おしゃれ手紙

2018.05.11
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カテゴリ: 海外旅行

尼僧服の人が似あう町、スプリット。

もちろん、世界遺産の街。

過去と現在が交差する 不思議の街スプリット

ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿が街の起源となったスプリット旧市街。

この宮殿は今から約1700年前に、ディオクレティアヌス皇帝が晩年を静かに過ごすための宮殿として建設され、皇帝はここで6年を過ごしました。

(▲昔はこの道も海だった。)
ディオクレティアヌス宮殿壁。
現在もその姿を残すローマ時代の壁。

この壁に囲まれるようにディオクレティアヌス宮殿は築かれた。

しかし、皇帝の死後、ローマ帝国の衰退に伴いこの宮殿は数百年に渡って廃墟となります。

ところが7世紀頃になると人々が置き去りにされていた宮殿内に住み始めます。

(▲自由時間にここでお茶した。)

(▲カフェのトイレも、壁はいつの時代か分からない。)


残された石材などを再利用して自分たちの家を建てたのです。
これが現在のスプリットの街の起源です。
宮殿の敷地は南北が約215m、東西に約180mの長方形。
そして宮殿の周りを高さ20mの壁囲っており、宮殿内やその周辺には見所がぎっしりと詰まっています。

古代ローマ遺跡の中に現代の人々が暮らすこの街には古代、中世、現代が複雑に絡み合う独特の雰囲気が漂います。

南側の4本の柱に支えられた建物は、かつて皇帝の住居の玄関でした。
天井がぽっかりと開いた円形の空間が広がりますが、ここは前庭で皇帝の玄関の役割を果たしていました。
穴が開いた天井はかつて美しいモザイクで覆われ、壁にあるくぼみには彫像などが飾られていたそうです。

ドーム形でよく音が反響するため、現在はよくここでクラッパの合唱が行われています。

(クラッパとはダルマチア地方に伝わる、無形文化遺産にも登録されている伝統的な男性アカペラ合唱のことです。)

ここで彼らの歌声を聞いた後、CDを売っていたのでお土産に買った。

宮殿の北側、金の門の正面に立つ巨大な銅像「グルグールの像」を訪れるのもお忘れなく。
グルグール・ニンスキ司教は10世紀に実在した人物で、それまでラテン語のみで行われていたミサにクロアチア語を導入し、スラブ言語の保護に貢献したとされるクロアチアの英雄のひとり。
金色にピカピカ輝く、彼の左足の親指に触れると幸運が訪れると言われています。

金の門周辺の散策が終わったら、「リヴァ」と呼ばれる城壁の南側を走る広い通りへ。

(▲この日は、お祭りで民族服の少女がいた。)
やしの木がずらっと並ぶ通りには無数のカフェのテラスが立ち並び、

いつもおしゃべりに花を咲かせる人たちで賑わっています。
散策に疲れたらお気に入りのカフェでコーヒーとケーキ、アイスクリームでリフレッシュ。



▲ゴミ箱も、まちに溶け込むようにデザインされている。

クロアチアは、ネクタイ発祥の国ということを、今回初めて知った。

正面の奥、左がネクタイの店、右が銀行。
銀行で両替した。





ランチは、パシュティツァーダ。


デザートの形を見て、この地方の産物、石材が思い浮かんだ。


2018.4.27(金)■ホテル■LIBuRNA(リブルナ)【クロアチア】

■2018.4.21(土)~5月1日(火)スロベニア&クロアチア■

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Last updated  2018.05.11 17:25:49
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