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トルコ最大の都市、イスタンブールの国際空港で起きた自爆テロ事件で、トルコの当局は容疑者の3人が外国人だったという見方を示しました。これについて現地のメディアは、3人がロシア南部の北カフカス地方などの出身だったと伝えています。
トルコ最大の都市、イスタンブールにあるアタチュルク国際空港で28日に起きた自爆テロ事件では、42人が死亡200人以上がけがをし、治安当局は過激派組織IS=イスラミックステートが関与した可能性があるという見方を示しています。
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トルコとISIL(イスラム国)は事実上すでに交戦状態に入っているので、これまでもトルコ国内ではテロが起きており今回もその一環と見られる。
ISILはシリアとイラクで戦争をしているが、それと同時に海外でのテロにも力を入れている。犯人が外国人であるということと、軍や警察というよりは一般人を狙っていること、自爆ベストのようなものを巻きつけていたことからもISILの可能性が高い。
戦場での戦いと同時に海外でのテロに非常に力を入れており、特にISILの最高幹部もラマダン中に海外でジハード(テロ)を起こせという呼びかけをしている。
空港に入る車のチェックなどもかなり厳しくやっていたようだが、今回犯人グループはタクシーを利用している。ハブ空港ということで乗客も多いため、荷物を一つ一つ中までチェックするにも限界がある。搭乗ゲートはかなり厳重にしているが、一般の迎えのひとも来られるような入りやすい場所までは、なかなか警備が難しいようだ。ソフトターゲットといって一般の人も入りやすいエリアで、尚且つテロの標的としての象徴的な場所としての空港は狙われやすいということになる。
ISILの戦略として奨励しているので、今回は本拠地の隣ということもありもしかしたら工作部隊が行った可能性もあるが、それだけでなく海外で呼び掛けをしているため、ニュースなどを見てそれなら自分たちもやろうというものが出てくる。そういった意味から、ヨーロッパの各地、アメリカ、カナダといったところでも、警戒を強める必要があるだろう。
また、ヨーロッパで移民が増えていることで、彼らを差別するような動きが出てくる可能性がある。そしてそれがテロを誘発しかねないとも言えるのかもしれない。
これまでのテロに関しても、ISILの戦闘員のみならず各地に彼らに共鳴する人たちがいて、そういった人たちがヨーロッパやアメリカなどでも差別を受けることで底辺を広げてしまうことが危惧される。
今後も、欧米、中東、イスラムの過激思想を持つ人たちがいる場所ではすべて標的になる可能性がある。そういったところでも特に、空港はある種のブームのようになっているため、狙われる可能性が非常に高い。また、外国人の集まりそうな高級ホテルや中央駅などをまだまだ狙ってくる可能性が非常に高いと言えそうだ。
・「かがめ!」 イスタンブール空港で爆発・銃撃 直後の状況 - BBC News
http://www.bbc.com/japanese/video-36659103
・「トルコに安全な場所ない」空港騒然 銃乱射後に自爆か - 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASJ6Y22P1J6YUHBI008.html
・「いま、ここ」でテロに遭遇したら…生き残るために知っておきたい5つの基本 - クーリエ・ジャポン
https://courrier.jp/news/archives/46518/
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