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2005.02.04
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【こころに残るCDW-17Jan2003の言葉】

243.失敗は恐れなくていい

《解説》
失敗と言うのは、その回数で、大きさが図られるものではない。そ
の後の対応で、大きな失敗なのかどうかが決まってくるはずだ。

今日は、もともと休暇の予定だった。ソフトウェアの開発に関する
セミナーを受講するためだ。そして、休暇の届けも出しておいたに
も関わらず、朝1番で外せない会議が入ってしまった(というより
入れられてしまった)。


た、気持ちを通じたのか、そのセミナーの最初の講義に間に合っ
た。そして、今日1日合計七つのセッションを受講し、ソフトウェ
アの開発者が幸せになること、ソフトウェアの開発者があるべき
姿、そのために必要なこと。

この辺をすべてひっくるめて、一つのことにつながっているような
気がした。「そのこと」というのは、世の中を生きていく上で、重
要なものが何か、ということで、そのことを悟ったようなそんな気
持ちになった。

世の中を生きていく上で重要なものと言うのは、自分自身が、失敗
したり、窮地に立たされたときに、「これからどう対応(行動)す
ればいいのか、を自分自身で判断出来る」こと、ではないかと思っ


人生において誰でも経験する失敗で考えてみると、失敗だとか、不
具合と言うのは、その大きさ(重大さ)をその回数で計られるもの
ではない、ということだ。その計り方は、「失敗した状態×経過時
間」。これが正しい計り方ではないか。

たとえ大きな失敗をしたとしても、その大きな失敗を短い時間でリ

な失敗であっても、その失敗をリカバリーせずに、長い間、置いて
しまえば、重大な失敗としてとらえるべきだと思う。最近の某会社
の体質が問題になっていたと思うが、この典型ではないだろうか。

ソフトウェアの開発においても、色々な失敗(ソフトウェアの世界
ではバグ)というものがつきものだ。この場合も早くその失敗(バ
グ)を取り除いておけば、大事には至らないが、いつまでも残って
いると、製品を出荷したときにとんでもないこと(出荷した製品を
修正しなければならなくなったり、修正したソフトウェアを無償で
配布したり)になってしまうこともある。

何回失敗してもいいと思う。ただその失敗をすぐにリカバリーする
ことだ。失敗した状態の時間を短くすれば短くするほど、失敗の度
合いは軽くなる。意図した失敗でなければ、失敗を恐れることはな
いと思う。その失敗をリカバリーすることで、人はさらに成長出来
ると思う。





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Last updated  2005.03.13 11:43:44
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