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皆様、あけまして、おめでとうございます!!! また、長らくの、本当に長らくのご無沙汰、大変失礼いたしました!! 私が更新を怠っていた約半年あまり、その間も励ましのメッセージをいただいたり、この更新されないブログに何度もご訪問いただきあしあとを残していってくださったりしてくださっていたお友達の方々には本当に感謝です!!更新しなくちゃ、更新しなくちゃ、、と思いつつも毎日の疲れが書き込みの気力をそがし、パソコンに向かうのも億劫と言った状態で、全くそんな気が起きず、自分の情けなさをあらためて痛感し、同時にここで知り合うことの出来たお友達のみなさんの暖かさが身にしみました。今年からはきちんと更新してゆきたい、まぁ、書き込みはどうしても週末限定になってしまうとは思うのですが、どうか、また、懲りずにお付き合い下さいますようよろしくお願いいたします。 私達家族も、特にこれまでと変わりない日々を過ごさせていただいています。私のかみさんは、以前から所属しているアマチュアオペラ団体「ガレリア座」の次回公演に出演することとなりまして、演目がオッフェンバックのオペレッタ『美しきエレーヌ』。その中のズボン役(男役)の、神様役をやります。役の名前は忘れてしまったのですが、2曲ソロのシーンがあったり、それなりに重要な役なようで、本人も張り切っています。そんなわけで、かみさんは毎週末練習に出ているので土日はいつも一人、または息子と2人の生活を送っております。そんな息子、ジークフリートはDWEの英語のほかにもミネルヴァの英語教室に通ったり水泳教室に通ったりとお稽古事づいています。まぁ、お稽古といっても本人は遊び感覚で行っているので毎回が楽しみなようです。また、ガレリア座の練習にもよく一緒について行き、他のメンバーに愛想を振り撒いたり、練習している団員以上に歌詞や音を覚えるのが早く歌ったりして皆を驚かせているようです。まったく、将来はどんな子になるのやら・・・。 そして私は、毎日の生活にばたばた追われています。早朝のお仕事もようやく慣れてきました。地獄の正月の配達や台風の配達も体験し、あとは雪の日の配達くらいでしょうか・・・・。それから、通常の仕事ではまぁ、何処まで軌道に乗っているかはわかりませんが一生懸命にやっています・・。そんなわけで、朝1時~夜6時まで働いて、家に帰って遅くとも10時には寝るようにしていますので、仕事して、飯食って、寝るだけの生活の日々・・。早朝仕事のおかげで痩せてきた自分でしたが、ここのところはやっぱり寒かったりするので汗もかかなければ、脂肪もおちてこない・・。逆に身についているみたいなのでかなり反省です・・。歌も歌えない生活(唯一、掃除機をがんがんかけているときだけ声をだしています・・)なのでちょっとつらいですが、がんばらなくちゃなりません・・。味も素っ気も無い近況報告でした・・書きたいことは山ほどありますが、これから徐々に更新してまいりますので、どうかまたよろしくお願いいたします。
January 13, 2008
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(ちょっとブログのテーマからは外れているかも・・。すみません・・。) もう2週間くらい前のことだと思いますが、『題名のない音楽会』、ご覧になりましたか?2週にわたって、一度本物のオーケストラの指揮をしてみたい!!という素人さんを募集して、その中から選ばれた人たちによる指揮者コンクールが放送されていたんです。人数は総勢15人ほど。小学生から上はおじいちゃん、おばあちゃんまで多岐にわたっています。 実は、私もこの公募の話を知り応募しようとしていたのですっ。結局仕事に追われてしまい応募し忘れてしまいました。あらためてこのテレビを見て、なんてもったいない事をしたんだろう、と羨んだり悔やんだり・・。まぁ、応募したところで選ばれるとは限らないんですが・・ 私は今でこそ下手の横好きでオペラを歌いまくっていますが、何を隠そう、クラシック音楽に目覚めた頃は指揮者になりたくてたまりませんでした。なぁんていっても、そんな思いを抱いたのは中学3年生を3分の2終えた頃。それまでは音楽の授業なんて大嫌いだったので、楽典はおろか楽譜すらろくに読めない奴が突然指揮者なんて無謀な夢を抱いたのであります。今の音大はどうなのか知りませんが、当時音楽大学でも指揮科は東京芸大だけ。しかも募集人員は一ケタ台という超難関・・。実際に指揮者になるという夢はすんなりあきらめました。いや、あきらめざるを得ないといった方が正しいでしょうか・・。振りたくてたまらない、という欲求はただずっと持ち続けていたので、結婚するまではMyボールならぬMyタクト(Myタクトは本物の指揮棒とは限らず、その時手に持っていたもの、、たとえば鉛筆だったり、菜ばしだったり、使いかけの割り箸だったり・・)を持ちCDを聴きながら棒振りの練習をしたものです。さしずめ、名指揮者W・サヴァリッシュの華麗で的確な指揮ぶりに傾倒していたこともあって、自分の中ではすっかりサヴァリッシュをイメージして棒振り練習をしていたものですが、ピアノ伴奏のオペラ公演で私が指揮をした姿をVTRで見たときは、肥えた身体で棒をブンブン振り回すJ・レヴァインの、数倍ちゃんちゃらぴぃ~~にしたような指揮姿だったので、愕然としてしまったことも覚えていますさすがに結婚して子どももいる今となってはそんなこと恥ずかしくてできませんが、職場などで時折誰もいない部屋で突然頭の中に音楽がなり始め、自然とにわかコンダクターに変身してしまう事があります。 もう昨年の事、入院していた時にヘッドフォンをつけてCD(『カヴァレリアルスティカーナ』)を聞きながらスコアを見ていると勝手に手が動き始め、部屋はカーテンで仕切られているのをいいことに悦に入ったコンダクター状態になって振っていたんです・・。そのとき、看護婦さんが私に声をかけカーテンを開けていたことも知らずに・・。唖然とした表情の看護婦さんが立ちすくんでいた姿と、恥ずかしさのあまり顔も上げられなかった私の姿は想像に難くないと思います・・・。 そんな自分を懐かしく思い出し(?)ながら『題名のない音楽会』を見たのですが、いやぁ、自分とおんなじような思いを持った人って世の中に結構いるもんなんだなぁ、と関心しつつも、そのなり切りコンダクター振りには腹を抱えて笑わずにはおれませんでした。 体全体で音楽を表現しようとしてる人、まるで舞踊のように指揮を舞っている人、心根の優しさが指揮ぶりにも現れているような人、本物のオーケストラや大勢の観客を前にしても物怖じせず堂々と振る小学生などなど、でもどなたにも共通しているのはその振っている音楽が“好き”という事だと思いました。皆さん、曲を歌いながら振っています。ある人は鯉がパクパクするかのように、またある人は絶唱するように、またある人は演歌のコブシを唄ているかのように・・。自分の振っている曲をよく知り、自分の中でその音楽のイメージが出来ているんですね。また、今回面白いと思ったのはオーケストラが本当に振る人の個性に乗っているというか、振る人が振ったとおりの音楽が鳴ってくることでした。確かにプロの指揮者は独自の個性的な音を持っているし、指揮姿がその音に反映しているという様子は何度となく体験していますが、やっぱりその音、音楽というのもある程度綿密に稽古した上に成り立っているものなんだと思っていたのです。いや、もちろん、絶対そうなんだとは思いますが、この番組を見ると、恐らくそんなにリハーサルも出来ていないと思うのですが、オーケストラが指揮者に寄り添って激しい音を出したり、やさしい音を出したり、たった1分間の中でその指揮者のもつ音楽の世界を実に如実に伝えてくれるんですね。ちょっと緊張していて振るテンポがゆれてきたりするとオーケストラも一緒に不安定になったり、“おっ!結構しっかり見ているんだなぁ”というのがよく分かりました。オーケストラの音が振る人によって違う、同じ曲を同じオーケストラが弾いても指揮者が違うと全然違う演奏になるのはいろんな演奏を聴いているとよくわかりますが、素人が振っただけのオーケストラもこれだけ色が変わるというのは驚きでした。百戦錬磨の演奏経験をしているプロのオーケストラだからこその柔軟性、好反応なのかもしれませんが、あれだけの楽器と演奏者の集合体がまとまってそういう反応をするわけですからねぇぇぇ。改めてオーケストラの奥の深さを感じてしまいました。と、同時に、“ああっ、いいなぁ、僕もオーケストラが振りたいなぁ、、”というよからぬ欲望がまた鎌首をもたげています。まぁ、鎌首もたげたところでどうにでもなる話ではないのですが・・指揮者への欲、といえば、最近我が息子も少し興味を持ち出したのか(??????????)その前の『題名のない音楽会』に出演していた宮川彬良さんの指揮ぶりを見てみよう見真似で頑張って振っていました。また、先日のイングリッシュカーニバルの帰りに寄った有楽町のHMVの試聴コーナーでテンシュテット指揮のDVDが流れていたのですが、ジークフリートはそのヘッドフォンを耳にかけたかと思いきや、テンシュテットを見てガンガン振っているではありませんか!!息子からヘッドフォンを奪って聞いて見ると曲はワーグナーの『ジークフリートのラインへの旅』じゃありませんか!さすがは我が息子!!本気で自分の夢のバトンを息子に引き継がせようかと思った瞬間でした 指揮者といえば、最近オペラ歌手でもそうなんですが、実に感銘を受けるというか、“スゴイ”指揮者にめぐり合える、という機会がめっきり減ったというかほとんど無くなったように感じるのは気のせいでしょうか・・。最近の指揮者はみんな頭が良くて、音楽の形を欲理解していて、楽譜に忠実で、刺激的な演奏も得意・・。でも、心にズンッ!と響く音楽を聞かせてくれる指揮者、個性的でわくわくさせる音楽を作ってくれる指揮者が実に少なくなったと感じます。懐古趣味といわれればそれまでなんですが巨匠と呼ばれる指揮者が存在していた時代、まさにカラヤン、バーンスタインなんかが存命していた時代までの指揮者の音楽はさまざまなタイプの指揮者が混在していて、アンチ巨匠な指揮者達には実直な職人がまた味のある音楽を聞かせてくれていた。オペラなんかも本当に上手く、面白く、そして感動的に聞かせてくれる指揮者が多かったですね・・。ところが、巨匠が亡くなってしまった現在、学者的な音楽作りをしたり、理屈が立派な指揮者や古典的な時代に翻ってピリオド奏法でやってみたりとか、ポピュラー音楽に近づけてみる奏法とか、いろんな人が跋扈し、一瞬、個性的な指揮者が増えたと思ってしまうのですが、聞いてみると意外に個性がない・・。一聴して“この人の音楽だ!”とか感じることも無ければ、無骨だけれど、がっしりとした骨太の演奏にしみじみ耳を傾けることも無くなりました。また、天国にいるような幸せの響きを味わうことも・・。先程のテンシュテットのDVDですが、ロンドン響との来日公演のワーグナー管弦楽曲の演奏のものでした。私もこの演奏テレビで見たとき、ものすごい力強さと迫ってくる表現に一気に引き込まれ、私のワーグナー好きを加速させたものでした。(このVTRには確か熱のこもった指揮のあまり、突然譜面台がズルッと下に下がってしまうハプニングもありました)それから10年後位、テンシュテットが再来日すると聞いたので是非、生で聞きたいと思いチケットを購入。蓋を開けてみればテンシュテットは病気で、代役が今をときめくF・ウェルザー・メスト。非常に刺激的なベートーヴェンでそれはそれですごい体験でしたが、やっぱりテンシュテットを聞いたときのあの感動、は味わえませんでした・・。ぜひぜひ、皆さんの好きな指揮者、オススメの指揮者教えてくださいっ。なんだか尻切れトンボな終わり方ですみませんっ~
July 29, 2007
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22日の日曜日、銀座へDWEのイヴェント「イングリッシュカーニバル」へ行ってまいりました!それにしても、DWE(でぃずに~わ~るどおぶいんぐりっしゅ)ネタを書くのも本当に久しぶりです。ブログをサボってしまっている間も何度かDWEのイヴェントには参加して、それぞれ面白くて、いい体験をしましたし、ジークフリートの喜んでいる様子なんかも書きたかったのですが、ついつい書きそびれてしまいました・・。本当は少しでも書き記しておくと、後で読み返したときに「ああ、こんなこともあったなぁ、」「そういえばあの頃のジークフリートってこんなんだったっけ?」なぁんて振り返ることができるので、やっぱりサボらずまめに記すのが大切ですね~っそんなわけで(どんなわけで??)イングリッシュカーニバルです。このイヴェントは週末行われるさまざまな小規模のイヴェントとは違い、大きなホールの大舞台でDWEの先生達がミュージカル仕立の芝居を演じるものです。自分達は過去のものはビデオを購入してみていたのですが、生で観たのは昨年が初めて。その様子はよかったらこちらをクリックしてください。昨年も十二分に楽しませてもらい、その後購入したその舞台のDVDでまた何度も楽しませてもらっただけに、今回も期待を大にして向かいました。今年のイングリッシュカーニバルにご出演される先生達は昨年とほぼ変わらず、一部出ていない人がいたくらいでしたので安心して鑑賞することが出来ました。また、今年は昨年は出ていなかった(その他の年は毎回出ていたようです)DWEの御大、マーク先生が出演されるという事で本当に楽しみでした。なまマークが見られる!なんだかこれだけでもワクワクです。マーク先生とは、DWEをやっている人なら「おおっ、あの人ねぇ」と誰でも知っている人。甲高くちょっとミョ~なイントネーションの日本語とばりばりの英語(当たりまえかぁ・・)を駆使して、どうしちゃったの??と心配してしまいたくなるくらいの高いテンションで歌ったり踊ったりするおじさんなのです。(どういう説明なんだろう・・・)DWEのほんとんどの先生に言えることですが、プロのコメディアン並の高いテンションと、それ以上に降り注ぐ子供達への愛情をいっぱい感じさせてくれる人。まぁ、まさにミスターDWEな人なんでしょうね。今回のイングリッシュカーニバルも脚本や演出も担当しています。私はアマチュアで何度も舞台を踏んでいる者ですが、いつも、彼らのイヴェントを見るとこの人たちは本当にプロの芸人なんじゃないかなぁ、と思ってしまうんです。英語を教える人がその指導の一環としてミュージカル仕立の芸をしているんじゃなくって、芸人が英語の指導もしてるんじゃない??見たいな・・・。ママに聞くと案の定、彼らはどうやら自分のお国ではコメディアンだったり大道芸人だったりみたいな活動をしている人も多いとの事・・。それなら納得です。でも子供の心をぐっとひきつけるんですから、生半可ではないですよね~っ。余談ですが、ちょっと前までオンエアされていたファイブミニのCM、上野樹里が出ていて、外人の出ている通販のCMをパロったやつですが、あのCMで妙な格好をして元気になったって目いっぱいの笑顔で体くねらせて必死に踊っている外人の女性、なんとなくDWEのイヴェントで見たことあるような気がしてママに聞いたら「ほんと!そっくり!!」なんて言ってました。真相は如何に????? 私達はこの日の1回目の舞台に行きました。あのハイテンションな舞台を複数回するというのですから、このスタミナも芸人ぽいですっ! 今回は場所が銀座ということもありドライブではなく電車でGO!(ガソリンも高いし駐車場代もバカになりませんもんね・・)そうしたらやっぱり開演の1時間前位に到着!なんとまた会場入り一番のりです。ジークフリートはまたまたあちらこちらに愛想振り撒いて歩いています。会場のスタッフさんたちが打ち合わせ中でしたが、比較的若そうな女性が多かったせいでしょうか、ジークフリートもゴキゲン!スタッフの方にロビーに案内してもらうとすでにそこにはDWEの商品が売っているショップが出来ていました。暇つぶしにはいいけれど、きっとタダでは戻れないぞ、と思っていたら案の定、ジークフリートはいろんな商品に一目ぼれ。中でも英語で喋る計算機がお気に入り・・。ジークフリートのためならっ!とママも財布の紐は緩みがち結局蓋を開けたら1万円以上も使っていました・・。そうこうしているうちに子供達も大勢集まってきていつの間にかロビーは子供とお母さん達で熱気ムンムン!そんな中に混じって私らオジサン達もいますが、場慣れしていないだけにお母さんに怒られているお父さん、なんて場面もいっぱい見ました。待っている途中で、どなたかのお子さんが英語の本をかみさんに読み聞かせてくれたりして仲良くなったり、息子がよその人に「ラインの黄金仮面さん(私の名前・・)しりませんかぁ?」なんて尋ねたりとハプニングもありあっという間に本番です。今回のチケットは入場整理番号みたいなものがついていて私達はA-13だったのでかなり早目にホールに入ることが出来たので結構舞台から間近な席に陣取りました。思ったほどには大きな会場ではありませんでしたが、見やすいホールです。やがて舞台がはじまるっ、前に出演者の先生達が客席に下りてきて写真撮影Time!!子供達を決死の表情で引き回して先生達と写真を取り捲るお母さん達の姿がそこここで・・・母は強し、というか女は強し、というか・・。と、隣の客席を見てみるとすでにママとジークフリートがいないどこかと見渡していると、マーク先生が歩いている後ろを必死に追いかけるママの姿が・・。我が妻もまた強し!!であります・・。 さぁ、そして舞台が始まります。今回の舞台もまたカラフル!そしてハートフルな舞台でした。内容はそれぞれの色に扮した先生達が自分の好きな色こそ一番美しい色だ、というのを歌や踊りでペインターのマーク先生に主張、でも虹を見てその美しさに感動したマーク先生はハタと気付きます。一番美しい色はいろんな色が重なり合って出来た虹の色だよっ!と。まぁ、DWEのマークは虹を模していますし、肌の色、思想の違う人たちがみんな手を取り合ってこそ素晴らしいものが生まれる、という強いメッセージを発しています。昔のイングリッシュカーニバルのビデオを見てみると純粋にストーリーの整ったミュージカルという印象でしたが、昨年や今年は子供達への世界のみんなで手を取り合おう、というメッセージを強く打ち出している感が強く、そのために個々のエピソードを繰り出してそれをひとつにまとめてゆくという昨年のパターンを踏襲しているのでその分マンネリぽさは避けられませんが、歌に踊りに楽しい舞台で充分に楽しめ、自然にそのメッセージも子供達が吸収することが出来れば言うこと無しですよね。ジークフリートは今回、冒頭の写真に一緒に写っているジェーン先生に夢中でした。このジェーン先生、歌が好きらしく上手だし発声もいい。歌はクラシックというよりはミュージカル的な発声でしたが、多分このメンバーの中では一番歌が上手いのではないでしょうか。この先生、綺麗なのはいいのですが、これまでなんとなく“冷たいな”と感じさせる雰囲気ありありだったのですが、この日は違いました。先生の担当の色は情熱の赤。劇中真っ赤な衣装に身を包み、赤が際立った口紅、そして情熱のフラメンコ風ダンスを踊ったり。ジークフリートはたまらず声を掛け捲ります。しかも、自分が目立つように他の子供達が一斉に“Hello!”等と答えた1テンポ遅らせて“Hello!”というもんだから、ジェーン先生もついつい微笑んで、ジークフリートに手を振ってくれる。しかも偶然か、座った席はジェーン先生の舞台での立ち位置としては定位置だったらしく、しょっちゅう気にかけてくださっていました。アンコールの時には先生達が客席面へまた降りてきてくれるのですが、ジェーン先生は真っ先にジークフリートのもとへ。ジークフリートも念願叶って(?)仲良く歌っていました。 後でママに聞くと上の写真を一緒に撮ったとき、ジェーン先生は“あらっ、あなたのこと知ってるわ!”って言ってくれたとの事。リップサービスかもしれませんが、そう言われると嬉しいですよね 他の先生も素晴らしく、楽しく充実した舞台でまた見たい、とどうやら別の日の公演の予約もしてあるそうです。楽しいので確かにまた見たいものですっ。 終演後は昼食を採り、その後銀ブラへ。久しぶりの銀座。でもジークフリートは興奮しすぎて寝てしまいました・・。いやぁ、大きくなって思いのなんの・・。ただ銀ブラと言っても、ママは銀座の高級ファッション等には一切興味なく、ほとんど私の用事でヤマハと山野楽器とHMVに寄っただけでした。実はベートーヴェンのオペラ『フィデリオ』のヴォーカルスコアが欲しかったのですが、あまりに高くて即却下。CDやDVDもいいのがいっぱい会ったのですがどれもこれも返り討ちでした・・・。 途中西銀座デパートの宝くじ売り場の1番窓口に並んで宝くじを買ったりもしました。この時はジークフリートが起きていたので、くじ運のいいジークフリートに「当たるの下さい」と売り場のお姉さんに言わせて買いました。ジークフリートはとある抽選会で1等や特等を連チャンで当て、しかも同じイヴェントでビンゴゲームで3等をゲットした強運の持ち主なのです。これで我が家は億万長者です!!ガハハハアっ!はぁ~また、東京羊羹のカフェで抹茶のデザートを食べたり、それなりに銀座も楽しんだ一日でした。
July 23, 2007
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さて、いつもながら長くなってしまってすみません・・・。USJ2日目は、USJのすぐ近くにあるホテルに泊まったので朝もゆっくりでした。朝食はバイキングですが、一食2300円。お高い朝食ではありますが、質もいいし種類も豊富で朝から食べすぎ・・・。こう、バイキングはなんていうかもとを取らないと気がすまない性格なものですから・・・。そんなわけで、2日目はスタジオオープン前に会場入り。並んで待っていたのですが、並んでいる人の数が少なくて快適。う~んディズニーランドならいくら平日とはいってもこうはならない・・。待っているこちらは楽でいいですが、余計な事ながらちょっと心配してしまいました。さぁ、そして開場です。2日目は1日目に比べると天気も良くなってきましたし、お客さんの数も少ない!!こりゃ遊びまくるぞっ!!気合はいりまくりです!!この日最初に目指したのはスヌーピースタジオ。名前のとおり、スヌーピーのキャラクターでいっぱいの場所。ここに子供用のジェットコースターがあるので、早速IN!子供用と思って侮るなかれ、いやいや結構早くて怖い・・。ジークフリートは早々、恐怖におびえ「怖いよぉぉっ」と泣いてしまいました。ジェットコースター終了後しばらくスヌーピーのところで遊ばして気持を整えたところで、私が「次どこいく?」といったらママいわく「JAWSに行こう!」 、おおっ、またまた鬼のような一言。なんでも昨日は調子が悪くてちっとも楽しめなかったからまた乗りたいんだそうな。私はJAWS好きだからいいけどジークフリートは・・、どうでしょう??で、早速JAWSへ直行。昨日は1時間以上も並んだアトラクションなのに、何ともスースーと並ぶことなく乗船。しかしジークフリートは昨日がトラウマになっているのか、もう途中の通路を歩いている途中で泣き出す始末。船に乗ったときはもうガクガク震えているではありませんか・・。よっぽど怖かったんだねぇ・・。ごめんねぇ。でも、楽しかったっその後、ジュラシックパークのアトラクションへGO!でもここはさすがにジークフリートは身長制限に引っかかってしまったため、私達夫婦が交互に乗り込むことに。最近、英語の恐竜の本にはまっているジークフリートには見せてやりたかったアトラクションでした。沢山の恐竜の出現!私も昔は恐竜オタクといっても過言ではないくらい恐竜好きだったんですが、息子もその血を引いているかのように最近、トリケラトプスやステゴサウルスなどの恐竜の名前も覚えられるようになっただけに、きっとこのアトラクションに乗ったら興奮してたことでしょう。仕方ないので、ジークフリートにはアトラクション終了後、ジュラシックパークのショップで恐竜のオモチャを買ってあげました。私も恐竜の化石が欲しかったのですが、かみさんから却下!!(なんと、プテラノドンの本物の化石→200万円!)や恐竜のう◎この化石→数十万円!!)代わりにジークフリートとおそろいのティラノサウルスのTシャツを買ってもらいましたその後はハッピーハーモニーセレブレーションというUSJの大通りでのショーを見学。巨大な4台の山車に、スヌーピー、セサミストリート、キティちゃん、シュレックのキャラクター達が大勢の踊りのお兄さんお姉さん達と一緒にダンスするショーです。ジークフリートはダンスが大好き!途中、見学者参加のダンスの振り付けを説明するお兄さんが「こんにちわぁ!!」と言ったとき、ジークフリートは誰よりも目立つ大声で「こんにちわぁぁぁ!!」とやったもんだから、お兄さんも嬉しくなって「君がいてくれてよかったぁ」なんて言ってます。ショーが始まるともう、我が息子は大興奮でノリノリ。踊りのお兄さんお姉さんもジークフリートにちょっかいだしてくるのでもう気分は最高!!っていうような感じで盛り上がっています。この後はさっきまでショーの山車に乗っていたシュレックとフィオナ姫と記念写真をパチリ!ジークフリートはフィオナ姫が大好きらしく、いっぱいお話していたようです。(英語でなくて日本語で)まぁ、フィオナ姫、綺麗だったもんなぁ その後もいろいろ遊びました。途中、今度はセサミストリートの仲間達は2階だてバスに乗って現れたかと思うと、道路上でダンスショーを始めました。もう、ダンスとなるとジークフリートの血がいやがうえにも沸きあがります!大人しく座ってみているかと思いきや、ただ一人、一緒にノリノリになって踊っているではありませんか・・。その姿といったら、、、動画が流せることが可能なら是非、皆さんにも見てもらいたいくらい、可愛くておかしくて、笑えます。このショーでいままであまり興味を示さなかったセサミのキャラクターもすっかりお気に入りになったようです。主要なアトラクションでほぼ遊びつくした私達。最後のほうにすさまじいパレードが待っていました。その名も“ウォーターパレード”。このパレードも見学する場所によってずぶ濡れゾーンとドライゾーンというものがあるらしかったので、おもいっきり楽しんでみたい!から、あえてずぶ濡れゾーンへ行って観ました。昔ディズニーランドでも似たようなパレードはあったのですが、水鉄砲の水みたいのを浴びせられた程度だったので、てっきりそれくらいとたかをくくって見学へ・・。とんでもねぇぇぇっ!!もう、水鉄砲なんて甘っちょろいもんではなく、まさにバケツにいっぱいの水をこちらめがけて投げつけるんです!!いやぁ、USJのキャスト達はほとんど遠慮というものを知らないかのごとく、これでもか!と水をかけてきやがるのです!!おかげで体中びしょびしょ!!私以上にママはビッチョビッチョでしたしかし、ショーにしてもパレードにしても、お客さんが少ないせいかは判りませんが、ディズニーランドにはない、“身近さ”が感じられ、ものすごく楽しく興奮させられました!!多分平日よりは休日の方が人も沢山みに来ているのでしょうが、平日でも決して手を抜くことなく、思いっきり楽しんでよ!と言いたげなハイテンションのキャストの皆さん、夢のある楽しいひと時を過ごさせてもらいました!さぁ、そして〆はデザートで!ピンクパンサーがメインキャラクターのアイス屋にIN!このアイス屋、内装がすべてピンク!いかにも女の子好みのお店です。かく言う私は映画『ピンクパンサー』がまたまた大好き。なんとDVDでシリーズのボックスを持っているくらいです。予断ですが、USJでピンクパンサーの帽子も買ってもらっちゃいました。さてさて、私達家族は、暑かったのも手伝って、たっぷりカキ氷を食べたいと思い、ピンクトロピカルフラッペを注文。見本では一番美味しそうだったし、このシーズンの限定みたいな感じだったので楽しみにしていました。でも、周りはあまり頼んでいない・・。確かにカキ氷に700円は高いよなぁ、なんて思っていたら、出てきたソレをみて唖然!!周りのお客さん達もビビッています。なんともそれの大きなことといったら!!ママとジークフリートはひとつをわけっこして食べていましたが、二人ともあまりの冷たさに完食を果たせず。私は一人でまるまる1個平らげてしまいました・・。糖尿病なのに・・・・。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもので、5時近くまで遊んでその日も終了となりました。結局電車に乗って帰宅したのは夜中12時になってしまいましたが、息子がとても充実したようで、本当にいい旅行でした。USJにはまた行きたがっていたようなので、ぜひまた連れて行ってあげたいです!(まぁ、自分も遊びたいのですが・・・)
July 22, 2007
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いやぁ、すっかり週末のみのブログ更新&閲覧となってしまいました・・。 書きたいことはいくらでもあるのに残念でなりません・・。 さてさて、はや1週間が経とうとしておりますが、去る16,17日と家族3人でUSJに行ってまいりました! USJとは、何を隠そう『ユニバーサルスタジオジャパン』のことです。(なぁんて、皆さんはご存知ですよねっ) USJが出来てはや5周年とのこと・・。その間、私がUSJに行ったのはたったの1回。それもまだオープンして間もない頃でした。その頃の印象と比べるとアトラクションやサービスも垢抜けして充実度が増した感じがします。まぁ、私の場合、映画が大好きなのでディズニーリゾートよりもこちらの方が相性がいい感じでした。(まぁ、ディズニーリゾートも楽しいですけれどねっ) 千葉から大阪ですから、相当な距離があるのでさすがに16日はオープンからの入場は無理でしたが、出来る限り早くUSJで遊びたい!そう思っていた私達は地元の電車の始発(朝5時台)に乗り込み出発です。出歩くときはほとんどの我が家。電車自体が珍しいジークフリートはもうここからが楽しいアトラクションのようなもの。早朝からハイテンションです。そして、そのテンションの持続はず~~っと続き、駅の待合室や新幹線の中でも元気いっぱい!!。同乗のお客さんや、切符の点検に来た車掌さんに「おはようございます!!」と元気に声をかけて回ってました。新幹線の道中、昼寝をしようと企んでいた私の目論見はもろくも崩れ去ってしまいました・・。 さてはて、新幹線で新大阪に着くとなんとハプニング・・。人身事故でダイヤが大幅にずれているとの事・・。私達の行くUSJ方面の電車もどうやら動かないらしく、地下鉄に振り替え輸送となりました・・。到着予定がどんどんずれこんでゆくよ~ なんだかんだ言っても無事にUSJに到着!ただし、開場からはすでに1時間半が経過していました。16日は祝日だったせいか、お客さんもディズニーリゾートのようにごった返しています。 USJに入ってまず最初に向かったのは『JAWS』のアトラクション。私、映画『JAWS』が大好き!オマケにそのサメの出方が本当に映画を彷彿とさせるようで大興奮です。アトラクションの入り口に巨大なサメを採って吊るしてある像(?)があるのですが、そこは記念写真スポット。まずはそこで記念に、とっ、思ったらUSJのスタッフが入って、有料での撮影のみOKとの事・・。初めて行った時は自分達で自由に撮れたような気がしたのですが・・。仕方なく記念にパチリ!でも、スタッフ側のポラロイド撮影のほかに自分達のもって行ったカメラでも撮ってくれるのでまぁ、よしとしよう。記念にもなるしねさぁ、そして『JAWS』です。いやぁ、約1時間並んでようやく乗ることが出来たのですが、待った甲斐はありました!カッコイイ!!超リアル!!サメが近づいてくるところや、ボートに向かってドヴァッと顔を上げてくるところまですべてが映画どおり。そして燃料タンクが爆発したりするところも本当の火がボッと燃え上がりその熱が直に伝わってくるので迫力満点です。 ところが、ママは疲れてしまったのか体調がすぐれず「気持わりぃぃぃ・・。おぇぇ」と言っているしジークフリートはあまりのリアルさに「怖いよぉぉぉ」と大泣き。何だか一人で楽しんでいる私が申し訳ない、って感じでした・・。この日の天気は当初晴れの予定、でした。台風も過ぎたし問題ないだろう、なぁんて思っていたのですが、『JAWS』を乗り終えた頃からが降り始め、一時はバケツをひっくり返したかのような雨が降ってきたりと正直あまり恵まれた感じではありませんでした。(そんな時に限ってジークフリートはう◎ちお漏らししちゃうし・・)それでも、気軽に来られる場所でないので、精力的にあちらこちら回りました。『ウォーターワールド』というショーは派手なアクションをふんだんに取り入れたショーで、爆発あり、最後は巨大な飛行機が客席めがけて飛び込んできたりとワクワクなのですが、なんといってもこのショーの目玉は“ウォーター”。舞台はほぼプールのような水の上にあって、ジェットスキーなんかをバンバン走らせて、わざと客席に向けて水しぶきを上げたりするんです。客席には“ずぶ濡れゾーン”みたいなところがあって、そこに座った人は水に濡れるのを覚悟の上で座ってください、みたいなところなんですね。私達もずぶ濡れ覚悟でカッパを着てそのゾーンに座ったんですが、ちょっと予想を誤ったか(?)ビッショビッショにされてしまったのはちょっと違う席の人で、私達はかえってカッパで蒸れた汗によってビッショビッショになってしまいました・・。だた、ジークフリートは、ショーの前半に、客席を半分に分けて行われた“大声競争”で負けた側の代表の一人として、大量にバケツの水をかけられてしまいました。何が何だか判らないままただただ唖然のジークフリートに、会場からも「かわいい~」の声がっ。そのほか、『ET』のアトラクションやら、セサミストリートの4Dの映画などいろいろ楽しめました。ただこの日はやっぱり雨だったので、パレードや夜のショーが中止に・・。夜のショーはジークフリートが大好きな“ピーターパン”のショーだっただけに残念でした・・。この日最後に乗ったのはスパイダーマンのアトラクション。日中は2時間近く並んでようやく乗ることの出来たようなアトラクションだったのですが、雨のせいでしょうか、7時も過ぎた頃になるとお客さんの数は激減。こんなことディズニーでは経験したことが無いだけにちょっと拍子抜け。それなら、ということでスパイダーマンにも乗り込みます。ジークフリートは身長制限でアウトかな、と思って恐る恐る身長を測ってもらったら、乗車OK!なんだか、もうそんなに大きくなったんだなぁ、という感じです。このアトラクションは3Dの画面を見ながら車に乗り込むのですが、これが激しく右や左に動いたり、水や煙が飛んできたりとジェットコースター並みの迫力。ママはこういうのが大の苦手のはずなのに自らすすんで乗りに行ったので、こういう乗り物は克服したのか、と思っていたら、、、、やっぱりダメでした。どうやらこういう乗り物とは知らなかったらしい。ジークフリートはといえば、もう、何が起こったのか全くわからない状態、怖がるわけでも大騒ぎするわけでもなく、ただただ唖然呆然・・。またしても私一人が楽しんだ感じでした。ジークフリートはこの後スパイダーマンのTシャツを買ってもらいました。このTシャツとってもカッコいいんですよ。翌日はジークフリートも気に入って着てくれました。さすがに朝4時に起きて、昼寝すらしなかったジークフリートと私達、、疲れきって夜10時にホテルについた後は、爆睡してしまいました。
July 22, 2007
