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ダボス会議を主催する民間研究団体「世界経済フォーラム」が世界のリスクを公表
世界にあるリスクのうち最も影響が大きいのは「地球温暖化対策の失敗」
「温暖化は食糧や水不足を招き、難民問題を悪化させるなど、他の問題にも悪影響を与える」と指摘
世界にあるリスクのうち、最も影響が大きいのは「地球温暖化対策の失敗」、最も起こる可能性が高いのは「紛争や災害、経済的理由などによる大規模な強制的移住」との分析結果を、20日からスイスで始まるダボス会議を主催する民間研究団体「世界経済フォーラム」(本部ジュネーブ)が公表した。2006年から毎年実施している分析で、両リスクとも初めて1位になった。
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NASA | Six Decades of a Warming Earth(2014/01/21)

スイスのダボスで世界の政財界の要人や学者、文化人が集まり世界の主要課題を考えるという「ダボス会議」が行われた。世界にあるリスクのうち、最も影響が大きいのは、「地球温暖化対策の失敗」との分析結果を公表した。
NASAの発表によると、60年後に世界規模の海面が2m上昇し、ロンドン、アムステルダム、東京、米国の幾つかの都市は浸水すると見られている。
東京のゼロメートル地帯には400万人が住んている。そこが、仮に2メートル上昇したとすると足立区、湾岸エリア、葛飾区、この辺りは、水没してしまうことになる。
気温についても予測が出ており、真夏日が連続50日、熱中症による死者が6500人、猛暑が10月くらいまで続き、京都の紅葉はクリスマス頃が見頃となる。季節感崩壊!
そうなると、食品に関してもいろいろな問題が起こる。温州みかんは今も既に影響が出ており、愛媛県ではこの10年で収穫量が3割減少している。りんごは、赤く色のつかないものが増えていたり、魚に関しても海水温の上昇により影響が出てくるものと思わえる。
去年、パリ協定があり世界的に温室効果ガスの排出量を減らしましょうという方向性は決まっているが、果たしてそれで温暖化が防げるかといえば、それほど簡単な問題ではない。
私たちは、温暖化を抑止するよりは、それに適応することを考えて行く必要があるのかもしれない。
ゼロメートル地帯に住んている人たちは、いかにリスクを抑えながら逃げていくか、川の周辺も水没してしまう予測が出ているので、そういったところからなるべく離れたところへ住むなどがある。
豪雨が起きた時にどのように逃げていけばいいか。
日本の場合、堤防を昔のようにつくっていくというようなことができる予算の状況ではなかったりするため、豪雨の際には、上流がどのような状況になっているかなど情報を共有しながらいかに逃げるかということになる。
水没してしまうのが60年後という予測なら、影響は、それよりも早い段階でどんどん出てくるということになる。
正直、既にそれが始まっているようにも思う。
・世界の年平均気温 - 気象庁
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html
・ココが知りたい地球温暖化 - 地球環境研究センター
http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/qa_index-j.html
・地球温暖化が進むとどうなる? - WWFジャパン
http://www.wwf.or.jp/activities/2015/08/1279626.html
・海面上昇 - 『地球温暖化白書』
http://www.glwwp.com/main/sea.html
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