Divertimento

新型コロナ対策で、２１日に期限を迎える「まん延防止等重点措置」についてです。三村知事は弘前市の適用解除を国に要請したことを明らかにしました。  【三村知事】 「本日（１６日）、政府に対しまして、私ども青森県に適用されておりますまん延防止等重点措置を、３月２１日で解除するよう要請いたしましたのでご報告をいたしたいと思います」  三村知事はこのように述べ、弘前市に適用された「まん延防止等重点措置」の解除を国に要請したと発表しました。新規感染者数は高止まりが続いているものの、病床使用率が下降傾向になっていることなどを踏まえ判断したということです。これにより飲食店への時短要請も終了することになります。  一方、県独自の感染対策は継続する考えで、具体的な内容は危機対策本部会議で決める方針です。  弘前市の桜田市長は会見を開き、次のように述べました。  【弘前市　桜田市長】 「現在の当市の感染状況は、依然として厳しい状況にあります。現行と同水準の感染防止対策が必要であると認識しており、重点措置が解除になっても青森県と歩調を合わせて、市としてもしっかりと感染防止対策をとりながら、経済を回していかなければならないと考えております」  また、弘前市民は。  【市民】 「私も飲食店に勤めているので、終わるのであればちょっと安心かなと思う部分もあるけど、不安な部分もあるにはあるかなという感じですかね」 「全県に出ているわけではないから、弘前だけというのもどうなんだろうとも思ったし、（解除になると）ちょっとホッとする部分はあるのかもしれないです」  【市民】 「まだちょっと（解除は）早いような気がするんだけどね」 「弘前は特に（新型コロナの感染者が）多いので、まだ早いような感じがする」