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なんだか、ブログ更新しよう、更新しよう、と思っているのですがやっぱり朝の仕事で睡眠時間を削っているせいか、せっかくの週末の休みもかなり昼寝についやしてしまう、今日この頃・・。 こんなことではせっかくお友達のみなさんに復活をお祝いしていただいたのに、いけませんね・・・。みなさんのブログにも訪問にうかがっただけでコメントも何も残さないご無礼が多々あるかと思いますが、非礼をお許し下さい 沖縄や九州方面には激しい爪あとを残した台風4号も、結局私の住んでいる千葉の北部の方では心配されるような影響もなくいつの間にか嵐が過ぎ去ったような感じです。それでも、この土日の朝はすっかり雨に振られまして、配達では大変な思いをしました・・。土曜日はチラシの量が半端でなく、かるく新聞3冊分くらいの厚さになります。さらに雨が降っているのでビニールにつめて・・・。バイクの荷台にのせていると、途中で滑って崩れ落ちるやら、バイクをひっくり返すやら・・・、途中本当に泣けてきました・・。まぁ、でも台風の嵐とバッティングしなくてそれだけは良かったかな・・・。 今日は息子の幼稚園の夕涼み会が予定されていました。本当は昨晩だったのですが、雨で中止、今日も午後は雨も降らず時折日も出ていたので夕涼み会やるかと楽しみにしていたんです。そうしたら突然5時くらいに無常にも降り出す・・。この夕涼み会、実はママが凄く楽しみにしていたんです。というのも、この夕涼み会で園児達は浴衣を着て“オバQ音頭”を踊るらしいんですが、息子がその歌を覚えてきて口癖のように歌っているのを見て、何としても躍らせてやりたかったし、その姿を見たかったからなのです・・。 で、今日中止になると順繰りに翌日、翌々日と延期になるらしいんですね。明日はどうやらこちらも晴れのようなので絶対開催される、と思うのですが、私たち家族は明日からUSJへ1泊2日の旅行に行くことになっているので夕涼み会には参加できないのです。なんとか大阪も天気はよさそうなので遊ぶことは問題無さそうなのですが、それにしても、夕涼み会は残念でなりません・・。 そんなわけでUSJに行ってまいります。リポートは後日また書きますっ(本当かなぁ・・)何だか取りとめもないことばかり書いてしまいすみません・・。(一応存在を示しておかないと・・)
July 15, 2007
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またしても、またしても・・。ブログ書くのがご無沙汰になってしまいました・・。と、いうのもいろいろあったり忙しかったり、風邪を引いてしまったりしてでついついパソコンから足が遠ざかってしまいました。今日からまた復活!!できれば、いいなぁと思っております・・。前回のブログでは、私達の発表の宣伝をさせていただいたところ、たくさんの応援コメントをいただき本当にありがとうございました。本当に勇気付けられましたし、頑張ろう!!という気にもなっていたのです・・。が・・、あのように威勢のいい理想を書いていたりしたのに、全く情けない話なのですが、発表の日は当初予定していたとおりの公演が出来ませんでした・・。と、いうのも私の私生活上の不始末からかみさんに多大なショックを与えてしまい、とても歌を歌えるような状況にないところまで追い詰めてしまったのが発端でした。その不始末が発覚した日の夜には、本番会場での練習という重要な日だったのですが、とても練習が出来る状態ではなく私の方で練習をキャンセル。翌日になっても状況は変わらないため、本番一週間前にして発表会の中止を決断しました。とても歌を歌えるような状況ではない精神状態でしたし、そんな不安定な状態で楽しい歌など歌えるわけも無い、そう思って中止を申し入れたのが火曜日でした。すると翌水曜日に、今回の発表会のお膳立てをしてくれた劇団の友人から「方々に迷惑がかかるから、今回だけは何とかやって欲しい」とお申し出をいただきました。自分の不始末が発端で方々に迷惑をかけてしまったことに気付かされ、再度、公演ができないかどうか、かみさんも含めた関係者へ頼みこみました。なんとか公演できるよう関係者の皆さんは取り計らってくれましたが、一方でネモリーノ役の方には断られてしまいました。ご自分がやる気を出してこの発表にかけていたのに、重要な練習を勝手にキャンセルされた上、勝手に公演中止まで決められてしまったのですから、断られるのも当然です。公演の企画者であるのに、プライベートな問題で全体に迷惑をかけてしまったという、あってはならないことをしてしまった上に、オペラの楽しさを少しでも人に知って欲しいと考えていながら、オペラに興味を持って一生懸命やっていた人のやる気を殺いでしまったのですから、お話になりません・・。実際、一番やる気を出していたのが彼でしたし、正直一番、彼の歌を皆さんに聞いて欲しかっただけに、自分の情けなさが身にしみます・・。一時中止を決めたために木曜日は練習が出来ず、急遽金曜日の夜、つまり本番の前日の夜8時にピアニストの家へ行って練習をさせてもらいました。当初『愛の妙薬』から6曲を予定していたのですが、肝心要のネモリーノがいないとなると、出来る曲は予定の中から3曲くらいしかない。そこで、自分達が歌ったことのある曲を何曲か選んでやろう、という風に考え、相談したのですが「ろくに練習してないものをお客さんに見せたらお客さんに失礼!」ということになり、結局、3曲で勝負することにしました。3曲しかないとは言っても、30分くらいにはなるので、形にはなるだろう・・。その後、帰宅し、夜中の4時近くまで曲と曲の間をつなぐナレーションを考えたり、プログラムを作成したりして本番を迎えました。会場は平間の部屋に簡易の袖幕を仕立てたもの。とにかく土壇場でごちゃごちゃしただけに、照明等は凝った事はせず(できず)、普通の室内灯のもとでの発表となりました。それでも、劇団のスタッフの方がBGMで工夫をしてくれて開演が分かるようにメリハリを付けてくださったりと助けていただきました。開演前には「これから音楽室にてオペラの演奏会があります」なんていう室内放送も入ってしまったためでしょうか。袖に隠れていても、お客さんが入ってきたざわつきが感じられ、次第に緊張してきます。冒頭は私(ドゥルカマーラ)のアリアです。“ジャジャ~ン”という伴奏とともに、袖から出てきた私。客席を見てびっくり!!。この会場は確かに『松戸青少年会館』という場所です。が、あきらかに、“青い年の人”よりも“少ない年の人”の人口の方が多いのです・・。まぁ、本当にオペラのオの字も知らない人、といったらいいでしょうか・・。中には小さい子連れのお母さんが、オペラって見たこと無いから見てみたいといってきてくださった方もいたようです。正直かなり緊張しました・・。今回の舞台は部屋のドアを開けっ放し。つまり、演奏の途中でも自由に出入りできるのです。演奏が聞こえて興味が沸いた人には自由に入ってもらうというのが目的でしたが、気に食わなければ、いつでも自由に席を立つ事が出来る・・。とっても厳しい環境でした・・。確かに、何人か席を立たれてしまった方もいらっしゃいました。でも、一生懸命見て聞いてくれる方々も大勢いてくれましたのでそれが支えでなんとか歌うことが出来ました。私の歌詞に♪または~魔術師!!♪という歌詞があるので、そこではマジックに使う伸びるステッキを持ってきて伸ばして客席を喜ばせたり、それなりの工夫はしました。もう1曲は友人の結婚式でも歌ったアディーナとドゥルカマーラの二重唱。かみさんに対して大変辛い思いをさせてしまったのにも関わらず、かみさんはしっかりと歌ってくれました。子の曲は一番練習を積んできただけに大分安心して取り組めました。そして3曲目はアディーナの長丁場のアリア。曲の途中にネモリーノがどうしても登場するので、そこは仕方なく私が楽譜を見ながら歌うことになりました。本当なら、こういう事はしたくなかったのです。さっきまでドゥルカマーラだった者が突然、違う人物を歌う・・。オペラの内容を理解している人ならともかく、知らないで見ている人は混乱してしまうから・・。それでも聞いてくださっていた方々はしっかり耳を傾けてくださっていました。そして、地元のケーブルテレビのカメラもこの時入りました。なんで私の歌のときじゃなくてかみさんの時なんだ??なぁんて、ひがんだりして!そんなこんなで無事1回目が終了したのが1時半。劇団の人によると「13時が一番人の入りがいいから、2回目はお客さんはほとんどいないかもよ」とのこと。確かに、休憩の間館内をうろうろしてみると、会場入りした時には物凄い人でごった返していたのに、この時は既に館内は寂しい状態・・。こりゃ、2回めはどうなるんだぁ??っと、あらぬ不安が頭をよぎります。2回目が開始される前に袖に入った時点ではあまりお客さんの入っている雰囲気がしない。自分のやる気を鼓舞するのも含めて、おもいっきり遊んで楽しんでやろう!!そう思いました。で、マジックステッキの調子を見るため、ちょっと2,3回振ったら、“ピョン!!”とステッキの先が吹っ飛んでしまったのです!で、慌てて修理するものの直らない・・。始まってしまったので仕方なくステッキなしで飛び出してみるとびっくり!!!2回目も結構なお客さんが入っている!といっても20人弱くらいですが・・。しかも、前の方に女性の方2人に男性の方1人、大人の方が座っている。後方にも子供も大人も青年も座っている。しかも前の方に座っている大人の方たちが非常に暖かいまなざしで聞いていただいているというか見てくださっているというか、とにかく勇気付けられてしまいました。2重唱の時には前の方の席に男の子3人組が移動してきて結構面白がって聞いてくれているので、私も彼らに語りかけるように歌ったりしました。そうすると反応も良く大喜びしてくれます。途中一人の子が飽きて席を立とうとしたときも「だめだよ。あと1曲あるんだから」と他の2人が制止したりしてるんです。ちょっと感動でした。かみさんの最後のアリアも長丁場ですが、子供達も多い中、皆さんじっくり聞き入ってくださっていました。1回目もそこそこ反応は良かったと思いますが、2回目はもっと良かったかな、そう思いました。おかげで私もかみさんも、歌い手は2回目の方がのびのび歌えたという実感が持てました。2回目が終わり、帰る準備をしていると、見ていた大人の女性同士で、「なんか、わたしも一緒に歌いたくなってきちゃったわっ」なんて言っている声を聞き、とっても嬉しくなってしまいました。かみさんの歌に触発されていたようで、歌マネをしていたのが印象に残りました。そして、廊下を歩いていると、その女性達の隣に座られていた男性がいらっしゃったので、「ありがとうございました」とご挨拶したところ、なんとその方、オペラのCDやDVD,コンサートなどのレヴューをご自身のブログで展開されているtaqkさんだったのです!!taqkさんは本当にオペラ、特にベルカントオペラにはお詳しい方でたくさん聞き込んでいらっしゃる方なだけに、今回の発表会、本当に物足りなかったと思いますが、私のブログの方にもコメントや掲示板に感想を記していただいて、本当にありがとうございました!わざわざ遠方から足を運んでいただいたのに、ろくにご挨拶もせず、大変失礼してしまいました。本当にありがとうございました。ハプニングがありながらも、いろいろな皆さんのお陰で、何とか発表を果たす事ができ、少しはオペラに興味を持ってもらうという目標も持ってもらえたかな、と思っています。私が失ったものについては、これから自分が取り返してゆくしかありませんが、何はともあれ、今回はやってよかった、そう思いました。また、いつか、もう少し充実した形で、そしていいオペラを広められるようなコンサートができるよう、自分自身、歌い手としても人間としても精進してまいりたいと思います。最後に、見に来てくださったお客様(特にtaqk様)、ブログで応援してくださった皆さん、劇団の皆さん、短い期間でしたが、一緒に練習をしてくれた皆さん、そしてかみさんに感謝いたします。ありがとうございました。(いただいた応援コメントのレスは必ずします!失礼をお許し下さい)
March 16, 2007
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(練習風景のひとコマ。) 以前少しブログでも触れたのですが、この3月に私達夫婦プラスワンでミニオペラコンサートを催す事になりました。演目はドニゼッティ作曲のオペラ『愛の妙薬』です。コンサートと言っても、この作品の中から6曲ばかりの抜粋ですし、平間の部屋でこれといった演出もつけずに、ただ発表するだけなんですが・・。 実は昨年末、私が10代の頃から参加していたアマチュアオペラ団体(一応旗揚げの一人でもありました)をいろいろ思う事があり故あって退団し、地元の活動をいろいろ考えようとしていた矢先に、千葉の新松戸で劇団の活動をしている友人から、「3月にいつも利用している公民館の芸術祭があるんだけど、今年は20回記念公演をするのでこの3月には準備が間に合わない。何かオペラみたいのやってくれない??」というお誘いが・・。で、願ってもないこと!と、すぐその話に飛びつきました。 もっとも、彼の方は私がまだオペラ団体に所属しているものだと思って、スケールの大きなものを期待して依頼してきたのかもしれませんが、私は意に介さず、最悪かみさんと2人でもなにかコンサートをしてやろう!と思いました。 しかし、正直言ってしまうと、ただの単なるアリアや重唱のコンサートにはしたくなかったんですね。アリアや重唱だけのコンサートで来てくださった人達を喜ばせるだけのものが出来る実力もありません。そしてなにより、当日のお客さんは“オペラを聴きに来た”お客さんではなく、不特定多数(少数??)の、オペラの“オ”の字も知らないような人も見に来る可能性が非常に高いのです。そういったお客さんは大抵、“オペラ”と聴くと敷居を高く感じたり、高尚なものと捉えたり、あるいは太った男女が特殊な大声を張り上げて歌って芝居するもの(確かに私は太ってますが・・・)と妙な先入観を持っている人がかなりいると思われます。そんなお客さんに、オペラに対する興味、関心を心の片隅にでも抱いてもらえる事ができるなら、これこそ嬉しいことは無い。私の歌を聴いたところで、感動してもらうことは出来ないかもしれないけれど、“まぁ、なかなか面白かった。今度はちゃんとした、もうちょっと上手い人で聴いてみようかな?”とかオペラを愉しむきっかけ、踏み台としてこのコンサートが出来るなら、それこそ幸せ!と思っています。そのためには、オペラにはきちんと物語のある、歌で演じられる芝居なんだ、という基本的なところをまずは押さえて欲しい。ですから、実質的にはアリアや重唱のコンサートチックなものになってしまったとしても、一本の筋の通った物語として理解できるような構成にしたかったのです。そして、その作品はお客さんがわかりやすく、入りやすいものでなくてはならない。 そこで熟考した結果『愛の妙薬』をやろう、と考えるに至りました。丁度友人の結婚披露宴でも余興で二重唱を歌う予定でしたし、とっても素晴らしく、そして面白い訳詞(以前、歌わせていただいた訳詞です)も手元にある。お客さんにオペラの筋を知ってもらうためには日本語でやらないとダメだし、その歌う日本語もお客さんの耳にすんなり入り、しかも心に残るものでないとダメ。そして、歌っている日本語がなんと言っているかお客さんに理解されないとダメ・・。早速、このブログでもご紹介した事のある、この訳詞の作家M様に訳詞の使用許可をいただきご快諾いただきました。お客さんに日本語が聞き取ってもらえるかどうかは、実際お客さんに伺ってみないとわからないことですが、私としては、“オペラを知るきっかけ”づくりをしてもらいたいと思っているので、いつにも増して、言葉に気を使いながら歌っているつもりです。そうすると面白い事に、言葉の彩がいろいろと見えてくるんですね。もう、そうなると言葉を音楽にのせるだけで、可笑しいというか、ハマってしまうんです。人にも少しは愉しんでもらおう、と思うと同時に、自分も歌うこと、この作品に触れている事、この歌詞を歌うことを物凄く愉しんでいるんですね。「まず、自分が歌うこと、オペラを愉しむ」。些細な事ですが、私の理想の形のひとつです。 さぁ、で、この『愛の妙薬』をやるためには最低、歌い手は3人いないと成り立たない。ニセ薬「愛の妙薬」をはさんで恋仲になる青年ネモリーノと村娘アディーナというテノールとソプラノの役のほかに、この薬を売りつけたニセ薬売り(?)ドゥルカマーラがいないと聴きに来た人に話のエッセンスが伝わらない・・。 やってくれそうな人が見つからなければ、最悪ネモリーノとアディーナのみ。私がテノールを歌えばよい、と思っていましたが、まずは、私がドゥルカマーラ、かみさんがアディーナということで、ネモリーノ探しをすることとなりました。 さて、誰にお願いしよう・・。そうして、私達が白羽の矢を立てたのが、ジークフリートが大好きなKomiちゃん。Komiちゃんは私が辞めたオペラ団体で一緒に活動していた人で、今ではその団でなくてはならない存在。なんと入団当初は、カラオケ団体と勘違いして入団。しかし、その後ハマってしまったという人。以前、私が『こうもり』をやろうとした際にソリストをやってもらえないかとお声をかけたときには「俺はオペラを歌うことに興味があって活動してるわけではない」と断られた事があるのですが、いつの間にか、どっぷりとハマってしまい、今では積極的に歌っていますし、いろいろ見たり聴いたりもされているようです。大酒飲みで毒舌家、それでいて面白く気遣いが細やかなので人に好かれるし頼りにされています。そして何より根がマジメ。歌の方は、楽譜が読めないし、声の方はよく言えば特徴のある、悪く言えばクセのある声。しかも人一倍大きい。 依頼するにあたり期待半分、不安半分で正直言うと多少躊躇もしました。「音取りに時間がかかるんじゃないか?」「ネモリーノのような叙情的な歌も歌うような役が出来るか?」「依頼したところで断られるのがオチじゃないか?」などなど、様々に不安がよぎりました。でも、近年のKomiちゃんの物凄いやる気と、まさにオペラの“オ”の字も知らないところから、ここまでオペラに興味関心を持つようになってくれた、そのKomiちゃんの思い、歌こそが、同じくオペラの“オ”の字も知らない人の心を動かす事が出来るのではないか?そう思ったら、ダメもとででも依頼してみようという気になり、早速依頼メールをっ・・。 するとどうでしょう!その日の晩、すぐに快諾のTEL。しかも飲んでてちょっと気持ちがよくなっている。 後でわかった話ですが、komiちゃん、このオペラの最も有名なアリア「人知れぬ涙」がTV「題名のない音楽会」で放送されていた時に録画して密かに勉強しようとしていた時だったらしく、お願いしたタイミングも良かったみたいです。その後、少ないながらも何度か練習。komiちゃんは楽譜が読めないので、当然聞き覚えで音を覚えてくるわけですが、聞き覚えですから細かい音やリズムの間違いはあったとしても、ほぼ完璧な形で取ってくる・・。しかもレチタティーヴォまできっちりとってくるのですから、その努力やるや大変なものだったと思います。しかも練習するほどに、その間違い部分も修正してくるし、特有の奔放すぎる歌い方も神経を集中してきちんと修正する。そしてなにより、ああやって歌ってみたい、こういう風に表現したい、という意欲が物凄く強い。だから、練習中でも、バンバンとその表現をぶつけてくるのです。ですから相手をしているこちらもついムキに・・、でなくて、めいっぱいの表現で受け返しをします。ですので、1回3時間程度の練習ですが結構クタクタ、喉ヘロヘロ状態・・。「少し抜くところを考えねば・・」なぁんて練習のたびに言っている3人ですが、言うだけで、いつも抜けないんですね・・。まだまだまだまだ未熟の熟です・・・。 それでも練習するだけの成果は出てきたかな。かみさんも高い音やころころ転がすような歌は苦手だといいながらも、ここのところすっかり声も安定。本人は一生懸命、大変な思いをして歌っている、辛い、とよく言いますが聞き手からすれば、つらそうに歌っているようには聴こえない。安心して聞いていられますし、私も歌っていて辛い箇所や失敗する箇所を発見できそこを修正できるなど、当初よりはよくなってきている・・??かなっ、と思います。そして何より、みんな、この曲、自分の歌う役柄に親しみを持ち、楽しく歌うことが出来ているという事がなによりの収穫。あとは、お越しいただいたお客様にどれだけ楽しんでいただけるか?それが目標です。 本当は我が息子ジークフリートの、本当にびっくりするくらい歌っている「愛の妙薬」もお披露目したいところなんですがそれはまたの機会というところで・・ 歌もそんなに上手じゃないし(特にわたしなんぞ、花粉症でボロボロ・・)、舞台装置などもないので中途半端なオペラ演奏は否めませんが、もし、もしも、お時間があって、お暇な方で、お近くの方、そして物好きな方がいらっしゃいましたら、足をお運び頂き、屈託のないご意見をいただけたら、なぁんて思っています。なにとぞよろしくお願いいたします。 日時:平成19年3月10日(土)13時および15時(賞味1時間程度です。) 場所:松戸青少年会館(JR常磐線または武蔵野線新松戸駅より徒歩10分位) 青少年会館 アートパフォーマンスまつり 「劇団 奇想天外」の発表ブースで行います。
March 4, 2007
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つ~いにっ!つ~いにっ!!3歳になりましたっ!! だれがって??私達の愛息ジークフリートであります。 なぁんて、先日ブログで一足早い誕生祝いの話を書かせていただいたのですが・・・(あれから10日以上もブログの更新がご無沙汰になってしまいました・・・・・・)彼の誕生日は 2004年2月15日でありますっ。 本当はわが息子、その前日の2月14日が出産予定日でした。14日といえば、そう、バレンタインデーですよね。男の子が生まれるというのは事前にわかってたし、せっかくだからバレンタインデーに誕生日というのもなかなかいいんじゃない、って思っていたのに、その日は陣痛も全くなく、生まれそうな気配なんてこれっぽっちも無い・・。 と、翌15日の朝8時くらいから何となく陣痛があったというので10時に病院へ。で、陣痛が激しくなってきたのはお昼過ぎてからでした。定期的にやってくる苦しさ。見ていて、とても辛そうでした。ベッドの脇にある陣痛のセンサーみたいな機械があって、陣痛が始まると『欽ちゃんの仮想大賞』の点数表示みたいに、クックックとメモリが上がっていくんですね。で、私が「あっ、きたっ!きたっ!!痛いのきたよ!!」とか、最初のうちはちゃちを入れていたのですが、だんだん、そんな冗談も通じないくらい・・。 しかし、医者からは「これは生まれてくるの日が変わってからになるね・・。」なんてい言われてしましました。《ひょぇ~、そんなに長いことかみさんはこんなに苦しまなきゃなんないの??》なんて思い、見るのも辛くなりました・・ が、 それ以上に不安が頭をよぎります。「えっ、翌日って16日・・。!!それってもしかして北の将軍様と同じ誕生日!?」思わず、どうか、16日になるなら、17日に伸びた方がいいっ!!そう思ってしまいました。(かみさんが辛いのにぃ・・ 幸い、夜の8時半頃無事に出産が終了。分娩室に入れてもらえたので、びょびょ~~ん!!と猿のようなしわくちゃな顔した小さな子供が先生に抱え上げられで、産声を上げた時は、本当に今まで味わった事の無いような感激と嬉しさを同時に感じさせてもらいました。 さて、今年も当然やってきました。2月15日。記念すべき3歳の誕生日。皆さんは当然のことながら、我が家で家族水入らずでお誕生会をやった、そうお思いですよね? ところが・・、違ったのであります・・・・・。 ぬぅわんと、ママが風邪をひき、38.6度の熱を出し、寝込んでしまったのです・・。 朝、私が出勤した時は特に異常は無かったのですが、途中でメールが・・。『体の節々が痛い・・』 私の頭を嫌な予感がよぎります・・。「もしかしてそれって、インフレ、でなくて、インフルエンザ・・・??」でも、今年はすでにインフルエンザの予防接種は受けているしぃ・・。で、受講していた研修を途中退席して慌てて帰宅。するとかみさんは顔を真っ赤にして布団の中で苦しんでいるではありませんか・・。一応誕生日用にケーキも買ってきたのですが、楽しくパーティなんて感じではありません。夕飯を済ました後、ジークフリートはかみさんの実家へ預けて、私はママを連れて夜間診療の病院へ・・。 さすがに夜間診療なのでインフルエンザの検査などはしてもらえなかったのですが、常に専門の医師が夜間でも常駐しているので頼りになる病院です。私や息子も夜間に何度かココのお世話になっています。で、やっぱり診察を受けると「インフルエンザの可能性がある」との診断・・。 こうして15日から18日まで、ママは寝室で一人隔離状態。私と息子がリビングへ布団を持っていって、数日間、父親と息子のディープな世界が繰り広げられたのであります。 毎晩、寝る前にママのおっぱいをせびる我が息子・・。(3歳児にして未だ“ママ、おっぱい~”というのは成長していないんでしょうか・・??)ママがいないと果たして寝付くのかどうかも心配でしたが、丸々1日私と遊んで、昼寝もしないのですが、そうは簡単には寝てくれません。でも、偉いと思うのは、ママが具合が悪くて寝てるからダメだよっ。っていうと、ママの邪魔を決してしないことでした。きっと私とばかり一緒にいて飽きるだろう、と思っていたのですが、ママのところへ行きたいよぉう!なんてワガママは全然言わないんですね。ママが元気な時はあんなに「ママ、おっぱ~い!」とママっこというか、オッパイっこというか・・。 ママにワガママしない代わりに、私にはあ~だこ~だ、大変でした。寝るまでの間、“歌え”だ“本読め”だ“ピーターパンのビデオ見たい”だ、“お茶お願いしますヨロシク~”だ、“絵描いて~”だ、“パン食べる~”だ・・・、もう、毎晩要求が・・・。 おまけに寝たら寝たで、私の布団へ侵入し、私の顔を足で蹴り上げて追い出して占領したり、何を思ったか、私の服をたくし上げてオッパイを吸おうとしたり・・・ でも、そんな仕草がいちいち可愛いんですね。お風呂上りにオムツだけ履かせたら、突然“パン食べたい!”なんていうのでバターロールを渡すと、ムシャムシャ食べていたかと思ったら、数分でいつの間にか眠りの世界へ・・。上半身裸で片手には食べかけのバターロール!あんまり可愛かったのですが、そのときは風邪ひかせちゃいけないと思って焦って寝巻きを着させたので、せっかくの写真を撮るのを忘れてしまいました・・。 (息子にせびられ(??)パパ画伯作品集です・・) そんなこんなで、息子の誕生日から数日、大変だったけれど父息子でじっくりと過ごせた充実の数日間でした。 でっ、結局ママはというと・・、病院の診察ではインフルエンザではなくウィルス性の腸炎でないか?とのことでした。しかし・・、診断を下した病院はインフルエンザの予防接種を受けた、夜に行った病院とは違うところ。あくまで、予防接種をしたのだからと言いたげに、インフルエンザの検査すらしなかったそうです・・。怪しいと思いつつも、数日後には回復しました。本当にインフルエンザじゃなかったのかなぁ?? 3年なんてあっという間・・。たった3年で、こんなにも成長するのかって、本当に驚きです。しかし、この3年、特に大病もなく、すくすく育ってくれた、そんな息子に感謝です。そしてこんなに素直な子に育ててくれたママにも感謝です。ママも息子も、これからもよろしくねっ。 少し落ち着いたら、出来なかった家族水入らずの息子の誕生祝いで旅行にでも行こうね~っ
February 23, 2007
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皆さん、連休はいかがお過ごしですか?? 我が家は・・、特になぁ~~んにもありません。と、いうか、ここのところの週末はいつも必ずどこかしらのフリマに出没していたり、とあるものを追い求めてあちらことらへ出歩いたり、イヴェントに行っていたりしたので、珍しく、“ほとんど家に居る休日”といった感じです。まぁ、最近はフリマに行っても寒いせいか出店数が少なくってがっかりして帰ることが多いですし、とあるもの・・、とはジークフリートが幼稚園に行った時に使うランチセットなんですが、ママがジークフリートはバズで揃えよう!という意気込みのもと、幼稚園で使う道具はみんなバズで統一しようと、あちらこちらでバズ関連のキャラクターグッズを探し、バッグやら靴入れなどもバズのキャラクターで作っちゃったりしているのですが、ランチセットだけどうしてもバズが手に入らない・・。あっ、バズって、ご存知と思いますが、ディズニーの映画『トイ・ストーリー』に出てくる、あのバズです。で、このランチセットを追い求めて一日中あちこちの店に行って探しまくったのですが結局不発・・。(ディズニーストアにすらなかったのですから驚きです・・・)結局、ネットオークションで購入したようなんですが、そんなわけで、これまでしばらく怒涛の(?)買い物週末だったので、昨日、今日は随分とのんびりの休日を過ごしています。それに普通なら今頃は翌日から始まる1週間に憂鬱になっている時間帯ですが、明日も休みなので気持的に余裕があります。 昨日は久々に近所のスーパーへ買い物。ここのスーパーは時々テレビでも取り上げられるほどの超激安店!!なにせ、昨日は『ウルトラセブンの日』。いつも混む店なので10時開店にあわせて、8時半にスーパー途中の道で“朝マック”(そういえば、ここの朝マックも最近常連化しています・・・・)ここでゆっくり朝食を摂った後、ちょっと早いけど車内で開店を待っていればいいか、ということで開店30分前に店に到着・・!!っとすっ、既に駐車場は車でいっぱい!それに、なんともう開店しているではないですか・・。ここの店、なんでも買い物客が開店前にでもあふれ出すと店を開けてしまうことがあるらしいのですが、今日はまさにそんな日・・。早速店内に入ると店の中は『ウルトラセブン』の挿入歌がガンガン流れる、まさに異空間。まぁ、往年の私達“ウルトラファン”にとってみれば、懐かしくて興奮ものなのですが・・。“は~るかな星が~ふる~さ~とだ~♪”“ワン・ツー、スリ、フォ!ワン・ツー、スリ、フォ!ウルトラーセブーン!♪”なぁんて、歌が流れるんです。思わずこちらも口をついて出てくる・・。しかし、こんな勇ましい歌に乗っかって買い物するんですから、、、もう、皆さん殺気立っています・・。なんといっても、《たまごひとパック 7円》《魚(サバ、アジ、サンマ等)1匹 77円》《野菜類 77円》《低脂肪乳1リットル 77円》ほか、いろんな品物が7円、77円!ウルトラ7ですからねぇ・・・。もう女の戦場・・。息子を乗せた買い物カートを引っ張る私は必死にママの後を追うだけで精一杯・・。 その後は電気屋や家具屋に少し寄ったものの家でほとんどゆっくりしておりました。 そして今日は私の妹とその息子達がやってきて、なんとわがジークフリートの、一足早い誕生パーティを母親が催してくれました。まぁ、フライドチキンに焼きそば、ケーキと、特にご馳走と呼べるものはないのですが、それでも、お兄ちゃん達がやってきた!!とばかりにジークフリートはキャッキャと歓声を上げています。で、またこのおにいちゃん達が100円ショップで自分達のお小遣いのなかから、息子にプレゼントを買ってきてくれたのです!!ジークフリートはそのプレゼントが気に入っちゃって大変。ずっと遊んでおりました。食事が終わった後もジークフリートはお兄ちゃん達のもとを離れません。そんなわけで、私達夫婦は息子を甥っ子達に任せて自分達の部屋へ。ママはその後、ジークフリートのバッグ作成にいそしみ、私は買いためたDVDで未視聴のものを鑑賞しました。映画『ピンクの豹(ピンクパンサー)』とその続編『暗闇でドッキリ!』です。“ピンクパンサー”というと、あのピンクのおトボケたキャラの豹とヘンリー・マンシーニの音楽が有名ですが、もともと、この映画がもと。タイトルクレジットで例の豹がアニメで出てきたりします。“ピンクパンサー”とは宝石の名前。これを狙う怪盗ファントムとMrビーン並みに危ない警部クルーゾーのおっかけっこを映画にしたドタバタコメディです。『ピンクの豹』はイギリスの名優D・ニーヴン演じる怪盗とイギリスの名コメディアンP・セラーズ演じるクルーゾーとの丁々発止のやりとりが面白く、『暗闇でドッキリ!』はもうP・セラーズの独壇場。あまりのバカっぽさで楽しく午後の休みをまったりと過ごしましたっ。期間限定48%OFFピンク・パンサー フィルム・コレクション↑私もこのDVD全集を買いましたっ。笑って人生過ごしたい方にはオススメです。 映画を二本見終わっても戻ってこないジークフリート・・。もしや寝ているのでは??と思って行ってみると、、なぁんとおにいちゃん達と仲良くコタツで“しまじろう”のビデオ鑑賞!その姿があんまり可愛かったので、そのまま放っておきました。なんでも、眠い目をこすりながらも頑張って起きておにいちゃん達と遊んでいたらしいです。 私達の元へ戻ってきたら、夕飯も食べずにすやすや寝込んでしまいましたっ。おかげで、今度はオペラのLDで名歌手達の至芸をとくと楽しんでしまいましたっ。 さて、明日は以前お話した『愛の妙薬』の練習です!頑張らなくっちゃ・・。 しかし、花粉症がどうやら始まったらしいんです・・。もう今朝から鼻がムズムズ、目もかゆいし・・。ああ、憂鬱な季節がやってまいりました・・
February 11, 2007
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(オブジェを眺めているのがジークフリートです)昨日のことになりますが、東京は表参道にある『青山こどもの城』に行ってまいりましたしかも、私とジークフリートの2人だけで・・・。 なぜ、こうなったかと申しますと、ママがよく出入りしているブログのサイト『マコロン』の主催によるオフ会が青山で催されたのです。が、その催し、子育てママさん、パパさんの集まるブログサイトであるにも関わらず“こども禁制”の会場で行われるというのです!!まぁ、普段のあわただしい子育てを忘れて、ここはひとときどひゃぁっ!と大人だけで楽しもう!!という事なのでしょうか・・。 そのオフ会というのも参加者は抽選で決められたようなんですが、ママはそれに当たったんです。で、「6日休み取れない?」なんて聞くもんですから、きっとよっぽど行きたいんだろうなぁ、と思い、仕事を休んでこの日は息子殿を一手に引き受けたわけです。だって、ママだって何処かに出かけたいだろうけれど、いつも子育てに縛られて出かけられないわけですから、こんな時くらいは協力してあげないと・・。 で、当日息子とどうしていようか、と考えていたんですが、ママが「青山に“こどもの城”ってあるよ。あたしを車で青山まで送ってくれてその足で遊びに行けば?疲れてるならいいけど?」 なんとなく、“送ってけ~っ”の秋波(?)を感じながらも、まぁ、ジークフリートも楽しいかもしれないし、と思い、結局車で家族揃って仲良く表参道へGo! 表参道に着いたときには、もうオフ会は受付時間近くなっていたので、すぐに私と息子はママとバイバイ。そのまましばらく2人で歩きます。まぁ、彼の小さい足ですからなかなか目的地に着かない。しかも人でごった返している都会の道路・・。それでもジークフリートはチョコチョコ楽しそうでした。と、ぴたっと彼の足が止まったかと思うと 『I'm lovin'it!!』 とのたまうではありませんか・・。そう、マックです。マックです・・。マックです・・・。メタボな私には、禁断の地。と、いうか、せっかく来た、表参道、青山です。ママもどうせオフ会でご馳走食べているなら、うちらだって、と思っていたのにジークフリートの目には、あのマークしか映っていないようです。何度先に連れて行こうとしても頑として動かない・・。今の彼の中にはマックのことだけで頭がいっぱいだったようです。まぁ、時間もお昼ちょっと前だったので仕方ないですね。観念してマックに行きました・・。 ジークフリートは大好きなポテトにてりやきマックバーガー、野菜ジュースとマックシェイクのチョコ。で、私は食べましたよ・・。『MEGA MAC』。個数限定でなかなか食べられなかったのですが、ようやく食しました。いや、決してそんなに美味いものではないです・・。ビックマックにハンバーグが2枚増えただけですから・・。食べて、メタボを後悔してしまうようなものですが、何だか日が経つとまた食べそうで怖いです。ジークフリートの方はというと、ポテトは私と一緒に食べたのですが、私はほとんど食べず、ジークフリートがほぼ制圧。てりやきバーガーもしっかり掴んで大きな口であんぐりと・・・・。そのたゆまない食欲には、さすがの私も感心せずにはおられませんでした・・。 さて、食後はその足で“こどもの城”へ。行ってみると12時半会館とのこと。あと15分くらいだったのですが、ロビーは、若いママさんたちの熱気で(??)ムンムン・・。男親は私も含めて3人位・・・。いやいや、場所柄のせいか、何となくオシャレでハイソなお母様達が多く、おじさん、ドキドキしてしまいました。しかし、これだけ女性ばかりだと、やっぱりその場にいること自体がとても恥ずかしくて、早く会館しないかと待っておりました。 そして会館!なだれのように入場するお母さん達が居なくなるのを待ってゆっくり入場。さて、行ったはいいが初めての場所。どこでなにをして遊べるのやら・・。という事でまずは5階の屋上へ。と、そこは三輪車が何台も置いてあり、運転して遊べる広いスペース。この日は天気も上々だっただけに、とっても気持ちがいい。ちょっと先に六本木ヒルズを眺めたりしながら、しばしジークフリートと三輪車遊び。ジークフリートは「パパも乗るね!」というのですが、私が乗ったら壊れるから・・・。 小一時間も遊んだところで、今度は3階。ここには室内アスレチックみたいなところがあって、小さなつり橋やら滑り台やら、楽しく走り回って遊べます。高所恐怖症のジークフリートはこの階段を登るのもつり橋を渡るのも、超恐る恐る・・・。で、最初は私も一緒についていって、一通り回ります。しかし、子供用なだけに天井などが低く、一緒について回るのは一苦労。でも、一緒に一回りしたせいか、私がもたもた付いて行けないせいか、だんだんと一人で登ったり降りたり、釣り橋も平気で、仕舞いには走って渡るようにまでなりました!!。こどもは順応するのが早いですね。見ていて頼もしくなるくらい。 そのアスレチックでも散々遊んだ後、同じフロアにカーペットの区画があって、そこは小さい子供が親と遊ぶスペース。台所セットみたいなものもあったりします。ここでもひとしきり遊ぶジークフリート。時々、よそのお子さんの遊んでいるオモチャを取り上げて遊ぼうとするので「だめでしょ!お友達が遊んでる時は待ってないと」と言うと、遊んでいた子のお母さんに「大丈夫ですよ」とか「いいんだよね。仲良く遊ぶもんね。」と何度か言われました。私なんぞはついドキドキもので(時々ジークフリートも興奮してものを投げたりする時があるので、もし小さい子に当たったりしたらどうしようと思っていたのですが)見ていましたが、さすがお母さん達は鷹揚に構えているというか、余裕が感じられました。私も、ちょっと遠めに息子を見ていました。でも台所セットでなにやらおままごとをしていたり、女の子っぽい遊びが好きなのがちょい気になります とにかく、大人、特に若い素敵なお母様が大好きなジークフリートは、あちこちのめぼしいお母さんに声をかけてナンパ・・・。誰も聞いてもいないのに「ぼくジークフリートくんです!」「2歳です!!」「何歳ですか!?」・・・はぢかしいからやめぢくでぇ・・・ と、場内放送が。「16時から音楽スタジオでストリートオルガンのコンサートがあります」とのこと。音楽好きのジークフリートと聞きに行こう!と、半ば嫌がる息子を引きずり連れてゆくと、ほんわか香ばしい香りが・・仕方なくオムツを替えていざ出陣すると、既にコンサートは始まっていました。大きな音で軽快に音楽がなります。どうやら手回しオルガン。大小二つのハンドルが付いていて、小さいハンドルを回すとテンポを揺らす事ができるんですね。どうやら、その小さいハンドルを子供達に回させてあげているらしい。で、ジークフリートも挑戦!!何が何だかわからず回しているようでしたが、立派に音楽になっています!また、ここのお姉さんが優しいのもあってジークフリート何度か挑戦!!おまけにこの音楽スタジオにはカスタネットやら木琴やら、太鼓やら楽器が沢山。しかも自由に触っていいとあって、ジークフリートは大はしゃぎ!と、ママが終わって、入り口で待ってるよ、と電話・・。「ママが帰ってきたから行くよ!」と何度言っても楽器に夢中・・・。息子には悪かったけれど強引に連れ出してしまいました・・。 さすがに城から出て私が抱っこして歩いているうちにジークフリートは撃沈・・。よっぽど遊び疲れたのでしょう。でも、その寝顔はとってもすがすがしかったです。で、私とママは私が喉が渇いて仕方なかったため、中国茶の喫茶店へ。ちょっとハイソな店。お値段もなかなかにハイソ!でも、素敵な雰囲気でしたし、お茶が香りよくさっぱりして美味しかったです。私はハート型のジャスミン茶を飲みました。お湯を入れてしばらくするとそのハート型が崩れて花が開いたようになるんですね。それを教えてくれたこの店の店員さん。「私が言うとウソっぽいですけど・・」なんて言ってました。確かに格闘家の高田総裁みたいな顔してましたから・・。 でも、そんなところでちょっぴり表参道らしさを味わって帰路につきました。 今度は家族みんなで“こどもの城”に行って見たいです。
