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2月『エマ』 ジョスリン(マリア・ベロ)
3月『マンスフィールド・パーク』 シルヴィア(エイミー・ブレネマン)
4月『ノーサンガー僧院』 グリッグ(ヒュー・ダンシー)
5月『自負と偏見』 バーナデット(キャシー・ベイカー)
6月『分別と多感』 アレグラ(マギー・グレイス)
7月『説得』 プルーディー(エミリー・ブラント)
ワインとおしゃべり、時々恋-
それが女たちの読書会。
ジェイン・オースティンの本は読んだことはありませんが
彼女の作品は200年近く経った今も愛され続けていて
ドラマや映画化をたくさんされていますね。
映画『エマ』『いつか晴れた日に(分別と多感)』
『プライドと偏見(自負と偏見)』を観て、
彼女の世界にとっぷり浸ったので
この映画の公開をとても楽しみにしていました。
『説得』はハリウッド版『イルマーレ』の
時空を越えた男女を繋ぐ重要な小道具として
描かれていましたので、思い入れがある作品です。
ジェイン・オースティンの長編小説6冊と
それぞれの本を担当する6人のメンバーが
本の登場人物の心理や行動と絡んできて
とても面白いヒューマンドラマに仕上がっていました。
会話のあちこちに本の登場人物の名前が出てくるのですが
分からない名前も多数。
下準備で名前をインプットしておけば更に楽しめたかも。
映画鑑賞後、パンフレットを買って、
本に関わる台詞を読んで、楽しみました。
私が特に感情移入したのは、フランス語教師の
プルーディー(エミリー・ブラント)。
ヒッピーな母に育てられた事に抵抗があって、
それに反発するようにお堅い服装、思想。
旦那さんに対する嫌悪感も分かるなぁ。
・・ってなんで結婚したの?母から逃れたかったのかしら?
彼女のかっちりしたフレンチボブの髪型と
モノトーンの服装が素敵でした。
オースティンの崇拝者的な役柄でした。
生徒(ケヴィン・ゼガーズ)にときめくブルーディー↓
犬のブリーダーをしているジョスリン(マリア・ベロ)は
人の世話ばかり焼いていて、
『エマ』と重なり興味深かったです。
プルーディーと背反してボヘミアンなファッションもお洒落でした。
男1人参加のオースティン初心者(熱狂的SFファン)の
グリッグ(ヒュー・ダンシー)は
異色な存在で、ストリーにいい具合に絡んできました。
そして彼の家の仕掛けも面白かった!
7月の海岸。
半年続いた、メンバーそれぞれの変化に
「 幸せ気分
」を頂きました