「祖父」育て



帰宅後も「じじぃ~じじぃ~」と義父を探しているし、夕食後2F遊びに飽きると階段の上から「じじぃ~じじぃ~」と義父を呼ぶ。
(義父は目を細めて娘を迎えにやってくる。)

義父は自分に懐く孫娘が格別に可愛い様子だ。


こんなにどうして娘がじじっ子になってしまったのか・・・不思議だ。

義父には娘より先に生まれた孫が5人いる。
しかし孫の人気は義母に集中していて、義父はいつも 「はずれ」 状態だった。

なので義母より先に義父のところに向かう娘はかなり特異だ。


しかし、よくよく考えれば義父にとって娘は生まれた直後から関わった最初の孫かもしれない。
上5人が生まれたときには、義父はまだ働いていて、孫の面倒をみるどころか自分が義母の世話になっていた。
義父が赤ん坊を抱くのは写真撮影のときだけだっただろう。


が、娘が生まれたときに義父は既に退職していた。
それで義母がいないときなどは、私が息子の保育園の送迎のときや買い物に行っている間、ちょっとずつ娘の面倒をみてくれた。


すると義父は娘と遊んでくれるようになった。
さらにおっかなびっくりしながら娘のおむつを替えられるようになった。

段々育児がレベルアップしてきた。



そうそう、1回こんなこともあった。
娘が10ヶ月の頃だ。
娘が前日から発熱したけど、私がどうしても会社に行かなきゃならなくて、旦那も義母も都合がつかなかったとき、義父は半日娘の面倒をみてくれた。
義父は愚図る娘にどうすればいいのか分からす、ずっとずっと娘を抱っこしていてくれた。
お昼にやっと私が会社から戻ってきたとき、娘は真っ赤な顔をして義父の腕のなかで眠っていた。



義父はこうして 『祖父』に育った(?)



娘と義父は相乗効果で、お互い育っているんだね~。


義両親の同居っていろいろあるけど、こうして刺激し合える点もあっていいね(*^^*)


(小声)
私もそのうち『嫁』に育つのかな?
っていうか育てられ中??

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