February 7, 2007
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今日は今年に入って初めてDWEのイヴェントに行ってまいりました!今日のイヴェントは『ファミリーカレッジ ZIPPY'S ZANY ZOO』です。 ZIPPYというのは、以前にも書きましたがDWEのキャラクターで、リスのお化けみたいなやつですが、結構可愛いやつです。(上の写真の“ZOO"というボックスの中に入って手を振っているのがZIPPYです。)私、英語は全くダメなので判らないのですが“ZANY"は一体なんなのでしょう?“SONY”のパロディ?かなぁ、なんて思いつつ・・・ この『ファミリーカレッジ』は昨年も見に行ったのですが(そのときの様子はこちらをクリックしてください)、今日の『ファミリーカレッジ』は2007年バージョン。新装開店です。 場所は千葉県の我孫子駅近くにあるアビィホールというところ。我孫子は“日本一汚い湖沼”として悪名高かった手賀沼を擁するところです。小中学生の頃はよく友人と釣りに言っていたなつかしの場所です。車で沼を通り越すのですが、以前は本当に汚い、と思っていたのですが今ではいろいろな浄化処理を施すようになりかなり綺麗になっていた印象を受けました。 さて、今日は我が家家族だけでなく、ママがDWEを利用しているママさん達のブログサイト『マコロン』で知り合った、同じ市内に住むママさんと息子さんと一緒に行きました。私の住んでいる市から電車で我孫子まで行くと1時間近くかかりそうなのですが、車で行けば30分程度。どうせ行くなら車で行った方が、ということで我が家のママがお誘いしたそうです。 息子さんHくんはジークフリートと同い年ですが、はっきりとした日本語をしゃべり、自己主張もハッキリしているのでうちの息子に比べて、ずっとお兄さんのように感じます。実はこのHくん家族とは、ママはブログでは知っていたものの実際に会った事が無かったのですが、いつぞや浅草でイヴェントが行われた時偶然座ったところが隣同士だったらしく話していたらブログ友達だったことが判明したそうです。それ以来、何度かママと息子で友達づきあいをしているらしいんです。私はHくんともママとも初対面。Hくんママはどうやら20代中盤とまだ若いお母さんらしいのですが、落ち着いた人でなかなかしっかりしていそうな方です。まぁ、お世辞でしょうが、私のことも30代中盤には見えない、若い、と言ってくれたそうです【一部脚色】 今日のイヴェントは11時の回から。どうやら都内でやるときは開始が10時くらいから始まって3回くらいあるようですが、地方では始まりが遅いようです。ですから少しのんびり出発できるのがいい。で、大抵、1回目の回は子供達の年齢層も低い子達が多いようです。ジークフリートも2歳(もうすぐ3歳)とはいえ、まだまだ幼いのでこの回に参加できる方がありがたいです。 相も変わらず開場40分前には会場に到着。いつもなら一人で大騒ぎしているジークフリートですが、今日はHくんも一緒。はじめはなんだか恥ずかしがってモジモジしていたHくんもこの頃には慣れて、ジークフリートと元気におっかけっこ。二人揃ってキャッキャッキャッキャとはしゃいでいます。もちろん2人で看板前で写真も撮りました。そのうちに人も集まってきます。で、看板前で写真を撮り始めたりしだしたのですが、その周りを元気よく走り回る2人。私はジークフリートに向けて「ぴっ!!」と号令。するとジークフリートも「ぴっ!!」といって気をつけの姿勢。と、近くで2人と同じようにはしゃいでいた女の子も突然ぴっ、と立ち止まりました・・。で、私が「こんにちは」と挨拶すると、ジークフリートもHくんもその女の子も「こんにちはっ」(一礼!)本当に子供達はかわいいものですっ! さて、今日の先生はDrew先生とHuw先生とKrissy先生。Huw先生はもうイヴェントでお会いするのはこれで3度目。ママ大のお気に入りのイケメンです。Krissy先生はイングリッシュカーニバルで元気に歌い踊っていた先生。あのような大舞台に出ていた先生が間近で見られるというのは、何だか大スターにでも会った気分でなんとなくミーハーな気分。そして、もうお一方のDrew先生は初お目見え。物凄く図体のでかい方ですが、表情豊かで子供達に語りかける姿も優しさが滲み出ていそうです。 前回のファミリーカレッジはDWEの教材の使い方を、教材を使い始めたばかりの保護者の方とお子さん達を主対象に、ショー形式で教えるといった感じでしたが、今回は“トークアロングカード”という教材を使ってショーを展開させてはいましたが、教材の使い方を教える、といった立場からは離れて、ひとつのショーとして話を進めていたのが前回との大きな違い。前回はですから、先生が日本語でかなり教材の使い方を説明していましたが、今回は日本語はほとんどなし。ショーの開始ごろにDrew先生が「Wht's your name?」と聞いたのに対して他の2人の先生が「ナンテイッタノ?」と日本語で聞き返すときくらい。この「ナンテイッタノ?」は、実は教材の最初の方にあるネタ(??)で、ジーくフリートも普段よくマネをしていたもんですから、先生達が「ナンテイッタノ?」といったら、すかさず大きな声で「ナンテイッタノ??」と叫んでいました・・。またまた暴走モードか?? 今回の話は動物園で動物のえさ用のピーナッツが何処かへ行ってしまったので、動物達にそのピーナッツの行方を尋ねてまわるといったのが大本のストーリー。このストーリー自体が教材の中にあったとおもうのですが、シマウマやらカバやらタイガーなどの着ぐるみを先生が着て歌い踊るのでこれがまたなかなか楽しい。そして極めつけはオクトパス。そう“たこ”です。たこの頭の部分はKrissy先生が入って、足の部分が物凄く大きな布(会場にいっぱい広がるだけの)に足の絵が描いてあって、その布をあげたり下げたりして、タコの足がゆらゆらと揺れているのを表現するんですね。子供達はもうびっくりで大騒ぎでした。 ただジークフリートは今回、ちょっと最後までテンションは持続しなかったのか圧倒されたのかいつもほどの暴走はありませんでした。ママが言うにはやはり、初めてだし、使われていた歌が、教材の中でもあまり聞かない歌が多用されていたこと、先生達の演技の熱のこもり様にちょっと退いてしまった(特にHuw先生のひっぽぽたます)らしいのです。まぁ、今回はそんなわけでちょっと残念でしたが、絶対にジークフリートの好きなタイプのイヴェントだし、繰り返し見せてやりたいと思います。それにしてもDWEの商魂激しく、イヴェント会場で次回以降のイヴェントの予約をするとなんでもDWEの商品を購入した際につくポイントが何%分か割りまして付加されるとのことで、うちのママ、随分先まで予約を入れていたようです。 ショー終了後はみんなでラーメン屋で食事。ママがジークフリートと分け合って食べていたとはいえ、餅いりのラーメンに、オムライス(今風の洒落たヤツじゃなくて、昔からの定食屋なんかで食べられるようなオムライスで美味しかった)をぺろりと平らげていたのには驚き!で、その後は車で帰宅。ジークフリートもHくんもあっという間に撃沈!!疲れたんだろうなぁ・・。それにしてもHくんは爆睡!!大人顔負けの大いびきでした・・。 その後、私一人、糖尿の病院と歯医者と、病院のハシゴ・・・・・。糖尿の病院では診察までに2時間近く待たされて、その間私も爆睡していたようです・・。いやぁ、疲れました・・。で、帰りに恵方巻を買ってきてそのまま家族3人丸かじり!!しかし、ママ、昼あんなに食べたのに、恵方巻(多分ご飯茶碗3杯分はある・・)をキレイに食べてしまいました・・。お腹大丈夫かなぁ・・。
February 3, 2007
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ヴィラゾン/ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」全曲 なんだか、とっても、とっても久しぶりの更新になってしまいました・・・。ここのところ、プチ昇進試験のための研修なんぞを受けたりしていたので、身心共に随分と疲れてしまい、パソコンの前には座るのですが、その前でついついウトウトしてしまったり、書きたいことはいっぱいあるのに頭の中でまとまらなかったりで筆が(指が?)動かず、さぼり癖がついてしまいました・・。どなたか、一発“喝!”を入れてやってくださいまし・・。 さて、いつも、ヴェルディ、ワーグナーづいている私が、ここのところずっと『愛の妙薬』にはまっております・・。と、いうのも、先日もお話しましたとおり友人の結婚披露宴でこのオペラからの二重唱を歌ったのと、この3月に抜粋して歌うことが決まったためです。練習の意味もこめて何度も聞いているうちに少々バカバカしいストーリーながら、その美しくも楽しい曲を聴いて、味わえば味わうほどに味がしみだしてくる、まさにスルメイカのような愉しみを味あわせていただいています。 とにかく多作で知られるドニゼッティ。そのほとんどが悲劇ですが、数少ない喜劇はどれも傑作の部類。その中でも『愛の妙薬』は底抜けに明るく楽しい作品となっています。他の作品はドニゼッティの憧れでもあるパリを意識して書かれた作品なので、楽しい中にもフランス人好みのしゃれっ気を感じさせるような作品であるのと対照的に、この『妙薬』はいかにもイタリア的な明るさの曲風が全体を支配しています。ですから、イタリア的な“声の芸術”も思いきり堪能できる作品となっています。精神病院で死を迎えるという悲劇的な人生を送った作曲家の作品とか、2週間くらいでつくってしまった作品などとは思えないほどに明るく楽しく、加えて実によく構築されたオペラであり、万人に愛される作品といっても良いのではないでしょうか・・。 実はドニゼッティ、ベッリーニ系のいわゆる“ベル・カントオペラ”と言われる作品群にはあまり食指の動かない私ですが、何故か『妙薬』だけは聞いていて家にも幾つかCDがあったりしていました。また、以前このオペラのベルコーレという女たらしの軍曹を歌ったことがあるので、それなりに思い入れのある曲でもあります。ただ、ベルコーレを歌った当時は自分の中で歌や役柄への整理が付かず、未消化なまま終わってしまった感が否めませんでした。カッコいい役として演じたらよいのかコミカルにしたら良いのか、イマイチはっきりと考えがまとまらずがっかりでした。また、本番を収録したビデオを見たら、今も適度以上に肥えていますが、当時は更にそれ以上肥えていたので、まるで軍服を着たガチャピン!!状態でかなり落胆してしまいました。(今でもあまり見ていて楽しいものではありません・・) それにひきかえ、CDやDVDに残されたプロの演奏のなんと楽しいこと!比較的人気のある作品なのでDVDだけでも4、5種類の映像がリリースされています。その中ではおそらく現時点で一番新しいDVDを先日購入。それが上記画像のウィーン国立歌劇場のライブ映像。出演は今ウィーンで最も人気の高いロランド・ヴィリャゾン(T)とアンナ・ネトレプコ(S)のコンビによるものです。ヴィリャゾンは以前も書いたと思いますが、顔があのMr.ビーンことローアン・アトキンソンにそっくり。正直、あの声が無かったら、そんなにカッコいい男には思えない、のですが、歌声は中低音が安定したヒロイックな声でありながら非常に声の伸びもよく、久々に聞いていて心地よい歌手であります。 声はどちらかというとヴェルディやらプッチーニを歌うのに適しており、ネモリーノ役には少々響きが太めな気もしますが、ビーン並みによく動く顔の表情と細かい芝居が愛らしく、ちょっと間の抜けた純朴な青年像はとてもぴったり。彼が、妙薬とだまされてワインを飲んで気分が良くなり、そばにあったリンゴ3個をジャグリングしながら歌う場面では会場から大拍手。おまけに有名なアリア“人知れぬ涙”は満場の大拍手に応えてアンコールしてしまうのです!一方のアディーナを演じるネトレプコも声に安定感があり心地よく聞くことが出来ます。やはり声的には少し音色が暗めなような気もするのですが、耳がキンキン痛くなるような状況に陥りやすいアディーナという役にしっかり安定した声と適度に艶っぽさを加えた歌唱表現と美貌に演技にとこちらも目耳共に満足させてくれる歌手です。両者とも昔の歌手のようにスコンッ!と抜けるような明るい発声ではなく、そういう意味では聞き劣りしなくは無いですが、その声の伸びといい、美声といい、演技も上手く、“オペラは総合芸術”であるという事を実に実感させてくれるのではないでしょうか。この2人の歌や芝居を見るだけでもこのDVDはそれなりに価値のあるものですが、これにまた、非常に渋くカッコいいイメージで作られた薬売り(実はただの詐欺師)ドゥルカマーラにイルデブランド・ダルカンジェロ。比較的、いかにも詐欺師的な怪しい伯父さんとして演じられることの多いこの役ですが、最近では少し男性フェロモンを発しているようなイメージの役者を起用して、現代風の詐欺師像を表出しているものが多そうです。ダルカンジェロの声は深いバスながら、その声は明るく丸みがあり聞きやすい声。歌にも芝居にももう少しコミカルな味がでるといいのに、と思うのは無いものねだりでしょうか・・。そしてベルコーレには、大ベテランのレオ・ヌッチ!いまやリゴレットやヤーゴといたヴェルディバリトンの第一人者に上り詰めた男が歌うところも少ない、比較的軽い役をひょうひょうと楽しげに演じ歌っている姿、なんとも感動的ですらあります。声は相変わらず個性的ですが朗々と存在感を示して歌っており場を引き締めています。本当のオペラ歌手(多分ヌッチ世代以後は“ホンモノ”の定義が変わって来ていると思いますが・・。例えば、歌も演技もそこそこに、平均的に良い歌手がホンモノと思われる時代)の存在感を遺憾なく発揮していました。 演出は大御所オットー・シェンク。写実的で美しい舞台であり、奇を衒ったところがなく、最近には珍しい、実にオーソドックスで安心してみる事ができます。刺激を求める向きには少々退屈かもしれませんが、その分、役者達が自由闊達に舞台上を動き回るので、全く違和感なく、逆に躍動感すら感じさせてくれます。指揮はA・エシュヴェ(?)とかいう人。特にいう事はありません。可もなく、不可もない程度です。 まぁ、このオペラの楽しさを知るには絶好のソフトが発売された事は一ファンにとって幸せ。是非、皆さんも一度ご覧になってください。
February 2, 2007
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最近、週末はすっかりリサイクルショップ、フリーマーケットめぐりが日課になってしまったわが家族・・。中古というだけで値段が安いのもさることながら、思わぬ掘り出し物が見つかったりするので、ついつい癖になっちゃいます。 大体ジークフリートのおもちゃやビデオ、英語教材などを手に入れるのが主目的。まぁ、中古品ですから汚れていたり、多少調子の悪いものもあったりしますがそれでも我が家では結構活躍しています。たとえば子供用のキーボード。3オクターヴ分くらいしか鍵盤のない小さなものですが、何曲かデモ曲が入っていて、それが比較的ノリのいい曲が多い。しかもスグレモノなのはそのデモ曲のテンポが自在に替えられること。曲が速くなったり遅くなったりするたびにジークフリートはそのテンポに合わせて狂ったように踊ります。これでテンポ感は随分養われているような気がします。このキーボードはフリマで購入。ジークフリートはこのキーボードを見つけると一向にその場から離れようとしません。で、鍵盤をいじくっては大喜び。もう自分のものと言わんばかり・・。でも、待てよ・・、これ鍵盤のファの音が鳴らない!?使い物になるの??出店者に聞いてみる、と、電池がなくなってきてるから鳴らないんだとの事。そんな事はねぇぞ~っ、と思いつつジークフリートの無邪気に遊ぶ姿を見せ付けられ、300円で購入。案の定電池を取り替えてもファの音など全くならなくて一向に無音の世界・・。でも、息子はデモ曲でダンスの練習用にそれを肌身離さず持って歩いているので、まぁ、良かったかな・・。それからフリマで買ったお気に入りといえば、ディズニーの『ピーターパン』に出てくる悪役“フック船長”のフィギュア。フィギュアと言っても、ゼンマイ仕掛けで腕や口が動くおもちゃです。これも店先でひきつけられたっきりその場を動かなかった代物です。悪役に魅かれるなんて、さすがはわが息子・・。その後しばらく彼の愛用のおもちゃとなっていました。ちなみにこのフィギュアは100円。こんな感じでほぼ毎週末、ネットでフリマの開催場所をチェックしては足を伸ばしています。時々、私達のようにマニアな人にあちこちのフリマで見つけてしまったりということもあったりしますが、なかなかはまります。で、フリマが終わるとその足でリサイクルショップへ。大体はリサイクルショップの大手??『ブックオフ』へ。ママは専ら中古の育児書と息子のビデオ、私は中古のCDやDVD漁り。私が探すCDなんていえばオペラになってしまいますが、さすがに品揃えは良いとは言えません。しかし、掘り出し物が安価で手に入るときもあるから魅力的!!たとえば定価で8千円近い4枚組のCD、中古でもあまり出ないのか4千円位はするものが2300円だったり、定価5千円、中古でも3千円位のものが1600円だったりとかなりお得!これは多分クラシックのCDの相場をよくご存知で無いから単純な計算方法に従って値が付いていると思われるんですね。だから、激安の値段で購入することが出来るんですね。その代わりネームバリューのある演奏家、たとえばマリア・カラスだったりすると、中古なのに新品の定価とほとんど変わらない値の付いた商品もあったりするのですから驚きです。そんなわけで、毎週末は家族揃って、中古品でニコニコなのです。しかし、気をつけなくちゃならないのは“中古だから安い!”なぁんて思っているとついついお金を使いすぎちゃうことですね・・。そんなこんなで今日も埼玉の三郷公園でフリマが開催されるという噂を聞いたので向かってみました。池を挟んで反対側の岸は東京の水元公園という場所です。水元公園にはよく釣りに行っていたのですが、三郷公園は初めて。そこは大きな滑り台やアスレチックが何台もあり、こどもを遊ばせるには格好の場所です。しかし、肝心のフリマでしたが・・・。ハッキリ言ってしまうと“しょぼい・・・・・・”の一言・・。出店数は場所がだだっ広いにもかかわらずたった5軒ほど・・。しかも売っているものもパッとしない・・・。仕方なく今日は午前中、め一杯、ジークフリートとかけっこしたりアスレチックしたして遊びました・・。ちょっと前まで、少し高い位置のつり橋を渡るのも怖くてへっぴり腰だった彼が、何も捕まらずに釣り橋を走って渡る姿を見たときは、成長したなぁ、って感心させられました。そんなわけで、今日満たされなかった欲は、明日、幕張のフリマに行って晴らして参りやすっ
January 27, 2007
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なんだか、ついついブログの書き込みが遠ざかってしまいました・・。 なんだか忙しく、気ぜわしいせいで書こう、書きたいことが一杯あるのに、気力が沸かないのです。情けないなぁ・・。 それから、携帯の写真データを保存するためのミニSDカードを何処かへ紛失!!携帯にブログネタになりそうな写真をいっぱい取っていたので、それをPCに移せないのも手伝ってか書くやる気がおきないのかも・・。情けない限りです・・。 おまけに管理画面がなんだか複雑怪奇になりましたよね・・。アナログな私にはこういう変更に対応するには少々お時間が必要なもので・・・。 先週は友人の結婚式というめでたいイヴェントがありましたが、書き忘れてました・・。もうひとつめでたいイヴェントがあったのを・・。 先週はママの誕生日がありました。年齢は・・、まぁ、内緒にしておきますね・・。おめでとう!なぁんていいつつそろそろおめでたいとも思えないような年齢かなぁ・・。これまではかみさんの誕生日の日は仕事を休んだりしてディズニーランドに行ったりいろいろなイヴェントに出向いていましたが、今年は残念ながら1日中はずせない研修が入ってしまったため残念ながら行けませんでした。今年は入院もして休暇をほとんど使ってしまったためどちらにしても休むのは難しいのですが・・。せめて早く帰って誕生日を親子水入らずで祝わないとと思って研修が終わるとケーキ屋に寄ってケーキを買い、電車に飛び乗りました。 お昼休みに目をつけていたロールケーキの専門店のケーキを購入!抹茶やらチョコやら、スタンダードなものやらとにかく沢山の種類があって目移りしてしまいましたが、きっと帰る時に選んでいたら悩みに悩みぬいてケーキ屋の前でウロウロする怪しい男と化していたと思うので、昼休みうちに、これっ!と目を付けていたものをゲットしました。なかなか可愛らしいケーキだと思いませんか?(爆)(と、ケーキの画像を載せたかったのに、PCに写真が移せない・・・) うちのかみさんは美人、というより“かわいい”というタイプ。体が弱くて痩せていたときには少し美人系も混じっていたのですが(オペラのメイクなんかすると結構美人なんです。→メイクすれば誰だって美人にみえるかぁ・・・?)、妻となり、母となるにつれ逞しく変身してつきましたが、まだまだ可愛さは発揮しています。多分、年相応には見えないだろうな・・。そんなママのイメージに合わせてケーキを選んでみました。(正直、のろ気てますね・・。すみません・・・・・・・・・・・・) プレゼントは??とも考えたのですが、これがなかなか思いつかないんですねぇ。昔のように勤めにでも出ていればカバンとかアクセサリーとか思ったのですが、最近はおめかしして出かける機会もあまりないし、第一、私にファッションセンスがないのであまりいいプレゼントが選べない。ならば、花とか飾り物とか・・。う~ん、これも子どものいる今となっては汚されたり壊されたりしかねないし・・。なら夕飯どこかへ食べにでも行こうか??いやいや、やっぱり息子殿がいると洒落たところは無理だし、第一私たち夫婦はそういった洒落たところだと堅苦しくって苦手・・。おいっ、いったいどうすればいいんじゃぁ・・。と悩んでいるうちにあっというまに自宅に・・。結局プレゼントは何一つ買わないまま帰宅してしまいました。 家に帰るといつものように息子が「ダディ!おかえりー!!」と声を掛けてくれます。(本当に、こう言うんですよ・・。ダディ、なんていわれると郷ひろみになった気分で少々複雑・・)。部屋に入った私の手元を見てかみさんの顔が!大爆発の笑顔!!・・・・・・!????かと思ったら、あららっ、なんだか困惑顔・・。まるで、“えっ、ケ~キィ~っ”といでも言わんばかりの表情。なんと、うちの母親もかみさんの誕生日を覚えていてケーキを買ってくれたらしいのです。他のところは相当無神経なのに、こういうところは妙に律儀なうちの親・・。「どうせだから二つ食べちゃおうか?」と言ったら「糖尿病が何を言う!!」と怒られてしまいました。 で、その日は親が買ってきたケーキを食べる事に。普通のデコレーションケーキなので蝋燭に火を灯し立てます。さすがに三十数本立てるわけにはいかないので、数本ケーキに挿して電気を消します。 するとわが息子ハッピバースデ~ツ~ユ~!!と元気な声で歌いだします!!ママにはこれが一番の誕生日プレゼントだったかもっ。まぁ、ジークフリートの場合、煙が上がっているものを見ると何でも“はっぴばーすでーつーゆー!”と歌いながら、ふっーーーっ!!と吹き消そうとするんです。コーヒーの湯気や、友人の吸うタバコの煙に、仏壇のろうそくまで・・ その後はケーキタイム!!まあるいケーキを4分の一に分割してそれぞれ分けて食べました!私なんぞ、また血糖値が上がっていそう・・。結婚式でのご馳走といい、ここのところ、かなり食べ過ぎ、カロリー摂取過多・・。 ここのところブログサボりがちなのも、糖尿病が悪化してやる気がなくなっているせいでしょうか・・・。 そんなこんなでしたが、ささやかだけど、ちょっと楽しいママの誕生日を送る事が出来ました!来月はジークフリートの3歳の誕生日をお祝いしないと!!
January 19, 2007
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何だか久方ぶりのブログ書き込みですっ・・。なんだか最近疲れ気味でなかなかブログに手つかず・・。やっぱり日記のようなものですから少しずつでも書き足してゆきたいと思っているのですが、いけません・・。 さて、そんなこんなの前置きはこれくらいにいたしまして・・。今日、以前ブログにも書き込みました、友人の結婚披露宴がありました。結婚披露宴に参加するのは本当に久しぶり。かれこれ2年くらい前の事でしょうか。それから私の周りでは特に寿な話は聞きませんでしたので、何だかこちらもちょっぴり気分がいい。もちろん、披露宴に参加するからにはご祝儀を包まなければならないので貧乏な我が家の家計には正直きついところではありますが、人のめでたい話な時にそんな事は言っていられません。 この友人との付き合いはかれこれ10年以上にもなるでしょうか・・。出会いは私が高校生の時に同級で同じく演劇部に所属していた友人Sさんの紹介。Sさんと今回結婚する友人(以後友人Aさん)は同じ大学の仲間。このSさんからは同じく大学の仲間として数人の友人を紹介されましたが、その中でもこのAさんとはSさん以上に親しくさせてもらう間柄になりました。 飲みに行ったり、一人暮らしのアパートへ遊びにいったりしましたが、一番印象に残っている出来事はAさんと2人、真夜中に千葉を出て、車で一般道を利用し(高速道路は全く使用せず)岩手県の平泉方面まで出掛けていった事です。宿もビジネスホテルのような安宿に泊まり、食事は外で美味いものを食べる、といった旅行でした。彼は学芸員の資格を持っているので、歴史的に重要な仏閣等の史跡をあちらこちら訪ねてはいろいろ説明してくれもしました。 そんな彼は私達夫婦が結婚披露宴を挙げた時にはSさんと一緒に司会を務めてくれもしたんです。結婚してからは電話ばかりのお付き合いとなりましたが、それでも随分とマメな方で、何も用事が無くても様子伺いのために連絡をよこしてくれるほどなんです。ですので、私はまるで合言葉のように、電話を貰った時には「そろそろ何かいい話ないの??」としつこく尋問しておりました。それが、いきなり気立てのよい、しっかりとした女性をいつのまにかGetして式を挙げるというんですから、かなりビックリかつ嬉しかったです。 そんな彼の結婚式&披露宴が本日行われたわけです。式は神田明神で挙げたらしく、披露宴は浅草ビューホテルの最上階のラウンジ!でした。浅草近辺が一望できるとても雰囲気の良い場所。浅草寺も花やしきも、そしてあの、ウンコビルまでも眼下において一望できるなんて、まるで殿様にでもなったような気分。 披露宴会場に入りますと、なんと席の名札代わりに、席に座る人の名前入りの扇子が置いてあるんです。しかも雷門の絵柄入りでしっかりとした作りの扇子です!さすがは浅草、と粋の良さを感じさせます。私の座った席にはAさんと新婦さんの友人席。Aさんのご友人は、まだ知り合ったばかりの当時、一緒に紹介された大学時代の友人達ばかり。10年近い年月を経ての再会でしたので、嬉しさと驚きのあまり随分と語りあってしまいました。ただ、驚く事に私もその友人達もあまり雰囲気は当時と変わっていないようでした。それって成長していない??ということでしょうか・・。 やがて、披露宴が始まりますと新郎新婦は、最初は和装で入場されました。新婦の真っ白な着物姿がなんともお美しかったですね。で、会社の上司の方や親類の方の挨拶が始まる。そんな話を聞いて、私はAさんの友人といいながら、Aさんのことについて知らないことばかりだと気づかされました。・・。ご両親とご面識は一度もないし、一人っ子だという事も知らなかったし、勤めている会社名も今回初めて知ったし、お二人の馴れ初めとかもこの挨拶の場ではじめて知ったくらいです。そんな状態の私でも今回、友人として披露宴にお招きいただいたのですから、本当に感激でした。 それにしても、ビューホテル・・。食事がとにかく凄いんですね・・。少々驚いてしまいました。何が、というのはその量と種類の多さです。最初に9品ものった前菜、そのあとは怒涛のようにずわいがにとふかひれのスープや刺身、伊勢えび、シャーベット、肉、鯛、茶巾寿司、しめのデザートが付くといった具合。私はとにかく出されたそばから、片っ端から食べていたのですが、次が食べ終わると次が出てくる、といった感じで、さすがの大食漢な私でさえもそのペースについてゆくのはきつかったのに、これでは女性もさぞかし食べるのは大変だろう・・、と思っていたら、意外や意外、同じ席に座っている女性陣はどうやら平気で平らげていたようです・・。なかなか恐るべし・・。 さて、新郎新婦が洋装にお色直しして参りますと、今度は余興となります。ちなみにお色直しの洋装ですが、新婦はとても可愛らしいピンクのドレスでした。なんでもAさんの「これがいい」の一言で決まってしまったんだとか・・。一見地味そうな彼にそういうファッションセンスがあるとは知りませんでした。これも愛の成せる業なのでしょうか さて、今回私の他にかみさん、そしてこの新郎新婦とはなんの係わり合いも無ければ面識もない、いつもピアノを弾いてくれているピアニストのNさんも披露宴に参加しています。と、いうのも私達夫婦はこの披露宴で歌うことになっておりまして、選曲した結果『愛の妙薬』のアディーナとドゥルカマーラの二重唱を歌うことにしたのです。しかし、その伴奏を弾ける人がいないという事で急遽Nさんも新郎の友人として参加。ギャラは無い代わりに美味い食事が食べられるということで了承してもらい参加してもらいました。さすがにNさん曰く「全然知らない人の披露宴に出席したの初めて!」。そりゃ、普通はありませんよねぇ・・。でも彼女も退屈せず結構楽しんでくれたみたいですが・・。 さて、肝心の歌の方はと申しますと・・、正直言うと私は満足のいく歌が歌えず悲しい限りでした・・。私、普通のオペラの舞台など、歌や舞台を見に来たお客さんの前で歌うのは緊張はしてもさほど酷くはないのですが、こう、全然関係ない場、たとえばこういった宴会の場等、歌を聴くことが目的でない人たちの集まる前で歌うのはえらく緊張しちゃうんです。しかも結婚披露宴の場合はスピーチもしなくちゃいけない・・。これがまた緊張なんですよね・・。で、歌う前にマイクの前に立ってスピーチをするのですが結構騒がしく聞いてくれている人とそうでない人と半々くらい・・。これから歌う二重唱の説明にしたってどれだけの人が聞いてくれているか・・。聞いてくれなかったら諦めればいいものを私も向きになって大きな声でこちらに振り向かせようとするのですが、もうみなさん酒がいい気分で入っていますからお構いなしです。私達の前にも何組かの方が歌ったりピアノを弾いたりしましたが演奏中でも終始この調子・・。緊張と無駄に大きな声を出してしゃべってしまった事、ついでに食べすぎが重なってノドはほとんどふさがっている状態に・・。こんな時、きっとプロの方ならそういうときの対処法とか歌うまでノドの状態を正常に保つ方法をしっていらっしゃるのではと思いますが、私はこういうメンタル部分なことで歌うのが辛くなる事がまれにあります・・。 それでも伴奏が始まり、かみさん、そして私と歌いだすと、騒がしかった会場はにわかに静かに!かみさんは酒が入ってよっぱらったせいか、しらふの時よりも声の伸びがやたらに良かったようです・・。考えすぎない歌唱が良かったのかわかりませんでしたが。私は満足のいくような歌をお聞かせする事は出来ませんでしたが、でも人がこちらに耳を傾けてくれている、そう感じるとなんだかとっても気持ちいい。そこで、歌でだめな部分はパフォーマンスで誤魔化そうと、仕込んでおいたA4のラベル用紙とマジックを取り出し、客の目の前で『愛の妙薬』と書き込み、客席に置いてあった飲みかけのビール瓶に貼り付けて、妙薬代わりに。妙薬はオペラの中でも単なる安ワインですから、まぁ、ビールでもいいでしょう。そうしたら客席も大うけ。結果的にはお客さんも新郎新婦も喜んでくださったようなので、まぁ、成功の部類に入ったかな、とひと安心。 その後はあっという間に時間が来てしまい、披露宴も無事に終宴しました。本当に短い数時間でしたが、いい夢をみさせてもらったような数時間でした。新郎新婦は明日からハワイへ新婚旅行、そして新婚旅行から帰国したら数日で東京から広島へ転勤しなければならないということでかなり大変な生活を送らなければならないようですが、新婚夫婦の共同作業、へこたれず頑張って欲しいものです。彼らの幸多き今後を祈ってます!!
