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処方薬の中で一番効くのは「希望」だよ
著者は TBS を退職後に医学部に入学、精神科医を務めているという異例の経歴の持ち主。そんな著者が 1 年に 1編書きしたためた短編10 本を収めたのが本書だ。
癌患者の診療に当たる医師、定年で退職する医師、軍医を経験した医師――いずれの作品でも主人公は医師だ。さりげなく散りばめられた背景設定や医療用語に、まるでノンフィクションを読んでいるかのような印象を受けたが、すべて小説である。
海堂尊
の著作が「医療エンターテイメント」とするなら、こちらは「医療純文学」とも言える内容である。
■メーカーサイト⇒ 帚木蓬生=著/新潮社/2009年01月発行 風花病棟
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