2026年09月07日
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カテゴリ: 記録
十勝菜豆、外需輸出を支えた釧路港 海と陸の豆流通を結ぶシステム2610101

十勝菜豆―十勝で生産される隠元豆にエンドウ豆の総称。
 鉄道輸送され、釧路港からアジア大陸及び直接、ヨーロッパの戦闘対象地に輸出された。
 外国需要に対応した貨物取り扱いの流れ。

 搬入される貨物は、十勝川河口の大津から移転してきた三上貞治運送店が取り扱う。
 問屋の原田商店を通じ、まずは選穀 せんこく 作業に、移される。
 「選穀 せんこく」=収穫した穀物や豆から、良質な粒だけを選び分ける作業のこと。主に種子用や高品質品の生産。

 釧路港でその記録があるのは高橋駒吉選穀場。
 「選穀とは「選穀は、穀物・豆類などから、未熟粒・割れた粒・病害虫被害粒・異物(石・枝など)を取り除き、良い粒だけを残す作業」では、あるも。。
 不良粒=未熟粒・割れた粒・病害虫被害粒・異物を取りのぞいた上に、等級=価格の分別を行った。

 作業は収穫期から始まる性格があるから、常時の雇用ではなく、季節的な臨時雇用。

 もちろん、豆の等級・選別・質保証に北海道庁出張所の質保証=監督が、モノ申す。

 女性、それも若手を採用しようとすれば当然、必要な子育て支援。「保育所」も配置。
 一方、大豆は食用油・肥料の豆粕・醸造業(味噌・醤油・納豆)、小豆は和菓子業界にその地位を築いてゆく。
 菜豆の急激な外国需要に対応する汽船輸出、大豆・小豆・手亡・菜豆の国内向け列車移出。

 原田康子著『海霧 うみぎり』、その最終章を理解するうえで不可欠。海陸輸送結節の港マチならではのシステム。





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最終更新日  2026年09月16日 13時16分57秒コメント(0) | コメントを書く


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