トロイ
「トロイ」 ２００３年 アメリカ制作
監督：ウォルフガング・ピーターセン
脚本：デイビッド・ベニオフ
出演：ブラッド・ピッド
エリック・バナ
オーランド・ブルーム
ダイヨン・クルーガー
正直、どうかなぁ？って思いつつ見にいきました
たまたま良くない批評ばかり見てしまっていたもんで
ただ、先に見に行った友人が「良かったよ～♪」って言ってくれたのと
旦那が「これしかないでしょう」ということで。
結果、行って良かったです
甘くないブラピ、甘甘のオーランド・ブルーム(笑)
そして淡々と演じたエリック・バナ
他のキャストもみんな良かったなぁ
トロイのヘレンもそれなりに美しかったです
ストーリーはみんな知ってるので割愛(爆)
この映画の良さは登場人物一人一人の感情がうまく現されていたところ
ではないかしら
権力愛？、恋愛、兄弟愛、親子愛、夫婦愛、同胞愛、そして孤独な勇者
『何のために戦うのか』の違いも交えて
そういうものをうまくからませて
「なぜトロイが滅びたのか」よくわかる映画でした
旦那は「何でこの映画で泣けるんだ？」って言ってましたが
わたしゃ、戦争の愚かさに泣けました(号泣ですとも！)
だってもともとの大元はアガメムノンの権力志向からの戦争なんだもん
あんな最低なオヤジのためにまともな人達がどんどん死んでいく
今もいませんか？あんなオヤジ(爆)
ある意味すんごい皮肉ですよ、この映画。 アメリカ制作ですし。
ブラピは「デビル」「セブン」を彷彿とさせる哀愁を漂わせ
オーランドはとてもエルフの王だったとは思えぬ甘ちゃんの次男坊で(笑)
エリックは初めて見たけれどおさえた演技がステキでした
メイク云々は抜きにして
私は役によって雰囲気がちゃんと変わる役者が好きなので
役にかける気合いが感じられた 今回の出演者達は良かったと思います
トロイの木馬も「さもありなん」という姿でした
ちゃ～んと「アキレス腱」も出てきたし～(^m^)ププッ 違うか
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