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January 18, 2025
カテゴリ： 国際報道
札幌市の除排雪受託業者が保有する除排雪車の老朽化が進み、作業スピードが遅くなるなどの影響が出ている。約4割が更新の目安とされる製造から15年を超えるが、物価高で新車が値上がりし、業者はなかなか購入に踏み切れない状況だ。
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市によると、受託業者が2023年度に保有していた除排雪車は計1042台で、15年以上の車両は417台。このうち25年以上は202台に上り、増加傾向にある。
雪を道路脇に寄せる「除雪グレーダー」計136台のうち15年以上の車両は108台と約8割を占め、25年以上はそのうち79台に上る。雪をかき取って吹き飛ばす「大型ロータリー」計159台も、15年以上は107台と多くの車両が老朽化している。
製造から約30年の大型ロータリーを保有する市内のある建設業者は「古くなると動力が弱くなり、新車と比べると作業スピードが落ち、故障もしやすい」と明かす。
車両の買い替えが進まないのは、物価高で新車の値段が高騰しているためだ。大型ロータリーの場合、14年度は3千万円ほどだったが、10年後の24年度は約5千万円と1.5倍以上に跳ね上がった。
最終更新:1/18(土) 6:02 北海道新聞
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