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横畠裕介内閣法制局長官がフグで集団的自衛権行使の合憲性を訴える
なぜ、集団的自衛権が毒キノコでなくフグなのか
政府の憲法解釈を担当する横畠裕介・内閣法制局長官は19日、安全保障関連法案を審議する衆院特別委員会で、国際法上の集団的自衛権と、安倍内閣が主張する「限定的」な集団的自衛権の違いを「フグ」に例え、「毒があるから全部食べたらそれはあたるが、肝を外せば食べられる」と答弁した。・・・
(民主党 寺田 学 衆院議員)
「フルスペック(全面的)の集団的自衛権というものは、憲法違反だと今まで言っていて、かつ長官もそれも今、違憲かどうか聞かれればそれは違憲だと、その中から切り出したものは合憲だという言い方をされてます。
ある種、腐ってしまった味噌汁から一杯だけ限定して取ったところで、腐ってるものは腐ってると思う、なので、その環境を知りたい。フルスペックの集団的自衛権は、憲法違反にもかかわらず、その中から切り出した限定的な集団的自衛権が合憲であるという理由を是非教えてください。」
(内閣法制局 横畠裕介 長官)
「例え話をされましたので、申し上げますが、要するに集団的自衛権というものをどういうふうに理解するかということでございます。仮にそれが毒キノコだとすれば、それは煮ても焼いても食えないし、その一部分をかじってもあたります。
じゃあ、フグかもしれない。フグは毒があるから、全部食べたらそれは、あたりますけども、肝を外せば食べられる、そういうこともあるということでございます。」(笑)
例えを例えで返すとは・・・
こんな謎のやりとりが、国会でまじめに行われているのかと思うと、おかしくて横っ腹が痛い。。。
国会も大笑いで盛り上がっていたようだし。
なぜ、「毒キノコ」ではなく「フグ」なのか?
なぜ、毒として例えているか?
例えてもらうことで、何かわかったような気にさせられることもあるが、なぜ、その例え話が妥当なのかという説明が完全にふっ飛ばされ、印象操作に使われることが多かったりする。例え話にはごまかされないようにしたいものだ。
・時論公論 「どこまで必要?自衛隊活動拡大」 - NHK解説委員室
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/216708.html
・なぜ、憲法学は集団的自衛権違憲説で一致するのか? 木村草太・憲法学者
http://thepage.jp/detail/20150616-00000008-wordleaf
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