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甘利経済再生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、甘利大臣の事務所が千葉県の建設会社から、現金を提供されたなどと一部の週刊誌で報じられたことについて、大臣室での会社関係者との面会など、みずからが関わったことは1週間以内に事実関係を明らかにしたいという考えを示しました。
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甘利大臣の事務所が千葉県の建設会社から現金を提供されたなどと報じられた件
甘利明経済再生相は21日、金銭授受疑惑に関し「記憶があいまい」と釈明した
1週間以内には記憶の確認をして事実関係を明らかにしたいという
週刊文春で千葉県内の建設会社関係者から口利きの見返りに金銭を受け取っていたと報じられた甘利大臣が22日に会見した。
「私は法に反するような行為は致しておりません。これは、はっきり申し上げたい。2年半前、私の記憶が間違っていないと自信があるが、『週刊文春』の報道がテープで事細かに記述されている。そして証人もいるという話もされています。ですから、私の記憶と違う部分がある。しっかり客観的に埋めないといけない」
甘利大臣は1週間以内に話したいとして近く説明する考えを示しましたが、自らの進退については職務を全うするとして辞任の可能性は重ねて否定した。
一方、公設秘書に疑惑については、「専門家を交えて正確に詳細を検討してくれと言っている。」として調査を終える期限を明らかにしていない。
民主党は甘利氏の疑惑を調べる特命チームを設置。今後、安倍総理の任命責任も含めて徹底追求する方針。
2日の衆議院議院運営委員会の理事会で野党側は、甘利氏が行う経済演説の冒頭で疑惑を説明するよう要求し、1週間以内という報告時期の前倒しも求めたため、本会議の開会がずれ込むなど混乱もあった。
結局、衆議院本会議は1時間遅れてスタートした。安倍総理、岸田大臣、麻生大臣と演説が続き、甘利大臣の演説が始まろうとするところで、民主党などが本会議場を退席。そして、甘利大臣は、演説の冒頭で次のように語った。
「今回の週刊誌報道の件でお騒がせしている件については大変申し訳なく思っている。本件については必要な調査をしっかりと行い、事実を確認のうえ、国民に疑惑を持たれないようしかるべき時期にしっかりと説明責任を果たしてまいります。」
何をするにしても、これが最適の落とし所だというように、自分やまわりの人間たちが思ってくれるような言い訳をして収集をしたいところだろう。
特に2回、50万円を直接甘利氏本人が受け取ったという詳細な証言が週刊文春に出ているので、当然、週刊文春は、様々な反論が出てくることを想定して、第2段、第3段と展開していくのだろう。
その意味からすると、今、不用意に弁解をすると、むしろそこを週刊文春に突っつかれて藪蛇になってしまう可能性があるので、時間を稼ぎたいということになる。
どんな言葉でもいいので、とにかく時間を稼げればいい。
それで、「記憶を確認する」?
確認しなければならない記憶ということは、記憶が曖昧ということのようだが、記憶が不確かということなら、なぜ自分は潔白であると確信できるのか分裂している。
収集の仕方によっては、政権にも大きな影響を与え兼ねない。
そのため、第2段、第3段、あるいは世論の反応、マスコミの反応を一生懸命見ている。
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