て透き通った美声であることこの上ないですね。この画眉鳥という鳥、まあなんと賑やかなさえずりでしょう・・・自ら中国からやってきたのではなく1970年頃日本に大量に輸入されたそうです。愛玩鳥として飼っていた人が放してしまって野生化したそうです。うるさかったのでしょうね。だけれど、音域はとても広く、歌唱力は抜群です。物真似も得意です。近くの畑の木をソングポストにして全身全霊で啼きまくっています。この御二鳥が、日々さえずりバトルをしているのです。だけれど 鳥って一方がさえずると被り鳴きはせずに、一方が歌い終わった時点でさえずり始めるのですね。鳥なりの配慮なのでしょうか。今日も外でまたバトルが始まっています。
2021.08.04
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