January 13, 2007
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もうちょっと時期はずれの話題になるのですが・・。 昨年末、31日の夜、東京オペラシティコンサートホールで行われたジルヴェスターコンサートに夫婦水入らずで行って参りました。ジルヴェスターコンサートとは新年を迎えるコンサートでして、有名なところではいつもNHKBSで生放送されているベルリンフィルのコンサートなんかがあったりします。日本でも、毎年テレビ放送されているオーチャードホールでのコンサートや、サントリーホールでのコンサートが有名です。都内ではあとこのオペラシティのコンサートの3つくらいなんでしょうか?判りませんが、私の方はいつからかはすっかり忘れてしまいましたが、もう何年も前からこのオペラシティでのジルヴェスターコンサートが夫婦の年中行事になっています。 と、いうのも、このコンサート、最高に楽しく、最高に面白く、最高に雰囲気が良いコンサートだからです。まさに新年を迎えるに相応しい、そんな思いをいつもさせてくれます。昨年の年明けは子供をどうしても預けられず行けずに涙を呑んだのですが、今年は子供も大きくなり母親に預けてのコンサートに行って参りました。 このコンサートの内容はどういうものかといいますと、ハンガリーにあるブダペストオペレッタ劇場が来日してオペレッタの名曲の数々を歌い踊るというものです。曲目は毎年あまり変わり映えのしないものではありますが、日本人に馴染みの深い素敵な、そして血沸き肉踊る激しいリズムの曲ばかりを集めています。そしてなによりソリスト、オケ、ダンサー皆々のパフォーマンスの素晴らしさ、もうこれに尽きます。 このブダペストオペレッタ劇場はかれこれ10年位前に初来日しオペレッタの名作『メリーウィドー』(レハール作曲)を上演。これが確か『音楽の友』誌上で、その年のコンサートベスト10の上位(もしかして1位だったか!?)に入選し、どの評論家も大絶賛でした。私はその舞台は未見だったので、どんな舞台だったか非常に興味がわきました。それからしばらくしてそのコンサートの模様がライブCDになったので購入したところ、これが本当に面白い!!セリフに日本語が必ず入るのは外国のオペラ劇団がジングシュピール(セリフ入りのオペラ)やオペレッタでセリフを話す時に使ういつもの手ですが(それだけでウケてしまうのですから羨ましいと言えば羨ましい・・)、これが絶妙なタイミングでポン!と入るし、他のセリフの場面にしても彼らは母国語のハンガリー語で歌もセリフもするのですが、なんとなく雰囲気が伝わってきて可笑しい。そして音楽も甘く美しいところは限りなく甘く美しく、楽しいところはとことん楽しい!その感じがCDを聞くだけで伝わってくるんです。もう、これは生の舞台を見ずにはおけない!!そう思って行きだしたのが彼らのコンサート、そしてこのジルヴェスターコンサートでした。 コンサートは夜10時から。そのコンサートの時間に合わせて会場入りをするわけですが、いつもはやめに出て夕食を会場付近で食べる事にしているんです。でも大晦日の夜中に開いている店も数少ない。特にオペラシティ内のレストランは軒並み休業・・。コンサートのあるときぐらい頑張って開けててよっ、なんて思ったりもしますが・・。いつもなら「アンナミラーズ」というレストランが店を開けていて、ミニスカのウェイトレスさんの姿を眺めてニヤニヤしながら、年の最後を祝っていたのですが(それにしても何でミニスカートなんだろう・・)なんと、今年は店舗が変わっていた!!それも私達夫婦には不釣合いな洒落た店・・。仕方なくオペラシティの地下をウロウロしてやっと1軒だけ開いている中華料理屋を発見!そこも後数分でラストオーダーだっただけに飛び込みで食事をしました。セットものでしたが、ショウロンポウ付きでとても美味しかったのでかなりお腹も心も満たされて店を出ました。その後オペラシティの夜景を愉しみながらしばし、久々の夫婦水入らずでの散歩。2006年もかみさんにはいろいろ苦労かけました・・。そして会場へ! 昨年はどうだったかは判らないのですが、今年は例年に比べて随分と変わっていました。まず、歌い手のメンツがほとんど代替わりしていた事。毎年のように来日していたこの劇場のプリマであるカロチャイ・ジュジャ、美声のテナー、ニャーリ・ゾルタン、そして最高のダンスパフォーマーであるオズヴァルド・マリカといったメンバーからほとんど若手に代わっていた事、そして毎年舞台だけでなく開演前や休憩中ロビーに現れて演奏してしまうジプシー楽団“サーンタアンサンブル”も出演しなかった事などちょっと残念であり、ちょっと不安でもありました。 ところがどっこい!!蓋を開けてみればそんな不安はどこ吹く風!!若手に代替わりしてもみんな素敵なパフォーマーでした。 正直言えば、ココの劇団、歌はあまりお上手とはいえません。私達がごく一般的に耳にするオペラやオペレッタを上演するような団体の歌と彼等の歌を聴き比べると、かなり違和感があります。みな、硬質の独特の発声法で、物凄く特徴的。で、みんな同じような声に聞こえるので目をつぶって聞いていたら誰が誰だかサッパリ判らなくなりそうなくらい声質が似ている。(少し大げさですが・・)テナーとバリトンといっても声質はほとんど変わらないんではないでしょうか。人によっては客席まで声の届かない人もいる位。だから、ごく一般的なクラシックのオペラ、オペレッタの美しい歌を目当てに聞きに来られた方には少々きついかもしれません。(現に、休憩中あーだこーだと怒っていたお客さんを見たことがあります)ところが、彼等の芝居の上手さ、オペレッタの楽しさ、美しさの雰囲気を見事にかもし出す素晴らしさ。そのショーマンシップの素晴らしさは他に類を見ません。オケも小編成ながら実に見事な演奏。ウィーンのオケのような優雅さはありませんが、オペレッタの呼吸をよく理解した演奏。これは指揮者のマクラーリ・ラースローの手腕によるところもかなりありそうです。まさにウィーンフォルクスオーパーと並ぶオペレッタの殿堂と呼ばれるに相応しいものがあります。日本人では絶対に成し得ない舞台ですし、ウィーンのそれとも違った、何ともいえない雰囲気、それを魅せ、聞かせてくれるのがこの劇団です。 オペレッタの本場と言えばパリかウィーン、と思われる方が多いと思いますが、このハンガリーと言うのはオペレッタにとって重要な土地柄なんです。オーストリア=ハンガリー帝国の名残からJ・シュトラウスのオペレッタの中には数多くのハンガリー色が取り入れられていますし(『ジプシー男爵はその典型です)、ウィーンオペレッタの白銀時代という一時代を築いたレハール、カールマンといった人達はハンガリー人であり、その作風はハンガリー抜きには語れません。 今年の演目は『マリツァ伯爵夫人』『チャルダーシュの女王』(カールマン作曲)、『ルクセンブルグ伯爵』(レハール)『こうもり』(J・シュトラウス)の4曲の中からそれぞれ名アリアや重唱、ダンス曲などを演奏しました。例年より演目の種類が少ないのと、毎年歌われている『ジプシー男爵』の中からの曲が無かったのはちょっと寂しかったですが、もう思いっきり楽しめました。とにかく歌にダンスにと盛りだくさん。特にダンスは歌い手がアクロバティックな踊りも披露してくれるので最高に面白い。今年は『こうもり』の乾杯の歌でカウントダウン!!曲が終わったところで「Happy New Year!」と、なるはずが間に合わず曲の途中を遮ってカウントダウンに入ると言う可笑しいハプニングもあり、でもどの曲も面白く、じっくりと聞き入ってしまいました。 ただ、いつも思うのですが、このジルヴェスターコンサートは寺崎裕則さんという日本オペレッタ協会の会長さんが企画に携わり、プレトーク(曲の説明)もしているのですが、正直あまり良い印象を受けません。確かに寺崎さんは日本にオペレッタの文化を根付かせた人でありそれは多大なる功績だとは思うのです、が、たとえば今回の企画で『ルクセンブルグ伯爵』の曲がかなり取り入れられていたのは、実は後日彼の企画演出するオペレッタ協会での同演目があるから、その宣伝に利用したのは明らかだし(実際、プレトーク上で宣伝してるし)、他の曲を説明するんでも「私はこのオペラを7回やりましたけど、、」とか、観客にはどうでもよい、ご自分の宣伝および自慢話・・。まぁ、それは大目に見てもとにかく話が下手くそすぎ・・。宣伝ばかりで肝心の曲の説明はほとんど無し。今でこそ大分内容が短くなりましたが以前はその話が長すぎて予定していた曲が一曲カットされていた事もあった位!それに今回も歌い手の名前は間違えるし、誰が何を歌ったという説明も間違っているんです!!日本では無名の歌手の方ばかりですからうわっ、今の素敵な歌歌った人誰??と思いますよね。で、寺崎氏が紹介する。でも、実は紹介した人は別の人だった!!もう聞き手の私は混乱と憤慨をしてしまいましたよ・・・。そして、とても演出をしている人とは思えない司会進行の間の悪さと、場の雰囲気の読めなさは筋金入りです。 (万一関係者の方いらっしゃったらすみません。でもこれだけはどうしても耐えられない・・) この舞台が終わると、実はもう一つのお楽しみ、舞台を色鮮やかに飾っていたお花のプレゼントがあるんです!!例年は真っ赤なポインセチアの鉢植えを貰っていたのですが、今年は大きなユリの花。今も我が家の玄関を色鮮やかにそして強い香りを放ち咲いています。 素敵なコンサート終了後は幸せな気分一杯で帰路に着き、そのまま初詣に行って参りました。今年も私達家族にとっていい一年でありますよう、祈願して。そして、夜中の4時近くに“年入りそば”を食べて帰宅しました。この日だけは夜寝てからも楽しいオペレッタのメロディが頭の中をぐるぐる回っています・・。今年も素敵な音楽を沢山聴きたいものです。 (それにしても書いたものを見返すと当日の舞台の様子がちっともかけていませんでした・・。もう私のつたない言葉や文書ではこの面白さをお伝えする事ができません!是非機会があったら一度ご覧下さい。コンサートや舞台でかなり地方巡業もしているようです。)
January 8, 2007
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皆さん、正月はどのようにお過ごしになられましたか?いろいろな方のブログを訪問させていただくと、皆さん人それぞれ、でも楽しそうな、充実した年初めを過ごされていらっしゃったようですね。 私はと申しますと、新年に入ってからはどちらかというと家でゆっくり、でかけるにしても近所のショッピングモールでぶらぶらといった感じでした。1日は妹夫婦がやってきて昼食会。旦那さんは美容師でなんと店を3軒も経営しているので、羽振りがいいんです。息子にまでお年玉5,000円くれたり(普通2歳児にそんなによこすか??)、母親を毎年初めに沖縄等へ旅行に連れて行ったり・・。しがない一サラリーマンには到底マネができないどころか、比較されているような感じがして少々窮屈でなりません。彼のお母さんがまたにぎやかな方なんですが、なんと何年か前から趣味で声楽を始めたらしい。実際の歌を聞いた事は無いんですが、『カヴァレリア』『ワリー』などのアリアを歌ったりしているとか、着飾ったドレスの写真とかを見せたりしているので相当自信があることだけは確か、かな・・・。毎年すみだトリフォニーで声楽教室の発表会をしているそうなので、今度聞きに言ってみようかとはおもっているのですが・・。 その日は息子殿が甥っ子達といっぱい遊んでもらい、私達夫婦だけでゆっくりできたので、komiちゃんからお借りした『24 シーズンV』の続きを最後まで見ました。残り約4時間ぶっ続けで・・。いやぁ、もう面白いのなんのって・・。まだご覧になっていない方は是非ご覧ください!(といってもある程度時間に余裕がないと見られませんよね・・) 2日はほぼ私達親子だけでのんびり!でした。本当はかみさんの実家と、かみさんのお姉さん夫婦が来ていたので、その皆さんと成田山へ初詣に行く予定でした。でも、お姉さん夫婦は久方ぶりの千葉県だったので(お姉さん達は静岡県民)、成田山に行った後にららぽーとへ行くという強行スケジュールを組まれたので(両方とも大混雑が予想される場所!)、ついつい私がごねてしまったので私達家族は行かずにちょっと車で行ったところにあるショッピングモールへ。ここは映画館もある規模の大きなモール。また近所には別に数箇所モールがあったり、巨大なホームセンターがあったりと、とにかく普通の土日ならそこへ向かう車で大渋滞!着いたら着いたでモールも何も人だらけ、という状態ですが、さすが正月。道路もモールも空いていたので、非常に快適でした。モールではママは13日に友人の結婚披露宴で着る服を探していました。私と息子はイヴェント会場で『周防の猿まわし』を鑑賞。なんでも無形文化財なんだとか!しかし、観客がいっぱいの上に舞台のない平面での芸なので、椅子に座っているとほとんど見えない・・。で、仕方なく息子だけでも見せようと、座りながら彼を抱え上げる。ひゃぁ・・・重いっ・・。でも、見えるようになったのか、猿が輪っかを飛んで越えたり、刀を振り回したりする姿を見て、キャーキャー!!とまるで、どちらが猿か分からなくなるくらいのはしゃぎっぷり・・。(あまりのはしゃぎっぷりに、お客さんが一斉に振り返ったくらいですから・・)楽しんでくれるのはいいんだけど、あんたを支えているパパの身にもなってくれぇぇぇっ・・。 その後ママと合流したものの、ママは結局買わずじまい。なんでも最近の若い人向けのデザインは合わないんだとか・・。そんなこと言ってるといつまでたっても買えないぞ~っ! と思っていたら、その翌日のこと。この日はかみさんのお姉さん家族が静岡へ帰るというので、午前中にかみさんの実家へ。なんでも、昨日は無事成田山の参詣を済ませたは良かったものの、ららぽーとまでの道のりが大渋滞。仕方なく、帰り道途中のモールに寄ったんだとか。なんと、そのモールは私達が行ったショッピングモールのものすごく近所!そんな事なら行けばよかった、と思いましたが、渋滞にハマってイライラするよりいいかぁ。 お姉さんのところもやんちゃ盛りの男の子が2人。二人とも優しくて頼もしい、ジークフリートにとってはいいお兄ちゃんです。いろんなお土産を息子に持ってきてくれるんです。ジークフリートも元気なお兄ちゃんと一緒だから大興奮!ついでにお姉さんのところで飼っているわんこも大興奮!!(メスのブルちゃんです。)特に私はオスの魅力をブンブンと発しているためか、何度も私に激しく飛び掛ってきてはキスの嵐・・・。しかもディープキスですから、たまったもんではありません・・。 その後お姉さん達が帰り昼食を頂いたあと、昨日ジークフリートのためにお義母さんがモールで買ってくれた靴のサイズが合わなかったため取り替えてもらいにそのモールへ。そして、正月だから、と、テレビを買い換えるために電気の量販店へ行きました。テレビ、買ってしまいましたよ・・。地上デジタル対応の32型液晶ワイドテレビ。しかも300GBの録画機能付!これで14万円台のお買い物だったので、まぁ何とか・・・。という感じ。今使っているテレビは結婚した時に買ったと記憶しているので8年以上使いました。スピーカーが3箇所付いていて、映画などを見ると結構度迫力の音で僕は大好きだったのですが最近、その音が問題・・。スピーカーの調子がバカになってしまった模様。おまけに入力端子の調子も悪く、いっそのこと正月の初売りの時に買い換えちゃおうか、という話になったわけです。長い事付き合ってきたものだけに、ちょっとさびしい気もして、今、新しいテレビが来るまでの間、愛情を込めてそのテレビで野球ゲームしています・・。 そして夜はまたまたかみさんの実家で、今度はカニ鍋をご馳走になりました・・。私は正月の食べ疲れかあまり鍋、という雰囲気ではなかったのでご飯と干物で頂きました・・。 以上が私の、なんとものんびりした正月3が日の模様でございました。
January 5, 2007
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みなさん、あけましておめでとうございます! 昨年は私のつたないブログをご覧頂いたりコメントを頂いたりと本当にありがとうございました。また、ブログをとおしていろいろな方と知り合えることができ、なんだかどきどきわくわくの1年(ブログ歴はまだ半年程度ですが・・)でした。(なんといっても北は北海道、南は四国、九州の方まで!すごく身近な方もいらっしゃれば、はるか海外の方々にまでつながっているのですから、頭の古いアナログ人間には驚きの連続です!)今年も自分のこと、家族のこと、オペラのこと、その他いろいろな事を自分勝手にだらだらと書いてゆきますが、どうぞ懲りずに遊びに来てやってくださいっ!私は今年年男なので夢や目標にむかっていろいろと頑張ってみよう!と思っています。とりあえず今年の目標は・・1 地域にオペラの根を芽吹かせるような活動をするぞ!2 今年こそは入院しないぞ!!3 子作りするぞ!!!4 減量するぞ・・・。といったところでしょうか・・。(こうやって人に宣言しないと達成できる自信がない・・・)本年もどうぞよろしくお願いします!
January 5, 2007
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今日仕事納めだったのですが、その後先日の目の術後を見るため病院で再度右目だけ瞳孔を開いたため、今右目がほとんど見えないのと、今日コピー用紙をまとめていたら右手の人差し指の爪の先に紙が一枚入り込み、爪の中の肉を切ってくれたためキーボードを打つのが痛くて痛くて・・。 さて、のっけから話が逸れました・・。 ジークフリート。私のブログをいつも読んでいただいている皆さんにはお分かりかと思いますが、わが息子のミドルネーム、でなくてニックネームです。 わが息子、両親の影響を受けてかどうかはわかりませんが、無類の歌好き・・特に歌好きのママの影響を受けてだと思うのですが、歌いまくっています。私はオペラは大好きなんですが、ママは歌全般が好き。だからいろいろな歌を知っているし、私よりも歌っている経歴は長い・・。そんなママが毎日のように息子に歌を歌って聞かせてあげていたのだから、歌好きになるのも当然です。 でも、その両親の影響以上に強い影響を及ぼしているのがDWEの教材。0歳の時から英語の歌のCDを毎日のように聞かせているのだから、当然といえば当然ですが、歌っている歌も日本語よりは英語の歌の方が多い、そして日本語の歌より英語の歌にすぐに反応してしまう。そして、私もママも踊りはからっきしだめなのに、「レッツダンス!!」とかいって、妙にリズムに乗って踊る姿が様になっているのはあきらかにDWEの影響大です。 話は変わって、先日26日に懇意にしてもらっているピアノ奏者の方の家で、来る1月13日の友人の結婚披露宴で頼まれて歌う歌の練習に行ってまいりました。もちろん息子殿を置いていくわけにもいきませんので、息子も練習場へ連れてです。以前ブログにその練習風景を書きましたが、やはり息子は飽きて結構大変だったのですが、成長したのか、大分落ち着くようになりました。それどころか、ママが高音を出したりすると一緒にその音を声に出したり、「ママ、じょ~ずだねぇ!」などと褒めたかと思えば「もっと!」「まだ歌うね!」「ストーップ!!」とダメだしをしたり(?)すっかり成長しちゃいました。 歌っている曲は前にも書きましたがオペラ『愛の妙薬』(ドニゼッティ作曲)からアディーナとドゥルカマーラの二重唱。愉快で楽しい二重唱です。このオペラは以前、私が所属していたアマチュアオペラ団体で上演したことがあります。以前ブログでもご紹介した訳詞家Mさんの手による非常に面白くよく出来た訳詞があり、今回はまして結婚式の披露宴という事でオペラなんて知らないと言う人を前にして歌うわけですから、意味がわかった上に面白いということで、この訳詞で歌わせてもらおうと、今練習中です。(突然の事務連絡ですっ。M様、もしこのブログをご覧になっていらっしゃいましたら、訳詞の使用許可願いを直メールで送信しております。ご許可いただけるかご回答いただけますと幸いです・・。) このオペラ、全編、美しいメロディと楽しいリズムに彩られた音楽ばかり。なかでもこの二重唱はとっても楽しいものです。しかも、このオペラでのMさんの訳詞は数ある傑作の訳詞の中でも最高に面白くよく出来た1本。歌詞を読んでて涙してしまう事もあるくらい。この二重唱でもイキイキとしたオリジナルの歌詞の味わいを完璧に残したまま、それを日本語で充てるのがとても素晴らしい。 で、そんな音楽と言葉に魅せられたのが、何を隠そう、ジークフリートだったわけです・・・。美しくも楽しいメロディと、その愉悦感を引き出す言葉の彩に感じるものがかなりあったようです。この26日の練習以降、突然思いついたように♪どの娘っこでもよりどり・・♪、♪ねぇ~、アディーナ!お前さんの、顔見りゃ、もうわかるっ♪、♪ほうらきた、そらきた乗ってきたっ!♪などと歌いだすのです!おいおい聞いてるだけで、そんなに覚えちゃったの!?とビックリ仰天!!私もかなり聞き覚えは得意なほうですが、まだ2歳児ですからねぇ・・。子どもの成長って凄いもんだと実感いたしました。 末は果たせなかった親の夢を託してオペラ歌手!?いやいや、どうせならミュージカル歌手にでもなったらいいのにと思っちゃいます。かなり踊るし、英語の歌は得意だし(爆)まぁ、彼の人生はまだ始まったばかりだからこれからどんな楽しいものを見つけてそれに進んでいくかはわかりませんが、大きな夢を持って頑張って欲しいなぁ、そう思っています。
December 28, 2006
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目手術成功記念バトン第二弾!!今度はGOLDROSEさんからいただいたバトンに挑戦してみます!!Q1 家族になんて呼ばれてますか? また、本当はなんて呼ばれたいですか? 今は『パパ』ですねっ。結婚前は『じゅんじゅん』です。でも、艶っぽくもなんともなかったなぁ。だって、かみさんの家族みんなが「じゅんじゅん」って呼ぶから・・。今でも時々呼ばれます。お義父さんにも 本当はなんて呼ばれたいか、は難しいですねぇ。「パパ」で特に違和感もなくって・・。ただ息子には「ちゃん!」と呼ばせたいかも→「子連れ狼」ファンなものですからQ2 自分って、可愛い♪って思うときはどんなとき?かっ、かわいい・・、ですかぁ??あっ、これは男だから“かっこいい”と思うとき?と思えばいいのかなぁ?そんなものない~~~~!! せめて舞台に立ってる時とでも言いたいのですが、メイクした顔を見るとまるで腹話術の人形みたいで、自分自身が笑ってしまうのですから・・・ それでも強いてあげるならば、オペラを語っているときかなぁ・・。夢を熱く語れるというのはかっこいいかなっ、て・・。Q3 丸一日、主婦、子育て休業日。さて何をする? 指揮の練習 別に指揮者になれるわけでもないのに・・。でも昔はCD聞きながら一人黙々と棒振りの練習をしてましたっけ。あと、お芝居の稽古・・。でもさすがに人に見られるのは恥ずかしいですから、誰もいなくて、たっぷり時間があるなら、これをしたいですねぇ・・。Q4 旦那様に買い物をしすぎて怒られたことはありますか? かみさんに、ですね・・。買いすぎて怒られることは、夕飯のおかずとしてお惣菜を買ってきてと頼まれたとき、これだけじゃ足りないだろう、あれも食べたいだろう、といろいろ気を使うあまり(????)いっぱい買ってしまい「誰が食べるんじゃい!!」とよく怒られます。 あとは買いすぎではないですが、いらないものを買ってきたりしてよく怒られます。でも、女性は現実的だからわからないかもしれないけれど、男ってどうでもいいようなものをほしくなってしまうときがあるんですよ。ほんと・・。Q5 今一番自慢できるものは何ですか? 迷わず、家族ですね。Q6 旦那様の好きなところは? かみさんの、好きなところは全部ですねっ。(と言っておこう!) 強いてあげるなら、誰よりも私のところを理解してくれていることと誰よりも家族を大切にしてくれているところ。あとは年をとってもかわいいところですかね・・。以前よりもかなりしぶといですけどね・・。これ以上はオノロケになってしまうのでやめときます・・。Q7 生まれ変わったら何になりたい? 千秋真一??というか、思いっきり音楽を勉強してオペラをなんのはばかりもなくできるような人になりたいなぁ・・。 もう少し大胆な人間になりたいですね・・。(今は体はでかいですがスケールの小さい人間なので・・)Q8 あなたにとって一番大事な物。または人は? やっぱり妻と子ですねQ10 生まれ変わったら、旦那さんと結婚する?します。(向こうがいいと言うならですけどねっ)(あっ、かみさん、とですよね。旦那じゃなくっ)Q9 バトンをまわす145代目3人は... ? ここは元気なママさん達に・・。 Miko Oliveさん uママさん percy☆さん いかがでしょう??>(申し送り)>・最後の質問を除いて、一つ質問を削除し、新たに自分で考えた> 質問を追加してください。>・バトン○○○代目をカウントアップしてください。 ええっ!?質問を一つ削除して新たな質問・・!!やっていませんでした。せっかく回答したのでどうか、これでご容赦のほどを・・・。
December 27, 2006
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目が治った記念(?)というわけではないのですが、長いことそのままにしてしまっていた「バトン」特集!!なぁんて、私、このバトンというものは初めてなのですが・・。 dekaちゃんさんと、リスト大好きさんからまわしていただいたバトン、実は同じものが回ってきたようなのですが、私も挑戦してみます!1 回してくれた方の印象 dekaちゃんさんは・・ かわいいお子さんと素敵なテノールのご主人をお持ちの、素敵な奥様かつ、アルトのプロ歌手です。以前ブログで舞台写真を拝見しましたが、とても素敵な方!多分長身で舞台映えのされる方なのでしょう。歌声もかなり艶がありかつ迫力のある声で歌われると思います!きっと芯のしっかりとされた方だと思います。 リスト大好きさんは・・ 本場でピアノの勉強と演奏をされていらっしゃる方です。すごく闊達な方でお子さんのために、ご主人のために、そしてピアノと大好きなリストのために日々精力的に活動されていらっしゃいます。だれからも頼りにされそうな、姉御肌な人じゃないかなぁ・・。 2 周りから見た自分はどんな子だと思われていますか?どんな“子”ですかぁ??うふっ! やさしいとはよく言われます・・。本当は短気なんですが、その反対とも思われています。あとは優柔不断かな・・。レストランに行ってもウェイトレスさんがくるまでメニュー決まらないし。あとはちょっとおかしいと思われているかも・・。いつまでたってもファミレスの『ジョナサン』のことを『ジェイソン』と言ってしまうし・・。みんなもうあきらめて私が『ジェイソン』というときは「あっ、ジョナサンのことだな・・。」と頭の中で翻訳してくれています。3 自分の好きな人間性を5つ 大らか 笑顔 よく食べる 謙虚 夢を持つ 4 反対に嫌いなタイプ 威張る人 屁理屈をこく人 知ったかぶる人 挨拶をしたのに返してくれない人 5 自分がなりたい理想像 いつも笑顔絶やさず、夢を持ってその夢にどんどんアタックしてゆく人 6 自分のことを慕ってくれる人に叫んでください 愛してるよ~!! 《ブログの中心で愛を叫ぶ・・・・自爆!!》 7 5人の方にバトンタッチ(それぞれ印象つきで) GOLDROSEさん とっても積極的で人の事を本当に大切にされている方です。3児のお母様ですが母としてだけ でなく女性としてもご自分を磨いていらっしゃいます(本調子になったらしてくださいね~) mikichannettinaさん 本場イタリアで歌われていらっしゃるオペラ歌手の方です!すごく切り口豊かなブログの中に 江戸っ子気質を感じます! アブラナ0647さん 学校で教鞭をとられる傍ら、合唱やソロで歌う活動を展開されている方です。歌好きで、優し そうな方。きっと生徒にも好かれていらっしゃるのでしょう。 茉莉花♪0223さん とても感性が豊かで、素敵な方です。今、さらにご自身の気持ちが向上されていらっしゃいま すので、ブログを読んでいても幸せのパワーを与えてくださいます。 メリケンサックさん 今回の黒一点!(失礼!)とっても面白くイキのいい人生を歩まれている不思議な方!多分ひ ねった応えが期待できるのでまわしちゃいました!よろしく!! 本当はいろいろな方に回したいのですが・・。 8 タイトルに回す人の名前を入れてビックリさせてください お時間のあるときによろしくお願いします
December 27, 2006
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(かなり書き上げていたのに、一度Back soaceキーを押したら書いたブログがみんな消えてしまいました・・。楽天様、なんとかならないのでしょうか・・)皆様、ご心配をおかけしました・・。昨日手術、無事終了いたしました!!ふたを開けてみれば、“手術”というよりは“レーザー治療”と言う表現の方が適切だったかもしれません。先生が“手術、手術!”とおっしゃるものですから、どんなスゴいことをやるのだろうか!と期待と不安に胸躍らせていたら(??)、えっ?もう終わり??みたいな感じ。拍子抜け、とはまさにこのことでした。ブログでもさんざん、手術する!なんていい振らしていたので、皆さんからも温かい励ましのお言葉を沢山頂戴していただけに、何だか気恥ずかしくなってしまいます・・。もっと大手術の末、無事に手術が成功し、目がよく見えるようになった!!ともなれば、ブログも面白くしかも感動的な記事が書けそうなのですが、治療時間20分、痛くも無ければかゆくも無い、注射もしない、もちろん血を見ることも無い。術後もまったく普段と変わらない生活をしていて構わない・・。なんだか大病人のように思っていたのは私だけだったのでしょうか・・。普段の通院と何が違うかと言えば、3000円位の治療費が一桁違う36000円程になっていたことくらいでしょうか・・。本当にカネのかかる亭主です・・。許してね、ママ・・。治療はまず、瞳孔を薬で開け(この瞳孔が開くまでに凄く時間がかかります)開ききったところで、前回と同じ“さんどう”という検査。目ん玉にレンズを“ぐりっ”と押し付けて目の玉の様子を見られます。ただ、前回と違ったのは、頭をかなりきつめのゴムバンドで押さえつけられていたこと・・。治療台から逃がさないぞ!と言わんばかりにしっかりとゴムで頭が固定されました。「はいっ。では治療します。痛くはありません。目に麻酔してますから。まぶしいだけです。痛くありません。ただ時々まぶしいだけです。決して痛くありませんから大丈夫です。でも、チクッて痛いこともままあります。痛かったらおっしゃってくださいね。おいおい、痛いんじゃん・・・。で、実際に治療が始まりました。目の玉にレンズが押し付けられてグリグリやられるのは相変わらず嫌な感覚です。そしてレーザー照射!!レーザー治療なんて初めて!!もう、レーザー光線といえば、子供の頃から東宝特撮映画にのめりこんで(いまだにのめっていますが・・・)憧れの存在。どんな七色の光線が見えてくるのやら!!と期待していたのです、が、、なぁんだ、ただまぶしいだけ・・。目をつぶったまぶたの上から懐中電灯を点滅されているような感覚だけ。あとは“パチン!パチン!!”という軽いラップ音(??)。これがレーザーを照射している音のようです。ほとんど無痛ですが、確かに時たま、“ちくんっ!”と痛い時が無いではない・・。「じゃぁ、もっと目の端っこを見たいのでレンズの方向変えますよ」と目の上をぐいぐいぐりゅぐりゅ!!とやられます。こいつが痛い・・。目をグッと奥に押されるわけですし・・。ただ、先生の言う「痛かったら言って下さい」というのは社交辞令、いえっ、レーザー治療中にレーザーによる痛みを感じたら言ってね、と言う意味と解釈していた私はその痛みを頑張ってこらえていました。で、やっぱり目の上でぐるりぐるりと動かすので痛い時とそうでない時の山があって・・。それでもあっという間の治療でした。「裂孔していた部分は綺麗にふさがりましたよ」よかったあ!これで不安は多少解消。しかし私の場合は網膜が非常に薄いので剥離する危険性は大なので、これから定期的に通って検査しなくてはならなくなりそうです・・。術後は瞳孔がずっと開いているせいもあり、右目はぼやけてしまいほとんど見え無い状態でしたが、今朝目を開けたら、ぼやけはすっかりとれていました!視力回復したか!?と思いましたが、視力とは全く関係のない手術のためまったく影響はありませんでした・・。かなしっ・・・。まぁ、でも、簡単な治療で済んでよかったです。大手術では、自分も家族もいろいろ負担になりますしね・・。それから、温かい書き込みを寄せてくださいました皆さん、本当にありがとうございました!さぁ、これからまたガンガンブログ更新するぞ!!(本当??)
