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辻井伸行のピアノ番組を見てから、
家人はすっかり彼のピアノ演奏に魅せられてしまいました。
彼は最近までピアノを弾いていたので、
若いピアニストの揺らぎのない演奏に感心してしまったようです。
家人によるとどんなピアニスト、たとえばアシュケナージであっても
指によって力の入り具合が違うのだそうですが、
辻井伸行の場合はどの指でも音に強弱がないと言います。
もちろんこの「強弱」はフォルテやピアニシモといった音楽的強弱とは違い、
指の癖といったらいいでしょうか、個人的にはどうしようもない音の出方
というものがあるのだそうです。
ところが彼の演奏には、たとえ小指であっても「揺らぎのない音」が出ていると言います。
そして音のきらめきのすばらしさ。
特にショパンの曲にみられる華やかな高音のきらめきにおいては、
どんなに小さな音であってもその一つひとつが丁寧に弾き込まれていて、
「音の粒立ちがいい」のだそうです。家人曰く;
「凄まじい、と思うよ」
つまり凄まじい努力の結果ということなのでしょう。
★
新年最初のネット・ショッピングは、辻井伸行のCDでした。
辻井伸行|マイ・フェイヴァリット・ショパン AVCL-25489
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