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ある日、残業が少なく7:30~8:00ぐらいに仕事を終えて帰宅するときの話。
帰りにちょっと立ち読みをして何か買っていこうかなとコンビニに立ち寄った。
丁度、コンビニに着いたときレジでここら辺で見たことのないおばあちゃんがアイスを買ってそのあと店員さんに
おばあちゃん「駅はどっちのほうですかねえ?」
店員「こっちは全然違いますよ。ずっと向こうですよ」
とだけ指差して言ってレジ打ちに戻っていった。
オレ(店員さん、そんな説明じゃあわからんだろ・・)
と思いつつも立ち読みを続けていた。
おばあちゃんはわからない困った風にとりあえず店員の指差すほうへ歩き出しコンビニを後にした。
オレも立ち読みをやめて酒を買いあとは家でゆっくり酒を飲もうとコンビニを後にした。
そして、コンビニを出るとき2通りの帰り道があるのだがさっきのおばあちゃんがなんとなく気になり少し遠回りになるが駅方面への道を帰路とした。
コンビニを出て数分もたたないうちに変な小道からでてきたさっきのおばあちゃんがいた。
すっと通り過ぎたがバックミラーで見るとあっちこっちきょろきょろしながら歩いている。
オレ(あ~、だめだありゃ全然、道わかってないわ・・)
なんか気の毒に思えて車をUターンさせ脇によせる。
オレ「すみません、さっきコンビニで見かけたんですけど駅に行きたいんですか?」
おばあちゃん「そうなんだけど、道に迷ってしまってな~。」
オレ「それじゃあ、帰り道の方向なんで横に乗ったらいいですよ。駅まで送っていきますよ。」
おばあちゃん「すいませんな~、わざわざ道戻ってきてまでのせていただいて」
と、おばあちゃんをのせ駅に向かって走りだした。
おばあちゃん「知り合いのところにきたんだけどすっかり道に迷ってしまって足も疲れれてのども渇いてほとほとこまっててな~。ありがとうありがとう。」
オレ「でも、コンビニの店員さんの説明じゃあわかりませんよ。」
おばあちゃん「家に帰るとこだったでしょう。ごめんな~。駅の見えるとこまででいいから。」
オレ「いや、すぐですから駅まで送っていきますよ」
すると助手席でおばあちゃんが泣いてありがとうと言っている。
オレ(よっぽど困ってたんだろうな。送ってあげてよかったな。)
と思っているうちに駅に着いた。
おばあちゃん「本当にありがとう。ありがとう。このアイス、家で食べてけれ。」
オレ「いや、いいよいいよ。おばあちゃんこそ歩き疲れたろうから帰りの電車で食べていきな。」
何度もおじぎをするおばあちゃんをあとに家路についた。
最後におばあちゃん、アイス食べてけれとかいっぱいおじぎしてくれたけどそれよりもこんなことで泣いて感謝してくれただけでオレも幸せな気持ちになれましたよ。