10、環境改善



私メッセージを出すのですよ、と お伝えしてきましたが

他の方法として「環境改善」があります。




私は個人的には この方法が大好きです。




先の記事にも書いているのですが

子どもの発達段階によって、

そして、子どもの個性によって

どうしてもやっちゃう 困った行動ってあるんですよね。




で、そんな時に 少し環境を変えてあげると

できるようになることもあるのです。



トドはお片付けがとても苦手です。

で、奴が考え出したのが 服はハンガーにかける。と言う事です。

たたむ⇒引き出しにいれる

この行動が苦手なために ハンガーにかける方式にしたようです。

これだと、干した状態でそのまま ラックにかければいいだけの事も多いですしね。

そうすると 持っている服が一目でほとんど把握できるわけで

買い物に失敗することも少なくなってようです。

この様に 大人でも自分にあった環境改善をなさっているのではないでしょうか?



小さいお子さんの場合だと

みなさん 頭をぶつけては駄目な場所に クッション材を張ったり

冷蔵庫を開けられないようにしたり、

階段に策をつけたりなさいますよね。

あれも 環境改善です。



スケジュールを一覧にして貼っておいてあげたり

合言葉を作るのも 面白いかも…。



エジソンが小学校の低学年の時は

「きゅうすいててれんじ」

と言う言葉が 我が家の合言葉でした。



給…給食袋を出す

水…水筒を出す

手…手を洗う

手…手紙を出す

連…連絡帳を出す

時…時間割をする



この一連の流れが 合言葉一つで できたかどうか確認できるわけです。



これを 幼稚園のお子さんをお持ちのお母さんにお伝えした時に

そのお母さんがお子さんに伝えたところ

あっという間に、自分の合言葉を作り上げたというエピソードもあり

子どもって 本当にすごいなぁ…と 思ったものでした。



脱いだものを 洗濯機に持っていかずに 自分の部屋へ置いてある場合は

洗濯ものを入れるかごを用意してみたり

食べこぼしで テーブルクロスが汚れるのを防ぐために

ランチョンマットを弾いたり…。



お子さんが迷子になるのを防ぐために

ひものようなものをつけてらっしゃる方も結構いらっしゃいますね。

あれは 賛否両論のようですが

我が家は あのひものおかげで エジソンは今生きている…と言っても

過言ではないかもしれません。

一瞬にして その場から居なくなってしまう子でしたから…。



この様に 少し 何かを変えるだけで

叱らずに済む事。

問題行動を起こさずに済む事…があると思うのです。




ただし、ある程度 自我がしっかりしてきたお子さんの場合は

環境改善する前に 相談なさってみてくださいね。

でないと、

お母さん 勝手にやって…となることもあるかもしれません。

それに これも 他のものと同じで

自分に影響のない事を環境改善しちゃうと

無言の圧力をかけている…と言う事になってしまう場合もありますので ご注意を。



講座では ご自身の問題をどんな風に環境改善すればよいか

参加者皆さんで知恵を出し合う時間を設けています。

自分とは違う発想で みなさん 目からうろこで

柔らか頭になられることも結構多いのですよ。



失敗例を一つ。



トドが中3の時でした。

勉強しないトドを見て イライラした私は

トドの卓上カレンダーに 受験まであと何日…と言う数字を

書きこんでしまったのです。



「勉強せいよ」という あなたメッセージですよね。



これは ひどく、ひどく トドに叱られました。

そして 無用なプレッシャーをかけてしまい

トドのエネルギーを落としてしまった。

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