Divertimento

１１月、青森県内で１０００万円以上の負債を抱えて倒産した企業の数は５件で、負債総額は６億４０００万円と、いずれも前の年の同じ月を上回っています。民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、１１月に青森県内で１０００万円以上の負債を抱えて倒産した企業は、三戸郡２件、青森市と弘前市、つがる市で１件ずつの合わせて５件で、うち３件は新型コロナウイルス関連での倒産でした。負債総額は６億４１００万円で、倒産件数とともに前の年の同じ月を上回りました。２か月連続で倒産件数が前の年を上回ったことについて、東京商工リサーチは過去最低水準に抑えられてきた倒産動向が転換点を迎えた兆候と見ています。厳しい状況が続く業種が多く、さらに原油価格高騰といったマイナス要素も加わるため、東京商工リサーチは予断を許さない状況が続くとしています。