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今日はブログへのアクセス件数がいつもより多かった。以前書いた『 カフェイン200%の「Death Wish Coffee」カフェインたっぷりコーヒー!
』のページへのアクセスが異常に集中していました。どうした、みんな?カフェインがどうかしたのか?テレビで何かやってたの?とか、いろいろ考えてしまったのですが、『カフェイン過剰摂取で少女死亡』のニュースを発見しました。・・・これですかね?
とりあえず、びっくりニュースでしたので取り上げてみました。
ニュース記事はこちら⇒ カフェイン過剰摂取で少女死亡、遺族が栄養飲料製造会社を提訴
米メリーゴーランド州で14歳の少女が栄養ドリンク「モンスター・エナジー」を24時間に700ミリリットル入りで2本摂取してカフェイン中毒を起こし心臓の不整脈で死亡したというもの。遺族らは製造会社を相手取って訴えを起こしている。
そんなに危険なのかと疑問に思いましたが、今回含まれていたカフェイン量は480ミリグラムだったということ。日本で売られているMONSTER ENERGY(モンスターエナジー) を調べたところ、355ml缶1本にカフェインが142mg(40mg/100ml)含まれていることがわかりました。これは特別カフェインが多いという事なのでしょうか?
参考)カフェイン含有量
MONSTER ENERGY(モンスターエナジー)355ml:142mg (40mg/100ml)
コーヒー1杯 (炒り豆・ドリップ)150ml:100mg (66mg/100ml)
緑茶150ml:30mg (20mg/100ml)
コカ・コーラ350ml:35mg (10mg/100ml)
レッドブル(Red Bull)250ml:80mg (32mg/100ml)
リポビタンD 1本100ml:50mg
眠気覚ましガム 1粒:約2.2mg
ミルクチョコ 100g:25~36mg
*高カカオチョコレートでは普通のチョコレートと比べると
カフェインは2.3~4.0倍含まれています。
どうですかね、コーヒーはやはりカフェインが多いとわかります。もちろん、前回触れたように、コーヒー豆の種類や焙煎度によって差はあると思いますが。同じ部類のエナジードリンクとしてはレッドブルよりかは多いようです。
そもそもエナジードリンクってなに?って疑問もあるのですが、リポビタンDなどの医薬部外品と違って、明確な効能や効果はないようですが、カフェインによって中枢神経を興奮させ、炭酸の刺激でシャキッとしたような感覚があるとか(笑)。プラシーボ効果(偽薬効果)により元気になる人もいるとか?あくまでも清涼飲料水としての位置づけで、基本的にはコーラと同じ炭酸ジュースということになるのでしょうか。とはいえ、これだけカフェインを含んでいると子供がジュース感覚で飲むのはちょっとよろしくないわけで。エナジードリンクの過剰摂取は体に変調をきたす可能性があるという特徴をしっかり理解した上で飲む必要がありそうです。
* カフェインの半数致死量(LD50) は約 200 mg/kg *
カフェイン中毒 - Wikipedia
より
急性中毒
「一般的な成人で1時間以内に 6.5 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は約半数が、3時間以内に 17 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は 100 % の確率で急性症状を発症する。後者の場合、重症になる確率が高い。・・・また、200 mg/kg 以上摂取した場合は最悪、死に至る可能性がある。」
体重60kgの成人を想定すると、リポビタンDなら240本(24リットル)
モンスターエナジー 355ml缶でおよそ85本
意外に急性症状になる可能性は充分にあるのかなと思いましたが、致死量ともなるとかなりの量なんだなといったイメージ。しかし、個人差があり年齢やカフェインの分解能力によるところも大きいのでしょうね。
今回は14歳の少女ということで、子供の短時間によるカフェインの過剰摂取による急性中毒がいかに危険かを教えてくれているかのように思えます。
海外では短時間にガムを大量に噛んだ子供がカフェイン中毒を起こし、心拍数増加、呼吸過多、高血圧などの循環器系の異常や興奮状態になったという症例もあるようです。ちなみに4時間で320mgのカフェインを摂取したそうです。はっきり言って相当バカです。相当食ってます。しかし、そこはやっぱり子供?怖い怖い。。。
健康な成人にとっては問題ない量でも、カフェインに感受性が高い人や、子供など注意する必要があります。 子供がカフェイン製品を短時間に大量に摂取すればとても危険
なのだということを親がきちんと認識して、子供にもそのことを話して聞かせる必要がありそうです。
しかし、どうなんでしょうかね~?エナジードリンクと死亡との直接的な因果関係は証明されていないわけで、他にもいろいろと要因が重なったためなのか?いずれにせよ、子供たちがカフェインの危険性にさらされているかもしれない、意外に身近な問題なのかもしれないという事がわかりました。
(参考)カナダ保健省による 1日当たりの悪影響のない最大摂取量
子供(4~6歳) 45mg/日
子供(7~9歳) 62.5mg/日
子供(10~12歳) 85mg/日
健康な成人 400mg/日
食品安全委員会 食品中のカフェイン[PDF]
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