☆f4♪LOVE アンクミの徒然日記

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愛が始まる時 NO-1



「愛が始まる時」は花男をこよなく愛する私の
完全なる 自己満足のお話です

他の方のような素晴らしい二次小説とは比べものにならない

小説と呼べるような物ではございませんが よろしかったら
読んでください


それぞれ社会人となった4人の花男と、つくしの初めて出会いを書いています

初めて書いたので、子供の書いた作文状態ですが
文章力の無さは、ご了承くださいませ






~~~別れ、そして出会い~~~



冷たい雨の降りしきる中 その人はじっと 立ち尽くしていた

少し前から振り出した雨さえ気づかずに

その大きな目はさっきから一点を見つめている

今、深い海のようなその目には大粒の涙が・・

今にも零れ落ちようとしている

彼女の見つめる先には 楽しそうに笑い合うカップルが

通り過ぎる車の音も 全身を濡らす雨さえも

彼女には感じられなかった


一台のスポーツカーが水しぶきを上げ彼女の近くに止まったことさえ気づかずに

「おい、総二郎なんでこんなダサイ店なんだよ~」

車から降りてきた4人の若者はそんな会話を交わしながら
店に駆けて来た

ボンヤリとした明かりの中に佇む女性に気づかず司はぶつかってしまう

「てめぇ~、なんでこんな所に突っ立ってんるんだよ~」

突然の大声にハッと気づく女性

振り向いた女性の目からは、止めどなく涙が

「司、そんないい方はないだろう ビックリしてるじゃないか
君、大丈夫」

最後から来ていた、物静かな青年が声を掛けると

「ごめんなさい、私・・」あとの言葉は殆ど嗚咽に近く 4人には聞き取れなかった

そう答え慌てて涙をふくと 店の中をもう一度振り返り

口元を手で押さえ、4人の間を走り去って行った

「おい、彼女なんで泣いてたんだ」

走り去る女性の後姿に司はなぜか目が離せなかった

「司、どうしたの入らないの」類は動かずにいる司に声を掛けた

あの子、どっかで見たような・・

そんな思いが司の心に

激しく降り続いた雨も今は少し収まり出し

雨音で消されていた、周りの人の声も少しずつ音を取り戻していた












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