『なごみ空間』

『なごみ空間』

ありのまま






     「ありのまま」

     1人の時間は 寂しさ覚え
     夜と共に 孤独になっていく

     君の書いた 似顔絵 見ては
     溢れる涙 止められない

     日を追うごとに 寂しさ募る
     誰かの肩を求めていても
     いつも貸してあげる側だから
     ワガママなんて言えやしない

     その優しさも その強がりも
     全部分かっているから ねぇ
     もう、涙見せたりしないで
     大丈夫、いつもそばにいるから


     誰かの笑う 顔を見ては
     過去の記憶 蘇ってくる

     笑うことなんて 忘れていく
     ウソの笑顔 重ねるだけ

     気持ちに背けた感情が
     とてつもなく 悔しくて
     いつも自分を 追い込んでは
     冷たい 雫に明け暮れてる

     その不器用な うしろ姿も
     すべて自分自身だから ねぇ
     もう、責めたりしないで
     大丈夫、ありのままでいい


     素直な心 純粋な瞳(め)は
     みんなが持っている訳じゃないよ
     ねぇ、胸張っていけばいい
     大丈夫、これからも笑っていこうよ






     これは友達に贈った詞。
     「私から見た友達」で書きました。





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