December 22, 2006
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何だか、最近本当にブログが更新できません・・。書きたいことが山ほどあるのに・・。とりあえず、今週目の手術をしてもらえるかなっ、て感じです・・。(ゾゾっ)それが無事すんだら溜まった分を一挙に書きまくれるかなぁ、と思っているのですが・・。本当はアホくさい教育基本法改正!の話などするより、うちの息子の話やオペラの話をしたいのですが、ついつい頭にきちゃってそちらが優先になってしまいました・・。今週は歯医者に目医者に糖尿にと、病院通いの週です・・。まったく、こんなに病院ばかりだと気分めいっちゃいます・・。
December 19, 2006
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さてさて、結局長々文章になってしまいました・・・。 いよいよ目的地である『マリン ゾロ』へ到着!ダイビングをする人のための宿ですが、何故か所在地は山の中。ここにたどり着くまでには何箇所かある曲がり道のたびに可愛いピンクのイルカの看板が行く先の方向を指示してくれるんですが、いつもはかなり暗くなってからこの山道を通るために、このイルカちゃんが見えない。でも、今回はいつもよりも充分早く着いたせいか、イルカがよく見えたので山道では迷わず、ばっちり到着! この宿は山の中にいきなり大きなお城が!と思わせるような大きな建物。そこにダイビングの練習などが出来るような大きくて深いプールがあったり、手作りのハーブ園(手作りとは言いながら、本当に立派な出来ばえ)があったりと、探索するとなかなか楽しめそうなところです。お部屋は少々こじんまりとした感がありますが、ダイビング目的で来る方にとっては全く申し分ない所なのではないでしょうか。ジャグジーなんかもあるみたいだし。 しかし、ダイビングをしない私にとって、何より楽しみなのはここの食事!!いや、なに、とにかく美味しい。またこのクリスマスとかイヴェントの時だけなのかもしれませんが、とにかく出るものの種類が豊富なうえに豪華!もう疲れて横になりながらもその美味そうな食事を想像しよだれをたらしながらいつの間にか寝に入っていました・・・。 そして午後7時!!ようやくパーティが始まります!! も~~~っ!!ごちそうごちそうごちそう!!これでもかっ!! 洋食系が中心ですが、大きな寸胴に沢山煮込んだビーフシチューやクリスマス定番の鶏肉(これが最高に美味い)、ローストビーフ、ピザ、パスタ、ロブスター、寿司、近海で獲れた魚の刺身等等・・!これが所狭しとテーブルに乗っているのです。 この日は何度かここへ訪れていますがその中でも一番お客さんが見えていた日。体格のいい男性も何人かいたし、みんなかなり食べている、、にもかかわらず、テーブルに乗っているものが減った気がしない・・。それだけ量も多いんですね私なんて貧乏性だから、とにかく出ているものは一通り食べないと気が済まない!そして何より、残っていると、私が食べなければっ!!という妙な使命感にとらわれてしまうんですね・・。で、頑張ってみるものの、やはり断念!!かなり腹が膨れました・・。 その後はいよいよクリスマスイヴェントです。毎年面白くて楽しみなのですが、アリンコちゃんとこちらにお勤めの男性の方による寸劇があります。今年はこのリゾートの名前の由来でもある、快盗ゾロを題材にしたお芝居・・。なんとお客さんを悪代官に見立ててやる芝居はハチャメチャ!でも楽しいんですね。しかし、ここでイヴェントを見るまでアリンコちゃんがあんなに芸達者だったとは知りませんでした・・。 いつもはミュージカル調で歌がバンバン入るんだけど、アリンコちゃんは姉であるかみさんとは違って、歌は・・・・・うふふふっ・・・・・という感じなので(一体どんな感じだぁ!?)、今回は歌がない分正解だったりして!! 寸隙の前にはゲームもありました。毎年そうなのですが、お客さんが2チームに分かれて、クイズや体を使ったゲームをやるんですね。で3試合中2試合を制覇した方が勝ち!今年もいろいろやりましたが、面白かったのは『尻相撲』・・。なんと私の相手はお義父さん!!お義父さんは確か2人位勝ち抜いたんですね・・。はっきりいってびみょ~でしたよ・・・。チームのために頑張るか、ここはお義父さんに華を持たせるか・・。悩みに悩みぬいた挙句、私のケツ圧で圧殺!!私、勝利してしまいました で、次の相手は細身の女性の方。「あはは、楽勝楽勝!!」と思っていました。そして気合を入れて腰を低くして・・・。と、その時、目の前に「あっ!おとーさん!」おおっ、可愛い我が息子よ。何しに来たの??そう思ったときでした!ボンッ!!猛烈ヒップアタックで私はあっという間に弾き飛ばされてしまいました・・。息子にしてやられました・・。まさか相手チームのスパイだったとは・・。しかしながら私のいるチームは他のゲームで勝利!!負けチームは罰ゲームにフリフリスカートをはかされてフレンチカンカンを踊らされるのです・・。もちろん、やってましたよ!お義父さんもっ。 ジークフリートはサンタの衣装をきたアリンコちゃんやもうひとりの男性の職員の方のことが気になって、アリンコちゃんのところにくっついて離れなかったり、舞台の上で英語の歌を歌ったり踊ったり、終始ご機嫌、宿の方やお客さんに愛想を振りまくっていました・・。 イヴェント全てが終了したのはなんと夜中12時近く!その後になんとケーキが登場!!これがまた美味い!どうやらひとり2切れがノルマだったようですが、さすがに糖尿病の私は1切れだけにしておきました・・。 そんなこんなで美味しい料理に舌鼓、大爆笑のイヴェントも楽しめて、楽しい1日は終了しました。私はダイビングをしないので、(耳抜きが多分出来ないと思うんです・・。)わからないのですが大川の海では大分いろいろな魚が見られるようですし、ウミガメが住み着いているポイントなんかもあるそうです。ダイビングをされる方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?私はまた来年、クリスマスイヴェントの時かなぁ・・。 疲れましたが、本当に楽しい伊豆旅行でした。
December 18, 2006
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この土日(12月16、17日)に私達家族とかみさんの実家のお義父さん、お義母さんと一緒に伊豆は大川へ行ってまいりました。 この大川行きは私達家族とかみさんの実家の年中行事。毎年クリスマスの頃に必ず行っています。というのも、かみさんの妹のアリンコちゃん(ちゃんといってももう30代なんだよなぁ・・)が勤めている、ダイビングリゾート『マリン ゾロ』(いわゆるペンションでしょうか・・)のクリスマスパーティに参加するため。 アリンコちゃんは住み込みでこのペンションに勤めているので、ご両親やかみさんにとっては、彼女がつつがなく暮らしているか確かめる意味合いもあるでしょうし、少しでもそのペンションの売り上げに貢献してあげようという親心だと思います。 アリンコちゃんは痩せてて色黒でアリンコみたいだから“アリンコちゃん”とかみさんは名づけています!(ちなみに私は世の中で何が一番嫌いかって、アリとナスほど嫌いなものはありません)30代とはいいますが、多分はたから見たらそうは見えないくらい若々しい感じ。アウトドア派で、インドアなかみさんとはタイプがずいぶんと違いますが、やはり姉妹だけに雰囲気がどこと無く似ていますし、声が結構よく似ている。私もかみさんとまだ結婚前、電話口で何度かだまされた苦々しい思い出があります。だからというわけではないのでしょうが、かみさんはいつもアリンコちゃんのことを気にかけており、とても仲の良い姉妹といった感じです。 私もいつも運転手としてかみさんご家族をお連れ申し上げているのですが、私も実はここへ行くのが楽しみなんです。なんといっても、クリスマスパーティででるごちそうがすごいんです!!立食パーティなんですが、とにかく出る食事の種類と量が半端じゃない!!しかもどれも絶品の味わい。糖尿病の私には正直、いや絶対悪いと思うのですがこの日ばかりは無礼講(こういうときに使う言葉ではないですよね・・)!!たっぷりと味わい尽くさせていただきました! さてさて、この日、朝7時に家を出発。毎度おなじみの真鶴道路の大渋滞を避ける為なのですが(ほんとこの道路の大渋滞だけはいつまでたっても改善されない・・。なんでだろう)見事的中!!というかなんというか、ほとんど渋滞らしい渋滞に当たらずお昼ごろには既に熱海付近についてしまいました。この日は確かにやけに道路が空いていたのでびっくり。 そこで突然お父さんが「早く着いちゃうし、温泉にでも入りに行くか」とのたわまれました。確かに5時ごろ着く約束をしていたので、このまま行けばいくらなんでも早すぎる・・。でも、どこの温泉へ??「あれに行ってみよう!!」お父さんが指差した先、そこには・・『妙薬湯』と書いてある看板が・・ 確かに日帰り温泉と書いてあるその看板・・。しかしどうも怪しい・・。いかにも手書きっぽい字、そしていかにも手づくりっぽい感じがあふれている看板・・。でも、珍しくお父さんが行く気マンマンなので、だまされたと思って看板に沿って車を走らせました・・。すると、やっぱりその不安は的中か、、進めば進むほど、山の上へと連れて行かれる。そして道は次第に細くなり対向車とすれ違うようなことになったら偉く大変な道に・・。しかも道の傾斜はかなりきつい。4人の大人+1人の子どもを乗せたわが愛車のエンジンも悲鳴を上げています・・。さて、そんなこんなで目的地へ着いたのですが、車が5,6台も停めたらいっぱいになってしまいそうな駐車場には1台だけ車が停まっている。恐る恐る中へ入ってみると、あれこりゃびっくり!!まだ出来たばかりなのかどうかは分かりませんが、きれいな建物。しかも山の中にひっそりと和のたたずまい。まるで大人の隠れ家的雰囲気。とても癒されそうです。そんな静観な雰囲気を“おはよーっ!!!”と元気なご挨拶でぶち壊す、わが息子殿でありました。 ここのお風呂、普通の温泉のほかに“酵素風呂”なるものがあるらしい・・。(後日、ある夕刊紙で読んだのですが、この“酵素風呂”、岩盤浴に取って代わり、ひそかなブームになりつつあるんだとか)ただこの酵素風呂は砂風呂みたいに埋められてしまうので、子連れの私達は試せず仕舞い。仕方なく普通の温泉に入りました。 いやぁ~~~~、いい湯でしたぁ~~~ 肌がすべすべになるというのでしょうか、とにかく癒される感じ。ジークフリートも私とおじいちゃんと入るお風呂に大喜び!風呂の中でも歌いまくっています。室内と露天と二つ浴槽があります。どちらもあまり大きくは無いのですが、冬の山の風に吹かれながら入る露天風呂もなかなかおつなものです。 息子とお父さんが先に上がり、私はもう少しゆっくり湯船に浸かっておりました。(私、温泉では長風呂なのです)風呂から上がって、お休み処へ行くまでの通路に、昔の脱穀機のようなものやオルガンみたいなものが置いてあったのでパチリ!雰囲気も上々です!! ここでお昼。ここの食事は不健康なもの、油物や肉、砂糖、化学調味料等は一切使用しない、山の幸によって作られたものばかり、とのこと。私みたいな大食漢には少々物足りなげな感じはしましたが、夜の大ゴチソウのことを考えたら、お昼はこれっくら質素な方がいいのかもしれないと納得して注文。メインはそばやうどんが主流のようです。私は納豆そばを食べましたが、いや、そばもなかなかおいしいおそば。後は小皿料理も何点か頼んだのですが、味付けが品があり、田舎料理的ではありますが、とても口ざわりよく美味しい。それでいて体にも優しい感じでした。もう、こりゃ、予想を遥かに上回る満足度!!こりゃ、いい穴場を見つけたぞ!!と、思っていたら、私達が食事をしている頃から結構お客さんがやってくる。帰る頃駐車場は既に満杯になっていました。実は意外に知られている所のようです・・。息子殿も大満足。しかも、歌に出てきそうな大きいなのっぽの古時計があったり、目にするものが新鮮で(私たちには懐かしいものですが)大騒ぎで走り回っている。しかも他のお客さんのところに行って挨拶しまくっていました。囲炉裏には実際に火がくべてあるので危なっかしくて仕様がありませんが、まぁ、とても楽しかったようです。そんなこんなでお気に入りの場所になってしまった『妙薬湯』多分、来年も行くことになるかな・・。その前に、帰るときにも立ち寄って入ってしまいました! その後、車を走らせて、稲取の道の駅へ。ここはとっても大きな場所で、海の幸が売っている売店がたくさん入っており、食事も出来るところ。今日はそこで“大陶器市”が開催されているとあって、骨董、陶器好きのお父さんが黙っているはずも無く、早速IN!しかし、さすがに陶器なので、わが息子を近づけるわけには行かないので私と息子は裏の子ども広場みたいなところでしばらく遊んでいました。子ども用のゴーカートに何度か乗り、(なんと一人で運転したんですよ!かなり危なかったけど・・)、その後、付近のヨットハーバーの周りを走ったり、海を覗いて青い熱帯魚のような小魚の群れを見て大喜びしたりと、とにかく元気な息子。その姿を見ているだけで幸せな気分です。(どんどん走り回るヤツを追いかけるのは大変ですが・・。)お父さん達が戻ってきた後は、売店周りをして試食あさり!とにかく沢山の試食が出ているので、私の大好きな場所!! さぁ、時間もうまくつぶせたので、大川に向かって車を出しました。順当に目的地周辺まで着いたにもかかわらず、ちょこっと道を間違えて車を走らせてしまいました。「なんだか飲みたいねぇ。時間まだあるし」と今度はお母さんがのたまいます。でも、この付近はかなり山の上で正直そんなお店はなさそう・・、と思っていたらわが息子とお母さんは車から降りてトコトコ歩いていってしまう・・。おいおい、どこへ行くんじゃぁ~~っ、と思っているとお母さん、“こっちへ来い!”ゼスチャー。仕方なく車を走らせると、えっ!!こりゃまたビックリ!一見、民家かと見まごうようなたたずまいですが、よく見ると喫茶店があったではありませんか!お母さん曰く「ジークフリートがちょこちょこ歩いて行ったから着いていったら見つけたのよ~」本当かどうかは分かりませんが、とにかくIN! ここの喫茶店がまたまた雰囲気がいい。カウンターと二つくらい机の席があったでしょうか・・。店員さんはお一人、お上品なおばさま。どうやらメニューはコーヒーしかないらしく、コーヒーにはちょっとしたケーキがついていましたが、これが絶品!コーヒーは本格的に淹れてくれます。香りも極上!そして、客を見て使う器のデザインなんかも決めているらしい。とにかくコーヒーを美味しく飲ませるための思いがかなり強いみたいでした。あんなに美味しいコーヒーにケーキがついて700円というのですから、もう商売が目的というよりはコーヒーを美味しく淹れて人を楽しませるのが趣味なんだろうな、と思ってしまうほど。ジークフリートも大興奮で終始ご満悦。おばさまにも何度も挨拶をして出ました。
December 18, 2006
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平成18年12月15日(金)、日本の教育の根幹をなす法律『教育基本法』が改正されました。日本を、日本人を作ってゆくのは一にも二にも教育、であるはずなのに、こんなに大切な法律が(ことをすると憲法の次に大切なくらいの法律かも)いとも簡単に改正されてしまいました。 昨年の郵政ドタバタ選挙で数を得た与党がドサクサにまぎれて強制的に議論を打ち切り、審議に入り数に任せて成立させてしまったのです。与党は100時間近くを審議に費やしたのだから十分に審議をした、ということを主張しているのですがそのほとんどが、タウンミーティングのやらせ問題だとか、いじめ問題だとかに費やされ、肝心かなめの法案についての審議はお世辞にも十分に成されたとは言いがたいものなのです。 今回の改正が将来何をもたらすのか、それは今の段階では私にはまったく分かりません。私も組合に入っていろいろ運動をしています。ただ組合で言われるような改正=戦争の出来る国づくりへの教育と結びつくのかどうか、というと正直分かりません。 しかし、少なくともこれまでの教育に『国家』『行政』がどんどん介入し易くし、安易に操縦することができるようになったのは確かです。 これって相当不幸なことです・・・。 なぜって、まったく機能を成していない“国会”の住人達である議員がボンクラで、教育や国づくりをまったくといっていいほど理解していないボンクラ行政が、これからの子どもたち、人間を作ってゆく“教育”に土足で踏み込んで介入してゆくわけですから、“戦争を出来る国づくり”にする以前に既にショックです・・。もう、これで日本の教育は荒廃どころではなく、教育の呈をなしていないものとなるでしょう・・。 改正案と原法を読むと、ちょっとした言葉尻をちょこっと直しているような印象を受けますが、野党や組合の主張によると、そのちょっとした言葉尻を捕まえて、与党、文科省がやりたい放題、教育現場に持ち込むと言われています。私は彼らが言う程ひどい事も出来ないだろう、と思っていますし一般の人も、まさかこの民主主義の世の中でそんな独断専行のようなことが出来るなんてありえないと思っている方が大半だと思います。 しかし、ここで、「待てよ?!」としつこいくらいに疑問を持たないといけないのかもしれません。なぜなら、この国にとても民主主義なんて成立しているとは思えないからです。過去に何度も、“まさか、そんなことは・・”と思っているようなことが、次々に勝手に決められ、知らぬ間に施行され、悪い方向へ進んでいく、そんな国の行く道を何度も見せられてきました・・。今度も、この根幹たる基本法を改正(もう改正なんて呼びたくない!何が正だっ!!正は正しい時に使うんですよねぇ・・。これは改悪ですよ)したことで、何でもかんでもやりたい放題にできる。国民や世論の目があるから大丈夫なんてタカをくくっていると、世論操作をしたりして結局なし崩しにひどい方向へ進まれてゆくのは目に見えています・・。 それにしても、教育基本法をこんなにあわてて改正しなければならない理由が一体どこへあったのでしょうか?与党は一切説明なしです。要は、アメリカ占領下でできた基本法だから変えたいという右に触れた安倍総理の少々(相当?!)ネジのゆるんだ頭で考えた事なのでしょう・・。いじめ問題やダメ教師問題、その他いろいろ学校、教育がらみの問題は尽きませんが、これらのどれをとっても教育基本法が問題なために起こったものなどどれ一つも無いのです。だって、すでにこの法が施行されてから60年近くも経つんですよ。この法が問題なら、この法の下教育を受けた60年前からの人たちも同じ問題を抱えてきたってことですよね・・。でも、そんな事は無いわけで・・。これだけの大問題を変更するならば、きちっとした説明責任を果たすべきです。この説明責任も前任の小泉がいい加減、果たしていないのと同じですが、このままで本当によいのでしょうか・・。 行政が教育堂々と介入してくる・・。これから本当に恐ろしい世の中になりそうです。(教育の事を全く理解していない行政が入ってくるメチャクチャを考えてみてください・・。ぞっとします) 自分の息子に、ちっとも美しくなんかない、このひどい国の国民として育ててゆく気持ちがなえていくのを感じる今日この頃です・・。お金があれば移住したよ・・。 最後に改正される憂き目にあう、教育基本法を全文掲載します。どこに問題があったんでしょうね??教育基本法 われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。 われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。 ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基本を確立するため、この法律を制定する。 (教育の目的) 第1条 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。 (教育の方針) 第2条 教育の目的は、あらゆる機会に、あらゆる場所において実現されなければならない。この目的を達成するためには、学問の自由を尊重し、実際生活に即し、自発的精神を養い、自他の敬愛と協力によつて、文化の創造と発展に貢献するように努めなければならない。 (教育の機会均等) 第3条 すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならないものであつて、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によつて、教育上差別されない。 2 国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によつて修学困難な者に対して、奨学の方法を講じなければならない。 (義務教育) 第4条 国民は、その保護する子女に、9年の普通教育を受けさせる義務を負う。 2 国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授業料は、これを徴収しない。 (男女共学) 第5条 男女は、互いに敬重し、協力し合わなければならないものであつて、教育上男女の共学は、認められなければならない。 (学校教育) 第6条 法律に定める学校は、公の性質をもつものであつて、国又は地方公共団体の外、法律に定める法人のみが、これを設置することができる。 2 法律に定める学校の教員は、全体の奉仕者であつて、自己の使命を自覚し、その職責の遂行に努めなければならない。このためには、教員の身分は、尊重され、その待遇の適正が、期せられなければならない。 (社会教育) 第7条 家庭教育及び勤労の場所その他社会において行われる教育は、国及び地方公共団体によつて奨励されなければならない。 2 国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館等の施設の設置、学校の施設の利用その他適当な方法によつて教育の目的の実現に努めなければならない。 (政治教育) 第8条 良識ある公民たるに必要な政治的教養は、教育上これを尊重しなければならない。 2 法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。 (宗教教育) 第8条 宗教に関する寛容の態度及び宗教の社会生活における地位は、教育上これを尊重しなければならない。 2 国及び地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育その他宗教的活動をしてはならない。 (教育行政) 第10条 教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである。 2 教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行われなければならない。 (補則) 第11条 この法律に掲げる諸条項を実施するために必要がある場合には、適当な法令が制定されなければならない
December 18, 2006
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今日はDWEのイヴェント『パペットショー』へ行って参りました!場所は本所吾妻橋。もう、何回かこの会場には足を運んでいます。このブログでも紹介したことがあります。そう、ウンコビルのすごく近くの会場です。今日は昨日の寒々とした雨天ではなくて、結構晴れ渡ってすがすがしい天気でした。ですから、このウンコビルの、ウンコ型のオブジェがくっきり見えます。例によって、また1時間以上も前に会場に到着してしまった私達家族は(私がいつも運転するのですが、ハンドルを握るとどうもせっかちになってしまい、早く会場に着かなきゃ!とついつい飛ばしてしまうんです・・悪い癖・・)で、近所の喫茶店に入ってちょっと遅めの朝ごはん。サンドが美味しかったです。その後、息子と親子3人手をつなぎながら歩いていると、晴れ渡った青い空にまるで浮いているかのように、巨大なウンコオブジェがそびえ立ちます・・。するとママ「あっ、ウンコビルだぁ・・。でもあれなんでウンコビルって言うんだろうねぇ?」パパ「そうだよねぇ。みんな言うよねぇ。ウンコビルで有名だもんねぇ」「えっ!?そうなの、あたしはパパだけそう言っているのかと・・」パパ「そんな事ないよう!みんな言うじゃん!ウンコビルってっ。有名だよ。」ねぇ、言いますよね!?この写真のビル、ウンコビルって!アサヒビールの皆さん、怒らないで下さいね・・。いきなり脱線してしまいましたが・・、今日は最初の回。10時20分開演。いつものように会場に一番乗りして私が最前列に並び、ママがジークフリートの相手・・。ところがジークフリート、最近、広いところに出るとどうも興奮して大騒ぎ・・。あちらこちらを奇声を上げて走り回るのです。もう、後を追いかけるのも一苦労・・。昔も、イヴェントの始まる前にテンションが上がってしまい本番までそのテンションが持続しないなんてことがままあったのですが、最近は成長したからでしょうか、テンションは下がるどころか、ますますハイ!!ハイ!!!ハイ!!!!ハイ!!!!!ハイテンション!!!!!!!!!!そうこうしているうちに始まりそうな雰囲気・・、と、ちょっといつもと勝手が違う・・。いつもだとズイッピーの看板の前でお友達はみんな写真を撮って、その後スタンプを押して、列に並ぶ、というのが常でした・・。ところが、今日も相変わらず大勢の人が来ているにもかかわらず、ズィッピーの看板の前で写真を撮っている人が余りに少ない・・。そして、きちんと列を作って並んでいる人がほとんどいない・・。並んでいるのは私達とその後ろの家族、そしてちょっとはなれてもうひと家族くらい・・。なんだか嫌な予感です・・。すると、会場前にスタッフの方が来ます。「これから先生達が出てきて、最初に皆さんに回ってスタンプを押します。入場口はこの辺ですから」。確かに私達の張っている場所は入場口の一番前。列は間違いなかったのに、他の家族の方々が列を無視するかのようにゾロゾロと前にやってきます。多分、並ぶなんて思ってもいない人が多かったのでしょう。乳母車で来場した、小さいお子さんの家族の方がほとんどの回だったので、多分いつもの様子が判らなかったのでしょう・・。しかし、私は割り込まれるのが大ッ嫌い!!中でも、突然ふらっとやってきて私の前に立ちはだかった男性がいたので、すかさず「すみません、並んでるんですけど」とご注進。男性「すみません」といって何処かへ行きましたが、彼は絶対確信犯だったな・・。いつもはショーが終わった後に先生達が回って、先生の似顔絵の書いたスタンプをノートに押してくれるんですが、今回はショーの前。今回の先生はティム先生とマーシャル先生とメリー先生(っていったかなぁ・・。確信が持てないのですが、仮にメリー先生としておきます。すみません)。ティムとマーシャル両先生は前回見に行った『パペットショー』でも出演されていた先生。てことはつまり、ジークフリートは繰り返しとったビデオで顔なじみ・・。いきなり現れたティム先生(とにかくでかい!!)にむかって「ティム!!ヘイ!ティム!!」と名前で呼ぶ始末・・。ティム先生は当然驚いてジークフリートのもとへ。名前や年齢を聞いたり、随分と長いことジークフリートの相手をしてくれました。その次はマーシャル先生。口ひげを蓄えた小柄な男性の先生。ただマーシャル先生は他に時間をとられたのかスタンプを押してそのまま別のところへ・・。メリー先生はまた押してちょっと話てから別の場所へ・・。すると、またマーシャル先生が戻ってきます。ジークフリートはまた「マーシャル!」と呼び捨て・・。するとマーシャル先生はジークフリートのもとへやってきて、腕を引っ張って持ち上げて、自分の足の上に息子の足を乗せさせダンスを始めました。あまりに突然の事に呆然とする息子まぁ、でも、そんなこんなで準備はOKです!いざ、本番・・。私は例によってビデオ係だったのですが、ビデオ撮影の三種の神器(?)でる三脚が壊れている事が判明・・。安物だったから仕方が無いとはいえ、無いのはさすがにきつかったです。しかし、後でジークフリートが喜んでみる事を考えたら、そんな弱音は吐いていられません。このパペットショーはDWEのキャラクター、リスのお化け(?)のズィッピーと仲間達全部で7匹の動物のお化け(??)たちのパペットが総出演。夜寝静まった頃にオモチャたちが目覚めて大騒ぎといった感じの内容でしょうか・・。先生達はパジャマを着てズィッピーのお友達を演じたかと思えば、パペットたちが眠りにつくと今度は衣装替えして目を覚ましたオモチャ達を演じます。夢のあるお話だし、歯磨きをちゃんとしまよう、見たいな内容も含まれていて、子供には大変いいショーなのではなかったでしょうか。パペットがいっぱい出てくるので、楽しいみたいだし・・。うちの息子もそうですが、DWEをやっている子供はズィッピー以下のキャラクターをよく覚えています・・。マックスだ、ポンポンだ、アクセルだ・・・。ディズニーキャラとは違ってDWEでしか通用しないキャラなのに、刷り込みはすごいものです・・。さて、ジークフリートはというと、こちらも例によって一番前の一番真ん中に陣取っています。しかも、今日も超ハイテンション!!!後ろでビデオを撮っていてもうちの息子が大騒ぎしているのがよく判ります。先生が子供達を立たせてダンスを踊ったりするのですが、わが息子殿の激しいダンスダンスダンス!!といったら・・。ママに言わせると、周りのお母さんや子供達にも笑いを提供していたようです・・。目の前でそんな弾けた様子を見せられるものだから、先生もジークフリートが気になって仕方がない・・。特にわが息子を気にしていたのはメリー先生。ハスキーヴォイスで「グワグワグワっ」と笑いながら「ジークフリート、キャッチ!」とか、なんとか、何かにつけてジークフリートの名前を呼んでいろいろ振ってくれるし、ほっぺたを触りに来る・・。もっとも質問を振られても2歳の子供が答えるには限界があったようですが・・。そんな大騒ぎの中、ショーも終了。今回も相当に楽しめました。終了後の写真撮影でも、先生に気に入られたジークフリートはメリーから離せてもらえない・・。で、メリーが抱きしめようとするのを必死に逃げようとするジークフリート。すると、写真終わったら今度はティムもハグさせろ、見たいなことを言ってジークフリートを振り向かせるのですが、先生達があまりに離さないものだから、恥ずかしかったのか、恐怖を感じたのか、もう一生懸命その場から立ち去ろうとしていました・・。で、逃げ切った後も、先生達が手を振る(おい、次に撮影に来ている親子はとっくにスタンバイしているんだゾっ)のを、パパの足に隠れて手を振っていました・・。終了後はジークフリートの事が大好きな、そしてジークフリートも大好きなkomiちゃんと待ち合わせをして町屋にあるラーメン屋さんへGo!つけめん博士のkomiちゃんオススメのツケメンのおいしいお店。雰囲気もいいお店。私はkomiちゃんに一度連れてきてもらったことがあるのですがママとジークフリートは初めて。みんなでツケメンをいただきましたが、いやぁ、麺が太くて腰があって、喉越しもよくウマかったぁ・・。やっぱりツケメンは麺のウマさを実感できるからいいです!ジークフリートはよっぽど気に入ったのか、大盛り(麺500グラム)をパパと分け合って食べたのですが、きっと200グラム近く食べたんじゃないかなぁ・・。とにかくすさまじい食欲でした。komiちゃんにはもう一つ、あの話題のテレビドラマ『24』のシーズン5のDVDをお借りしました。『24』の存在は知っていたのですが、その面白さはやはりkomiちゃんい教わりました・・。いやぁ、毎日が寝不足になりそうなくらいに面白い・・。う~ん、目が悪いのに困ったもんだ・・。この感想も近々アップできればと思っていますっ。
December 10, 2006
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ご無沙汰してしまっております・・。ブログ、ついついサボってしまいました。書きたいことはたっくさんあるんです・・。でも、なんだか疲れてしまって、ついつい早く床について寝てしまうんです。先日目の事を書きました・・。皆様にもご心配を頂いて本当にありがとうございます。のちほど頂いたコメントにはきちんとお応えするとして・・。例のタコなんですが、職場にもなった人がいまして、なんでも放っておいたら治ってしまったとか!それはいいっ!!と思い手術はできたらしないようにしてもらおう、なぁんて思っていたんです。で、昨日、眼科で前回言われた“さんどう”→どういう字を書くか判らないので・・。という検査をしてもらいました。まず、目薬で瞳孔を開いて、麻酔の目薬をしたところで、おおきなレンズをなんと目の玉に直接あててぐりりぐりりと動かして、目の様子を見るんですね・・・。麻酔をしているからちっとも痛くは無いんですが、これがやっぱり嫌な感覚・・・。で、先生、しばらく見ていると「あっ~っ、これ、相当網膜薄いですねぇ・・。いやぁ、あなた相当目の膨らみ大きいですからねぇ・・。あっ、思った以上だなぁ。。。後で説明しますね・・。あぁぁ・・。これ上の方、11時から1時の方向、これ、ちょっとやばいなぁ・・。後で説明しますね・・。あっ、これ穴開いてますねぇ・・。う~ん、」で、後で、しっかり説明していただきました・・。診断は『網膜裂孔』。なんでも、網膜の薄いところが穴が開いてしまっている病気なんだとか・・。このまま放置すると穴から水がたまってどんどん膨張し、網膜がはがれるいわゆる『網膜剥離』になってしまい、失明するというのです・・。すぐに網膜剥離になるというわけではないそうですが、やっぱり下の穴より上に穴が開いている方が水が溜まりやすいし、私の場合生まれつき網膜が薄いらしく網膜剥離になる危険性は大とのことで、手術となりそうです。ただ手術といっても今の所はレーザーで十数分で済んでしまいそうなので、なんとかなりそうなんですが、、しかし、ここのところの私ときたら病気ばかり・・・。なんだか自分の体が不良品なんじゃないか、と思ってきちゃいます・・。厄年?大殺界??なんだかよく判りませんが・・・。そういえば、網膜には目の使いすぎもいけないんだとか・・。うっ、こんな夜中にパソコンなんかやっている場合じゃなかなぁ・・・。
December 5, 2006
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今日は新国立劇場のオペラ公演に行って参りました!演目はベートーヴェン作曲の『フィデリオ』。 いやぁ、ひっさびさの生オペラ観劇でした。本当は6月にやはり新国立の『こうもり』を観劇する予定だったのですが、突然の入院であえなくパ~っ・・。思えば、昨年も新国立の『マイスタージンガー』を見に行く予定を立てておきながら、これまた入院でパ~っ、だったので、また『フィデリオ』も入院しないか??と少々不安に思っていましたが、こちらは無事に観劇することができました。 久々の生オペラ、ものすごく興奮しました!生オペラに触れることが、こんなにドキドキワクワクするなんて!新鮮な気持ちで鑑賞することができました。 最近は先日のマスタークラスのレッスンに見るように、自身の中ではイタリアオペラが主流となっていただけに、生どころか、ドイツオペラを鑑賞すること自体がものすごく久しぶりな感じでした。イタリアものはサイコーだけど、ドイツものもエクセレント!でした。 『フィデリオ』は楽聖ベートーヴェンが世に残した唯一のオペラとして有名です。決してできの良い作品とは言えないと思うのですが、“あの”ベートーヴェン唯一のオペラという事もあって、とにかく存在感バリバリのオペラです。オペラとしてはいろいろな点で欠点があるものの、やはり“あの”ベートーヴェンがかなり思い入れを強くして書いたオペラだけに、一筋縄ではいかない作品です。駄演・凡演だとと~ってもつまらないオペラですが、これが演奏家の出来によっては圧倒的な感動を呼び起こす作品となります。 CDで聞いた事のある『フィデリオ』では何度か、胸にぐっと来るような、時には頭をバットでぶん殴られたかのような、衝撃的な演奏にであったこともあります。いくつか例を挙げるならば、初の海外オペラ団体の引越し公演として有名なベーム指揮、ベルリン・ドイツ・オペラのライブ、バーンスタイン指揮、ウィーンフィルによる演奏(映像もあり)、そしてフルトヴェングラー指揮ウィーンフィル(ザルツブルグ音楽祭のライブ)のものです。なんだか、こう見るとバリバリのロマン派的な演奏ばかりですが・・、やっぱり劇的なベートーヴェンですから、これくらいのパワーがないと・・。最近は流行のピリオド楽器またはその奏法を取り入れた演奏による録音が幅を利かせていますが、私はちょっと苦手・・。なんだか耳に痛くて聞いていて心地よいと感じた事がないからです・・。でも、現代のクラシック音楽の奏法の流れはどうやらこのピリオド奏法系ですよねぇ~。なんとも心がすさぶ最近の鋭角的なオペラ演出と呼応するかのような感じで、納得しかねるところがあります・・。 さて、そんなこんなんで、今回の『フィデリオ』です。キャスト等は以下のとおり・・ 指揮:コルネリウス・マイスター 演奏:東京フィルハーモニー管弦楽団 演出:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ(再演演出:菅尾 友) レオノーレ(男装してフィデリオと名乗る): エヴァ・グスタフソン(S) フロレスタン(政治犯として投獄されたレオノーレの夫):ステファン・グールド(T) ドン・ピツァロ(警視総監):ハルトムート・ヴェルカー(Br) ロッコ(看守):長谷川顕(B) マルツェリーネ(ロッコの娘):中村恵理(S) ヤキーノ(ロッコの部下):樋口達哉(T) ドン・フェルナンド(大臣):大島幾雄(Br) 今度は新国立の監督が若杉弘さんになるそうですが、それまでのノヴォラフスキー体制の新国立はイタリアものにイタリアの血をほとんど起用しないという事で心あるファンからはかなり怒りを買っていたようですが(多分、演出・舞台重視ということで音楽的な面は多少軽んじられていたのやも・・)、ドイツものとなると何故か一転豪華主義・・。グスタフソンは最近ワーグナーソプラノとしてぐいぐい頭角を現していますし、グールドはヘルデンテナーの注目株、そしてヴェルカーはウィーンで活躍するヴェテランのいぶし銀バリトン。これを聞いてはやはり行かずにはおれない!という感じでした。 いやぁ、もう、何と言ったらよいか・・。オペラをまず演出から語るのは少し抵抗があるのですが、でも言いたい!!なんじゃぁ!!あのラストはぁ??序曲で、いきなり真っ赤な服を着た女性レオノーラが舞台の上であわただしく男服にバタバタと着替えるのは許しましょう・・。(正直あまり美しくなかったけれど・・)、その他の演出も特に語る事は無いくらい、まぁ、さしたるひらめきがあるわけでもなく無難に進んでいたのですが、、悪徳警視総監の圧制から開放された人々が歓喜に沸くフィナーレ・・。なぜ、ここで出てくる人々がウェディングドレスの女性達とタキシードの男性なんです??!!本来なら、刑務所から開放された囚人や圧制に苦しめられたスペインの人々がどっと出てくる場面なのに・・。レオノーレとフロレスタンが苦しみから解放され喜んでいる、その暗闇の後ろでなにやら不気味な黒と白の物体がうごめいていると思ったら、まさか新婚ほやほやのめおと達がドドッ!と大挙してやってくるとは・・。最後の最後でやってくれたっ!!って感じです。もう怒り爆発ですよ・・。そりゃ、このレオノーレとフロレスタンのまさに夫婦の鏡みたいな姿をこれから夫婦生活を送る若い夫婦達にみてもらいたい!という事を訴えたいのだろうけれど、それを舞台上でわざわざする必要があるわけなのだろうか・・。閉鎖的な暗闇からババッ!と開放された、その歓喜こそが、このオペラのテーマではなかったのでしょうか??それは第九交響曲にも通じる歓喜です。それがこのへんちくりんな演出でもって途端に解放感から絶望感へと突き落とされたのは私だけでしょうか・・。もう気分はこんな感じ→そのフィナーレの舞台は上のポスターの写真の通りです。ここで、男装のレオノーラは激しくその服を脱ぐと下は冒頭の真っ赤な服。歌い手の豊満な肉体と相俟って、まるで女子プロレスラー!!まわりは白いドレスの女達だから余計に目立つ・・。もう、私の周りでも何人か笑ってましたよ・・。音楽だって、閉塞的だったところから、「この響きではない!!」といわんばかりに大爆発して一斉に歓喜に沸くはずなのに・・。でも、よくよく考えてみると、今回の舞台、解放感も無ければ、閉塞感も実に薄かった・・。それは特に合唱やエキストラそしておそらく再演の演出にも責任があるのかな、と・・。とにかく合唱団やエキストラの集中力のなさがハッキリ・・。歌はみな素晴らしい声です。しかし、抑圧された感覚がまったく無いんですね。これでもかと元気よく歌う。囚人に扮していても、ピツァロに従ずる兵士達にしても、緊張感がまったく無い歌。そして動きも実に緩慢なんですね。頼りないピツァロの兵士達の行進・・。これではピツァロの威厳も半減・・。おまけに舞台上をバタバタと音を立てて歩く不様さといったらありません。この集中力の無さはおそらく再演の演出家の責任大だと・・。オペラ演出の解釈云々の前段階の話です。これはいけません。そういえば、あとひとつ、何故か、一幕で囚人がフィデリオの計らいで外の空気を吸わせてもらえるようわずかな時間開放され、それで囚人が喜ぶという場面があるのですが、何故か、彼らは太極拳のようなポーズを取る・・。まるで、早朝、公園で音楽にのせて太極拳を踊るおじいさん達のように・・。奇妙な光景でした・・。 さて、問題はオーケストラの方にもあります。まぁ、おそらく指揮者の方はまだまだ経験が浅く(とても若くてイケメンの方ですが→イケメンだからひがんでいるわけではありません)統率力が無いのか、解釈が甘いのか、とにかくそれは若いからという事で諦めもつきます。(しかし、曲が作れていなかったかというとそんな事はなかったかと・・。)問題は東フィルです。『フィデリオ』全曲はそう演奏する機会も無いでしょうから、大目に見たとしても、序曲くらいはかなり演奏してるでしょうに・・。あの不甲斐ない演奏はなんでしょうか・・。音が薄っぺらくて、アンサンブルもしょっちゅう崩れる・・。ベートーヴェンを聞いている愉楽が味わえないのです。指揮者が若いからと甘えていたのでしょうか・・・。ブラヴォーの声飛び交う中で指揮者だけがブーイングを浴びていたのが印象的でした・・。でも、指揮者だけの責任ではありませんね・・。 さて、ソリストの人はというと、概して皆さんレベルが高い・・。特に一番で出しの歌を歌う、ヤキーノとマルツェリーネの若い2人を歌ったお二人が新鮮で、伸びがよく軽やかな声。演技もイキイキしていました。2人の歌声で退屈に陥りがちな場面が楽しめました。そして父を演じるバスの長谷川さんは、今一番ドイツもののオペラを安定して聴くことのできる日本人バスです。日本人どころか、外人を向こうに回しても、その堂々たる歌いっぷりは見事。ただ欲を言うなら、このロッコという役柄はとても人間味溢れた役柄。長谷川さんの歌や芝居は生真面目すぎてその面が一向に出てこないんですね。だからアンサンブルにしても他のキャラとのメリハリがないのでその分退屈・・。主人公を歌うグスタフソンは結構力強い声の持ち主でした。ただちょっと歌が不安定な部分もあり、凄い歌手だとは思いますが、フィデリオという役柄を歌いこなせているかというと少々疑問も・・。ピツァロのヴェルカーはやはり存在感がバリバリ。硬質な声もいかにもドイツ系のバリトンという感じ。ただ、このピツァロの場合、ドイツ系の悪役には多いバスバリトン系の声を求められているだけに、ヴェルカーには少し低くて辛いかなぁ・・と思うような場面も多々散見されました。でも、カッコいい事は確かでした。大臣フェルナンドには日本のドイツ的バリトンの雄、大島さんでしたが、、あまりの頼りなさげな歌唱に拍子抜け・・。かなり期待していただけにがっくり・・。そもそもフェルナンドは登場時間が10分も満たないくらいのちょい役にも関わらず力強い声のバリトンが求められるため、レコーディングなどでも名だたるバリトン、バス族が歌っているような重要な役。正直、えっ!・どうしたの!!と言った感じでした。この日の最たる収穫はフロレスタン役のグールド。この人、素晴らしいヘルデンテナーです。ヘルデン(英雄的)テナーは90年代からアメリカ人を中心に何人も出ていますが、皆、歌いとおすことは出来ても、とにかく歌えるだけで満足させられていたのですが、このグールドはたわわな声と見事な表現力、そして、高音になっても力強く太い声がきちんと持続している。声自体も押し出すというよりは甘い感じが声に乗ってくるんですね。久々の収穫。この人、来年の小澤征爾の『タンホイザー』を歌うんだよなぁ・・。聴きたくなりました。 まぁ、こんな感じで不満と満足入り乱れた感じでしたが、久々の生のオペラ、そしてかみさんと一緒に見る事のできたオペラ。幕間でサンドウィッチをほうばりながらああでもない、こうでもないといっている、このひとときの時間が楽しかったです。新国立は託児所もあって、我がジークフリートはココで随分と楽しませてもらったようです。「またくるねっ!」なんて託児所の方に行っていました。じゃぁ、また新国立に聴きに行こう!!
November 30, 2006
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へんてこなタイトルですみません。ちょっと今日はヘコんでいるので少しだけ・・。我ながら、情けない・・。20代の時、体をいっぱいいじめてきたからでしょうか・・?30代も後半に突入するようになって体が病気の宝箱や~っ!状態・・・・。ここ1週間くらい、ひどい充血に悩まされていました。私視力がとても悪いし、舞台に上がるので、何年も前からコンタクトにしていたのですが、この空気の乾燥した時期だとドライアイになるので、そのせいかな、と思っていました。それに毎晩遅くまでパソコンしたりゲームしたりがたたったんだろう、その程度に思っていたのです。がっ、いつまで経っても充血が治らない。最初は左目だけだったのが、右目もどうもおかしい・・。これはちょっとおかしい、と思い医者へ。医者では角膜がかなり傷ついている。コンタクト禁止!という事になり、メガネを新たに買いなおしてしばらくめがね生活。と、今日、職場の上司にまた「ラインくん、目、赤いよ。気をつけてよっ。」と指摘を受けました。なにせ私、病気の宝庫・・。昨年は突発性難聴と糖尿病で入院、今年はB型肝炎で入院、とこの上司が赴任してきてからは入院続き・・。いや、別にこの上司が悪いわけじゃないんですよっ、念のため・・・(爆)やっぱり目!となると気になるのが糖尿病の合併症・・。糖尿性の網膜はく離等よく聞きますが、失明の危険すらある恐ろしい病気・・。上司もその事を気にかけていてくださったのでしょう。で、トイレに行って何気に目を見てみる。すると!!充血がひどいのもさることながら、白目と黒目の境辺りがなにやら膿でも溜まっているかのようなぷっくりとしたデキモノができているではありませんか!!充血はそのデキモノに沿って目の横に広がっている・・・。痛くもかゆくもないんですが、結構ぷっくり膨らんでいるので、気にしだすと目の開け閉めの時になにやら違和感・・。職場にいる時間が7時を回ったので、遅くまでやっている眼科があるかどうか心配だったのですが、ネットで調べたらありました。しかも職場の最寄り駅に・・。そして仕事を切り上げて早速眼科へ。決して大きな病院ではありませんが、遅くまでやっているせいでしょうか、待合室は患者さんであふてています。下町だけあっておじいちゃんおばあちゃんの患者さんも多く、看護婦さんとはフレンドリーに話している。なかなか雰囲気のいいお店、じゃなくって病院でした。いよいよ私の診察。チラッと目を見てもらって開口一番「◎×▲□ですねぇ・・。→病名忘れてしまいました。 ペンだこみたいなもんで、タコです。良性の腫瘍ですね。黒目と白目の境にできるんですが、原因はわからないんですよ。その後も詳しい説明や検査をしてくださいます。で、眼圧など異常なかったのですが、どうやら、私の目は瞳孔が大きいのか、それで網膜が薄くなっているため、非常に網膜はく離を起こしやすい目をしているのだそうです。だから1年に2回はその検査をしたほうがよいとのこと・・。そんな話、今まで何度か眼科に言ったけれど聞いた事ないよ・・・。そんなことぉぉっ!とりあえず充血を治す目薬をいただきました。タコは手術で除去(15分くらいの手術だそうです)もできるけれど、まずは充血治しちゃいましょ・・・。ということで目薬を貰いました。う~ん、30代にして、インスリンを打ったり、薬を何種類も飲んだり、悲しくなります・・。そんなわけで今日はへこみっち~であります・・。 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン私の充血写真です。相当赤いでしょう?
