私訳・源氏物語

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March 26, 2019
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カテゴリ: 最近のこと
BS で「小さな恋のメロディ」を観た。
1971年の古い映画で、映像も音楽も懐かしかった。
声変わりもしていない少年と少女の淡い恋物語なのだが、
結婚したいと言って大人たちを困らせるところが
「なるほど~」と思わせて面白かった。少女のメロディは言う。

「私が幸せになるのをどうして助けてくれないの?」
「学校で地理や数学を勉強するより、彼と一緒にいる方が楽しいの」

この馬鹿正直ともいえるあっけらかんとした問いかけに大人たちは、
「まだ学校があるだろう」と言うのがせいぜいで、
ねじ伏せるだけの強力な説得力を持ち得ていない。

だから若い恋人たちの言い分の方が、
ずっと自然で納得できるように感じてしまう。
観る者にそう感じさせるところが肝なのかもしれないと思った。

昔、叔父に連れられて初対面の青年と、なぜか湖でボートを漕いだことがある。

彼は私より一つ年下のやはり高校生だったが、
人妻と深い関係になり、親に引き裂かれてここにきていることを後で知った。

親としては「子ども」の恋愛にもろ手を挙げて賛成はできないし、
若すぎる故の結末は不幸が予想されて、
何としても断ち切りたいという親心はよく分かるが、
当時は私より年下の高校生が当事者であることにひどく驚いたものだった。

映画は二人の駆け落ちで終わるが、
この小さな恋も人妻との情事も、時を間違えて咲いたあだ花のようで、
後味は良くなかった。





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最終更新日  March 26, 2019 10:11:21 PM
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