☆ｏｒａｎｇｅ　ｐｅｅｌ☆気分

芽生えるはずのない友情、信頼関係が生まれてしまった。

久々、男のドラマを観ました。
アル・パチーノがドンじゃない設定も面白いですね。
最後に言ったレフティ（アル・パチーノ）の
『お前だから許す』って台詞が切ないです。
身の周りの品を引き出しに入れて、出掛ける後姿が
とてつもなく小さく見えました。
哀愁・・ってこうゆうこと言うのでしょうね。

飄々としながら仕事を確実にこなす切れ者の
ドニー（ジョニー・デップ）。
奥さんに「本物のやくざに見える・・」と言われて
おもわず殴るシーンが迫力ありました。
家庭を捨てて、命をかけて果たした
FBIの任務の結果が粗末な表彰式と500ドル。
そのシーンの虚無感の表情も最高でした。

会社で言えば、中間管理職の立場のレフティと、
仕事の為とは言え、家庭崩壊のドニー。
仕事って一体なんなんだろう・・？？
そういう意味でも色々考えさせられました。

いつ『フェイク』とばれるのか？
みたいドキドキ感がさらに盛り立て
熱いドラマがさらに見ごたえがありました。
最後に実話と知って、また驚きました。