November 29, 2006
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なんだか、最近、日記を更新したいのですが、なかなかかけません・・。いろ~んな用事でパソコンに向かっている時間が・・真夜中・・。しかもブログの前にいろいろ売ったりなんかしているとあっという間に1時2時・・・。睡眠時間が3~4時間・・。結構堪えます・・。なので、今日もいっぱい書きたいことはあったのですがやめておこうっ・・。でもひとつだけ・・。今日は職場ではなく出先で仕事。ただ午前と午後が違うところでした。午前中は管理職の代理で講習会に出席。『ネズミ対策講習会』最近、学校にネズミが出没するので、急遽設けられた講習会だそうな・・。で、行ってみるとネズミ対策の他にノロウィルス対策まで説明がありました。びっくりしたのはノロウィルス。保健所の職員の方がノロウィルスに感染した生徒が教室で吐いたという設定で、その後の処理をロールプレイで示してくれたのです、が・・・生徒が吐いたら、先生は全生徒を教室から一時避難。その際、避難する生徒に養護教諭と他の先生に助けを求めに行かせる。吐いた生徒には絶対近寄らせない。教室の窓を開けてウィルスを外に出す。先生はマスクと手袋をして吐瀉物をジアンなんとかナトリウムに漬けたペーパーでふき取り、始末し終えたら床をナトリウムで浸した新聞紙を敷いて消毒する・・。一連の処理終了後10分蔵は教室に入らない・・。この処理をするようにとの事でした・・。いやぁ、これは『アウトブレイク』か?と思うような、ウィルスの感染を描いた映画のようでもありました。私、質問したくてうずうずしていたのですが、周りがほとんど他校の校長副校長ばかりだったので、しなかったんですが・・・もし、吐いた生徒がそういう対応を取られたら、どう思うか、そしてそれがネタにいじめにあったりしないか、それが心配だったのです。そういう対応をとらざるを得ないのであれば、国等の方で、そういう対応をとった後のケアであるとか、そういう対応をとることが必要だという事前の指導などをもっと、現場に伝わるようにしなければ、何がいじめや心を傷つける対象になりえるか判らないのだから、ウィルス→危険は判るけれど、その後の生徒の対応を誤ると、それはそれで怖いような気が・・。とにかく、教育現場は大変だぁ・・。そんなわけで、今日はジークフリートの画像でもご覧ください。
November 27, 2006
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今日はDWEのイヴェント『ファミリー・カレッジ』へ行ってまいりました!場所は埼玉は草加市。そう、あの“草加せんべい”で有名な草加市です。草加市でのイヴェント参加は私は2度目。ママとジークフリートは3度目となります。私が入院時に友人のbatiくんに付き合ってもらって行ったのが1度ありました。やっぱりイヴェントのときは子供にきちんとついていてやりたいし(ついていないと、勝手に先生のところまで行ってしまうので・・)イヴェントの様子もビデオに録画して、帰宅してからも楽しみたいですし、そんなこんなで入院していた時はお世話になってしまっておりました。 さて、私、草加歴はママと息子に一歩劣るのですが、『ファミリーカレッジ』歴は私の方が上!ママと息子は今回、初めての『ファミリーカレッジ』なのに、私はなんと2度目!! 何を隠そう、実は私こそが、我が家でもっとも英語教育に真剣に取り組んでいたのでありました!というのは真っ赤なウソ!!事の顛末は以前、ママのホームページに書きましたのでそちらを見ていただきたいのですが(ここをクリック!)とにかく、私のみ2度目の体験!ちょっと優位になった気分で何故か得意げです。 「う~ん、このイヴェントはDWE初心者の人に教材の使い方を説明するようなやつだから、使いこなしている人には面白くないかもよ」「日本語のセリフが結構多いしね~」なぁんて、えらそうに解説しちゃったりなんかして・・・。 今回の先生はジェイソン先生、アラン先生、ポーリー先生の3人。ジェイソン先生以外のお二方は私が以前行った『ファミリーカレッジ』にも出演されていました。ジェイソン先生は『イングリッシュカーニバル』にご出演されていたので、なんとなく先生の感じがよくつかめました。 そう、この『ファミリーカレッジ』はDWEをまだ始めたばかりの親御さんや、買ったはいいけれどもてあそんでしまっっているような親御さんの為に、教材の使い方を説明してくれるものなのです。でもDWEのイヴェントですから、飽くまでミュージカル調の楽しいショー形式です。 今回のショーではジェイソン先生が、何故かかけると日本語がペラペラに喋られるようになる不思議なメガネをかけて、日本語でいろいろ説明してくれます。だから、実に判りやすく楽しい。私も何度かギャグに吹き出してしまいました。(日本語だから良く判りました!特にこのジェイソン先生、メガネをかけて日本語を喋りだすと、何故か突然入る“カマキャラ”・・。ハイテンションなのも笑えます。 で、肝心のジークフリートですが、もう大ノリ!!曲が入っているやつは全て激しく踊りまくっていました!大抵どのイヴェントでも踊っているのですが、中だるみで途中、動かなくなってしまうようなところもあるのですが、今回のイヴェントに関しては集中力、というか、ハイテンションが最後まで均等に持続し、常に激しくダンス!ダンス!ダンス!!でした。そんなだったからでしょうか、写真撮影の後アラン先生に「グレートダンサー!!」のお褒め言葉をいただきました。う~ん、パパもママも踊り全然だめなのに・・、誰に似たんだか・・。 先生達は盛んにこのイヴェントの中で「English is easy!」「English is fan!」英語は簡単!英語は楽しい!!っておっしゃっていましたが、やっぱりそうは問屋がおろさないからみんな英語で苦労してるんだよなぁ・・。
November 25, 2006
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(長すぎたので・・Vol1からの続きです・・・・)ひょぇぇっ、そうすると、自分でも不思議なほど、開放された声が出てくるのです。なんて歌いやすい、気持いいっ!って感じです。自分自身にバリバリ響いてくる事は無いものの、声が、そのまま飛んでいく感じ・・。おおっ、こういう感覚を知るという事が、レッスンかぁ・・。この感じを感じ取れるだけでも、3万円の価値はあるって感じでした・・。かなりみっちりな指導の後「Poi?」えっ!?他の曲は?って・・。準備はこの2曲のみ。でも他にも歌えって言う・・。それなら、と『トロヴァトーレ』(ヴェルディ)の「Il Balen del suo sorriso」。よりによって、憧れの人の前で、憧れのルーナ伯爵のアリアを歌うなんて!我ながら、なんて大胆不敵、厚顔無恥と思いながらも、ええいっ!!とばかりに。これだって、私が歌うのとマエストロが歌うのでは雲泥の差。とにかく愛に燃え、情熱に狂える殿様(?)の思いが溢れんばかりに凝縮された声にのせられている・・。とても敵役の歌とは思えないような、明るく、伸びの豊かなレガート。こういうのはマネしようと思っても出来るもんじゃありません・・。私のような素人では・・。でも、幸いだったのは、『トロヴァトーレ』は実際に歌い演じ、かなり自分なりに研究した事、その時のMさんの訳詞が実にイタリア語の求めている、そしてその言葉から導き出されているヴェルディの曲想をよく捉えていたので、原語で歌いなおしてもまったく違和感無く表現できたかな、そう思います。もちろん、イタリア語のディクションや音程などでいっぱい指導をうけましたが・・。で、ここで休憩。小田さん「あと3分くらい残ってますから。」もう、そんなに歌ったのかぁ・・。いや、確かに歌った。というかそれくらいの充実度は満点・・。体全体を楽器にして歌っている、ような気がしているのでかなりハード。でもそれ以上に充実感が全身を包み込みます。次の方の指導を一通り見させていただいた後、またレッスン。またまた「違う曲を」というので、今度は『トラヴィアータ(椿姫)』(ヴェルディ)の「Di Provenza」。言わずと知れたバリトンのアリアの名曲中の名曲。バリトンの歌の中では高音部分が曲全体を支配しているような感じでかなり難しい。しかも、おバカ息子を切々と説得するお父さんの歌なので、求められている音と役柄が、下手をするとマッチせず妙な歌になってしまう危険性が大きいものです。私も若いときに何度か歌って、その憂き目にあっております・・。今回、この曲が一番、準備できていないものでした・・。まぁ、残り3分だからいいかぁ、なんて軽い気持ちで挑戦したのが運のツキ・・。yやっぱり音程と言葉の指導を受けました・・。そしてここでもアウグスティーニ氏はガッツリ歌ってくれます。父親の温かさ、そして寂しさ、頑なな思い、そんな色々な表情をこのアリアでも聞かせてくれます・・。さすがに今の私には出来得ない、そんな歌唱でした。この曲はいつかまた機会があったときの宿題にしたいな・・・。でも、マエストロの録音が出来たからこれでしっかり勉強を・・・、小田さん曰く「あのっ、これ録画できてます?さっきの状態と違うんだけど・・」そうなんです。今回のレッスン、録画と録音をしていたのですが、実は一回目のインターバルの時に電源を落としてしまい、その後『トラヴィアータ』に入ったとき電源を入れるのを忘れていたのです。録音も同じ・・。するとマエストロ曰く「録画用にもう一回歌え!」いやいや、制限時間がとっくに過ぎているからと断って席に着こうとすると小田さん「あと10分くらいあります。もう1曲何か歌えって言ってますけど、どうします?」ひょぇぇぇぇぇっ!まだ歌ってよかとんかいねぇ・・・。カラオケなら大喜びでマイクを握っているところですがクオリティの高いものを求めようとしている時に、このドッと来た状態であと何を満足に歌えるか、それが心配でしたが、ここで、アマチュアの怖いもの知らず、世間知らずが鎌首もたげ「どうせ、おいらの歌にクオリティもへったくれもにゃあだし、この際、歌わせてもらえるなら、指導してもらえるならやってしまおう!」とばかりにガツンと持って行きました。『アッティラ』(ヴェルディ)より「Dagli immortali vertici」。このオペラはかつてヨーロッパ全土を征服する勢いで人々を恐怖に陥れたフン族の王アッティラを描いた作品。この歌はアッティラの宿敵、ローマの老将エツィオの歌う歌です。アッティラとの休戦協定を結ぼうとしているローマ皇帝へ嘆き、祖国の為に命を捧げた男の気持を切々と歌う歌、そして、後半はアッティラ暗殺を持ちかけられ、喜び勇んで歌うカバレッタ。私、この曲、非常に大好き。まあ、時間も無かったせいもあったのでしょうが、マエストロも多少満足して聞いてくださっていたようでした。しかし、マエストロが歌うと、やっぱり声の圧が全然違う。しかも、こんなマイナなーオペラでさ、まったく譜面を見ずに、歌詞からなにから、全て暗譜で歌える。いかにヴェルディのオペラのパートを自分のものにされているか・・。とにかく圧倒的でした・・。本当に、この2日間、私にとって夢のような、そして非常に貴重な時間となりました。私自身がちょっと不思議に感じたのはヴェルディを得意とする歌手がみえてのレッスンなのに、モーツァルトだとかイタリア古典歌曲等でレッスンを受けられる方が比較的多く見受けられた事。普段のレッスンでそういった曲をやられていて、基礎からしっかりと歌わなきゃと思われてのことだとは思いますが、やっぱりイタオペの本場の人なのだから、イタオペっぽい曲を挑戦して、その歌唱から、表現から、いろいろなものを吸収できたのではないかな、そう思います。こんなアマちゃんなことを言っているのは、アマちゃん故だからでしょうか・・・。家に帰って、喜んで録音したMDを聞こう!と思ったら・・・・ぬわんと、マイクが変なところに刺さってて1,2日とも録音に失敗あまりにショックでした・・。でもビデオは撮れていたのでよしとするか・・・。最後に、自分は子育てで自由も効かない中、夫の勝手な思いを許可してくれたかみさんに、本当に感謝です。ありがとうねっ
November 24, 2006
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『リゴレット』でのマエストロ。ソフィア歌劇場にて(ジルダ:森麻季さん)ひゃぁ。。。念願叶って行って参りました!『マエストロマウロ・アウグスティーニ マスタークラス』。本来でしたら、私のようなド素人が受講できるようなレッスンではないのでしょうが、近場に見えた今がチャンス!!とばかりに、飛びついてしまいました。正直、迷いが無かったわけではありません。私自身が度重なる入院でほとんど満足な状態で歌を歌っていなかったこと、子育て中のかみさんを置いて、一人レッスンを受けなければならないこと、90分3万円という金額、そしてなにより、この私がド素人なうえに、声楽のレッスンをまともに受けた事すらほとんどない(独学→“学”なんて言葉をつけるのも恥ずかしいくらいにただ好きで歌っているだけな状態!!)。音から、言葉から、ニュアンスから、み~んな聞き覚え・・。だからイタリア語もなんちゃってイタリア語・・・・・・。そんな男が世界中で歌っているプロの歌手の方を前にして歌うなんて、冗談も休み休み言え!!と蹴り上げられてしまわないか、と、緊張でいっぱいでした・・。マウロ・アウグスティーニ氏はイタリアのバリトンで、ノーブルな深い味わいのある声をもった人。ヴェルディバリトンとして世界中で活躍しています。実は私も、高二のときに生で見た『トロヴァトーレ』でルーナ伯爵を歌った彼に惚れこみ、というか、バリトンというものを始めて意識させてくれた歌手であり、私にとってのルーナ伯爵は、バスティアニーニやカップチッリといった超名歌手が歌ったどんなすばらしいものをも凌駕して、このアウグスティーニ氏が唯一無二の存在なのであります。まさに、そんな憧れとして思い抱いていた人と間近に会い、自分の歌のレッスンをつけてもらえる、これがどんな興奮なことか、皆さんもお察しいただけるかと思います私が受講したのは23日と24日の二日間。場所は千葉の稲毛にあるコンサートサロン“サロンヴィーノ”という所。テノール歌手 小田求さんがマスターの小規模ですが小洒落たサロン。以前、私のバリトンソロコンサートをここで催そうかと計画していた事等のご縁で今回のレッスンのお知らせをいただきました。小田さんは橋下弁護士似(?)のなかなかいい男でして、聡明な声のテナーの方。アウグスティーニ氏とは師弟関係にあります。さてさて。そんな事で1日目のレッスン。レッスン前はもう緊張で胸が張り裂けんばかり。電車の中で何度も楽譜を見直し、音の流れやイタリア語の発音などを繰り返し頭の中でリピート。楽譜とにらめっこしながら、やっぱりウソを覚えている事もあったりで修正に一苦労・・。そんな状態で極限の緊張状態の中、サロンへ。入室すると、既に別の方のレッスンが始まっています。いやぁ、いました!(あたりまえですが・・・)アウグスティーニ様!!おおっ、どんなにか私はそなたのことをお慕い申し上げていたことかっ~っ私が最初に見た時から既に20年近くが経っていますので、お年を召されてはおりますが、そのノーブルな声には磨きがかかり、まさに声の圧さが指導の時から伝わってきます。他の方への指導を見ながら、自分の番が来るのを待ちますが、まさに心臓バクバク状態・・。こんなんでまともな歌が歌えるんだろうかぁ~っ・・。私の前には声楽家を目指して勉強されていらっしゃるであろう若い女性がお2人。2人とも美しい声です。特にお一人は『リゴレット』のジルダのアリア「caro nome」を歌っていましたが、コロラトゥーラがなかなか美しく決まっています。指導も実にフレンドリー、というか、アウグスティーニ氏も例に漏れず女好きのイタリア人?終始ニコニコしながら指導。しかし、発声の細かいところまで入念にチェック、何を言っているのか詳細な事は判りかねるのですが、厳しい注意、注文が飛んできます。しかも、ご自分でもがんがん歌う。そして、発声の指導を受けたと彼女が歌うと、あらら、きちんと声が出る。さっきので上手じゃん、と思っていたものが全然、声の伸びが違って聞こえる。おお~すっげぇぇっ。などと感心していたのも束の間、小田さんが「じゃぁ、次、ラインさん」おおおおお~~っ!遂に!遂に来たのねぇ・・もう、何だか自分が『のだめカンタービレ』の千秋さまを見て興奮する真澄ちゃんのような状態!譜面台の前に立つだけで緊張で倒れそう・・。1日目は30分。『道化師』(レオンカヴァッロ作曲)からプロローグ。私の大好きな曲。バリトンの代表的な歌のひとつです。と、いう事は、当然アウグスティーニ氏の十八番でもあります。一通り1曲。このアリアはオペラの開幕冒頭で「道化も一人の人間。道化の悲しみを皆様にお見せしましょう」みたいな、前口上のアリア。前半の表情豊かな語りと後半の朗々とした歌そして楽譜には書かれていない2箇所の高音が何と言っても聞かせどころ。(この高音について作曲家が指揮者トスカニーニが譜面どおりの演奏をしようとした時、客が求めるのだからいいんじゃん、と認めたと言われる程魅力的です)しかし、私の1発目の1箇所目の高音、音がその高音めがけて徐々に盛り上がっていくと共に、自分の喉もどんどん上にずり上がってしまうのが判り、それと共に支えもあららと上へ・・。で、いざ高音~♪!撃沈!!確かに音は出ているが汚い・・。まずは、その高音の調整から指導へ。私の声はどうも押しを強くしすぎて、喉がしまり、声の伸びを阻害しているらしい・・。d、アウグスティーニ氏、私の口のあけ方、アゴの出し方、このあたりは喉の開け方に直結しているようなのですが、ちょいちょいと矯正指導。するとどうでしょう、次に声を出した時には全然、高音が苦しくない。それに先ほどに比べたら全然汚くない・・。ビーン!と高音が伸びている。あんまり気持ちよくて伸ばしすぎそうになり、いい気になっている自分にハッと我に返り音を下ろしたくらい。なんじゃぁ、こりゃぁぁぁっ!! その後、今度は曲全体の構成へ。この歌が一体どういうものを歌っているものか、正直もう腐るほど聞いているし、とっても良く判っている、、、気でいました。しかし、マエストロが切々と語ります。レオンカヴァッロが喋っているように歌ってごらん、といって歌いだす。なんと様々な色の表現が繰り出された事か・・。しかも、1曲ガンガン歌ってくれたのです。こんな目前で生の歌をガツンと。これ一聴だけでも価値がかなりありました。それにしても本当に彩り豊かな表現・・。自分が判っているなんて事は屁のような程度(表現が変ですみません)だと思い知らされました。正直、レコードや舞台で見てもあそこまで豊かな表現を聞き取る事は出来ないと思っていたのですが、いやいや、実は本当のイタリアのプロ達はそのたわわで豊かな声の帯の中にその表現を全てのせて、聞き手に届けている。だから、聞き手(少なくとも私には)はただの大きな声、たわわな美声で聞かせているという風に誤解して、それを真似て歌おうとする私のような輩は歌の全てで大きな声を求めてがなってしまったりしていたんだと、気づかされました。家に帰ってほかの歌手のレコードなどを耳をかっぽじってよく聞いてみると、おおっ、確かに豊かな声の中に実に様々な色合いの表現がなされているではないですか!しかも、小手先の表現ではない、実に声と言葉(発音)で鮮やかに。もう目にウロコでしたもう、こんな事を知ったら、譜面を見るのも面白くてしょうがない!帰りの電車、家、翌日の通勤電車の中、この日の注意を思い浮かべながら、その表現に思いを馳せておりました・・。2日目はなんと、私と女性お一人のみしか受講者がいない・・・。小田さん曰く「各所に案内も差し上げているんですが、千葉ではなかなか受講者が思うように集まらないですよ。」との事。もったいなぁい!!のひとこと。私のようなアマちゃんが受講するのは本当はちゃんちゃら可笑しいのかもしれませんが、声楽家を目指しているような学生さんなんかだったら、ホンモノに触れるいい機会だと思うんですが・・。まぁ、金額等やっぱりきつい面はあるのでしょうが・・。まずは昨日の復習。昨日の注意を全て思い出し、(何だか興奮のせいか、昨日の注意事項が頭の中を見事に駆け巡りました)歌う。例の高音の部分はやっぱりちょっときつそうでしたが、なかなか表情を出せて歌えた、ような気がしました。するとマエストロも喜んでくれて「昨日言った事が全て出来ている」とお褒めの言葉を頂戴しました。その後、少し発声で高音部分を調整。「次の曲!」といわれたので用意していた2曲目、『アンドレアシェニエ』(ジョルダーノ作曲)のアリア「nemico della Patria」。これもバリトンの名曲。まぁ、難曲の部類に入るでしょうが、怖いもの知らずのアマチュアの強みです。このアリアはオペラ版「ベルばら」と言われる(全然違いますが・・・・)このオペラに登場する、革命前は貴族の使用人、革命後は英雄と祭り上げられたジェラールの苦悩の歌です。ジェラールはかつて使われていた貴族の娘に恋を抱いている。しかし今彼女は逃げている。その彼女をおびき出すために、彼女が愛している詩人のシェニエ(実在の人物)を捕らえ、今まさに裁判の告発状を書こうとしている場面です。実はシェニエは革命前、貴族達を前に人々の苦しみを知らず、平和をむさぼっている貴族達を非難していた。にもかかわらず、革命後、彼は貴族側にいた者として手配されていたのです。本当のシェニエを知っているジェラールは自分の欲望と、貴族達への粛清を始めた革命政府、そして使用人としても英雄としても、結局は人に使われているに過ぎない自分を悲しみ、そして自分の描いたはずの理想の自分、理想の祖国へと思いを馳せる、そんな歌です。このアリアも前半は語り的、後半はその強い思いを馳せるために劇的な歌唱となるといった構成。これも最初に一通り。で、まずはイタリア語の発音のおかしなところを矯正。ここでは一部固有名詞が出てきたりして、その発音が難しい。音符にのせるとうまくはまらないんですね・・。で、何度かダメだしを受けて、再度曲の指導。ここでもやはり、昨日の『道化師』同様、表現の色彩がきらきらと輝くよう・・。感想は前日と同じものを抱いたので、ここでは反復になるので申しませんが、とにかくドラマチック。その指導と共に、また歌ってくださるのですが、告発状のペンを走らせる時の苦悩、自らの重い苦しみ、そしてその理想を吐き出すかのような激情のほとばしりまで、実に見事に表現する・・。で、彼の歌声にのせて、私も歌うのですが・・
November 24, 2006
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突然ですが、皆さん、『ジョコンダ』というオペラをご存知ですか?えっ、知らない。あなたは、人生の何%かの損をしています。コンマ何%でしょうが・・・。 では、バレエ曲、あるいは管弦楽曲で有名な『時の踊り』という曲はご存知ですか?曲名を知らなくても一度耳にすれば、誰でも知っているような有名な曲ですが、、実はこの『時の踊り』は『ジョコンダ』の中に登場するバレエ曲なのです。 さて、私はこの『ジョコンダ』というオペラが大好き!というか、あらゆるオペラの中で一番好き!!そんな私の、このオペラに対する思いはこんな感じっ このオペラとの出会いや、このオペラのあらすじなどはフリーページの方に書き込みましたので、そちらをご覧頂きたいのですが、とにかく、美しい曲、素晴らしい歌の数々。胸をえぐるようなメロディが、聞くものを感動の渦へと引き込んでゆく、そんな作品です。 ただこの作品、主役を張れるようなソリストを6人用意しなければならないし、バレエもあるなど規模が大きく、難しい作品なため本場でもなかなか舞台に乗らないことから、いまいち有名な作品に比べると認知度が低いものとなっているんですね。これまでにもCDはある程度は出ていました。(難しいだけに立派に歌える歌手を揃えて録音も臨まれるので、演奏はどれも水準の高いものです。)しかし、映像となるとなかなかなく、これまで私の知るところではウィーン国立歌劇場のライブ録画のものだけ。この映像も非常に舞台は写実的で豪華。歌手もE・マルトン、P・ドミンゴと万全。水準の高いものでした。(このライブも、実はウィーンでは何十年ぶりかの『ジョコンダ』公演だったのだそうです。)やっぱり、バレエもあるし、余り有名でない作品は映像と共に見聞きしたいものですよね・・。 それが出たんです!『ジョコンダ』のDVD!!!これは大事件ですっ。(私にとって) 今日は出張。その出張先での休み時間中に近くのCDショップへ。一応曲がりなりにもクラシック専門のブースが設置されていて、品揃えもその辺のCDショップに比べても多いほうです。 で、DVD売り場へ。しばらく、ショップめぐりをしていなかった私はまるで浦島太郎にでもなったかのよう!こんなに魅力的なオペラのDVDが数多くリリースされていたなんて!!噂の高音テノールフローレス主演での『セヴィリアの理髪師』や、先日のボローニャ歌劇場来日でもやったのと同じ演出による『連隊の娘』、噂の美声と美貌のソプラノネトレプコと美声と情熱のテノール、ヴィリャゾンのコンビ(ヴィリャゾンはいまや大人気のテナーですが、顔は、、美男子とは言いません・・。だって、あまりにMr.ビーンにそっくりで・・・。)の『愛の妙薬』、さらには昔テレビなどで放送はあったものの商品化ベースに乗らなかったものまで多くの映像がDVD化!!うひょ~んっ!魅力的すぎっ! と、目に飛び込んできたのが「La Gioconda」!! うひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょ~ これは買わねばなるまい!買わなきゃ一生損をする、一生、悔いて終わる・・。でも、お金が無い・・。至急、かみさんへ。 いやぁ、持つべきものは理解ある愛すべき妻私が、どんなにか『ジョコンダ』バカかというのを良くわかってくれているだけあって、「買っておいで」 もう、私、仕事が終わったら真っ先にCDショップへ何も迷わず『La Gioconda』を手に取り急いで帰宅!早速、視聴!!しかし、160分あるディスクなので美味しいとこ取りで見聞きしました。(といっても20分くらいしか飛ばしていないので、ほぼ全部鑑賞しました) このディスクは2005年のヴェローナ野外劇場でのライブ録画。ヴェローナ野外劇場でのオペラ上演は夏の風物詩の音楽祭として有名。野外の巨大なステージを生かして『アイーダ』などスケールの大きなものを取り上げるのが一般的。(日本でも過去『アイーダ』『トゥーランドット』で来日。代々木体育館で公演していました)『ジョコンダ』も決してスケールの小さな作品ではないので、ヴェローナの舞台になじまないわけではないのですが、これまで、やありヴェローナでも上演された回数はあまり多くはないようです。 まず、特筆すべきはDVDの出来。録音、録画とも、まあ新しい技術を使っているわけだから汚い事は無いと思うのですが、非常にクリアで歌手達の分厚い声を十二分に捉えた録音も満足の行くものです。また、これまで、野外という事で膨張気味に聞こえていたオケの音もしっかりと深く厚みのある音で録音されており、聞き応え充分。指揮はドナート・レンツェッティ。なかなか正統派の指揮で、歌に寄り添った指揮で非常に聞きやすかったです。オケを主張させるところはしっかりさせていたし、オペラ指揮者として申し分は無かった気がします。 歌手陣はやはり、本場イタリアの野外の劇場という事で、特別立派な声の持ち主を集めたのでしょうが、いやはや、最近では珍しい。ビックリするほど厚い声を持った歌い手を集めていました。 タイトルロールのアンドレア・グルーバーは、先日のサントリーホールオペラ『トゥーランドット』でもタイトルロールを歌い、近年のドラマティックソプラノを代表する歌手です。この手のソプラノにありがちな巨体でもなく、その巨体の為に叫び声に近いような発声をするでもなく、非常に力強い歌唱で聞かせてくれます。周りの歌手がほとんどイタリア系のようでしたので、時折異質な感じを受けなくは無いですが、この役を見事に歌い自分のものにしていました。恋人エンツォ役はマルコ・ベルティ。この人、イタリアではすごい人気なのでしょうか、有名なアリア『陸と海』を歌った後のブラヴォーの嵐。他の歌手も同等の水準で歌っていたにもかかわらず、彼に対する拍手が一番多い。歌いだしの頃は声の選の細い歌い手だと思っていましたが、幕が進むにつれ尻上がりに良くなり安定した歌い口。エンツォの恋人だったラウラにはイルディコ・コムロージ。この人はまた深く安定した声のメゾで、美人でもあり見聞きして心地よい人でした。彼女とグルーバーの女性同士の喧嘩(?)の二重唱の激しさは聞き応えあります。表現がまだ物足りないので、きっとこれからの歌手なのでしょう。彼女の夫の異端審問官アルヴィーゼは日本ではおなじみ、カルロ・コロンバーラ。この人は明るくも深い、典型的なイタリアのバス歌手と言った感じで、安定した非常に美しい歌を聞かせてくれます。姿も丹精。悪役バルナバはアルベルト・マストロマリーノ。この人も昨年のフェニーチェ座で来日。声はとにかく大きく体躯もそれに比例しているので、存在感はありそうでしたが、役の掘り下げや歌唱がかなり粗く、全出演者の中ではいまいち印象に欠けてしまった感じ。同じ声種だから厳しいわけじゃないんですが、結構要な役だけに、難しいのでしょう。ジョコンダの母はエリザベッタ・フィオリッロ。この人は2年前の新国立での『カヴァレリアルスティカーナ』でサントゥッツァを歌った人。高音が要求されていた『カヴァレリア』ではときどき、その高音が音を上に外れて、糸の切れたタコのようにどこに行ってしまうか心配でしたが、『ジョコンダ』では持ち前の低音を生かした深深しい声で魅了されました。 演出も日本ではおなじみ、ピエール・ルイジ・ピッツィ。大舞台を簡素に、しかし効果的に生かした舞台でした。全体的にモノトーンで少し暗く冷たい印象を強調していたのが興味深かったです。圧巻は2幕フィナーレ。敵の軍がエンツォの船を焼きうつ場面では、船の帆に火が放たれ、舞台全体が灼熱の炎に燃えたかのようにヴァッと赤くなるシーン。ものすごい迫力。帆にも本物の火が使われています。特殊な効果をしているのでしょう。もちろん、全て燃え上がってしまうわけでなく、火はキチンと処理されているのですが、やっぱり本物は受ける印象が違います。日本の舞台ではこんな使い方、許可してもらえないでしょうね・・。 長いオペラなので、実際に舞台にかけるとカットも多いのですが、この舞台では従来上演されるときに許されている範囲のカットにとどめられ(まぁ、決して少なくは無いですが)、この曲のよさが充分に満喫できるものでした。特に私の大好きな終幕のジョコンダと、エンツォ&ラウラの三重唱。別れを告げるジョコンダと彼女に感謝する2人の3重唱はあまりの美しさとジョコンダの心のうちにひたひたと感情移入してしまい、涙なしには見聞きできませんでした・・。 ただひとつ、映像の処理はちょっとどうかと思いました。やたらとアップをしたりとにかくカメラアングルを工夫しようとしているのはわかるのですが、動かしすぎ、安定した気持ちで鑑賞できないのがなんとも残念でした・・。 しかし、この『ジョコンダ』という素晴らしいオペラを知るには絶好のソフトが出た事は本当に喜ばしい事です。ただ私が買ったのは輸入盤。日本語字幕盤が出たら、絶対皆さんにはおススメいたします。
November 17, 2006
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DWE(ディスニーワールドオブイングリッシュ)のカリキュラム(?)のひとつE.TならぬTE(テレフォンイングリッシュ)を初体験しましたっ だれがって、ジークフリートが??いえいえっ、私でございます・・。 このTEとは、週にいっぺん、DWEの会員ならばDWEの先生(もちろん外国人)と電話で英語で直接話せたりできるというもの。その子どもの能力や発達状態に応じて歌を聞かせるだけだったり、一緒に歌ったりといった感じ。歌はDWEの教材でつかわれている歌の中からこちらが選んで先生に「うたってぇぇ」とお願いをするものです。 このTEの様子はかみさんのホームページや、楽天ブログの「子供に英語。どうしてますか」のテーマに書き込んでいる人の中で詳しく書いていらっしゃる方もいるので、そちらに譲りたいのですが、 わが息子は既に40回以上、このTEをやっています。毎回いろいろな先生が出てくるので毎週火曜日が本人も楽しくて仕方ないようです・・。 時々、イヴェントで拝見するコーリー先生、ビーニー先生、アンドリュー先生、ソネス先生なんかに当たっていたようです。特に「イングリッシュカーニバル」に出て、大はしゃぎしていたソネス先生には3回当たって、舞台と同じように大はしゃぎしてしゃべくりまくるそうです・・。 私もいつもジークフリートが電話をしている脇でいつも見ているのですが、その反応が面白い。TE本番前はガンガン歌っているのに、何故か本番になるとテレが入るのか歌わないでニヤニヤしていたり、かと思えば、親が最初に先生にお願いした歌じゃなくって自分で勝手にリクエストしちゃったり、音痴な先生(というか、わざと面白くメロディラインを外して歌う先生)の歌を聴くと、戸惑ったような表情を見せたり、それを見ているだけでも面白いんです。 子供と先生が話す前と後は親と先生の会話。といっても名前を聞かれて、子供の名前を聞かれて、何を歌うか聞かれて、で、子供に換わって・・。といった感じで難しい事は何も無いらしい・・。 でも、でも、でもでもでもでもでも・・。私は大の外人コンプレックス・・。体系も顔も純粋培養の日本人ですし・・(余談ですが、正しくは顔は日本人離れしています・・。モンゴルとかフィリピンとかアジアンテイストが入っているとよく言われますし、中学の時バスケ部だったときには何故かあだ名が“インド之助”。インド人みたいな顔してたからそうです・・。それに、何故か、ハンガリーの空港でパスポートを見せているにもかかわらず、“お前、ハンガリー人だろ?”と数分足止めを喰らった事があります・・。そりゃハンガリー人(マジャール人)はアジア系に近いんでしょうが、なんで???って感じでした・・)英語を聴いただけでも厳しい・・。それでも息子に付き合って、英語付けの毎日を送っているし、外人の先生によるイヴェントも沢山参加しているので少しは慣れてきた、とは言っても、先生と直接話すなんてとんでもない・・・。 だから、ママがこのTEで先生と私を話させようと策略をめぐらせていても、いつも断っていたんです。 ところが・・・・・・・ あることが原因で私の出勤前にママがブチ切れ!!まぁ、あることとは、ママの育児中に私がママに黙って歌の聴講に言っていた事が判明したためでした。こういうとき、同じ趣味だとなかなか・・・、ね・・・・。ママ、ゴメンなさいっ。 で、出勤してもず~っと、ママのことが気になるわけです。怒ってるんだろうなぁ・・。怒って胸とか痛くなってないかなぁ・・。怒るとコワいんだよなぁ・・・・・・・・・・・・・・etc・・・ まったく、母親ともバトルだし、かみさんの機嫌まで損ねちゃったら世話無いよ~っ、などと、とっても気が重~いまま、帰宅・・。 なぁんにも知らないジークフリートはいつものように温かく迎えてくれます。と、かみさんも意外に元気がいい。家中が綺麗になっている・・。随分と、大掃除したな・・・。うっ、これはもしかして鬱憤晴らしに大掃除したな・・・・。見えない恐怖にますます震える私・・。しかし、予想外の事にママからの襲撃らしい襲撃がない・・。 これでほっと一安心した・・。私がバカでした・・。 ママ「パパには今日の罰ゲームを用意してます。許して欲しかったら、言う事を聴きますね??どうですか???」もう、有無を言わせないその迫力・・。 DWEの教材買って、とか、そういう類の罪滅ぼしかと思っていた私、つい「いっ・・・・、いいよ・・・。」と言ってしまったんです。 「じゃぁ、今日のTEよろしく!!!」 「おげぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!おでぇかんさまぁ(お代官様)それだげは、ご勘弁ねげぇますだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」といったところで後の祭り・・・。 結局、初のTE体験という事に相成りました。時間は夜の8時半頃だったでしょうか。いつも我が家のTEはTEが始まって間もない6時ちょっとすぎに行っているのでかなりすぐに繋がるのですが、8時以降の時間帯はなかなか電話が繋がらない。何度もリダイヤル・・。 「そうそう、このまま繋がらないで、時間オーバー!で、やらなくて済むように!!!!神様、仏様っ。お願いしますっ!!」と思っていると、、繋がりましたよ・・。電話。 私の手元には先生がなんと言うか、大まかな台本が置いてあります。しかも先生と親の質疑応答集とでもいいましょうか、そんな台本を読みながら受け答え・・。もちろん下の記載は日本語訳です。一応英語で受け答えしましたよ・・・。 先生「今日はTEにかけてくれてありがと!私の名前はナターシャよ!貴方は??」 私「(独白)ウッ、ナターシャってロシア人じゃぁないの??(セリフ)あーっ、わたしの名前はラインの黄金仮面ですっ。うっ。」 私(独白)おしっ、台本どおりだ。次は子供の名前だな。よし! 先生「お元気かしらん??」 私「(独白)おいっ??元気かだとぉっ!そんなの台本にないよ~(セリフ)え~と・・、ぐふっ、もちろん元気よ。ありがとさん!」 先生「おおっ、良く出来たわね。(フフッ)お子さんのお名前は?」 私「ジークフリートです。(台本に戻ったぞ)」 先生「何歌いたいって??」 私「スペリングソングとジ・ABCソングお願い」 先生「じゃ、ジークフリートに換わって。」 おーっ!!!無事に終わったぁ・・・・。気がついてみると手に汗握り、心臓はバクバクと脈打っているし、全身の毛がそばだってきそうな感じに襲われていました・・。 なのに、ジークフリート・・・。ナターシャ相手に 「Hello!!ナターシャ!Hello!!」ってな感じで流暢に英語を喋っている。しかもわちきなんかより、数段発音がいい・・。その後は何気にうまく息子と先生でTEをやりこなす。そしてまたパパの番。台本によれば、先生からのお褒めの言葉を聞いて、そのまま終わりというの常。しかし、ときどき、この段にきて、ベラベラベラベラと英語でまくし立てて話す人がいるらしい・・。そんな情報を聞いてすっかり身構えてしまいましたが・・。 特にコワい事もなく、無事に通過して初TEはおしまい・・・。 辛い罰ゲームでしたが、まぁ、いい体験にはなったかな・・。でも、絶対に今回だけだぞっ!!と思っていたら、 「これで、パパも安心してTEできるねっ!1週間おきに交代だよっ!!!」 おいおい、罰ゲームはクリアしたはずなんじゃあないの?? まぁ、いいかあ・・。なかなか体験できない経験をしているわけだし・・。息子の授業料で、親も勉強しちゃえばいいんですねっ。 でも、やっぱり、いやだなぁ・・・・・・
