Divertimento

１０月に青森県弘前市の飲食店で発生したクラスターの感染者である齊藤爾県議が、１２月７日に開かれた青森県議会常任委員会でクラスター発生当初の保健所の対応に遅れはなかったのかを質しました。クラスターが発生した弘前市の飲食店を利用し、１０月２３日に新型コロナの感染が判明した自民党の齊藤爾県議は、１２月７日に開かれた県議会常任委員会で、謝罪した上で今回の体験をもとに県の新型コロナへの対応を質しました。齊藤県議は、クラスターが発生した店への聞き取り調査で、１０月５日の時点で店側が発熱に加えて嗅覚の異常がある従業員がいると保健所に伝えていた事を明らかにしました。その上で、嗅覚の異常があることを考慮して「医療機関への受診だけでなく、ＰＣＲ検査をしていれば感染拡大を防げた」と、保健所の姿勢に疑問を投げかけました。県側は現在、保健所の対応を検証していて、その結果は年内に公表するとしながらも、大規模なクラスターが発生した要因について、次のように述べました。また、常任委員会では県が独自に行っている宿泊キャンペーンを１６日から北東北から全国に拡大することについて、議員側から適当ではないという指摘が相次ぎました。しかし、県側は「感染対策に万全を期して行う」として、予定通り実施する考えを示しました。