天然石が好きです。

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「私は私」お姉さん


いますが、今回は20代の方を書かせていただきます。



今から2年位前・・・。

電車に一人で乗っていました。

特にすることもなく、ぽけ~っと広告とか人とかを見ていたんです。
そんな時、その女性二人連れが目に入ってきました。

どちらも、20代後半くらいでしょうか。
一人は今時の女性で、髪を茶色に染め、着ているものもちょっと露出系?
といっても、上品な感じでした。
顔も小顔で美形、ちょっと芸能人風にキレイでかわいい感じ。

そしてもう一人なんですが・・・私はこちらの女性に目を奪われました。

この女性は、髪も黒、服装も地味なシャツ、バッグも地味な感じで、
あんまり華やかさはありませんでした。
化粧もほとんどしていなかったと思います。


どうしてこの二人は一緒にいるの?くらいに、様子が違う二人で、
二人並んでいたらきっと、茶髪の女性に目がいくかもしれない、と
思いました。

でも、何というのか、この地味に見える女性から、オーラを感じたのです。
それは、
「私は私」
というような、強いオーラでした。

我が強い、ってわけではないです。
芯がしっかりしているというか、
「たとえ100人の人がAと言っても、わたしはBと言います」
という感じ。

見かけのキレイさに頼ろうとしない、凛とした感じをその人から受けたんです。

もちろん、外見上のキレイさも大事ですけど、最近はそれを追及しているためか、
みんな同じ方向へいってしまっているように感じます。
芸能人、みんな同じ顔に見えませんか?私だけかな。


その女性が持つ
「自分らしさ」
の魅力。
そして、ちょっと遠くにいたので、どういう声をしていたか、何を話して
いたかはわかりませんが、
「相手の言っていることにひとつひとつ頷く」
「相手が言い終わるまで待ってから喋る」
そういうものも、とっても好ましく見えました。

これは勝手な想像なんですが、あの女性は、
「めんどくさーい」
とか、
「そんなのやってられない」
「できない」
とか、言わないんじゃないかと思います。

とりあえず、やってみる・・・。


とりあえず、できるかやってみる。
自己主張する前に、やってみる。

そういう姿が、目に浮かびました。


あの人が一人だったら、何か用事を作って話しかけていたかもしれません。



あの時の時間は、本当に有意義でしたねえ(笑)。



以上、車内で見かけた「キレイなお姉さん」でした。




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