November 14, 2006
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今日はちょこっとだけ・・。 今日は仕事帰りに、かみさんと1月の友人の結婚披露宴で頼まれた歌の練習に行きました。練習場所はもう馴染みになったピアニストNさんのご自宅。 Nさんは、私の高校の後輩の、大学時代の友人。私がオペラをやる時に後輩に伴奏をお願いしたところ、助っ人という事で当時音楽大学にいた友人を連れてきてくれたのですが、彼女はそのうちの一人。何だかんだやっているうちに腐れ縁というか、後輩よりもNさんとのお付き合いの方が断然長くなってしまいました。 そのNさんも、ピアノ科で、当初は普通のピアノ科の生徒さんと同じようにピアニストを目指して弾いていたのですが、私がこのオペラで共演して以来、事あるごとに彼女に伴奏をお願いしてしまったもので、彼女も足を洗うに洗えず、ずるずると伴奏を弾いているうちになんと、伴奏自体に目覚めてしまい、今では伴奏をお仕事にしてしまったほどはまってしまいました。 そんなためかどうかは判りませんが、彼女は私やかみさんの個人的な練習にいつも付き合ってくれて、忙しい中でも時間を作ってくれてつたない練習にも素晴らしい伴奏をつけてくれています。また、私が企画する様々な無理難題にも快く(?)応えてくれています。私達夫婦にとっては本当にかけがいの無い人の一人です。(あちらは実に迷惑してるかもしれませんが・・・) 披露宴で歌う曲は、以前書いたかもしれませんが、ドニゼッティの『愛の妙薬』から村の娘アディーナとインチキ薬売りドゥルカマーラの歌う二重唱です。アディーナに恋心を抱くものの相手にしてもらえない村の青年ネモリーノは、ドゥルカマーラから愛の妙薬を購入。ところがこの妙薬、実は安ワイン。一本飲み干すものの、状況が悪くなったので自分の身を軍隊に売って金をつくり、ドゥルカマーラからありったけの妙薬(安ワイン)を買って飲んで酔っ払い、気分が大きくなります。と、タイミングよく(?)ネモリーノの財産家の叔父が亡くなり、その遺産が全部ネモリーノに転がり込んでくることを知った村娘達が大挙して彼に言い寄る。「ものすごい薬の効き目!」とばかりに喜ぶネモリーノ。それを影から見ていた複雑な気持ちのアディーナ。その彼女の気持ちを察した(?)ドゥルカマーラから、一人の女性の愛を得るために軍隊に身を売って金を作って、わしのよく効く妙薬を手に入れたのだ、と聞かされ、自分のことをそこまで思ってくれていた彼の気持ちにようやく気づく。ネモリーノの気持ちを自分に向けられるぞと、彼女に妙薬を売りつけようとするドゥルカマーラと、彼には薬より私のまなざしの方がよっぽど効くのよ!アディーナの歌う楽しい二重唱です。 私達夫婦は一度『妙薬』全曲を歌っていますがその時は私が女好きの軍曹ベルコーレ、妻が村娘ジャンネッタという役柄だったので、今回の役とは随分違います。ベルコーレは比較的バリトンには歌いやすい声域ですが、ドゥルカマーラはバッソッブッフォという、喜劇的なバスの薬なのでちょっとポジションが低めの声域となります。でも重い声が要求されるわけではなく、早口言葉のような歌詞があちこちにちりばめられておりますので、軽く歌わないと結構歌うのも聞くのも辛くなってしまいそう。 今回の歌詞は、やっぱりオペラを知らない方々が沢山お見えになって聞くのですから(多分当日は皆さんしこたまお酒が入ってちゃんと聞いてはもらえないと思いますけど・・。)私達が全曲やった時の日本語歌詞で歌うことになりました。 ひゃぁ、しかし、とにかく仕事帰りで疲れているのと、電車の中でぐっすりと熟睡してしまったのと、しばらく声をだしていないので、とにかく歌える声が出来るまでに時間がかかる・・。発声を念入りに、という時間もあまりないので、この辺は歌いながら作ってゆくしかない。かみさんも育児しながらまじめに声だしというのはなかなか難しいようです。それに、Nさんの家まで約1時間、普段あまり長距離を運転しない車を運転するので緊張で体がこわばっている。だから当然かみさんも歌いながら声を作ってゆくしかないんですね。 息とか支えとか言ったものがなかなか下半身に落ちてゆかないので、どうも喉で歌っているような感じになってしまうんですね。で、完全に喉の方に行ってしまうとお腹から下にそれを戻すというのは本当に一苦労。 おまけに歌詞も覚えるのも一苦労ながら、まず音符に充ててそれを歌にすること自体に一苦労、もひとつ言ってしまえば、前回の練習から何週間か経っていましたが、かなり音を忘れてしまっていました。いつも人には、一度やった事は復習して覚えてくるみたいな事を言っているのに恥ずかしい限り・・。 しかし、何度も何度も歌っていくうちに声自体ができてくるもので、そうすると喉のシバリが取れたようになり、息遣いや表現が楽に出来るようになってくる。こうなるともう、歌うのが楽しくなってきちゃうんですね。Nさんにも休む間など与えず、ずっと弾かせてばかりいました・・。(本当にゴメ~ン!)この曲は7,8回通して歌いました。私が「あと1回」「これで最後!」などといいながらずるずる練習をして結局それだけ歌いました。かみさんも体がこわばっていたこともあり、歌いきった後はへとへとでした。 そして、もうひとり我慢がならなかった者が約1名。そう、ジークフリートです。かみさんと私の大声(しかも私はドラ声)を聞かされ、もう脳障害寸前!!かみさんの高音にあわせて歌うは、私の歌を聴いて踊るはしていたのはまだ楽しいのですが、キョエ~とか奇声を発したり、ピアノの椅子に乗って大暴れしたり、ピアノに写った自分の姿を見てニヤニヤしたり、ピアノを弾いているNさんの隙をみて『おっぱいタッチ!!』を敢行したり・・・。 ところが、このNさん。この練習が終わったら「他に歌いたいのないですか?」なぁんて、私のツボを刺激するようなことを言うもんですから「じゃぁ、『カヴァレリア』と『パリアッチ』お願い!」とお願いしてしまいました。この2つのオペラはヴェリズモオペラといって激しい歌の多い作品。2曲ともNさんは弾いたことがあるので結構お手の物。私も大大大好きな作品なので、ついついお願いしました。 この2曲、実はできたら今度立ち上げる市民オペラでやってみたいと思っている曲。私入院中はこの2曲のスコアを持ち込んで一日中研究を続ける日々を送っていたので、とにかく、今歌って見たい!!とばかりに『パリアッチ』のプロローグのバリトンの歌うアリアに、テノールのカニオという役の歌うアリアを2曲、シルヴィオという若者役のバリトンの歌う歌を1回、『カヴァレリア』でトウリッドウというテナー役でかみさんにサントゥッツァというソプラノの歌う役をうたわせての2重唱とトウリッドウのアリア1曲という実にハードな曲ばかり、ガツンガツンと歌わせていただきました。 しかし・・・、 やっぱりテナーの歌は正直辛すぎでした。アクートは全然効かないし、高音がとにかく美しくない。途中でスタミナ切れか集中切れか、高音に音が当たらずヘナヘナになってしまう。まぁ、遊びという感覚はあったとは思いますが、それでもテナーに移る事の難しさを改めて実感しました。 バリトンの2曲は自分でも結構息も長く朗々と歌うことができ、気持ちよかったです。(歌の出来といわれると、アマチュアですし褒められたものではないとは思いますが・・) 結局、こんな事をして遊んでいるうちに夜の10時に・・。もう、騒音を聞かされ続けていた息子殿は発狂寸前!! かなりへたっていたので、いい加減歌うのをやめて、今日の怒涛のような歌の練習は終了しました。 残すところあと2ヶ月あまり。暗譜して、ちょっと振りもつけて・・。まぁ、友人の大切な結婚披露宴の場ですから、良い物を作ってゆきたいと思います。 そういえば、先日イタリアのバリトン歌手、マウロ・アウグスティーニ氏が11月に来日するのに伴い、マスタークラスをするということでその案内を頂きました。30分のレッスンを3回にわけ、都合90分3万円のレッスン料。アウグスティーニ氏は私、高校の時に初めて生で聞いて、初めてバリトン、というものを意識した、そんな思い出深い歌手の方だけに、是非、今回は受けたいなぁ、そう思っているのですが、3万円・・・。厳しいなぁ・・。
November 13, 2006
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先日は、ちょっとばっちぃ内容のブログで、失礼いたしました・・。 腸炎の方はお陰をもちまして、多分、おそらく、きっと全快いたしました。ゎーィ♪ヽ(*´∀`)ノ そんな訳で、今日は家族サービスDay。千葉市民会館へDWEのイヴェント『ダンスアロングショー』に行って参りました。このイヴェントは今年の9月3日にも見に行ったイヴェント。今年2回目となります。(前回のリポートはよかったらこちらをご覧になってください。) 同じものを何度見に行っても面白いの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、一回何も知らない状態で見に行って、それでメいっぱい楽しんだ後、自宅に帰ってイヴェントを撮影したビデオを繰り返し見てまた楽しんで、また改めて生でそのイヴェントを見る、というのは、刷り込みも出来てなかなか楽しいみたいです。少なくても、踊りの振り付けやセリフなど、うちの息子はかなり覚えてしまうので、2回目に行った時には先生と同じ振り付けでびょんびょん踊ったりセリフをリピートしたりして楽しんでいるようです。 さて、今日は朝7時半には自宅を出ました。イヴェントは11時から・・。別に会場が遠いわけではないのです。実は、ここ数日来、私、母親とバトルを展開しておりまして(その模様はいつか機会があった時にでも・・)、この母親と言うのが実に口うるさくて、我侭勝手でして・・。おまけに口が立つうえに、人の話にはまったく聞く耳持たない・・。喧嘩のコミュニケートが非常に取り辛い人なんですね。で、そんな親のグダグダ文句を聞きたくなかったので、今日はまだ親が寝静まっているうちに家を出て、朝マックでもして、近所の公園で少し遊んでからイヴェントに行こうということになりました。 で、近所のマックで朝ごはんを食べていた時のこと、突然ピカッと空が光ったかと思うと、突然バケツをひっくり返したような大雨・・。予定していた公園で遊ぶ予定もつぶれ、仕方なく直接会場へと向かう事になりました。 普段なら道さえ混んでいなければ3,40分弱で着いてしまうような場所。でも、開場まで3時間以上ある・・。かといって、千葉に暇をつぶせるような場所もない、ならば、ということで、極めて安全運転。二車線の広い国道を4,50キロの速度でゆったりのんびり走りました。そのためか、この道を通ってよく行っていたショッピングモールに通りがかった時、ママが「ここって結構遠いんだね。いつもサッと着いちゃうから判らなかったよ」なぁんて言ってます。 「まぁ、そうだよ。いつも猛スピードだしてますからねっ」 「そうなんだぁ・・、猛スピードなんだぁ」 「【自爆・・】」 でも、心に時間的な余裕があるというものはいいもので、ゆっくり走るのも結構気持ちいいし、心の健康にもよさそうでした。なにせ、イライラ運転する事が多い人なものですから、今日は非常にすがすがしい思いで運転できました。 しかしっ、いくらゆっくり運転するといっても限度があり、ましてや行く先までの距離が伸びるわけではありませんので、結局、開場より1時間半以上も前に到着。暇つぶしにと思い、午後寄る予定にしていた古本屋「ブックオフ」に行くことにしました。 しかし、この本屋の開店も10時から。私達は9時半前にはたどり着いていたので、しばし、「ブックオフ」の駐車場に車を停めて開店まで待つことにしました。 ここの「ブックオフ」は3階建ての巨大店舗。どうやら本だけでなく、おもちゃ、衣類、スポーツ用品等、様々な中古品を販売しているようでした。そして驚くのが駐車場の広さ。こう言っては何ですが、中古屋にこんなに大きな駐車場があってお客さん、そんなに来るの??と思うくらいに広い。もちろん開店前ですから車もほとんど止まっていないので、よりだだっ広く見えます。 車の中で息子殿は東京ディズニーランドのショー『ワン・マンズ・ドリーム』のCDを聞きながら♪わん、まんずどり~むっ!おさないころの~ゆめ~をあなたに、よみがえす~♪などと、もうノリノリで歌いまくっています。(このショーが今一番、息子のお気に入りです。) 時間も開店15分くらい前になると「ブックオフ」の社員さん達が大勢現れ、駐車場内の掃除を始めました。皆さん若いのに健勝な心がけです。あっ、もちろん、会社で決まっているのでしょうが、これがただの中古本屋さんがここまで大きな会社になった理由のひとつでもあるのでしょう。 それにしても、ここを利用する客のモラルは相当悪そうです。駐車場内はよく見るとゴミだらけ。小さなものも沢山ありますが、明らかに家庭から出ているようなゴミまで捨ててある・・。朝からどうも気分の悪いものを見せ付けられました・・。 あっ、「ブックオフ」の話は後にしまして・・・。 このあと、30分ほど「ブックオフ」を見た後に向かいました。DWEのショー。 先生方は9月に見に行った時とまったく同じ。Janell先生、Huw先生、Stevie先生のお三方。基本的に、前回とまったく変わらなく面白かったのですが、前回よりも明らかに今回の方が、先生方はノッていた感じでした。特に、前回、Stevie先生はクールガイな役柄だったためか、本当にクールであまり会話を好まないような方だったのかな、と思っていたのですが、イングリッシュカーニバルでの息子との2ショット写真では口を大きくあんぐり開けておどけてくださったような人だったので、きっと楽しい人なんだろうと思っていたら、今日はそのテンションが相当高く、とても面白くショーを進めてくださいました。 わが息子、今日は1番乗りで座る場所を確保。(私が列の一番最初にしっかり陣を張っておりました)中央の一番前。ここで、また女性のJanell先生が近づくと、開口一番 「Hey!!Janell!!」とラヴコール!! 自分の名前を呼ばれたJanell先生は一瞬ビックリしたようで、息子に「What’s my name?」と聞き返していました。息子は先生の名前を再度言った模様で、先生、驚きと喜びの余り大はしゃぎ!!その後はすっかりJanell先生は何かにつけて息子に眼を掛けてくださり、声を掛けてくださっていました。それにしても、これまでのイヴェントでのLisa先生といいBeani先生といい、若くて可愛い女性を手玉に取る術を知っているとは、さすがわが息子よ、と、言った感じでした・・。いや、正直言えば、その術、私にも伝授して欲しいものです・・。しかし、今回のJanell先生は少なくとも“若く”はなかったぞ・・。血迷ったか息子?? 内容の詳細はかみさんがホームページでも書く事と思いますので、そちらに譲ります。 ショー終了後の記念写真、何故か前回とほとんど変わらないシチュエーション・・。 相変わらず、ママはイケメンのHuw先生のお隣でデレデレですっ。おまけに先生から「Oh!ジークフリート’sママ!!」と言われたらしく「覚えていてくれたのねぇ~~っ!」といわんばかりに大喜び。 社交辞令ですからっ!!残念っ!!!! さて、気を取り直して・・。 その後、デニーズでとっても食事と、大変美味かったデザートに大満足し、再度、ママがどうしても!!とのことで「ブックオフ」へ。 実は午前中の訪問でディズニーの物語絵本の英語で書かれているものを1冊100円で10冊近くGET!午後は、子供服やらおもちゃらを見たい。とのこと・・。ママも私に気を使ってくれたのか、まずは私に中古CDなど見てきていいよ、というので見に行きました。CDの類は特にクラシックですから、さほど品揃えがいいとはいえません。しかし、巨大な店舗に膨大な量の中古品があるのだけは確か。CDだけでなく色々見て回りました。そうしたら、ありました。NHKイタリアオペラのDVD『トスカ』。あの名ソプラノとしてマリア・カラスと人気を二分したテバルディのタイトルロールによるもの。定価が3500円程度のものが2300円ですからさほど安くなって気もしないのですが、思わずGET。そして、ママ、息子の英語の本を2000円分、自分が読む育児書2000円分、息子に遊ばせようと中古のキックボード1000円をGET・・。なんと中古屋で8000円も買い物をしてしまいました・・。まったく、予想外の出費・・!先日の100円ショップで1万円使った話といい、衝動買いには注意です・・。あ~っ、宝くじでもあたらないものかなぁ・・。 それでも、帰りはいいものが買えたと満足して帰りました。しかし、「ブックオフ」で残念なものを見てしまいました。それは揃えられていた品物を見たら見た放しで変なところに置きっ放しにしたり、袋に入っていたおもちゃを開け放ったままその辺に捨てているように置いてある現場を見てしまい、日本人のモラルの無さに嘆き、怒り・・、遂には教育論議にまで発展。私とかみさんで結局イライラしながら帰りのドライブとなりました・・。ちょっとした注意で、そんなひどい行為は解消できるでしょうに、トホホですよね。
November 11, 2006
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(注:読んでいる状況により非常に不快に感じる事がございます)久々の更新です・・。ここしばらく、ブログも久方ぶりに見ています・・。 どうして久方ぶりになったかと言いますと、つい先日オークションで手に入れたプレステ2のゲーム『プロ野球スピリッツ3』に夢中になっていました・・。う~ん、既にプロ野球のシーズンは終了したのに、今更こんなゲームに燃えてもって気もしますが、やっぱり面白いんですね・・。当然、私は贔屓のチーム“横浜ベイスターズ★”でプレイをしているわけですが、絶対に、絶対にありえないことなのに、開幕8連勝!!こうなるともうゲームが楽しくてやめられない・・。 でも、そんなゲーム魂をきちんと、神様は(悪魔は??)止めてくれましたよ・・ 一昨日の事です。仕事からいつものように帰宅し、食事をして、『のだめカンタービレ』を見ながら爆笑していた頃、なんとなく腹がムカムカ・・。怒っているんじゃなくって、気持ち悪いんですよ・・。 で、パソコンに向かってみるものの、どうも調子が悪い・・。で、ママに「ちょっと、トイレに行ってくる・・。何だか気持ち悪いんだよね・・。吐きそう・・。」 皆さん、汚い事を伺うようで恐縮なのですが、“嘔吐する”ってかなり辛いですよね?体力使いますよね??だから、私は極力吐きたくても我慢しちゃう人なのです。吐いたほうがスッキリする、というのが判っていても、出来る限り我慢をする・・。 そこで、トイレに入っても壁に頭を打ち付けるなどして(一体どんなに辛いのでしょう・・)我慢をしてトイレから出たところ、ママ「ジークフリートが吐いた!!」 冗談かと思って行って見ると、あららっ、本当に息子殿がげろんちょ後・・。ママがそのものを必死で手で押さえて布団に落ちないようにしている・・。私も慌ててタオルを持ってきてそれをふき取る・・。 さっきまで、ぜんぜん元気でピョンピョンしていたのに、何故に突然嘔吐??? でも、息子殿が具合悪くなるのはいつもそう・・。確かに直前に具合の悪くなるそぶりは見せるのですが・・。で、ママは急いで息子の吐いたもの処理、パパはやはり気持ちが悪いので、その場でジークフリートをあやしておりました。すると、またグフェッっ!!といったかと思うと、2度目のげろりんちょ・・。しかし、これまで何度か息子殿のげろりんちょの処理をして参りましたが、やはり大きくなったからか、吐く前に、「気持ちが悪い~、吐きそう・・・キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!」と意思表示してから吐いてくれるので、多少の準備はできます・・。 しかし、やっぱり健康状態が良好でも人のそれを見ているとしてしまいそうなのが「もらいゲロ」 ママにまたジークフリートの吐瀉物の始末を任せて、私はトイレへ・・。しかし、ここでも我慢・・。で、ママも戻ってきたところで布団へ・・。 しかし、私の我慢の限界も遂にここまで・・・・!!! 急いでトイレに駆け込む私・・。 しかしっ、トイレに入ってからも 「いやいやっ、まだじゃぁぁぁ、まだ吐いてなるものかぁぁぁぁぁっ!!」とその場にへたり込む事数分・・。ついにこみ上げてくるものを押さえきれず・・・。「★$!&%(♪*※ЯВ▼×÷+-|=~!!」 なんとも形容のし難い轟音と共に・・・・・だったそうです・・・。 そこで、一時楽になった私は、布団へ・・。その余りにも苦しそうな様子に、唖然とするママ・・。 一度ママの吐く場面に立ち会ったことがあるのですが、正直吐いたかどうか判らないような、静かな嘔吐なんです。だから、あんなに辛そうだとは思わないようで・・。 そしてしばらく寝ていたのですが、やはり息子殿も何度か吐いたり苦しそうにうなったりする。私もそうするうち2度目のトイレ・・。 私は事を行いながらふと、こんな事を思っておりました・・。昔一緒にオペラで共演していたテノールのT氏曰く、「歌は感情の吐露だっ!だからこう吐き出すように歌うんだぁ!!そう、嘔吐してるときのあの感覚だぁ・・・!!!!」う~ん、歌の上手いあんたの言う事だから、言いたい事は判るけれども、さすがに、これは辛いぜぇ・・・・・。「★$!&%(♪*※ЯВ▼×÷+-|=~!!」 その後、仕方なくママの運転で夜中の1時半に病院へ駆け込みました・・。 近くに総合病院はあるのですが、息子が調子悪いので、小児科を夜間でも見てくれる、少し遠い病院へ・・。 私は急性の腸炎ではないか、との診断・・。息子殿は便秘気味だったのでそのせいか?とのことでした・・。まあ。仲の良い親子に越した事はありませんが、ママには大変迷惑をかけてしまいました。そんなわけで、昨日は親子揃って一日中寝ており、私は今日から仕事復帰・・。しかし、いまいち腹の調子がすぐれません・・。 そんなわけで、みなさんのブログも覗きに行っただけで、コメントなどしておりません・・。すみません。(コメント入れたくて仕方ないくらい楽しいブログでいっぱいだったのですが・・。) 明日はもうちょっとまともなブログが書けるといいなぁ・・・。
November 8, 2006
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先ほど、といっても夜中の12時半ごろでしょうか、何気にテレビのチャンネルをつけたのです・・。 するとびっくり!! 私の知人のヴァイオリニストのHさんが、ぬぅわんとあの『タモリ倶楽部』に出演して、お得意の“効果音”ヴァイオリンを披露し、タモリやふかわりょう等に指導しているではありませんか! このHさん、風貌が濃ゆ~いラテン系な顔つき。しかもごっつくて面白い人。ヴァイオリニストと言っても、本業は某音楽雑誌の編集者。つまりヴァイオリンはアマチュアでやられていらっしゃるのですが、とにかく、この人の得意技が“ヴァイオリン一本で様々な効果音を作ってしまう!”のです。 たとえば救急車が目の前を通り過ぎてゆく音・・。 サイレンが遠くから鳴って、それがだんだんと近づいてくる、そして目の前を通り抜けてやがて遠くへ去ってゆく・・。その音程の変化などを研究しているのかどうかはしりませんが、実に細やかに見事にその効果音を再現するのです。まさに芸術と演芸のドッキング!! 今日の番組では他に、F1レースの風景や、暴走族(Hさん談では昔の暴走族の方が高い音楽性を持っていたとか→爆)の風景、相撲など、あまりにバカバカしい芸を披露。Hさんの事はよく存じ上げていて、どんな方か判っていても面白くてたまりませんでした。 彼は以前『題名のない音楽界』にも出演した事があると聞いたことがあるので、テレビに出る事がさして珍しい事ではないのかもしれませんが、あの芸人のヴェテラン、タモリを前にして堂々の芸人ぶりには、ふかわりょう等もかすんでしまうもの。司会の江口ともみさんなどは、Hさんの強烈すぎる個性にもう涙を流して笑いを堪えていました・・。いつか、そのうち芸人デビューしそうな気がします・・。 以前、私の演出でやった『こうもり』の2幕のガラコンサートに出演いただき、モンティ『チャルダーシュ』を弾いて頂きました。お忙しくて、急なお願いにもかかわらず、超絶技巧を要求されるような曲を引き受けてくださいました。そして、退場する時には救急車の効果音で立ち去り、会場の爆笑を誘いました・・。 本当に、こういう濃い方を見ていると、自分なんかまだまだだなぁ・・・と日々反省しております。
November 3, 2006
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なんだか、またまた久々のブログ更新となってしまいました・・。サボっているわけではないのですが、ここのところ仕事も忙しく、おまけに今日行われたフリーマーケットの出店準備やネットオークションの出品準備などに追われて、ちっとも更新できませんでした。もう、ずっと気にはなっているんですが手がつかない・・。なんだか、別に更新することが義務ではないので気にする事はないのでしょうが、常に更新していないとせっかくここでお知り合いになれた方々と離れてしまうような気がする・・、う~ん、コレって、ブログ依存症の一種でしょうか・・。 さて、今日は近隣で行われたフリーマーケットに出店者として参加しました。私とかみさんの2人で、今日で通算3回目のフリマ出店です。今週の月曜日は土曜日に私の勤め先の文化祭があったものですから代休で休みでした。その日に、我が家のいらないものをとにかくひっぱりだして、ことごとく今日のフリマの商品に充てました。何度も使用して非常に愛着のわいていたものから、十年近く箪笥の肥やしになっていたようなものまで様々。点数にすると200点以上はあったのではないでしょうか・・。そのほとんどがかみさんの古着。それから私の古本やDVD、ビデオなど。 実は、去年の今ごろも同じようにフリマに参加していたのですが、たった1年の間によくもまぁ、こんなに不用なものが集まったと、我ながら消費社会にどっぷりつかっているんだなぁ、と少し反省・・。もっとも、今日出品したもののうち約3分の1近くは前回のフリマで売れなかったものばかり・・。それを、また出品のチャンスがあったときの為に取っておこう、と、そのまま温存していたものを一斉に出品しました。 今日のフリマ会場は先ほどプロ野球日本一に輝いた日本ハムファイターズのファーム球場。結構近場にあるにもかかわらず、ここへ入ったのは今回初めてでした。この球場の周りにはほとんどなにもない、ちょっとした荒地(?)のようなところに、突然近代的な入り口があったりしていたので大きなところかなぁ、と思っていましたが、入ってみると意外に小さなところだったのでビックリ。まぁ、一時期、あのダルビッシュくんなんかもここに居たのですから、あながちバカにはできません。 それにしても、前にも書きましたが、今年は日ハムが優勝したにもかかわらず、この2軍球場ですら非常に寂しい雰囲気・・。もっと地域全体で盛り立てないとあまりにも寂しすぎ・・。球場の周りには相変わらず『頑張れファイターズ』ののぼりばかりたっていて『優勝おめでとう!!』ののぼりが全然ない・・。そりゃ本拠地は北海道でしょうし、2軍はイースタンリーグ7位だったからお祝いってムードではないのでしょうが、それでも1軍優勝したのですから、もっともりあげなくっちゃ・・。 あっ、話が違う方向へ逸れました・・。 今日は私達夫婦5時半起きして、朝早くからフリマの荷物詰めを行いました。なにせ8時15分から商品の搬入を行うことになっていたのですが、まったく車に荷物を詰め込んでいなかったのでせっせと準備。段ボール箱にプラスチックの衣装ケースに沢山の商品を詰め込んで家の階段を昇り降り・・。全部で10個以上はあったかな・・。まぁ、メタボリックな私には朝からちょっとしたいい運動・・。 その後、まだスヤスヤと眠りについていた息子を無理やり起こし、パジャマのままかみさんの実家へまず搬入・・。家の親も家にいたのですが、正直ほとんどアテにできないので、朝早く迷惑とも思いましたが預かっていただきました。さすがに息子殿を連れていろいろな作業はできないので、お留守番です。しばしの別れじゃっ。我が息子よっ・・。 そんな事は言っても、私達夫婦は少しルンルン気分です。やっぱり子供がいると子供中心の生活にならざるを得ません。それはそれで全然OK、というか当たり前なのですが、たまには夫婦水入らずで仲の良い時間を過ごさせて貰いたいなぁ、と思うときもあるのです。そんなわけで、今日は久々の夫婦だけの時間を過ごせました。 私達のフリマの目的は商売、お金儲けではありません。もともと中古品ばかりですので、儲けなんて考えられませんので・・。(それでも前回は2万円近く儲けたのですが)その目的といえば、まずは家中の不用品の整理。そして、なにより、かみさんとお店を開けるということです。店を出す、出品する、売り込むためには商売のパートナーであるかみさんと色々話したり考えたりしなければなりません。その共同作業が実に楽しいんですね。 フリマ開催は10時から・・。しかし、既に10時前から会場にはお客さんも入っており、私達のところにも「男物の大きな服ないかなぁ・・。」と時間前からチェックが・・。これは幸先いいかも。 そして、いざ10時に!開店と同時にあちこちの出店先に人が溢れます。私達のスペースにも結構人が溜まりました。そして、比較的調子よく出品している品物もはけていきます。ただ、人が集まるのはいいんですが、服などちゃんと畳んで置いてあるものを、みたままひっちらかして行ってしまうお客さんや、売り物にしていた本を私達が見ていないうちに勝手に持っていってしまったり(それは泥棒でしょうが・・)と、一部の人のマナーの悪さも目に付いてしまいました・・。 それでも、いいお客さんが多く、その方々といろいろお話をしたり、値下げの交渉をしたりするのが結構楽しめました。他に出店されていた人の様子を見ていると、かなりフリマに手馴れた人もいるようで、自分の売りたい商品の対象者が近づいてくると、積極的に声をかけて売り込みをしていましたが、ウブな私にはなかなかそれが出来ません。それならば、こちらは価格で勝負!!とばかりに次から次へと値下げを断行。値下げ交渉もほとんど相手の言い値で売り渡していました。そんなこんなですから、お客は結構寄ってくるし、モノも買われているのですが、儲けの方は一向にあがりません。 でも、今まで自分達が使っていたものや使わなくって眠っていたものを、喜んで使ってくださる方がいるのは嬉しいし、こちらも売れ残りをまた持って帰らなくちゃならないというのがあまりに面倒でならない・・。だから、こちらが「ありがとうございました」と申し上げたいのに、中にはあまりの激安に、申し訳無さそうに「ほんと、商売にならなくてごめんなぁ・・」などと言ってくださる方もいらっしゃったり、妊娠したお嬢さんの為にとマタニティの服を探して写メで画像をお嬢さんへ送るためにせっせと写真を撮ったりする姿などを見て、まだまだ人間同士の信頼関係とか、暖かな心といったものを見せられた気がして少しほのぼのとした気分になりました。 実はこの商品の中に、かみさんが旅行先のガラス体験工房で作ったガラスの皿一点が含まれていたのですが、なんと、そんなものまで売れてしまったのです!素人の私が言うのもなんですが、なかなかよく出来たものです。それをかみさんがちょっと咳を外した後にまだ齢40歳代くらいの女性がやってきて買っていったのです。当然、値引き交渉をして、安価で引き渡したのですが、この方が実に大喜び、大感激して帰って行ったのです。う~ん、ママはもしかして、ガラス工芸の才能あるんじゃない??(そんわけないか・・) とにかく、楽しめたフリーマーケットの一日でした・・。
November 3, 2006
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今日はDWEのイヴェント『ABCボックス』に行ってきました。 場所は茨城県のつくば市にある、つくば国際会議場。茨城県と言うと、先日(といっても随分前ですが)ひたちなか等へ行った時にものすごく遠い印象があったのですが、車で片道1時間ちょっとで着いてしまう程、意外に近場でした。 今日は朝8時に自宅を出発。昨日から降り続いていた雨も大分小降りだったのですが、昨晩がかなり大雨だったせいか、道路も水びたし・・。やっぱりただ、英語のイヴェントに行くだけなんだけど、ちょっとしたドライブですから、晴れていたほうが気分が良い・・。最近、かみさんも辛い思いをしたりしていたので、ここは気分良く行きたいもの。そう思っていたのですが・・。 でも、通った道が、昔、まだ結婚前のことですが、よく日曜日に土浦まで出張していたかみさんを車で迎えに行った時に通った道だったので、その時の事を2人で笑いながら話してドライブできたので、天気が悪くても案外楽しくドライブできました。それから、もっと昔の話までさかのぼったり・・。車が通り道の手賀沼を通り過ぎた時、かみさんは、学生時代の友人(男ですよっ!!)にこのあたりにドライブに連れてこられ、あんまりにも乱暴な運転の車だったので怖かった、だとか、その友人の話だとか・・→だから、男の話なんだよなぁ・・。びみょ~っ) 私はその先の牛久沼近辺に来た時に、ここまで自転車で釣りに来た事が何度かあるなんて話をして・・。(話が逸れますが、千葉県からこの牛久沼まで中学生の時、何度か自転車で来たことがあります・・。今思うとよくがんばったなぁ、と思う距離だとは思うのですが・・。30キロくらいでしょうか・・。かみさんに、“どうりで、サッカーやってるわけでもないのに、太ももが太くて筋肉質なのか判ったよ!と言われました。それまでは重い体重を支えるために太い足になったんだろう、って揶揄されていたので、ちょっと名誉挽回です) それにしても、かみさんをそうやって車で迎えに行っていた時からはや10年あまりが過ぎました・・。そんなに長い時間が経っていたなんて思えませんでしたし、まだまだ昨日のような感じすらするのですが、道路の雰囲気は10年間とはすっかり変わっていて、なんだか時の流れをしみじみ感じてしまいました・・。 しかし、息子殿は、カーステレオから流れる、ディズニー映画『メリーポピンズ』の中の挿入歌“Supercalifragilisticexpialidoucious"(すぱかりふらじりすてぃっくえくすぴありでゅーさす!)と、とにかく早口で歌いまくる歌に夢中・・・。2分程度の歌を何度もリピートしてCDでかけさせ、そのたびに大喜び。体を前後左右に動かして喜んで歌っています。20回近くリピートしたんじゃないかなぁ・・。それを聞かされている私達夫婦が頭おかしくなりそうでしたが、あまりに息子が喜んでいるので仕方ありません・・。 さて、今日のイヴェント『ABCボックス』は今年に入って、見に行くのは3回目です。これまで2度、ジョナ先生とリサ先生のコンビによるイヴェントを見に行ったので(2回目のイヴェントリポートはこちらをご覧ください)今日は、あえてもうひとつ、違う先生達のコンビでのイヴェントを体験したいと思い、少し遠方でしたがやって参りました。 今日の先生はマル先生とレベッカ先生のコンビ。マル先生とは、DWEではもうとっても有名な先生の一人で、その特異な風貌と、子ども達を愛して止まない、そして、縦横無尽に舞台を駆け巡るエンタティメントぶりをビデオ等で拝見していたので、“生マルを見たい!!”という思いを強くしていたので、願望が叶うとあって、実はかなり楽しみにしていたのです。一方のレベッカ先生はよく存じ上げないのですが、ミニーちゃんの耳のような髪型(多分髪ではなくてカチューシャかと思いますが・・)に、ミ二ーちゃんを連想させるような衣装を着ている人。 実は息子殿、このイヴェントの別メンバーのリサ先生の大ファン。そして別メンバーの『ABCボックス』の大ファンで、撮影したビデオをもう何度も見ているので、その大好きバージョンとの差があまり激しくて、つまらない方向へ作用したらどうしようか、とちょっと不安に思っていました。なにせ、先生の言ったセリフを大分暗唱できるくらいなのですから・・・。 しかし、その不安はある意味、杞憂に終わり、そしてある意味的中したといった感じでした・・。 今回のABCボックスも、前回、前々回同様、マジシャンとなった先生が楽しいマジックを織り交ぜながら、教材の英語の歌を歌っていったりするという楽しいショー、である事には違いないのですが、やっぱり前回とは違う先生達によるショーだけあって、大きなコンセプトはまったく変わらないのですが、結構様子の違う箇所が多々あり、それはそれで、新しいものを見るような感じで楽しませてもらいました。 ただ、私もかみさんも、正直なところで言ってしまえば、前回、前々回のイヴェントのつくりの方が楽しめました。ママはとにかく、英語のショーであるはずなのに日本語を多用して冗談や子供に教えたくないような事まで話す(別に猥談ではありませんが・・)、ちょっと暴走気味のマル先生と、一方で全然覇気のないレベカ先生(まるで、精気をマル先生に全部吸われてしまったかのよう)にかなりご不満の様子。 私もレベッカ先生の覇気のなさはとても気になりました・・。ショーをすることに疲れたのか、それとも体調でも悪いのか知れませんが、他の日はどんな感じだったのかなぁ。それから、前回のコンビに比べてテンポがちょっと悪いのが気になりました・・。 正直日本語を多用するマル先生には、私みたいな英語ダメダメ人間には非常に助かるし、テンション高く面白かったですが・・。) とにかく、マル先生の暴走ぶり(?)が凄い・・。 扉を叩いて「ノックノックノック!」と歌う歌があるのですが、その歌を歌って壁を叩いたと思ったらお尻を振り振りと振って「ぷりぷりぷり!」と発声したり、「魔法の言葉」を言おうとて(魔法の言葉は“ABCマジック!”なのですが)「ABCおにぎり~!」とか「ABC味噌汁~っ!」とか、さっぱり意味の判らない魔法の言葉を連発したり、とにかく、行動とセリフが妙に面白いし激しく、テンションが高い・・。 まぁ、さすがにオバカな感じが好きな私でさえ、少し退いてしまうくらいの激しさ。 ところが、当の子ども達にとっては、もう可笑しくて仕方ないらしい・・。随所でマル先生が冗談を言うと子ども達の哄笑が聞こえる。中でもバカみたいにゲラゲラ大笑いしている子供がいるなあ、と思ってちょっとそちらの方に目をやると・・・・、なんと我が息子ジークフリート・・・。正直一番受けていました・・。 自宅に帰ってから、今日撮ったショーのビデオを見て、また息子は大喜び・・。ずーっと腹を抱えて大笑い。そしてその後、お風呂場でも♪ノックノックノックぷりぷりぷりっ!とお尻を振っている始末・・。 「今日からマル版ABCボックスビデオは封印!!!」 しばらくはこのビデオ、見納めになりそうです
