キモノ、本、からだに優しいごはん カフェ*ブリキ

日本和装 その壱



講師にも恵まれ、自分の手持ちの道具で着付けを教えてもらい、お蔭様で何とか一人で着れるようになった。
同じ三ヶ月でも、前述の着付け学院とは大違い。
私の求めていたのはこれなのよって感じでした。

週一回、二時間の授業で、着物の着付け・お太鼓と二重太鼓の帯結び・浴衣の着付けと半幅帯の帯結びを教わった。

その他、期間中に「着物セミナー」と「帯セミナー」なるものがあり、京都の問屋に出かけなければならない。
これがちょっとくせもの?!
名目は「特別に問屋で勉強させていただく」というものだが、
実際は少し違う。
「本来は素人が問屋で購入できないが、今回は特別にわけてもらえる」
と、講師は言うが、実際行ってみるとすごい営業攻撃!
午前中は、反物を見せてもらいながら染と織のお勉強。
昼食をはさんで、午後からは「コーディネートのお勉強」。

この「コーディネートのお勉強」というのは、
問屋さんで気に入った反物や帯を選び、鏡の前で合わせてみる、というもの。

私が行った帯セミナーでは、各自気に入った帯をひとつ選ばされ、
一人ずつ順番に鏡の前に立つ。
すると、問屋さん・講師・協会の職員が褒めちぎってくれます。
「それ、よう(とても)似おてるわぁ」
「あんたにぴったりの帯や」
「呉服屋ではこの値段で買われへんよ」
迷っていると、講師の強力プッシュ!
こちらも、講師の先生に勧められると「そうかなぁ」なんて・・。
何より、女の子だもん♪見たら欲しくなっちゃうよねぇ。
支払いは、協会の「小袖カード」をその場で作って、利息なしの10回払い。

そして私は買っちゃいました!
渡文の更紗の帯を。
リバーシブルで、上下を返せば合計4通り楽しめるという・・。
だって、『美しいキモノ』で見た憧れのコーディネートの帯とよく似てたんですもの。
あそこの帯に憧れてたんです・・・。
講師の先生も同じ帯の色違いを持ってらっしゃるらしい。
このことも私の背中を押しましたわ・・。

しかし、渡文といえば、紬によく合う洒落帯で有名ですよね。
紬なんて持ってないけど、
「色無地にも合うよ」と問屋さんにほだされ・・・
家に帰って、手持ちのピンクの色無地にあわせたけど、ダメでしたわ。
紋付の着物に洒落帯はあきまへんわ。トホホ。

でも、絹芯を入れて仕立てあがった帯は私の宝物。
「この帯を無駄にしない為に、着物を着る人になるのだー!」
との気合を入れてくれました。

これが、その思い出の帯だ!

帯おもて←表

帯うら←裏



(続く)

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