『なごみ空間』

『なごみ空間』

桃色






     「桃色」


     臆病なこころと 
     裏腹なその笑顔
     包んだ瞳 隠れてる 
     不安な気持ちあるけど

     見えない影背負った 
     背中が少し重い
     疲れてきたと 呟いた
     気持ちをそっと伏せて

     負けたくないと 強く思う 夢をつかみとるまでは
     涙なんて見せないさ どんなときでも

     微笑んだ笑顔 いつも見ていたい
     明日も晴れるといいなぁ
     記憶のアルバム 桃色にするよ
     それが僕の役目だから


     助手席に 腰掛けた
     君はまだ 幼くて
     モヤモヤする その気持ち
     上手く言えずにいたね

     抑えてた 思いが
     張り裂けそうに 膨らんで
     眠っている 瞳から
     涙が溢れていたよ

     これでよかったのだろうか 自分を責め続けたけど
     僕しか傍にいないから 幸せにするよ

     両手じゃ足りない 思い出作ろう
     寂しさ感じさせないから
     どれだけ多くの 山が並んでも
     越えて見せるさ 君となら


     微笑んだ笑顔 いつも見ていたい
     明日も晴れるといいなぁ
     記憶のアルバム 桃色にするよ
     それが僕の役目だから

     両手じゃ足りない 思い出作ろう
     辛さも感じさせないから
     どれだけ多くの 山が並んでも
     越えて見せるさ 君となら

     桃色の記憶 瞳に残そう
     いつか迎えに行くから






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