October 29, 2006
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何だか、最近ブログを仕事で帰りも遅く、ついついブログ更新をさぼりがち・・。かみさんのこともあったし、地域オペラの事もあったし、ネットオークションに出品したり、来週にはフリーマーケットに出品したり、、といろいろ考えたりなんかしたりしなくちゃいけなくて、結局、ブログをやっていなくても夜遅くまで起きてしまう・。8月に退院したばかりでまだ数ヶ月しか経っていないのに毎晩のように夜更かし・・。口うるさい母親に昨日はぐちぐち言われてしまいました。でも、みなさん、ホント健康が一番です・・。 ここ数日みなさんにもいろいろアドヴァイスや励ましのお言葉をいただきありがとうございます。かみさんは昨日、今日と大分落ち着いて天気がいいので息子と散歩に行ったり、フリマ出品に備えて、今日は家中の古いものを出していたようです。“疲れたぁ~”といっておりましたが、ここ数日の、なんだかだるそうな疲れとは違い、体を動かした疲れと言うようなすがすがしさを感じました。本人の症状や自覚にもよるのですが、病院の事など、かみさんの様子を見ながら臨機応変に対応しようと思っています。 それはそうと、昨日、日ハム!優勝しました!! 僅差の地味な試合展開になると、当初予想されていましたが、確かに点の取り合いにはなりませんでしたが、緊迫感溢れるゲーム展開が毎日続き、これでもう今シーズンは終了かと思うと、少し寂しいです。 それにしても、昨年のロッテといい、パリーグの方が勢いがありますね・・。中日は点の取れるチャンスをことごとくつぶしていました・・。昨年の阪神といい、ちょっとセとパの勢いの差を感じましたね・・。 日ハムはうちの近隣とは縁の深い球団。だから、リーグ優勝したとき、もっと大騒ぎになるかと思いきや、ちっとも賑やかにならない・・。駅にもただ一言『日本ハムリーグ優勝おめでとうございます 市教育委員会』とただの文字の張り紙だけ・・。おいおい、せっかく誘致したんだからもっと町おこしに利用するくらい大騒ぎせいよ!!と思うのは私だけでしょうか・・。さすがに日本一に輝けば、のぼりの一つや二つ・・、と思ってその駅に今日下りてみましたが、やっぱり『日本ハム 優勝おめでとうございます』張り紙一枚。しかも今回は駅長名・・。 一体何のために誘致してるんだか・・。 仕方ないので、うちの息子が精一杯の万歳を!! ちなみに息子は野球は一切知りません・・。 さて、もうひとつ息子ショット・・。野球の後、息子が突然「痛い!痛い!!」とつぶやくのです。台所にいた私はびっくり!!どうした息子!?どこか怪我した?? よく見ると息子殿、蛍光ペンをお腹に突き刺して、ニコニコ笑いながらこちらを見て「痛い、痛い」とやっている・・。 なにを隠そう、私の真似をしていたんですね・・。私の毎日の日課。そう、インスリン注射しているところの真似です。いつぞや注射を打っているところへ、息子殿が近寄ってきてちょっかいをだそうとしていたので、わざと「痛い!痛い!!」と言って注射が痛いと言うのをみせつけてやりました。それからちょっかいは出さなくなっていたのですが・・。しかし、子供は良く見てる・・。 こんな光景を見てしまったら、私ももう一度健康な食生活、運動、生活リズム、見直さなくちゃいけないなぁ、と思いました。少し、可愛く、大いに反省させられる、息子の姿でした・・。この子やママと一生楽しく親子水いらずで生活するためには健康だけはしっかり守らないと・・。
October 27, 2006
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一昨日のかみさんの様子を書いたブログに、沢山の方からご心配頂いたコメントや、かみさんのサイト“It's a bird!"の方でメールをいただいてしまったり、本当にありがとうございました。なんだか、皆さんにご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。でも、みなさんからの貴重なご意見、参考になります。ありがとうございます。 さて、一昨日かみさんが調子を崩してからいろいろネットで見てみると、やはり精神的なものから来る症状なのではないか?という思いも一層強くなり、心療内科、精神科といった病院を検索しました。すると、近所に、そういった科を中心に組んでいる病院を発見し、その病院へ行くことにしました。私もやっぱり心配でしたし、子どもがいたんでは診察もままならないだろうと思い、付き添いました。 病院の様子は“It's a bird!”に、かみさんが詳しく書いてあるので、よかったら読んでいただきたいのですが・・、う~ん、大丈夫なんだろうかなぁ、このお医者・・。という感じ・・。なんでも、ペラペラよくしゃべって、人の話は聞いてくれないし、話している話も突拍子もないところへ飛んでいくらしい・・。精神科の先生の方が実は精神を病んでいるんじゃないか?と思わせるようだったそうです。確かに私も一時期、鬱病にかかりクリニックに通っていた事がありましたが、本当に信頼できる先生だったかどうかは微妙でしたが、少なくとも話はきちんと聞いてくれましたし、問診だけでも40分近くしてくれたような・・。 結局かみさんは今日も一日、一昨日の激痛の余波と思われる鈍痛に悩まされ、家に閉じこもっていたそうです・・。こんないい天気なのにジークフリートを遊びにも連れて行ってやれなかった、と思い悩んじゃう・・。そんな事は辛い時は仕方ないんだからあんまり悩まないで、といっても、やっぱり本人は気にしちゃうんですよね・・。 今のかみさんにとっては、やはり、突発的に起こる激痛に襲われた時、そして、その余波と思われる鈍痛に襲われた時に対処できる薬が欲しいこと、そして、ものすごい激痛を味わったのに、本当に体自体(精神的にということでなく)に異常がないのか?それが心配で、怖い・・。みなさんからコメントでも頂いたとおり、もし、このまま辛い思いが続くのなら、そして、行った医者に納得できないのならもっと、いろいろ医者を探して連れてゆくべきかなぁ、とも思っています。本人は医者へ行っても、何ともない、といわれちゃうから行っても仕方がない、と言うのですが、やっぱり素人が勝手にそう判断しちゃうのだけは危険だし、諦める事にもなる。それだけは絶対にさせたくありません。歌う事でその痛みや恐怖が一時的でも忘れられるならガンガン歌ってもらいたいし・・。 ネットで検索すると、いろいろな事象が関連して起こることも有りそうだし、専業主婦で家にばかり居るのが疲れるのかな、とか、無神経な姑(私の母)にムカつくのがいけないのかなぁ、とか、女性特有のホルモンのバランスが悪くなっているのかなぁ、とか、今日も仕事をしながら、そんなことをいろいろ考えていました・・。 私がそんな事色々考えをめぐらせて悩んだところで答えは見つからないですし、かみさんに負担になってもいけないので、今はどうフォローしてゆけばよいか考えているところです。 今は素人の私が半ば、精神的なものから来る痛みだ、と勝手に決め付けているところもあるので、本当は別の病気かもしれないし、もっといろいろな医者に見てもらおうかとも思っていますし、これまで同様、数日すると痛みもとれて、元の状態に戻っているかもしれない。多分そうなると思います。でもやっぱり、いつか、またあの辛い痛みが襲ってくるのでは?という恐怖感、言い知れない不安感がぬぐえるために、原因と対処法だけは知っておきたい・・。 今はそんな現状です・・。
October 25, 2006
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カタリー(ザ・ベスト・オブ・ナポリタン・ソング) 短く行きます・・。 昨日、カンツォーネの楽譜を買ったと書きました・・。それで話を中途半端に終わらせてしまったため、なにか凄い話があるのではないか、、という、変な期待を持たせてしまったかもしれません・・。お許しください・・。 いや、実は今、私の住んでいる地域で市民オペラみたいな活動を立ち上げようかなぁ、と秘密裏に(と、ここで言ってしまってはまったく秘密になっていないのですが・・・)考えているのですが、その企画と平行してリサイタルなんぞも考えていたりしているのです・・。 ひとつは先日も書きましたが、かみさんのオペレッタアリアのコンサート。それから、歌仲間たちとのコンサート。これはこの地域の市民オペラの活動とリンクさせたいと考えています。そして、私自身のコンサート。私自身は以前、バリトンのオペラアリアコンサートを企画していましたが、練習段階の途中で突発性難聴を患い入院し、おじゃんになったので、それを実現させようか、とも思っていたのですが、その入院生活で出会ったカンツォーネを聞いて以来、無性にカンツォーネを歌いたくなってしまったので、その欲求を満たしたい思いから、カンツォーネをやってみようか!!と思い立ちました。 カンツォーネはよく、中学校の音楽の授業なんかで『帰れソレントへ』なんかを歌いますが、情熱ほとばしる熱い歌が多いですよね。私、中学時代はまったく音楽に興味が無かったので、今考えるとなんてもったいない事をしたと思うのですが、中学生の段階ではまだ、このカンツォーネの魅力というものに気づくには早いような気もしています。(現に今のうちの学校でも『帰れソレントへ』が響き渡っていますが、非常に早いテンポで何度も何度もリピートして歌っているのを聞いていると、情熱もへったくれもなさそうで、そういう扱いをこういう曲が受けるのが可哀想・・) で、私が高校生になってオペラの虜となってから、中学校の母校の音楽の先生のところへ遊びに言ったときのことです。何故、遊びに言ったかというのは、以前、中学生だったとき、この先生の授業で、マリオ・デル・モナコの話が出て、「彼は腹筋でピアノを動かせる事ができるほど凄いからだの持ち主だ」というエピソードがやたらと印象に残っていたため、もっといろんな話を教えてもらいたいと思い伺いました。先生は「君とオペラの話ができるなんて思ってもみなかったよ!」等と言って、沢山話してくださいました。そこで、レコード(当時はまだまだ主流はレコードでした)を借りたのが、このページの頭の画像にもある『ジュゼッペ・ディ・ステファーノ ナポリ民謡集』でした。 早速聞きましたが、もう、その独特な明るく、力強い声そして非常に明瞭なイタリア語。そしてなによりも情熱的な歌いまわしに心えぐられました。ディ・ステファーノの声は非常に明るく気持ちよく通る声でした。マリア・カラスとの数多くのオペラ録音もありましたが、私はこのカンツォーネを歌っているステファノの声が一番好きでしたし、他のどんな名テナーが歌うカンツォーネよりもこのディ・ステファーノの歌うカンツォーネが一番心打たれます。 ですから、CDが出たときには思わず手がでてしまいました。このジャケット、LPでも同じものを使っていたので、凄く印象にのこっていました。青い空の下黒シャツを着たステファーノが手を大きく広げ、その大きな口をあけて情熱的に歌っている、ようなその姿と、まさにカンツォーネの情熱が結びついていました・・。 それから、しばらくオペラにはまった私の頭の中からは正直、カンツォーネは消えていたのです。ところが、突発性難聴になり、片耳がほとんど聞こえないという状況に陥って、今後、歌を歌う事等に絶望していた時でした。 たまたま病室で『題名のない音楽会』を見ていたとき、ロシアのイケメンバリトンホヴォロストフスキーがコンサートでナポリ民謡を歌っている姿が放送されていました。ノーブルながらも暗くくぐもった声を持つバリトンなので、あまり好きではなかったのですが、このコンサートで聞いたナポリ民謡には心打たれました。ホヴォロストフスキーの歌も情熱的でしたが、やはり曲の力に圧倒されました。歌う事に大分絶望感を抱いていた私に、一筋の光を与えてくれた、そんな出会いでした・・。(ただ残念な事に、彼が出したナポリ民謡のCDからは、このとき受けた感銘は受けられませんでした・・。オケがロシアの重~いオケというのも、印象が良くなかったと思います。) 結局突発性難聴は改善されないままですが、歌えるまでにはなんとか回復いたしました。その他いろんな病気をしてしまったため、体調が万全とは言いがたいのですが、ここで、私の歌への情熱を、カンツォーネにぶつけてみたい!!そういう思いが沸々とわいてきたのです。またついでに言っちゃうと、私のテノール化計画の過程で、(??)、やっぱりカンツォーネを歌いたいという思いもあります。 何を歌うかはまだ決めていませんが、やはり、ディ・ステファーノのCDに入っていた曲が中心になりそうです。「カタリ」や「泣かないお前」には、もう本当に胸えぐられました。 よかったら、是非、みなさんもディ・ステファーノのカンツォーネ、ご一聴ください! (短くいくつもりが、長くなりました・・・。)
October 23, 2006
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今日の午後3時前頃でしょうか、突然、かみさんから電話が・・。 一度目の電話には出られなかったので、メールで『電話くれた?』と確認しましたが、返事がない。もしかしたら、ジークフリートがママの携帯で遊んでいて、いじっているうちに私の携帯にかけてしまったのかな?そう思っていた矢先、2度目の電話・・。ちょっと嫌な予感、でした・・。 うちのかみさんはあまり体が強い方ではありません。というのも生まれたとき大変な苦労をして生を授かっているので、その影響もからみ、腹痛を起こしたり、胸が苦しくなったりという事がよくあります。(7年に1度入院をするなんていうジンクス??もあったり・・)最近はそれでも減ってきたのですが、まだ結婚前の若かりし頃は食事もあまりとらないせいもあって痩せていたため、体自体も相当弱く、よくあちこち痛めていました。最近は子ども産まれすっかり逞しくなりました。私に鍛えられて、食事もなんでも食べられるようになりましたから、肉体的にも、精神的にも以前よりずっと強くなったと思います。 それでも、やはり今でも少し体調のリズムを崩すと体を壊すことが多いので、私もいつも心配しています。(そうであるにもかかわらず、ここ数年は私の方が大病ばかり患い、かみさんに心配、迷惑ばかりかけているのが、なんとも心苦しいのですが・・。) で、今日の電話です・・。仕事中だったので、席を外し、折り返し電話すると案の定でした。“胸が苦しくなったかと思うと、激しい頭痛に襲われた”というのです。私が電話した時には既に治まっていたようですが、電話の声は随分と辛そうな声でした・・。 実はこのような症状は結婚する前からかみさんは持っていました。まず、胸が苦しくなって呼吸困難になる。顔や手は血の気が引けて蒼白になる、というのが主な症状でした。この頃は頭の症状というのはあまりなかったようですが、結構頻繁に発作がおきていました。それがあるとき、胸の発作とともに、頭の血管が“ブチッ”と音を立てて切れるような感覚に襲われ、激しい頭痛が起きるという症状が加わりました。さすがに恐ろしくなったママは病院に行ったのですが、原因は不明。「自律神経失調症でしょう。」と簡単に言われただけで、薬も処方されないし、発作が起きたらどうしたらいいのか、その対処も教えてもらえない・・。(以来その病院への印象がとても悪くなったのでそこへは行っていません。) それから、回数は大分減りましたが時折発作が起こっていました。しかし、ここ数年、目だった発作は出ていなかったのですが、今年また激しい胸の苦しみと頭痛に襲われたため病院へ。この病院は有名な循環器の医師がいるとの事で、心臓関係は大変信頼のおけるところでした。が、やはり精密的な検査をしても原因が特定できない。最初の病院で言われた『自律神経失調症』という病名がちょっとひっかかりますが、またしばらく何もなかったので、その後どうするという事もありませんでした。 そして今日、また突然発作。しかも、今日のはかなり強烈なようでした。寝る前に聞いたと事によると、口の中から無理やりに太いパイプを突っ込まれたような痛みが走った、というのです・・。 正直、ただ事ではない・・。そう思います。 それが精神的なものからくるものなのか、どこか肉体的に異常がある為に起こるものなのか、素人の私が判断はできませんが、本人が辛く、苦しい思い、そして、また発作があるのでは?という恐怖を感じているのですから、何かしら原因があるはず・・。 本当はそんな時は不安だろうから、ずっと一緒にいてやりたいのですが、職場も自宅から1時間以上離れているところなので、SOSを受けても飛んで帰ってやることができない。だから一緒にいられる時間は大切にしなくちゃと思っているのに、今日は『のだめ』なんぞを二人で観てしまったし(それはそれで楽しかったのですが)、本人は体調がすぐれないので、私は早く寝かそうと、まず子どもをママの手を煩わせないよう寝かせる作業に入ってしまい、ちっともママのその辛い!という思いを切々と語るのをきちんと受け止めて聞いてあげきれていませんでした・・。反省です。せめて、明日は一緒に病院へ行こう、そう思っています。本人も何度か病院へ行っても結局心臓や脳には異常が見当たらないという事で原因不明で片付けられてしまったので、病院自体にどうも懐疑的なところが出てしまっているので、あまり行きたがっていないようですが、それでもやっぱり行く事で、せめて安心感だけでも感じておいて欲しい、そう思っています。 一時発作がほとんど見られなかった時は、仕事も辞めたり、自然の中で生活していたりしていたので、ストレスのない生活だったと、今振り返ると思うのですが、今は病気ばかりして迷惑をかけている不甲斐ない私に、自我が出てきてなかなか一筋縄では言う事の聞いてくれない息子の相手と、なかなか疲れもたまっていてそういう症状がでているのかな、そうも思っているので、診察を受けて原因をある程度掴めたら、そう思っています。
October 23, 2006
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今日はちょっと足を伸ばして船橋市にある100円ショップのダイソーに行って来ました! 10時開店の店ですが、1時間前には家を出て、買いたいものを頭の中にリストアップし、ネットで付近の駐車場もきちんとチェックして「いざ!ダイソー」という感じ。今は100円ショップなど、近所にいくらでもあるような時代、なんでそんなに気合を入れて行くのかといえば、 ここは、なんと店舗坪数が2000坪!!ダイソーの中でも1、2を誇る巨大100円ショップなのです。地下1階から6階までみんな100円ショップのビル!全てが安値の商品なので、こんなもの!あんなものまでっ!!というのが普通の100円ショップ以上にあり、もう、1日居て見ているだけでも楽しくなる店。 当然、人気店ですから、お客でごった返しますし、何より、この船橋駅近辺というのが道路事情が非常に悪く、いつも道は大渋滞。ですから、道路や店の混まないうちにお店にINしてしまおう!という事で、たかが100円ショップ、されど100円ショップということで気合を入れていた訳です・・。 朝食も食べずに家を飛び出した私達は、途中でパン屋さん『小麦工房 ピーターパン』へIN!交通量の多い道路沿いに立つこのパン屋はちょっと前に出来たのですが、いつも客足の絶えない人気店。店のつくりも大きく、駐車場もかなり広いのですが、車はいっぱい、店の中も人でごった返しているといった状態です。日曜の朝9時なので、道路自体はまだそれほど込んでいないのに、この店の中は人だらけ・・。しかし、美味しそうなパンのにおいがすきっ腹を直撃!!思わずよだれが出そうなのを押さえて息子と外でママがパンを買ってくるのを待っていました。 私はカレーパンに、黒糖むしパンを食べました。いやぁ、美味しかった!カレーパンはパン生地が薄皮でからっと揚がっていて、香ばしいカレーの味もなんともいえません。黒糖むしパンも上品な甘さで、クルミやレーズンなんかも入っていて飽きの来ない味。カレーパンなど、出来立てっぽかったのかなんともいえない歯ざわり。サクサク感!ママは大好きなクルミパンに、フランスパンにピーナッツクリームを挟んだもの、ジークフリートはコアラの顔をしたパンとスィートポテトを食べました。二人とも美味しかった!と大満足!!。 パンは普通の菓子パン的なものならばおおむね値段は105円と格安。ちょっと値のはる物でも、一般的な値段に比べると安めに設定されているし、店内にはパンを買った人が無料で飲めるコーヒーコーナーがあったり(一応挽いてあるヤツみたい)と良心的。しかも店の外に大きな机や椅子があり、そこでオープンカフェの雰囲気でパンを食べる事も出来る。結構楽しめるので沢山の家族連れが訪れていました。 あっ、私のつたない説明より実際のパンの画像を、と思ったら、あんまり腹が減っていたのか全然撮らなかったので、以前息子に買ったアンパンマンパンの画像を・・、って、もう食べちゃってますね・・。 100円ショップ、無事着きましたが。我が家、一体何をダイソーに買いに来たと思います?? 答えは絵本。ジークフリートのために童話の絵本を買おうという事になって、100円で30シリーズくらい出ている絵本があるらしく、それを購入するためでした。100円ショップでもなかなかレアな代物なため、ここでなら揃っているだろう、という事でわざわざ船橋まで出てきたのです。内容は14頁くらいなので、大分はしょっているらしい・・。なんだか、世のお父様、お母様に「子どもに読ませるような本にたった100円のようなものを与えるなよ!」と怒られそうですが・・、まだいろいろな事が理解できていない今のうちは、どんな物語か知る事、本を読む習慣をつける事、できるだけ多くのお話を知ってもらう事、そしてなにより、本人が楽しく本を開けるかを重点的に考えようという事で、この選択になりました。絵もとっても可愛くてきれいですし。(本当に、ケチっているからというわけじゃないんですよ→ほんとー??かぁ??」 さすがに巨大ショップでも、このシリーズを全部揃えてはいないようで、ママは何だか悔しそうでしたが、とりあえず、あるものは全種類買い物カゴへ。 で、私はというと、広い店内をはしゃぎまわる息子を相手にしながらも、いろいろと見ていました。いやぁ、子ども、幼児用の教育玩具みたいなものがいっぱいある・・。あっ、こんなのも普通のおもちゃ屋にもいっぱい売っているけど、この値段では買えないよなぁ、なんて思い、感心しながら見ていると、 今探している絵本と似たようなもので、日本語と英語の記載がなされていて、しかも日本語と英語の朗読CD付きという絵本がなんと300円で売っているではないですか!私は急いでママを手招き。その商品を見たママ・・、目の色を変えたように、その本を次々買い物カゴへ。蓋を開ければ、そのCD付き本を25冊近く、当初予定していた本を10冊近く購入。そのほかにも収納具などを見たいママはこの広い店内を行ったり来たり。 まぁ、ママは普段あまり遠出の外出が出来ないのだから、たまの外出の時くらい、いっぱい見て欲しかったので、息子はずっと私が面倒を見ていました・・。(ママもいっぱい見てといっても、自分のものは何故かほとんど買わないんですよねぇ・・。息子の事にはすごく一生懸命なんですが。世のお母様はやっぱり皆さんそうなんでしょうか??) その息子殿。もう、とにかく店内が広いので大はしゃぎ!!縦横無尽に店の中を駆け巡り、奇声を発して飛んだり跳ねたり走ったりの大騒ぎ・・。しかも最近は足取りも速くなったので、追いかけるのが一苦労・・。こちらが追いかければ逃げるの繰り返し・・。で、こちらが疲れて追うのをやめると、“ニヤッ!”とひと笑い・・。完全に追いかけっこを楽しんでいます。おまけに背の高い商品の影に隠れようとしたりするので、見失わないようにと注意を払わなくちゃならない・・。結構疲れます。もちろん、私もジークフリートの前から隠れて(もちろん彼の姿が見えるようにですが)不安にさせてやろう、と思うのですが、彼奴はちっとも堪えないどころかそれすらも楽しんでいる様子・・。 途中タップダンスの真似事をして遊んだりしたら、息子から“Let's Dance!!”とせがまれるので、恥ずかしいのも省みず踊らされたり、私がミッキーマウスの声マネをするのをいいことに、それもせがまれる・・。もう、親バカ?バカ親??を世間様に丸出ししてしまっているようで恥ずかしくて恥ずかしくて・・・。 結局ママは絵本の他に収納具を買い込んで100円ショップで1万円も使ってしまいました・・。結構買い込んだものです。 その後、一旦荷物を車に置いてきてお昼。お昼を前に一度撃沈してしまった息子殿。抱っこして歩いているのですが、やっぱり寝て、意識がなくなってしまうと極端に体が重くなります・・。騒ぐだけ騒いで寝てしまった息子を抱っこしながら、お昼を食べるところを物色。ママはお昼、お寿司を食べたかったらしく、寿司屋の前へ・・。でも、よくよく考えるとジークフリートはまだ生ものをほとんど食した事がない。なので寿司屋に行くとイクラ以外の生ものは食べないので食べるものがない・・。仕方なくファミレスへ行くか、という事になり歩いていると、突然目を覚ますジークフリート。まったく、食事の時になると、計ったように目を覚ますんです。これは天才的です・・。 で、町を歩いていると、とある寿司屋のショーウィンドーで立ち止まり「オニギリ!オニギリ!」とディスプレイのイクラ軍艦巻きを指したかと思うと、勝手に店の階段を駆け上がっていきました。 このお寿司屋、昔から駅前にある寿司屋ですが、隣接するラーメン屋があんまり美味しいと思えなかったので、寿司屋もきっと大したことない、と思っていたので、ジークフリートがこの寿司屋を選んでしまった時は、しまった!と思いました。ところが、この予想が見事裏切られました。美味しかったんです!!私達夫婦は海鮮ちらしを頂きましたが、ネタが新鮮だし、厚切りだし、種類は豊富。ご飯が上げ底だと思っていたので大盛りを頼んだらなんと、山盛り。しかもご飯がギュウギュウに入っているので、かなりのボリュームでした。もう、夫婦そろって大満足。息子殿も、納豆とイクラの手巻き寿司を食べて大満足。相変わらずお店のおばさんやお客さんに愛想を振りまいていました。お店のおばさんなど、最初はなんだかつっけんどんな感じを受けていたのですが、息子がニコッとひと笑顔かけると、おばさんも陽気な顔になり、何度も息子のところに来ては面倒を見てくれていました。 その後はイトーヨーカ堂へ。ここでも息子殿のはしゃぎ振りは健在。しかも、美味い寿司を食べたせいか、更にパワーアップチュッパチャプスの自販機から、なにやらロックミュージックが流れてくるのですが、なんと息子殿、その音楽に合わせて激しくDancd!Dancd!Dance!!!。どこで覚えたのか判りませんが、いっぱしに振りをつけて踊っている。あんまりおかしくて、しばらく眺めていましたが、いつまでも終わらないので、結局途中で引っ張ってきてしまいましたが・・。 そして最後に、私がちょっと楽譜を見たくて、ヨーカ堂とは駅を挟んで反対側の楽器屋さんまで行きました。もう楽器屋さんでもジークフリートは大暴れ・・。走り回るは、椅子で遊ぶは、ピアノで遊ぶは・・。幸い、楽器屋さんではママがほとんどジークフリートを見ていてくれました。 私はここでカンツォーネ集の楽譜を購入しました。なんでカンツォーネかは、後日・・。 そんなこんなで、やっとこさ用件を済ませて、帰路へ・・。帰り、牛乳を買わなければいけないということに気づき買い物へ。近所にある何軒かのスーパーのうち、一番込んで無さそうだからと選んだスーパー。裏の駐車場へ車を止めようと思ったら、なんとそこには、犬の散歩をしている我が母親と、散歩しながらスーパーへ買い物に来ていた、ママのお母さんが立ち話!!まったくみんなでビックリしてしまいました。世の中狭いものです。
October 22, 2006
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ひょえぇぇ・・、遂に私も風邪を引いてしまいました ☆★は風邪を引かないと申しますが、風邪も最近は、☆★にも容赦はしないようです・・・。最近はめっきりすずしくなったとも言いますが、私はまだまだ半袖のポロシャツを着て職場に行っています。そんな人一倍寒さには強そうな格好をして風邪を引いているんだから世話ありません┐( -"-)┌ ヤレヤレ ここ数日ブログへのカキコミがご無沙汰になってしまったので、今日こそは!!と思っていたのですが、どうも調子が悪いのか、疲れが溜まっているのか書く気力が沸きません・・。(先日のカキコミ失敗が影響していたりして・・) 本当は書きたいことがいっぱいあるんです。昨日行ったディズニーランドの話や、その前の日のママと二人っきり水入らずでのお散歩の話や歌の練習の話、そして、先日書き損じてしまった入園説明会の話も・・。 こんなに書きたいことが沢山あるけれど、やっぱり書き込むには気力と体力が必要・・・、特に私の場合・・。 命削りながら書いているようなものですが、ブログ書きに命削ったらママや息子に怒られてしまうので、今日は皆さんのブログにちらっとおじゃまして寝るようにします。喉の痛みと鼻が治れば、また頑張って書きたいと思います。 皆さんもお風邪にはお気をつけて!! 今日は、先日職場のひどい雨漏り画像なんぞおみせしてしまいましたので、秋の香りのする画像を・・。春に問題生徒の多いと言われるうちの学校の3学年が修学旅行で農家へホームステイし農業体験をしてきたのですが、その農家からこの秋の収穫時に、お米や栗、花などが贈られてきまして、一気に学校が秋色に染まっています。問題が多い学年といいながら、彼等はかなりあちらで様々な経験をしてきていい顔になってきましたし、あちらからもこんなにいろいろなものが届くということは、あちらにもいい思いでを残してきたんだなぁ、と、感心してしまいました。最初は今の子ども達に農業体験なんて!などと思っていましたが、いやいやどうして、都会ではなかなか出来ない新鮮な体験、労働が出来たのではないかと思います。 そして、最後に・・、 春眠、ならぬ“秋眠暁をおぼえず”ですねぇ~
October 17, 2006
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(風邪で書けなかった過去の日記をさかのぼって書いています) 本日、東京ディズニーランド(以下TDL)へ行ってきました。 思えば、前回TDLに行った時には既に肝炎にむしばまれていて、夜に食事を摂った後からなんとなく調子が悪くなって、どっと疲れが出て体中がだるくなったような感じで帰りの車を運転することが出来ず、かみさんにしてもらった、なんて感じでした。そしてその2日後には入院・・・。それから約2ヶ月近く闘病生活を送っていたので、なんだか久しぶりのTDLです。あっ、別にそんなにしょっちゅう行っている訳ではなくって、なんとなく、感慨深いものがありまして・・。 さて、今日はド平日の月曜日。私は休暇をとりました。なんといっても最近、息子がディズニーのシングアロングソングというビデオに出てくるディズニーランドの様子(このビデオは本場のやつですが・・)がとっても気になっているようだったし、手元にある割引入場券の有効期限が18日と迫っていたため、やむなく(??)会社をサボっ、いえ、休んでのTDLです。 TDLに行くいつものパターンとして、開園前には現地に着いて、朝食中にディズニーキャラクターが遊びに来てくれるという、「キャラクターブレックファースト」に、まず最初に行くというものを今回も踏襲しようと、ママが前日に開園時間を調べたところ、なんと朝の8時!!なんでド平日に朝8時開園なのよっ!!とびっくりでしたが、よくよく考えてみたら、この時期は運動会だ文化祭だと、休日に学校行事が多く組まれる時期・・。その代休で月曜が休みというのは至極当たり前・・。学校勤めだというのに気がつかなかったとは不覚!!しかし、休みはもう申請してしまったので今更変更するわけにもいかず、そのまま実行に移しました・・。 いやぁ、朝6時半に家を出て、7時半にはTDLに着きましたよ・・。なのに、もうゲート前は沢山の人の列が出来ています・・。おいおい、みんな、たかがディズニーの為に、なんでこんなに真剣に並んでいるの??暇だなぁ・・。心の中で叫びつつ、自分も同じ穴のムジナ・・。 さて、今回もキャラクターブレックファースト!と思っていたのですが、どうも、毎回メニューが変わらないし、いつもキャラクターはプーさんキャラばかりだから、たまには違う趣向で行こう!という事で、急遽、ママがバズのシューティングゲームが出来る、大人気のアトラクションのファストパスを取りに、そして私が息子を連れて、プーさんのハニーハントというこちらも大人気のアトラクションに並ぶという作戦をママが立てました・・。 おいおい待てよっ!!パパはTDLの事はよく知らんぞぉ~~~!おまけに自慢では無いけれど極度の方向音痴!!この広いTDLで迷ったらきっと生きては帰れません・・。そういうとママは「あんた、もう何回来てんのよ!これじゃいつまで経ったって別行動で場所取りとかできないじゃん!!」と、役立たず呼ばわり・・。だって仕方ないじゃないっ。私は何回も来たといわれてもほんの5,6回。きても10回位ですよ。(それでも行ってる方??)一方のかみさんはもう10年以上も前の事とは言いながら、大学時代TDLで何年もバイトをしていた筋金入りのディズニーおたくだったんですから、一緒にする方が間違ってるんです。まぁ、見捨てないで・・。 そんな訳で開園です。私とママは入場と共に、それぞれの目的地へ一目散!!しかし、私は約一名、重いオトコを抱っこしています。もう、私達と同じように、他の人々もだだっ!と駆け抜けてゆきます。しかし会場はまるでラッシュ時の駅のホームのよう・・。とにかく、ものすごい人人人!!こうなりゃヤケクソ! 一気呵成にTDL内を駆け抜けていきました。。。と、行きたいところでしたが、途中で息切れ・・・。目的地のハニーハントへたどり着く前に足がフラフラ。で、息子を下ろして歩かせると、何と息子殿、とても楽しそうにキャッキャと走り出していってしまうではないですか!!もう、後を追いかけながらも見失わないよう必死・・・。それにしても、足、速くなったなぁ。足取りもしっかりしてるし。妙なところで息子の成長を感じ取ったパパでした・・。 そんなこんなでハニーハントへ着くともう既に人が並んでいる・・。それでも10分位並べば入れるとの事。しっかりバズのファストパスを手に入れたママと合流し、いざIN! 中は、なんてことは無い!というとプーさんファンに怒られてしまうかもしれませんが、とにかくひたすらプーさんの世界・・。プーさん好きにはたまらないかもしれないけれど、このアトラクションに2、3時間並ぶ列が出来る、というのも正直不思議なくらい・・。いやぁ、ディズニーのキャラクターでなかったらここまで凄い事にはなっていないんでしょうねぇ・・。とはいえ、やっぱりかわゆいぷ~さん・・。ハニーハントの乗り物に乗る前の通路も目いっぱいプ~さんの世界と化しているので、記念にぱちり! その後、バズのアトラクションまでの空いた時間で朝食です。ミッキーの形をしたハンバーガーのセット。かわいいでしょ。しかし、これ、結構なお値段・・。場所代+キャラ代ということでしょうか。値段に見合わない内容にはちょっとがっくり・・。 そしてバズのアトラクションへ行ったのですが、こちらは正直、大人が楽しむもので、何にも判らない息子殿はただただ怖がって、私にしがみついているだけでした・・。 そんな訳で気を取り直して、乗り物は、息子も好きな「It's a Small World」だけにして、後はショー攻めにしようということにして「It's~」へ向かったのですが、なんとこれが整備中で休み!!。しかし、しょんぼりもしていられません。この後、「ワンマンズドリーム2」「ミニーオンミニー」等のショーや、人形の出てくるアトラクション「魅惑のチキルーム」「カントリーベア」「ミッキーマウスレビュー」と立て続けにショーめぐり。どのショーやアトラクション既に経験済み。でも、まだ息子殿の小さな時だったので、色々な事を感じ始めた今見たらどうなるんだろう??そう思いながら、ショーよりも息子の様子が気になって、そっちばかりみてしまいましたが、ディズニーの大好きな歌の数々が出てくると、身を乗り出して一生懸命見てるんですね・・。 この瞬間を見ているだけでも、休暇をとってTDLに来た甲斐があったというものです。 こと「ミッキーマウスレビュー」は馴染み深い歌が沢山出てくるので、特に息子殿は興味津々!なんと2度も見てしまいました・・。2度目の時はスタッフのお姉さんに、「ねぇねぇ、お姉さん!」と相変わらず声をかけている息子殿・・。お姉さん、忙しいにもかかわらず息子の相手をしてくれます。ショーが終わって会場を出ようと言う時もお姉さんを見つけて手を振っているんです。お姉さんは次のお客を入れなきゃいけないというのに、それでも最後まで手を振ってくれていました。 ちょうどこの時期はTDLはハロウィン色に染まっていまして、パレードや一部アトラクションもそれ仕様。土産物もそう。昼間のパレードでは一番前で見ていたため、山車が大きすぎ、上の方で踊っているキャラクターが見えないことも・・。息子殿もこのときだけはハロウィン仕様の帽子にマントをして仮装していたので、ダンサーのお姉さんの目に留まったのか色々ちょっかい出してもらっていました。もっとも、お姉さん、悪魔の格好だったので息子殿はちょっと退いていたようです・・。 で、親子してかなり疲れまして、「今日はそろそろ帰る?」なんて言っていたのが夕方5時半。しかし、結局夕食のバイキングを食べ(やはり、あの内容で2500円は高い・・・)何だかんだやっているうちにエレクトリカルパレードの時間に。結局パレードも前の方に場所をとり、じっくりと見ました。このパレードはいつ見ても楽しいし、凄い驚きがありますね・・。息子殿も間近でのきらびやかな電飾のパレードに大興奮でした。 帰り、マジック用品の売っているショップに入り、息子が大好きなDWEのイヴェント『ABCボックス』で行われるマジックに出てくる色の変わるハンカチと伸び縮みするステッキを買ってやりました。息子は今も家で、イヴェントでマジックをしてくださるジョナ先生になりきって英語のセリフをべらべら喋って、マジックを披露してくれます。(客として目の前に座ってないと怒るんですよ・・。) 毎度幾たびにくったくたに疲れて、もうTDLはいいやっ、って思っちゃうんだけどまたしばらくすると行きたくなっちゃうんですよね・・。一体何なんだろうなぁ。この魅力はぁ・・。
October 16, 2006
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