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覚醒剤所持の疑いなどで逮捕された元俳優の高知東生容疑者は、いつから覚醒剤を使い始めたのか調べが進められています。一緒に逮捕された女について、高知容疑者が「10年ほど前に知り合った」と話していることが分かりました。
先週金曜日(6月24日)、横浜市のホテルで覚醒剤と大麻を所持していたとして厚生労働省麻薬取締部に現行犯逮捕された元俳優の高知東生容疑者(51)。同じ部屋にいたホステスの五十川敦子容疑者(33)も逮捕され、部屋からは覚醒剤4グラムと大麻煙草3本、吸引用のガラス瓶などが押収されています。
・・・

去年の7月に突然芸能界引退をした。引退の理由は義父の介護のため。
その後、横浜の元町にエステサロン「エスクラ」を出店している。3年かけて「ホットリボーン」という独自の体温アップの新しい施術を考案して、商標登録をして資格制度をスタートさせるなど、実業家としてシフトしていた。
今回一緒に逮捕された五十川敦子容疑者は、高知容疑者がホットリボーン普及のために設立した「一般社団法人 日本トータルビューティー協会」の賛助会員であった。現在、ホームページは閉鎖されているが、名前が載っていた。この協会の副理事が高島礼子さんなので、実は、五十川容疑者と顔見しれではないかという報道も出ている。
逮捕前から高知容疑者の異変を感じていたのがスポニチであった。スポニチが5月6日に取材したときに、終始ハイテンションで1時間のインタビューでわずか3問しか質問ができないほど話が止まらなかったということだ。「死んだ後天国へ行けるよう生きていきたい」と語っていたようだ。
注目されるのは4グラムという覚せい剤の量の多さだ。
過去に覚せい剤所持で逮捕された有名人らの所持量と比べても桁違いに多い。
清原和博 0.1グラム
ASKA 0.43グラム
酒井法子 0.008グラム
小向美奈子 0.1グラム
ジョン・健・ヌッツォ 0.7グラム
田代まさし 0.9グラム
清水健太郎 0.24グラム
4グラムとう量があまりにも多いため、高知容疑者は売人でもあったのではないかという記事も出ている。
覚せい剤の標準的な使用量は、1回あたり0.02~0.03グラムと言われており、4グラムだと100回分以上、2人で使ったとしても2カ月分くらいある。
ただ、売人説を立証するためには、空パケといい未使用分がどれだけ多いかが今後の捜査のポイントとなるとうことだ。
清原を逮捕したのが、銃器や薬物事件を扱う警視庁組織犯罪対策部5課であったのに対して、高知容疑者を逮捕したのは厚生労働省の麻薬取締官(マトリ)であった。この組織はお互い争うことはあっても情報を共有することはないことから関連性はなさそうだ。
今後の捜査の注目ポイントは、これだけ大量に所持していたことから、普段覚せい剤をどこで使用していたのかということになる。自宅でも使用していたのではとなれば、同居している奥さんとかは気づかなかったのか・・・、そもそも同居していたのかって話もあるが。
覚せい剤の仕入先と交友関係についても、売人説を疑うのであれば、横の関係のみならず縦の関係も気になるところだ。
薬物犯罪は基本的に無くすことは難しい。そうすると、社会に警鐘を鳴らすために一番手っ取り早いのが有名人を捕まえることだ。
最近は、清原の問題で警視庁がポイントを上げていたが、今度はマトリが捕まえたことでお互いにせっているようにも見える。
マスコミが報道することで、彼らにしてみれば世の中に警鐘をならすことができるということになる。
・高島礼子、夫・高知東生容疑者の逮捕を謝罪「大変、大変ご迷惑を…」【コメント全文】 - ORICON STYLE
http://www.oricon.co.jp/news/2074026/full/
・妻・高島礼子「ただただ驚いて困惑」自宅にも捜索、事情聴取へ - スポニチアネックス
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/06/25/kiji/K20160625012842170.html
・薬物乱用の恐ろしさ - 警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/drug/drug/
・19日夜以降、女性が自宅のマンションを出入りする様子が防犯カメラに映っていない。・部屋に荒らされた形跡や血液は残されておらず、マンション内の別の場所で切断され運び出された可能性も。
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