2006/08/12
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カテゴリ: クロ歴史!

U.C.アームズギャラリー 03

アナハイム・エレクトロニクス社の台頭


2006年08月発売


ご存じの通り、宇宙世紀では一年戦争が終わっても戦争は延々と続いていくのですが、それは国家間の対立という形式だけではなく、過激分子の突出による紛争となったり、軍内部の派閥抗争になったりと、より混迷の度合いを深めていきます。

それまでは国家主導で行ってきた兵器開発も、このような事態に至り、それを請け負う企業の存在が際立ち始めます。

U.C.アームズギャラリーの第3弾はそんな企業の代表的存在であるアナハイム・エレクトトニクス社の“商品”がピックアップされています。

さてこの会社、文字どおり“死の商人”なのか、それとも純粋な“技術屋集団”なのか、そんなことを考えながら手に取ってみるのも一興かもしれません。





XBR-M-82A ビームライフル



地球連邦軍のRX-78GP01ゼフィランサスに装備されたビームライフル。
次世代の主流となった本体と分離・交換が可能なEパック方式ビーム兵器の基礎を築いた。射程の長さと、ビーム・ジュッテと呼ばれる銃剣型のビームサーベルを仕込んでいることが特長。



パーツ点数は7点。
本体後部はダイキャストパーツ。
本体はオリーブグレー、サイトは赤、ビーム・ジュッテの基部はオレンジ、リベットなどはシルバーに塗られています。
サイトとフォアグリップは左右に可倒します。




US版GP01付属のもの(サイトはこの位置で固定)との比較。
長さ、厚みとも一回り大型化しています。
簡略化されていたEパックの造形は複雑なものになり上部のキャリングハンドルもきちんと抜けています。






フォアグリップを倒して両手持ち。
リーチが足りないのでワキに抱えて構えることはできません。




作り込まれたEパックも付き、ガンダムからマークIIのライフルへの進化の過程がうかがえるモデルですね。
全体的に重厚感がでていてよいと思います。
せっかくのハイクォリティですから、ビーム・ジュッテの刀身は再現して欲しかった。





X-04 ビームマシンガン



デラーズ紛争時、アナハイム・エレクトロニクス社が独自開発し、秘密裏に旧ジオン残党に引き渡されたMS、ガーベラテトラ専用のビーム兵器。
広範囲破壊を行う掃射、突撃性にすぐれたビーム兵器として、一撃必殺のライフルとは異なる戦術運用の可能性を拓いた。




パーツ点数は7点。
円筒形の冷却カートリッジがダイキャスト製。
本体は濃い目のオリーブグレー、サイトはグリーン、後端内部の冷却システムなどにシルバーが使われています。
EパックはXBR-M-82Aのものと互換性あり。






本体後部のカバーを外すと強制放熱機構がのぞけます。
何となくリアル。(笑)




今までに、そしてこれからもあまり見ない奇異なデザインの銃です。
銃身とグリップ部の厚みの違いにメリハリが効いていて迫力のある造形になっていると思います。
こんな武器があると、MS本体も欲しくなってしまいますね。





HFW-GMG・MG79-90mm ジム・マシンガン




目新しい機構はないものの、高い信頼性を誇る、ジム用のマシンガン。(実弾)
プルバック式を採用したことにより、威力、精度を損なうことなく、全体をコンパクト化している。
キャリングハンドル下にはジムの照準センサーと電子的に結合される照準デバイスが組み込まれている。




パーツ点数は5点。
ボックス型の弾倉カートリッジがダイキャスト製。
本体は濃淡2色のグレーで塗り分けられ、センサーはグリーン、照準センサーの内部メカなどにシルバーやゴールドが使用されています。




GM(1stバージョン)のものとの比較。
大型化はもちろん、銃身、キャリングハンドルなどのデザインがより精密になっています。しかし、何といっても、一番の違いはまさにボックス然とした厚みのカートリッジです。
迫力がありますね。








キャリングハンドル下の照準システムがうかがえるようになっています。
これだけでも別の拳銃のようでカッコいいですね!




今回の6つのうちではもっとも地味な銃ですが、無骨な外観にメカニカルな照準システムを仕込んでいるところに粋な演出を感じます。
小振りですが、存在感があり、GM以外でも、連邦の機体ならどれにでもフィットしそうです。


後半につづく

U.C.アームズギャラリー4~6


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Last updated  2006/08/13 01:49:15 PM


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